子育ての中で感じたことをゆるゆると書いています。
かとうちはる
おすすめの本や映画、ドラマを紹介しています。
お金を使うことの心理みたいなものが書いてあっておもしろかった。 直木賞作家として有名な角田さんだけど、小説はあまり読まないので、著書を読むのは初めてだった。 この本には、著者が買ったものとその値段、その時のエピソードが書かれている。 ある日のランチ、バレンタインのチョコレート、旅先(ニュージーランド)のランチとコーヒー、待ちぼうけ中に入った喫茶店の豆乳入りアイスコーヒー。 その内容は、値段の高い低い、食べもの、体験、旅行といろいろだ。 お金を使うことで、世界の解像度
約20年ぶりに奄美大島へ行ってきました。 前回訪問したのは、まだ私が大学生だったころ。鹿児島の離島にはまって屋久島へ2回行ったあと、次はどこに行こうと考えて、辿り着いたのが奄美大島。沖縄の離島も魅力的だったけれど、「ザ・観光」みたいなイメージがあって、自然が好きな私的にはちょっとキラキラしすぎて見えたのです。 前回は確か21と23の時に行ったのだけど、どちらも12月と3月だったので、寒くて海では泳げず、泥染めをしたり、レンタルした原付で森や海岸に出かけたり、加計呂麻島まで
台風がやって来る前に、夏休みが終わる前に、なんとか滑り込みセーフで『ルックバック』を観に行けた。 事前に漫画も読んでいたので、どんな風に1時間という枠で映像化されているのかワクワクしながら観に行ったのだけど、とってもよかった。原作の世界観そのままだった。 あの場面は、こんな風に色づき、こんな風に動くのか・・・原作のページを思い出しながらスクリーンを見ていたら、あっという間に1時間経っていた。 あったかもしれない未来とか 好きなことをバカにされたり、誰かの圧倒的な実力を見
家族旅で奄美大島へ。 干潮のマングローブ林を歩く。 シオマネキやミナミトビハゼなど、いろんな生きものがいて楽しい🦀🐟
少し前のnoteにも書いたけれど、Amazon Primeで韓国ドラマ、「天気がよければ会いに行きます」を見た。 都会暮らしに疲れて地元に帰ってきた高校の同級生、ヘウォン(パク・ミニョン)と、彼女をさりげなく気遣うウンソプ(ソン・ガンジュン)が、過去のいろいろを乗り越えて新たな関係性を作っていく物語だ。ウンソプはヘウォンの家の近所で本屋を営んでいて、本屋には読書会を目的に、大人だけでなく小学生から高校生まで、とにかくいろんな人が集う。 家事の合間に2周目を視聴していると、
雨のため、主催のイベントが中止になった休日を子どもたちと家で過ごしている。夫は作業があるし、これからどうしようかなあと考えていると、小学生組がお菓子や機材の空箱を使って工作を始めた。その様子を見ていると、私たちの暮らしには引き算が必要なんじゃないかという気がしてくる。 引き算とは、子どものために何かを準備しすぎないこと。 今はいろんな教材、材料ややり方まで、物や情報にあふれている。けれど、子どもたちを見ていると、作りたいものの材料が無いならないで、工夫したり家にあるもので
AmazonPrimeでやっていた「Marry My Husband」(私の夫と結婚して)にハマったあと、パクミニョンちゃんの別のドラマを見たいなあ思って探していたら、同じPrimeで気になっていた「天気がよければ会いにいゆきます」を見つけた。そして、見始めた。 「Marry My Husband」は世界中で大ヒットした作品だけど、「天気がよければ~」はそこまで話題になっていないようだったので、いつか見れるといいなあと、作品の存在は知っていた。 あるドラマを見るきっかけや
次女が小学校へ入学して早3ヵ月。宿題を見ながら子どもと格闘する時間がまたやってきました。重い荷物をしょって登下校したり、慣れない学校生活をおくったりで、子どもも大変で苦しいのは百も承知だけど、正直、私もしんどい😅 そもそも毎日歩いて学校に行ってるだけで100点だと思っているから、宿題がちゃんとできなくてもいいと考えている(私は)。学校へ行く目的は、学ぶことであって、宿題をやることではないから。 だから、なぞる文字がはみ出ていたり、マスの中にバランスよくひらがなを書けていな
