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今年も六甲山上で芸術散歩してきた

芸術の秋も終盤となった11月中旬
神戸の六甲山上で開催された芸術祭
六甲ミーツアートに今年も行ってきた🙌

3年に1回のトリエンナーレ
2年に1回のビエンナーレが多いなか
六甲ミーツは2010年から毎年開催で
2023年で14回目らしい✨

その中で何回行ったか数えてないけど
note記事見返してみると3年連続

毎年書いてるから今年も…

会期11月23日までやったので
すでに終了してしまってますが
おそらく来年も開催されると思うので
記録と紹介を兼ねて書いてみます🌱

六甲ミーツアート2023

鑑賞パスは3,000円で
ナイトパス付きは4,000円
他前売りや購入場所により割引も…

今年も前売りは忘れてて
当日に麓の阪神御影駅で購入🚃
(市街地購入だと−200円になる)

開催地は六甲山上ですが
市街地からバスとケーブル利用で
容易に山上へ登ることができるので
多くの人はこのルートやと思います

ただこれも毎年恒例
山上までは歩いて登ります🌱
むしろ歩いて登りたいがために
会期終盤11月中旬訪問でした🍃


モーニングとハイキング

メインは山上の芸術鑑賞ですが
歩き始める前の朝食も外せない…

降り立った阪神御影駅から北へ
国道2号線沿いのカフェかすがい

おしゃれな雰囲気に場違いな…
おでんの文字がぶら下がる店内
cafe & barとあったので
夜はしっくりくるのかも🍺

サラダ付きAセット|500円

ワンコインで満腹に😋
朝にちょうど良い量でした

cafe & bar 鎹
場所|兵庫県神戸市東灘区御影中町1-16-18
営業時間|7:00〜22:00
定休日|なし

朝食後、国道沿いのバス停から
登山口のある高台の住宅地へ🚌💨

渦森台

バス停から住宅地の坂を登る
絵に描いたような直線道路🤣

登山口は公園

ついでのハイクやのに
歩いたことない道があったので
今回も初めてのルートで登る
…てことで最初は探り探り💦

YAMAPの地図を見つつ
現地の標識も確認しつつ…
ケーブル山上駅の文字に一安心♪

勾配ゆるめな道も岩場も
初めての道ではどれも楽しい

途中で歩いたことある道に合流し
最後は階段やったと思い出す
記憶よりも長い階段でした💦

気持ちが山登りメインの時と
アートメインの時とで
登る覚悟的なものが違うんやろな

天覧台から大阪方面

住宅地のバス停から1時間40分
高低差530mほど登って
ケーブル山上駅隣接の天覧台到着🙌
寒さのおかげで遠くまで見えました

11時過ぎにしてようやく本題
芸術鑑賞を開始できました💦
この時期は歩くには良いけど
日が短いので行けるとこまで…

ケーブル山上駅からトレイルエリア

階段
照明

山上駅は昭和7年開業当時のままで
傾斜自体も芸術作品の様

02|ピエロ・ルーレット
作者|轟木麻左臣

そんな駅舎に展示される作品
無表情さと歪な体勢が少し不気味
夜見たらゾクッとするかも💦

作品説明を見忘れたので
意図はわからないけど
アートらしくて印象残った

山上駅から各エリアへも
バスで行くことができるが
もちろん最後まで歩く🙌

道中、車道脇に集まる落葉見て
これも期間限定の芸術なのかもなと…

今年新設のトレイルエリアは
山道沿いに作品が点在してた

35|ある木のポートレイト
ー無限に続く関係性についてのプロジェクトー
作者:ロクヤンセン

成長しながら、絶えず変化を続ける木、そこには私たちの想像を超えた関係性で繋がる何かがあるはず。その関係性を可視化する試みを行っています。

作品説明より抜粋

木の周りの板には
キノコや草花、昆虫など
関係するものが描かれてました

作者は説明の中で、
あなたにはその続きに何が見える?
とも問いかけてましたが

ちゃんと考えたら結構深い話🌱
木に関係するキノコ
そのキノコにも関係するものがあり
さらにその続きも延々とあるはず…
その1つでも欠けたら生態系が崩れる
環境問題まで連想してしまう🤔

六甲縦走路

トレイルルートを登ると
六甲全山縦走路に合流し
ゴルフ場駐車場を抜け

トレイルエリアは途中やけど
西側のエリア鑑賞のため寄り道…

ってとこで前から気になってた
縦走路沿いの店にたどり着く

内容が濃いので
別記事で書いてます😋
興味あればどうぞ

記念碑台とサイレンスリゾート

05|食事の風景
作者|五月女かおる

見えにくいものを目を凝らして見ようとする事は、想像を膨らませる事に似ています。流れていく現実を振り返るための表現として、見づらさのある作品を制作しています。

作品説明より抜粋

周囲の景色に溶け込み
自然の風景にも見えてくる
とても魅力的な作品でした

六甲ミーツアート2023年のテーマ
表現の向こう側(にあるもの)
物事の表面にとらわれず
新しい価値観の掲示や再解釈など
少し考えることを提案したものだそう

その主催者の考えと合致したのか
公募大賞グランプリ作品でもある

作品の裏面

見えにくいからこそ目を凝らす…
すると裏側も表の様に輪郭が見える
裏も表もないのかも😆

次はサイレンスリゾートの
絶景眺めながら食事できる
空のダイニング

作品はテラス席の外側

07|Drive me wild!!
作者|三松拓真

私の作品には、車や動物など身近なモノをモチーフにしたキャラクターが登場します。個々に独立した思考の表出ではなく、連続する生活の断片が現れたものと考え、それらに境界線はないと考えています。

