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まもるかのるか、勢いの扱い方
何事も絶対に遮ってはならない『勢いどき』というものがありますね。
書くということにおいては、つまり、筆がのるという時が。
今日は、『勢いどきを遮らない。大化けする勘所』について綴ります。
私は人材育成・組織開発を仕事にしています。
研修にも『勢いどき』となる瞬間が在るんです。
月曜日の、某企業様での『管理職 1on1面談トレーニング研修』。
社長もご参加。午前中にその『勢いどき』の瞬間がやってきました。
温度が高くない様子見の空気でスタートした管理職陣でしたが、
最初に仕掛けた質疑応答で一気に盛り上がってきたわけです。
勢いどきのきっかけを作ってくださるのは、
必ず不思議に、最初の印象はちょっとアンチっぽい人。
納得感が無く、ちょっとハスに構えた印象の人です。
その人が違和感も口にしつつグイグイと入ってきた時。まもるか、のるか。
これが大いなるチャンス、勘所です。
タイムスケジュール的にはここで引っ張るのは後々遅れを取り戻すのは難しい。
しかし、この瞬間を絶対に端折ってはならず、後の時間はなんとでも取り戻すと肚を括って、この波にのること。
徹底的にそこに時間をかけ、アンチやハスに構えた人が誰の目にも見えて変化してきたら研修は大化けし、成果は2倍にも3倍にもなります。
私達夫婦は大変珍しい、夫婦DUOで登壇するスタイル。
お互いに百戦錬磨の経験を積んできましたので、準備段階では意見の衝突も多いものです。
ですが、どんなに準備段階で緻密にプログラムを練り、時間配分をして組んでいたとしても、この『勢いどき』の瞬間が場に生まれたら、バサッとそれを手放し、プログラムの順番等を迷いなく変更します。
準備は、やってやってやり尽くして、当日はバサッと手放す覚悟。
その手放すタイミングや場の判断はいつも私の『直観』。
直感ではなく、直観です。
夫はその私の直観を全面的に信じてくれ、私がそれを言い出したら、全て委ね任せてくれます。
「よしわかった。それでいこう」。
これが本当に有り難い。
後は何ひとつ打ち合わせなく、目配せひとつ交わすこともなく、直観通りの方法で阿吽の呼吸で突っ走ります。
あなたもきっとあるはずです。
のるかそるかの勢いどき。
ここぞ!という時の勘所。
ぜひ直観の自分を信じて、
その勢いどき、その勘所、大切にしてくださいね。
稚拙な記事をお読みくださってありがとうございました。
今日もお仕事お疲れ様でした。
明日も良き日になりますように。
◾️わたしのしごと
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