子どもが3人もいると、ごはんを作っても、あっという間になくなってしまう。 だから、作れるときにたくさん作っておいたらラクだし、世の中には作りおきの料理本も情報も溢れている。けれど、どうしても作りおきというキーワードで情報を仕入れる気にはなかなかなれない。 実際少しは作りおきをするんだけど、それでも、次の日くらいまでで消費できる量しか作らない。これって作りおきっていうのかも定かではない日数だし、余ったら明日食べたらいいなというくらいで、そもそも残ることもそんなに期待していな
自分たちも森のようちえんを運営しているのですが、お隣の高知県にある梼原の森のようちえんトントゥ( @yusumori.sanpo )にも通っています。今回は、年度があけてやっと参加できました。 ちょうど5月に三女ちゃんの5歳の誕生日があったので、「誕生会をしましょう。どこかお気に入りの場所で、好きなことを!」と言ってもらい、九十九曲峠セラピーロードの森をリクエスト。愛媛県の西予市城川町にも隣接するとっても気持ちのよい森です🌳 この日は気温も高く、森の中で過ごすのにぴったり
8年をかけて、友だちが市議会議員選挙への立候補を決めてくれたので、先日まで応援していました。「何でもやるよー!」と手をあげて、選挙カーに一緒に乗ったり、街宣で一緒に話したり、手を振ったり、街中をパレードしたり。選挙運動をした1週間はあっという間に過ぎていきました。 私は、選挙や議会が割と身近にある人生を歩んできて(本来は全ての人がそう思えるべきだけど)。それは新卒で就職した環境NGOで、新入社員は県議会の傍聴が仕事の1つだったり、環境政策に力をいれている議員さんを応援したり
もう3年?4年くらい経つだろうか?編集者の藤本智士さんがはじめられた編集について学び合うコミュニティ(りスクール)に参加している。その藤本さんが、4月のあたまに愛媛に遊びに来てくれる機会があったので、ぜひ南予地域にも足を延ばしてほしく、大洲市と西予市を案内させてもらった。 案内するといっても、正直迷っていた。お昼ご飯はどこで食べよう、どこからどんな順番で回ろう。西予ではわらぐろとかわらマンモスを見てほしいし、卯之町の町並みも、明浜とか三瓶の海沿いの町も、野村も城川も見てほし
先日、宮崎県青島青少年自然の家さん主催の「野外教育のススメ」というオンライン研修会に参加しました。 講師はスウェーデンの野外就学前学校に、保育士として勤務されている巽朝菜(たつみあさな)さん。「スウェーデンの幼児教育から学ぶ子どもの視点に寄り添う保育」をテーマにお話を伺いながら、自然物を使ったワークや参加者同士が対話する時間もありました。 特に印象深かったことを、まとめておきたいと思います。 野外教育のポイント同じ場所で同じような経験を繰り返す中で、目新しさや反応が減少
年末に「PERFECT DAYS」を観た。 田舎で暮らしていると、かなりメジャーな映画じゃないと(メジャーの基準が分からんけど...)、どの映画館でも上映しているわけではないから、目的の映画が観れる映画館に辿り着くまでがひと仕事だ。 あまり前情報もなく、お薦めされるままに観に行ったけど、私にとってはめちゃおもしろかった。それはたぶん、たくさんの視点と問いを手渡されたから。 そう感じた点について、つらつら書いていきたい。 私の生活にも「ある」と「ない」 主人公、平山(
市の家庭教育委員として、5年くらい活動しています。メンバーは、小学校教員OBや保育園の元園長先生、同じく子育てをしているお母さんと、年齢も得意なこともさまざまです。 その活動の中で、年に一度、自然と触れ合うイベントをしています。これまでイベントをさせてもらっていた山の遊び場には、ブランコやターザンロープにキャリーがついた乗り物など、地元の人が木や竹を使って手づくりされた遊具がたくさんあって、すごく人気だったんです。リピーターさんもたくさんいて。 でも、この山の遊び場の管理
本が好きだ。読みかけの本は5冊以上あるし、買って読めていない本も数冊あるのに、まだ本を探してしまうくらいには好き。 忙しくなって余裕がなくなると本が読めなくなる。そんな状況が、疲れてるな~とか、そろそろ休んだ方がいいなあと判断するバロメーターになるくらいには本が好きだ。 それなのに・・・、子どもへの読み聞かせについては、さぼりがちだった!!なんなら小3のお姉ちゃんにも読んでもらってと、6歳と4歳の娘たちにお願いしちゃってた。そしてめちゃ反省した。この本を読んで。 保育園