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今年も六甲ミーツアート歩いてきた🌱

毎年六甲山上で開催されている
ミーツアートに今年も行ってきました🙌
全国的に多く開催される芸術祭でも
毎年開催されるのって珍しい気がする

初めての開催は2010年で
今年は13回目となるらしい🌱

■芸術祭情報
六甲ミーツ・アート芸術散歩2022
会期:8月27日〜11月23日
時間:10時〜17時(一部ナイト鑑賞もあり)
エリア:六甲山上、ほか
大人パスポート当日券
 →山上施設窓口購入:¥2,500
 →Web窓口:¥2,400
 →鉄道駅、チケットショップほか:¥2,300
🌃ナイトパス付き:それぞれ+¥800

六甲山上へのアクセスは様々で
海側からは六甲ケーブルを利用
有馬からは六甲有馬ロープウェーを利用
その他、自家用車、登山など・・

僕はほぼ毎回歩いて山上へ🌱
さらに登る前にはモーニング☕️
ってことで芸術鑑賞投稿の前に
ハイキング記事を挟みます👍

本日のモーニング

登山口へのバスが出発する
阪神御影駅周辺で探しました
昨年もこの駅だったので
見つからなければ昨年のとこと
思ってたけどやはり新規開拓したい😂

住宅地に佇む小さな喫茶店
今回は珍しく1人ではなかったので
席数を心配しましたが
内部は思ったよりも広かった♪

店の外から内部が見えなくて
ちょっと恐々入店してみましたが
店内は明るく心地よい空間
元気なお母さんに迎えられて一安心

モーニングメニューは
トーストセットと和定食があるが
今回も迷わずトーストにしました
トーストとサラダ、卵焼きがついて
今回もコスパ最高な¥450😋

この後歩くことを考えると
嬉しいボリュームでした♪

店名:ガーベラ
場所:兵庫県神戸市東灘区住吉宮町5丁目11-6
営業時間:6:05〜16:00
定休日:無し

六甲山上へ

山上への登山道は無数にあるが
今回はミーツアート作品エリアに
向かえるできるルートで登ることに

阪神御影駅北口

阪神御影駅前バス停から
38系統渦森台行きバスに乗り
途中の渦森橋で下車する

バスを下車した時点で
すでに標高200m超でした
これよりしばらく住宅地を歩く
神戸山の手の住宅は高級車ばかり😆
そして良い家ばかり・・

ここから登山道

住宅地の奥に山道への入口があり
森に入った瞬間に空気が変わる

今回登るのは天狗岩南尾根道
その名の通り天狗岩を目指す道

尾根に出るまでの序盤は
幅の狭い階段が続き
登りに慣れてない体と相まって
急激に息が上がり出す💦

この日は登山久々の友人と一緒なので
背後を気にしつつのんびりと登りました

しばらく登ると住宅地と
その後ろには海も見えてきた
やっぱり景色見えたら癒されて
体も慣れてきたことで
会話を楽しみながらもペースは上がる

中腹の鉄塔下にはススキ
木々がなく風が通る場所なので
優雅になびいてて再び癒し🤗

天狗岩直下で最後の登りになり
ふと上を見上げると青い空と
少し色付いた葉を見つけました
紅葉ハイシーズンはまだ先ですが
季節の移ろいが感じれました

天狗岩

そしてバス停から1時間40分で
標高770mの天狗岩に到着🙌
岩に登ると絶景が広がってました♪

南東側(大阪方面、背後は生駒山系)
南側(神戸市街地)
南西側(神戸市街地と右奥は淡路島)

