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恋文

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いつか思いが届きますように
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2023年2月の記事一覧

こころ任せ

こころ任せ

桜を見ては 咲くと言い
同じ桜を 散ると言う

星の煌めきを 綺麗だと思い
同じ煌めきに 悲しいと思う

僕を見つめて 嬉しいと言い
後でゴメンと つぶやいた

こころ任せの するがまま
されるがままの 一夜の出来事

余談:chatGPTに恋愛から人生まで相談してみた

余談:chatGPTに恋愛から人生まで相談してみた

一度ボツにした記事ですが、必要とされた方がいたので投稿させて下さい。

結構スゴい能力を持ってるchatGPT。今回は恋愛相談、人生相談です。女子のココロの機微に立ち向かえるのか、人生を語れるのか、いざ勝負です。
この記事が何?って方は第一弾をどうぞ。

早速いきましょう。

何か既に負けた感が強いです。冷静なヤツにはいつも叶いません。
他のジャンルも聞いてみます。これもう情報の検索じゃなくて人生

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ゆめうつつ

ゆめうつつ

ゆめうつつ 
春の陽気に まどろむ朝に

ゆめうつつ 
小春日和の 昼寝時

一人想うは 宵の果て
夢で遭いたい そう願う

見つめた先の 景色が滲む
想いの果ては ゆめうつつ 

(イラスト ふうちゃんさん)

その人の情熱の焔は静かに己が理想を求めた

その人の情熱の焔は静かに己が理想を求めた

画は自らの 心を映す
鏡ともなり 形ともなる
映る景色は 思いのままに
精緻ともなり 斑ともなる

瞳の底に 隠した焔
静かに燃やす 胸の内
憂鬱漂う 虚ろな町で
抗う術なく 日々を過ごした

恋焦がれたのは 遙か遠い日
想い馳せては 涙した
望んだ名声 賞賛、批判
遂げることない 想いは何処へ

その画に筆に 想いを込める
この魂の 有り様を
薫りに酔えば 心は躍る
遙か異国の 自由を夢見た

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つたえる

つたえる

言葉でヒトは 救えない 
閉ざしたココロに 届かない

言葉でお腹は 膨れない
飢えたココロは 満たされない

言葉でヒトは ひどく傷つく
脆いココロが ひび割れる

言葉でヒトは 優しくできる
痛んだココロが 癒やされる

言葉はココロを 伝えてくれる
伝わるように と考える

考え、言葉は カタチを変える
優しく愛しく ヒトに寄り添う 

僕はひとり言の葉を編む

僕はひとり言の葉を編む

枯れた心の 奥底に
漂う言の葉 すくい集めて

つないで編んで 生まれるは
わずかばかりの 想う詩

心に届き ますように
想いが届き ますように

祈りとなって 風に舞う
儚い想いが 風に舞う

あなたに届き ますように
さざめく心を 鎮めますように

僕は時々幸せな夢を見る

僕は時々幸せな夢を見る

微睡の中 目覚めるは
夜明けの声か 風の囁き

隣で眠る 横顔は 
陽差しの中で 静かに輝く

その指も肩も 愛おしく
そっと触れる手 微かに震えた

今このひと時が これから先も
ずっと永遠で ありますように 

そう願わずにはいられなかった

(イラスト ふうちゃんさん)

僕は静寂の中で一人想う

僕は静寂の中で一人想う

夕に響くは 鐘の音
低く遠くと 静かさを増す

思い出すのは 遠き空
優しく深く 心を癒やす

闇に紛れて 想いが馳せる
愛し恋しと 心が騒ぐ

小峰の先の 遥か彼方に
面影探す 切なき想いは

行き先なくし 舞い落ちる
恋焦がれては 焼け落ちる

切ない想いは 誰のせい
届かぬ想いは 誰のせい

記憶の中で 抱きしめた
一人漂う 夜の憂鬱

冴えた月に僕は一人思う

冴えた月に僕は一人思う

心に思えど 言葉にできない
秘め事となり いつしか闇へと消えていく

口にすれば 壊れてしまう
怯えた僕は 立ちすくむ

遠くで見つめ 胸が高鳴る 
近くで戸惑い 笑顔は窮屈 

切なき思いは 何処へ向かう 
届かぬ思いは 闇に溶けだす

見上げた先に 冴えた月 
思いをそっと 静めて欲しい