背中を見せる難しさと緊張感に負けないように…

2022年1月25日 20:04

　こんにちは

　この記事に足をお運びくださっているあなたは、今どんなお仕事をされていますか？

　私は、テニスプレーヤであり、テニスコーチであり、オンラインレッスンコンサルをしています

生徒さんはここを見ている

　さて、先日の記事で、「生徒さんは何を伝えてほしい？」という記事を書きました

　まだ、ご覧くださってない方は、是非ご覧になってみてください

　この記事では、生徒さんが特に指導者の方から伝えてほしいことを書いています…つまり、言葉にして欲しいことという感じです

　こうして、指導者の方から言葉で伝えてほしいことの他に、生徒さんが「結構見ているな」と感じることがあります

　それは、指導者の方の『背中』です

　なんともあいまいに感じるかもしれませんが、私は「この方結構見ているな」とか「こういうところを見て、学んでいるんだな」という事を知ることがあります

　私の場合はテニスです

　テニス選手が指導をしているという事もあり、生徒さんが見ていることも多いかもしれません

　けれども、おそらく私が「見ているな」と感じるところと、皆さんが「選手から教わる人ってこういうところを見ているんだろうな」と思っているところは、ずいぶん違うと思います

　皆さんは、『選手に教わっている人が、コーチを見てどこを学んでいるか』と思いますか？

　カッコいい打ち方でしょうか？スピードのあるボール？ダイナミックなプレー？見て刺激になるところってたくさんありますよね😁

　もちろん私もプロプレーヤーとしてツアーを回っていた経験のある人に教わっていた時は、そういうところも見てました…見てなくても目に入ってくるという感じもあったかと思います

　けれども、「こんなところも見てるんだ！」と思ったのは、そこではありませんでした

　私がレッスンのラリーに入っていて、生徒さんが「へぇ～」とか「さすが選手」って思ったところはどこでしょう？

　それは、『咄嗟の反応』であったり『日常生活の様子』と言った、《結構見ていたり、コミュニケーションを取っていないと見えてこないところ》に対して、強く反応をしていました

　つまり、私が普段からプレーしている『姿勢』というところから、気付きを得てくれたようなのです

　また、ミスが出たときにどうしているか、日常の中で心がげていること…ボールを打っていない時に私がどうしているかという事は、彼らにとって中なか目にすることのできない、選手の『姿勢』『背中』なんだと思います

　けれども、ひと言「背中を見せる」と言っても、実は本当に難しいなって思います

　私のこれまでの教え子を見ても、「ここが似ちゃうのか！！」という部分が似ちゃうことが何度もあるからです

　それは、ショットの打ち方・ボールのタイミングの取り方・配球のタイミングというところから始まり、ミスが出たときのポイント間の過ごし方が似てる子に会った時には、我ながら笑いました…そして、周りのコーチにも笑われていました

　けれども、「ここが似ちゃうのか！」っていうことを知った時、それまで以上にコーチという仕事における《自分磨き》に緊張感を持つようになりました

　私が真摯にテニスに向き合い、また常に勉強をしたりチャレンジをしていくと、自然にそれが私の雰囲気に出る…そうしていかないと、緩んだ私も雰囲気に出てしまう…

　怖い…

　今は、私が現役のテニスプレーヤーなので、《自分を磨くこと》は当たり前に行うことなのですが、もし選手をやめたとしても《自分磨き》《勉強やチャレンジ》は常に続けていかないと『見せれる背中』にはならないんだろうな…と感じました

　指導者として、リーダーとして…あなたは背中を見せることができていますか？

　私は、緊張感を持っていると言っても、まだまだ「どうだ！私の背中を見なさい！！」というところまでは自信を持ってとは言えないけれども、「油断しているところが似ちゃったら大変💦」という気持ちでコートに立っています

　そして、私が前向きに進もうとしているところを見せることができたら…と思っています

　最後までお読みくださってありがとうございました

　この私の記事から「背中を見せるって何だろう…どういうことなんだろう…どうしていったら良いんだろう」なんてことに対して、ちょっとでも良いヒントをつかんでもらえたら嬉しいです

　この記事を気に入ってくださった方、また「ヒントがあったよ」と思ってくださった方は、是非『♡マークのスキ』をお願いいたします

　そんな皆さんからの励ましを力にして、また参考にして、エネルギーのある記事をお届けできるようにしていきたいと思います！！

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