六甲山系の南に突き出た立地なので
広く景色が望めました
これ、夜はやばいやろな〜🤗

天狗岩からミーツ風の教会エリアまでは
徒歩15分、400mほどの距離

六甲ミーツアート芸術散歩

山上での各エリア間の移動には
山上バスも利用できますが
気候的に歩いても気持ち良いので
終日歩いての散策でした

お気に入り作品をエリアごと
いくつか紹介してみます

風の教会エリア

風の教会は安藤忠雄氏設計で1986年竣工
ホテル付随施設の頃は見学できたが
ホテル閉館後はミーツアートでしか
見学することができないレア建築🤗

ってことで作品鑑賞はもちろんですが
教会建築に入れるのも楽しみでした

アプローチ通路
通路と礼拝堂外観

アプローチや教会外観は
毎年、作品展示はなく
礼拝堂の内部で展示をされてます

礼拝堂内部

全ての開口部が赤くされたことで
礼拝堂全体も真っ赤に染まってました
さらに教会の鐘もカーンカーンと鳴り響く
不思議な空間に入った瞬間はビクッとしたが
しばらくいると心地よくなっていきました

大きな開口部
礼拝堂後方と入口

作品名:そらのあな
作者:大巻伸嗣しんじ
風の教会には、小さな鐘がある。その鐘は、およそ20年鳴っていない。鐘の音を、再び鼓動させ、時空間の中に存在する過去の記憶と、まだ見えない「存在するはずのもの」をつなぐ孔をつくりだしたい。教会における鐘は、人と人をつなぐ為にその音色を響かせてきた。私はここに訪れた時、まるで時間が止まっているように感じた。長い間鳴っていなかった鐘の音を鳴らすことで、この空間が、何か別のものとつながり、生きた場所へと変容させられるのではないかと考えた

作品看板より

風の教会付近に3作品
スカイヴィラに1作品
六甲山芸術センターに7作品あり
このエリアだけでも頭がいっぱいに😆

六甲山芸術センター

鑑賞後は20分ほど歩いて
次のエリアへ移動しました

六甲ガーデンテラスエリア

鑑賞を始めた時間が11時やったので
2つ目のエリアに着くと時刻は13時
頭も使って空腹だったため昼食へ

ガーデンテラスといえばジンギスカン
ジンギスカン料理の店は高級なので
その隣にある店でジンギスカン丼を注文

見た目は普通に牛丼のようですが
食べるとラム肉特有の風味が・・
癖はあるが美味しくいただきました😋

一緒に来た友人はビールを飲んで
プハーと至福の時間を過ごしてました
山登り、山上でのビールは格別やろな


こちらのエリアも
作品数は多く全部で9作品

その中でも良かったのは
六甲枝垂れに展示された猪の親子

作品名:六甲山ムツコ グリボウ グリグリボウ
作者:淀川テクニック
スーパーで野菜を買う前にちょっと産地を気にしてみたりするのは、その野菜の取れた場所の歴史や文脈をなんとなく想像することなのだろう。
ゴミも同じで集めてみると場所によってクセがあり、その場所の文化の輪郭を何となく想像してしまう。今回集めたゴミは基本的に観光産業の遺物なのだけど、それら一つ一つが今の六甲山を作り上げているんだなとしみじみ思う。

作品看板より

六甲枝垂れという建築

作品が展示される六甲枝垂れ
ガーデンテラスのシンボル的な場所で
自然体感展望台とも言うそうです

設計したのは三分一さんぶいち博志氏
瀬戸芸の犬島精錬所美術館や直島ホールを
設計されたのもこの方です

建築作品のテーマとして一環してるのが
建築がいかに地球の一部になりえるか

木漏れ日の展望スロープ

フレームや床、壁には奈良県吉野の檜を使用しています。爽やかな森林のような香りが漂います。冬は樹氷がフレームに付着して幻想的な雰囲気に。フレームの基本サイズは樹氷が付着していた樹木を参考にしています。

建物の説明より
風穴からの風景

北側には山々の四季による移ろいを一層楽しめる風穴が。また、夏に涼風を感じられる風室、冬には太陽光の暖かさを感じられる陽室といった季節を楽しむ工夫がされています。
風穴からは、雨が降る日は雫越しの風景を、冬は氷柱つらら氷筍ひょうじゅんと一緒に、雪化粧した山の風景を楽しめます。

建物の説明より
風室

空気をしたから取り込んで上部から排出し、自然換気をする風室。夏は地下の氷室を通った涼風を体感できます。
石畳の左右に広がる氷棚(作品が展示されてた場所)では、雨水を溜めて冬の間に氷を作ります。氷は切り出して夏まで地下の氷室に。これは昔、実際に六甲山の氷が夏に神戸で販売されていたという歴史にならった自然を循環させる仕組みです。

