見出し画像

あの時の自分を思い出す映画|ルックバック

台風がやって来る前に、夏休みが終わる前に、なんとか滑り込みセーフで『ルックバック』を観に行けた。

事前に漫画も読んでいたので、どんな風に1時間という枠で映像化されているのかワクワクしながら観に行ったのだけど、とってもよかった。原作の世界観そのままだった。

あの場面は、こんな風に色づき、こんな風に動くのか・・・原作のページを思い出しながらスクリーンを見ていたら、あっという間に1時間経っていた。

あったかもしれない未来とか
好きなことをバカにされたり、誰かの圧倒的な実力を見せつけられたりして、勝手にあきらめてしまう気持ちとか
好きだったことが、何で好きだったのか分からなくなってしまう気持ちとか
それでも誰かの言葉で、また描きはじめる気持ちとか

きっと誰もの心に一瞬は通り過ぎただろうと思われる感情や出来事が、絵やセリフや音楽で一斉にやってきて消化不良なので、また観にいきたい。

一緒に漫画を読んでいた長女(小4)も一緒に見たいと言っていたのだけど、ぎりぎりまで迷って、ねこのガーフィールドを選んだ。いつか、この映画も見てほしい。

長女は絵を描くことが好きなのだけど、うまく書けないと半泣きで、時に怒りながら、「描けん~!!」と言ってくるので、「そんなこと言ったって、描いて描いて練習し続けるしかないんよ」とド正論をを説き続けていた私。もちろん、長女氏は「そんなん言ったって、描けんものは描けんのよ!」となり、火に油を注いでいた。

それが、ある日「ママ~、私、絵頑張って練習するわ!」と言ってきた、しかも自分から。何が起こったんや!と思って聞いてみたら、ルックバックのあるページを見せてくれた。そこには「(絵がうまくなるために)一番は、とにかく描け!バカ!」と書いてあった(笑)



親の一言より、漫画ですね。やっぱり、自分自身で気づけるっていいな・・・。

夏休みも終わっていよいよ2学期。引き続き、本や映画に親しむ機会を大切にしたいです!

\読んでくれてありがとうございます!/ 頂いたサポートは地域の中で使い、ご縁をぐるぐる回していきたいと思います。