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行動力と心の筋力

小学生と一緒に四国一周自転車旅をしている西川さんが、近所の友人の家に立ち寄るということで、子どもたちと一緒に会いに行ってきました。

(西川さんの自転車旅、フリーコーヒーに関する活動はこちら↓)

大人3人、子ども5人のライダーたちは、19時半ころ、うすい暗闇の向こうからやってきた。この日は、宿毛市(高知)から西予市(愛媛)まで、約85キロの道のりだったそうだ。最後の坂がめっちゃきつかった~!!と話していた。

子どもたちは、想像していたよりは元気だったけれど、日中はとても暑かったので、体力的にはめちゃめちゃしんどかったようだ。でも、シャワーを浴び、ご飯を食べて、花火を楽しむくらいには回復していた。

それにしても、自転車で四国一周はすごい。西川さん以外のサポーター役の女性2人と5人の子どもたちは、今回の旅で初めて出会ったらしい。それもすごい。みんなすごい行動力だ。そして、参加者を引き付けている西川さんも。

行動力の筋力

西川さんと話していて、改めて、行動力って大きく2つの種類があるなあと思った。

1つは、大きなイベントを開いたり、ダメ元で何かをしてみたり、誰かに会いに行ってみたりする力。もう1つは、1つ1つは大きくないけれど、コツコツと継続的に行動し、気づいたらある程度形になっていたり、なっていない時もあったりするような力だ。

西川さんは前者で、おそらく自分たちが今やっている法人(ノヤマカンパニー)後者だ。どちらがいい悪いというわけではなて、どちらも継続的に動こ続けるということには変わりはないし、どっちも必要。

大きな負荷に耐えられる筋力と、継続的な負荷に耐えられる筋力という風に、使う筋力・場所が異なるんだろうなあと改めて思ったのだ。

いつか、子どもたちがもう少し大きくなったら、今よりも大きな負荷にチャレンジしてみたい。

見守るという心の筋力

「今の子って、やってもーた!」っていう経験があんまりないような気がするんだよね。あと、エゴがぶつかり合って仲良くなるというよりも、相手に合わせて仲良くなってるように思う。

西川さんはそん風に話していた。

4人が花火を楽しむ中、1人だけマイペースに本を読んでいる子がいたのだけれど、「フリーな時間は無理に周りに合わせず、ああやって自分のやりたいことをやるって大事だよね。」って話していたのが印象的だった。

3人の子どもをもつ親として、いろんな考えが頭を巡った。

1人でいる子をみると、「かわいそう」とか「場を乱しているんじゃないか」と、大人が勝手にジャッジして、みんなの輪の中に入れさせようとしているんじゃないか。

最近の子は~、っていうのは、結局大人が作り出した環境によって作り上げられてるんじゃないかと思うのだ。

そして、「やってもーた!」という経験が無さそうに見えるのは、私たち大人が失敗に関して見守ることができてないからなんじゃないかと思う。私自身も、小さな失敗は見守れているけれど、やってもーた!につながる失敗の芽は、早めに摘んでしまっているかもしれない。

改めて、子どもを信じて見守る心の筋力を鍛えたいと思ったのでした。

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