建物の説明より


六甲枝垂れからの景色

この時期はススキ越しの眺望も♪
六甲枝垂れは見た目のインパクトもあり
面白い建築だなとは思ってましたが
今回説明をちゃんと読むことで
とてもエコな建築だと知れました

もし行く機会があれば展望台だけでなく
地下空間の風穴や風室へもぜひ
季節は秋ですが訪問日外は暑かった😓
にも関わらず風室はひんやりした空気で
機械を使わずとも空調してるような・・

次行く時は樹氷の付着や
風穴の氷柱も見れたらいいな🤗

名称:自然体感展望台 六甲枝垂れ
時間:10:00〜21:00
料金:¥500(※ミーツ鑑賞パスで入場可)
設計:三分一博志
竣工:2010年

六甲高山植物園エリア

がっつり話が逸れましたが
ミーツアート鑑賞に戻ります

時刻は15時半で鑑賞時間17時まで
あと少しになってたけど
小腹が空いたのとカフェ見つけてしまい
サクッとティータイムを挟みました

ケーキセット¥880

注文したのはケーキセット
六甲山のやまみつロールケーキ
甘すぎないケーキに
ほんのり甘いはちみつが美味しく
あっという間に完食してしまう😋

カフェではテラス席に座り
傾く日光を浴びながら
植物園の自然も楽しみました

作品名:共通祖先 -わたしたちはどこから来てどこへ行くのか
作者:湯澤四ゆざわよっつ
生命の起源と言われる水と、人間同様に真核生物であるミドリムシ(学名:ユーグレナ)を使用した立体作品。ミドリムシも、周囲で育つ植物も、他の鑑賞者も共通の祖先を持つ。
祖先へ想いを馳せることは、一方で、わたしたちがどのような「祖先」となれるであろうかという自問ともなる。周囲の日常的に”ある“ものの見え方・関り、自他の「存在」そのものを思考する。本作は、「存在とはなにか?」の問いのもと制作する。

説明文を読むまでは半透明の
チューブの一部がほんのり緑に
なってる理由が分からず・・
まさかミドリムシの緑色だったとは😆
その意外性から面白さを感じました

この作品に反応してしまった理由
もう一つは以前ミドリムシについて
興味が湧いて調べたことあったから😂
1年以上前に記事にもしてますので
興味ある方はどうぞ🙌


その他、多数の作品を鑑賞しましたが
会期終了までまだ期間あるので
ネタバレを避けてこれくらいにします

■山上での散策コース

のんびり巡ったので
ROKKO森の音ミュージアム
記念碑台、サイレンスリゾートは
鑑賞する時間がなく続きはまた今度🌱

予定外の有馬温泉

山上までは歩いて登ってきたけど
作品観賞後は六甲ケーブル利用で
再び御影方面へ下山予定でした

がしかし・・
なんと六甲ケーブル運休してた😂
代行バスあるものの本数は少なく
所要時間も倍以上かかるとのこと

訪問日15日、今日16日も運休
車両不具合が原因で再開時期未定らしい
直近利用する方はHP参照

それに気付いたのはガーデンテラスで
例年に比べて人が少ないなと感じた時
ケーブル運休してることを
山上で合流した友人から聞くことに

え?どうしよ・・
下山どうする?と慌てる登山組💦

すると車で来てた山上合流の友人が
麓まで乗っけていくことを提案してくれ
自宅があるという六甲の北側へ・・🚘
北側へ行くなら有馬♨️行こう🙌
盛り上がる登山組🤗

有馬温泉

入浴したのは宿の日帰り入浴で
クーポン利用してお安くのんびり♪

その後は神鉄に乗り有馬口乗換え
終点の新開地まで向かい
居酒屋で食事と雑談をして解散

モーニングから登山
アート、建築鑑賞からの
温泉、居酒屋談笑まで
濃過ぎる1日でした🤗

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