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ある日突然 肺腺がん

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2023年11月に健康診断で異常が見つかり 2023年12月肺腺がんと診断されました 検査・入院・手術を経て UFT服用中 経過観察・記録も兼ねたマガジンです
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記事一覧

肺腺がんになった(24:術後半年検診)

肺腺がんになった(24:術後半年検診)

あの日の わたしに感謝

健康診断のあと検査入院をして
がんを告知された
あの日のわたしに伝えたい

すぐに行動してくれてありがとう

早く見つかって 良かったよ
おかげで半年たった今では
日常生活は支障ないよ

先生の言っていた通り
手術後3ヶ月で咳は治るよ

力を抜いて流されていいよ …と

半年検診 造影CT撮影

採血後に 久しぶりのCT撮影
左手の甲に造影剤を入れるため
ルートをとっても

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肺腺がんになった(23:働き方を考える)

肺腺がんになった(23:働き方を考える)

副作用にも慣れてきた再発予防のUFTを処方されてから4ヶ月
副作用や、その対処にも慣れてきて
仕事をしたいと考えるようになった
(だってお金は必要だし)

副作用① 胃のムカつき

お腹いっぱい食事をしてしまうと
胃に入りきらない感じで
戻しそうになってしまうので
腹7分目を心がけるようになった

胃の不調は舌にも現れると
通っている歯科の衛生士さんから
教えてもらったことがある

言われてみれば

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肺腺がんになった(22:副作用など)

肺腺がんになった(22:副作用など)

副作用についてUFT服用から2ヶ月半

最近気になる症状があって
病院に電話して聞いてみたら
やっぱり副作用だった😢

お腹が緩くなるのと同様に
軽微な副作用症状なので
服薬は続けることになった

がんを再発させないことが
最優先事項だから頑張ろう

副作用① 鼻血

鼻血が出るといっても
ダラダラ出るわけではなくて
花粉症で頻繁に鼻をかむとき
少量の血が混じっている程度

1ヶ月近く続いていた

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肺腺がんになった(21:就職相談)

肺腺がんになった(21:就職相談)

失業認定日でハローワークへ無職生活3ヶ月目

12月下旬に入院して以来
お仕事はしていない
すっかり専業主婦になった
めちゃくちゃ平和だ

貯金は減るばかりなので
そろそろ仕事を探そうと話すと
家族は まだ休めと言う

遠方に住む母は心配なのか
1年は休みなさいと言う

う〜ん 無理はしたくないけど
さすがに1年は休み過ぎだよね
週3、4とかならどうでしょう?

月に一度の失業認定日

雇用保険を

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肺腺がんになった(20:地域連携パス)

肺腺がんになった(20:地域連携パス)

昨日は定期受診だった

毎度の血液検査、レントゲンを終え
珍しく歯科受診を案内された

念入りに歯磨きしてくれば良かった
なんて思いながら椅子に座った

歯科医からの説明によると
UFTの服用開始から2月目なので
副作用で口の中が荒れていないか
確認しておきたかったそうだ
特に問題はなかったので一安心

若干お腹がゆるい程度の
軽い副作用ながらも
抗がん剤を飲んでいるんだなと
改めて実感する瞬間だ

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肺腺がんになった(19:高額療養費)

肺腺がんになった(19:高額療養費)

高額療養費 限度額引き下げ3回 限度額支払があったら要チェック

申請月を含む過去12ヵ月間に
既に3回以上高額療養費が支給されている
(=限度額まで支払っている)場合は、
その月以降の自己負担限度額が、さらに
引き下がる多数回該当という措置がある

そして4回目からは引き下げ後の限度額が
適応され、さらに支払いが少なく済むのだ

領収書を持って、いざ区役所へ

わたしの場合、11月と12月で3回

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肺腺がんになった(18:雇用保険手続と国保料減額)

肺腺がんになった(18:雇用保険手続と国保料減額)

2024年2月22日 ハローワークへ求職者登録へ

1月末に退職し、のんびり過ごしているが次の仕事についても考える
忘れないうちに前職までの経歴を棚卸して、職務経歴書を更新した

ハローワークの各窓口で手続きを進め、最後の窓口でこう言われた

「こちらの傷病証明書を、病院で書いてもらってきてください」

先日病院でもらっていた診断書を持参していたのだが、復職可能だが配慮を要する旨の記載があったから

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肺腺がんになった(17:お金のこと)

