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考えごと

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#子育て

共感できなくても、理解するための努力はやめたくない

共感できなくても、理解するための努力はやめたくない

その人は子育て中のお母さんだったんですけど、「同じように子育てをしている人よりも、むしろ子育てをしていない人に助けられた」って話していたのが印象的だったんですよ。

あるウェビナーに参加して、話題が子育てだった時に、とっても印象に残ったお話について書いてみたい。

子育てにおける共感私も6・3・1歳児を育てているけれど、同じように子育てをしている人は、出産・おむつ替え、授乳などを経験しているだろう

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理想的なハコモノを考える

理想的なハコモノを考える

終了間際に、子どもたちの遊びが深まりだした。

今、基地づくりをしていて、山に小屋を建てている。その小屋の近くに、焚き火を囲めるサークルを作りたいなあと考えて、焚き火用に穴を掘っていたら、その穴をお風呂に見立てて子どもたちが遊びだした。

子どもたち:「落ち葉が無いんよなあ」
私:「落ち葉なら、上のキュウイ畑にあるよ」

そう答えると、子どもたちは上の段のキウイ畑に走って行った。それから15分くら

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ちゃんと、「待てる人」になりたい

ちゃんと、「待てる人」になりたい

待つことが、どんどん難しくなっている。

SNSのメッセージは、開封したかどうかがすぐに分かってしまうし、Amazonプライムで商品を注文するとあっという間に届く。

便利だけど、便利になりすぎると、どこかで大切なバランスが崩れてしまうような気がしている。

子育てをしていると、ちゃんと待たないといけないなあと、意識せざるを得ない場面がいくつもある。

子どもが「ごめん」や「ありがとう」と自分から

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行動力と心の筋力

行動力と心の筋力

小学生と一緒に四国一周自転車旅をしている西川さんが、近所の友人の家に立ち寄るということで、子どもたちと一緒に会いに行ってきました。

(西川さんの自転車旅、フリーコーヒーに関する活動はこちら↓)

大人3人、子ども5人のライダーたちは、19時半ころ、うすい暗闇の向こうからやってきた。この日は、宿毛市(高知)から西予市(愛媛)まで、約85キロの道のりだったそうだ。最後の坂がめっちゃきつかった~!!と

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小さな違和感を、自分なりに解消しながら生きていく

小さな違和感を、自分なりに解消しながら生きていく

「加藤さんの奥さん、移住コンシェルジュに興味ないかなあ、って言われたんやけど。」

夫が地域おこし協力隊の2年目くらいだった頃、帰宅した時に話しかけられた。当時ジオパークの担当としてまちづくり推進課に所属していた夫が、職場の人に声をかけられたらしい。

声をかけてもらったことは、とてもありがたかった。一方で私は、移住コンシェルジュとして働く自分を、どうしても想像することが出来なかった。

当時は長

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「学び方」の学び方

「学び方」の学び方

昨日の最所さんの記事を読んで、最近ふわふわ考えていたことが少し整理できたので、書いてみたい。

友人に子どもの勉強を見てほしいと頼まれることがあるけれど、私には向いてないような気がするなあ、とぼんやり考えていた。

というのも、問題の解き方や考え方を教えるよりも、勉強のやり方、続け方を一緒に考える・模索することの方がより興味があるからだ。単純にテストの点を上げるよりも、どうしたら楽しく学べて、その

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ひと段落ついてから、やらない

ひと段落ついてから、やらない

本当に、あっという間に時間が過ぎていく。

忙しさの中で、心を無くしてしまうのは本末転倒。だから、やりたくてやっていることが生活の7.5割以上を占めてはいるのだけれど、もっと時間が欲しいと思ってしまう。

そして、ここ2、3年やりたいと思い続けていることにも、まだ手をつけられていない。寒中見舞いも、出せなかった。余寒見舞いは出せるだろうかか・・・、出したい、出すぞ。

子育てをしていると、いや、多

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境目のない自分を生きる

長女を出産してから、仕事と暮らしの境界がない生活を送っている。出産を重ねるごとに、その境界はますます無くなっていった。

「生きる」ことを目的に働いていた昔は、仕事と暮らしの境界線はもっともっと曖昧だったんだと思う。今は衣食住もほぼ満たされ、SNSを通じて他者の暮らしが目に入りやすい時代になった。「どう生きるか?」ということが目的になり、それによって苦しんでいる人も増えているような気がする。

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「ワンオペ育児」という言葉が苦手な理由がわかった

「ワンオペ育児」という言葉が苦手な理由がわかった

ここ数年、「ワンオペ育児」という言葉を目にしたり、耳にしたりする機会がぐぐっと増えて、子育て世帯にはすっかり浸透したように感じている。

一方で、私自身はワンオペ育児という言葉に対して、違和感を覚えることが多かった。1、2回使ってみたものの、ソワソワしてしっくりこなかった。

最近になってやっとその理由が分かった。私が使うべき言葉ではなかったのだ。

ワンオペ育児
配偶者の単身赴任など、何らかの

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