細長いスペースを道路にみたて
動物が化けたような車が並ぶ

歩くBianchi

頭に🍃あるから狸かな🤣
ぽんぽこ思い出す…

再びのトレイルエリアへ
バンノ山荘

32|Sunny Day Light / ハルとテル
作者|中﨑透

戦前からある古い建物を使った
夏の避暑に訪れたハルとテル
二人の物語を辿る作品📖

バンノ山荘の落葉も良かった✨

現地では文字量が多くて
後で読もうと写真撮ったけど
まだ読めてない作品💦
たぶん恋愛ものなんやろな…💌

ちゃんとした山道で
トレイルエリアを抜ける🌱

ROKKO森の音ミュージアム

ミーツアートで毎年来館🙌
むしろそれでしか行かない…

11|石舞台に立つドリアン王女
作者|三梨伸

初見は本物のドリアンかと
思ってしまってたけど
もちろんそうではないそうで

本御影石の石畳の上に立つ
焼成された陶土のオブジェだそう

小動物の宿・三梨伸(中之条ビエンナーレ2023作品)

作品説明読んでて
もしや…と思ったらドンピシャ

群馬中之条ビエンナーレで見た
瓦を使った作品の人でした🤗

13|タカラモノ
作者|北川太郎

森の中に透明感のあるピンク色の大理石の作品がある。あなたは自由に腰掛けたり、寝そべったりすることができる。それは休憩の時間、大切な人との時間かもしれない。それらはあなた自身が感じるタカラモノの時間。

タカラモノは人それぞれ
価値観の違いで変わってくる✨
ってことを教えてくれる作品

ミュージアムの森

メインはオルゴール館やけど
建物を囲む森もミュージアムで
散策しながら秋を感じました

六甲高山植物園

森の音ミュージアムの隣
高山植物園もミーツ御用達

19|Picnic on Circle Circus
作者|北浦和也

山頂駅展望台にあったキジのモニュメント、高山植物園の小便小僧、昔使われてた六甲山美化協力会の看板キャラクターの3つをモチーフとして使った作品。

最上部の鳥は見覚えあったけど
他はただの台座やと思ってた💦

写真見返したら確かに…
逆さになった小便小僧😆

小川横の小道

高山植物が多い植物園ですが
この時期は紅葉が美しい

21|The Flower of Life・黒瀧舞衣

作品もカラフルやったのに
紅葉に目がいき作品がボヤける

23|山を解く
作者|鮫島弓起雄

説明を読まなくても気付いた🤗
この黒い線は等高線だと…

山上にずっといると
分からなくなってくるが
地図で標高確認したら820m
アートも地図も正確っぽい♪

六甲ガーデンテラス

植物園からこの日の最終エリアへ

再び六甲縦走路に入り
この日最高標高となる
ガーデンテラスへと登る

大阪方面
淡路島方面

最高地点に来たので
展望台に登り景色を眺めました
ただ山上来た時より雲が多い💦

六甲枝垂れを望む

例年は六甲枝垂れに展示があるが
今年はなく鑑賞パスでも入れない…

ソフトクリームの顔出し…
これはミーツの作品ではない

26|フランイングギドラ
作者|橘宣行

飛行機にもクルマにもバイクにも怪物にも見えるけど、そのいずれでもない誰もが見たこともないような物体を目指しました。

作者の意図通り…
バイクやと思って近付くも違い
羽あるから飛行機やと思い違う🤔
何やろとモヤモヤしたけど
それでよかったんやな♪

六甲有馬ロープウェー

六甲山頂駅

28|ひらがなサーカス
土屋さやか

思わず真似したくなるような人文字ひらがな46ポーズをコンセプトに、ユニークなポーズ、カラフルな配色を意識して制作。

芸術鑑賞の終盤で
頭が疲れてた時に癒しアート😆

最後はロープウェーで下山
17時過ぎにしてあたりは暗く
さらに霧に包まれての出発💦

動く展望台

霧を抜けると眼下に広がる夜景
手前は有馬、奥は三田方面らしい

メープル有馬

有馬ではいつもの日帰り温泉へ
公共浴場より高いけど
混雑とは無縁でのんびりできる
難点は泊まりたくなること😓

神戸電鉄で新開地まで行き夕食
朝から晩まで充実した1日でした🙌

ただ全エリアは巡れなかったので
この翌週ハイキングついでに再訪します

🌱翌週の内容はこちら🌱

この記事で巡った場所

広域マップ

阪神御影駅近くでモーニング後
バスで登山口、徒歩で山上駅へ
山上で芸術散歩したのち有馬へ…

詳細マップ

山登り後、天覧台から出発
トレイル、サイレンスリゾート経由で
最終ガーデンテラス、山頂駅まで…

マップ上の緑色が歩いた道のり
時間:7時間20分|距離:11.1km
のぼり:937m|くだり:271mでした

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