肺腺がんになった(17:お金のこと)

2024年2月19日 3週間ぶりの外来受診
血液検査とレントゲンを撮影して診察

血液検査は手術後、初の異常値なし
レントゲンも肺の膨らみも改善
歩いた後の息苦しさもほぼ感じない

前回の診察時には、見られなかった病理検査結果もグロテスクな画像付きで見ることができた
正常な肺はスポンジ状だが、がんの部分は塊になっているから、広がれば相当息苦しくなるはずだ

EGFR遺伝子変異検査の結果は陽性

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肺腺がんになった(16:免疫力)

肺腺がんになった(16:免疫力)

自己免疫力を高めれば、がんが消えていくとか、体温が上がると免疫力が高まるとかいう話をよく聞く。
薬に頼るだけではなく、努力でなんとかなる範囲で体質は改善していけたらいいなと思う。

ウォーキングを始めた🚶‍♂️退院後、雨の日以外はウォーキングを日課にした。

早足で片道15分のところに行きつけの神社がある。
お参りの後スーパーで買い物をして帰ると、ちょうど1時間くらいになる。気持ちのいい暇つぶし

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肺腺がんになった(14:退院へ)

肺腺がんになった(14:退院へ)

2024年1月3日

あと1日で退院できる。
レントゲン後、部屋に主任医師が来てくれて、退院後は1週間くらいは無理せず自宅療養して家事は翌週からにする様にと指導があった。

主治医も来てくれて、抜糸は1/15に行うことと、病理診断結果(病期)を伝える日程をその日に決めると教えてもらった。

2024年1月4日

退院日は忙しかった。

朝食前に退院後の鎮痛薬を受け取り、看護師さんにお世話になりまし

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肺腺がんになった(13:術後⑥⑦)

肺腺がんになった(13:術後⑥⑦)

2024年1月1日(術後6日目)

元旦を病院で迎えるなんて想像していなかった。

それと同じくらい病院食でお節を食べるなんて、想像していなかった。タイトル画像に載せた写真は元旦の昼食に出されたお節なのだ。すごい。

すでに朝食でお節風の食事をしていたから、それ以上のものが出てくるとは思わず驚愕した。

配膳の方に嬉しかったと伝えたら、元旦だけの特別メニューだという。お正月を家族と過ごせない患者の

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肺腺がんになった(12:術後④⑤)

肺腺がんになった(12:術後④⑤)

2023年12月30日(術後4日目)

6:00 ベッドから出て部屋の電気をつける。

今日こそ胸の管が抜けるかもしれない。早く身軽になりたい、その一心で顔を洗って、ストレッチをして、足踏み運動などして張り切っていた。

検温に来た看護師さんにも「取れるといいですね」と声をかけられた。朝食も完食して歯磨きをする。

レントゲンを終え、その足でリハビリへ向かう。キャスターを押しながらの院内移動も自信

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肺腺がんになった(0:不調)

肺腺がんになった(0:不調)

この記事は定期検診を受診するまでの間の、体調不良の過程を時系列で書いたものだ。
初期の肺腺がんは無症状とあるから役に立つかはわからない。ひとつひとつ不調を思い出すうちにストレスが免疫低下を招くのは確かだと思い書くことにした。

中医学には、悲しみは肺を害すとある。胸を痛めるという言葉もあるし、なるほどな、と思う。

もしも今、これを読んでいる人が、ストレスを感じつつ、その環境から去ることがでずに、

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肺腺がんになった(11:術後③)

肺腺がんになった(11:術後③)

2023年12月29日(術後3日目)

5:30には起床して、読書灯をつけた。多少物音を立てても、他に迷惑をかけないのは気が楽だ。個室にしていて良かった。

右胸から繋がるメラサキュームを相棒のように動かし、透明の管の距離感を確認しながら、荷物の整理もできるようになった。

その日の午前中もレントゲン撮影があった。キャスターの持ち手を頼りにすれば1人で歩けそうだ。
ゆっくりエレベーターで移動をして

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