![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81461626/rectangle_large_type_2_2c6016ac491fc01e7f806e139ae91070.jpeg?width=1200)
鬱や適応障害に効く?瞑想と呼吸、脳の酸素の話1 ~ケアの時代10
リトリートにおけるメディテーション
前回、リトリートについてのインタビューを掲載した。
実は、その中でいちばん盛り上がった話題が、メディテーション(瞑想)についてだった。
前回書ききれなかったので、今回改めて書いていく。
インタビューに答えてくれた友人は、1週間のリトリートの中で、メディテーション(瞑想)がとても印象に残ったという。
イルカと泳ぐために遠くバハマまで行ったのに、結局悪天候で叶わなかったようだが、リトリートにおけるメディテーションとの出会いは、とても大きな副産物だったようだ。
私も、「阿字観」という密教の瞑想にハマっていたことがあり、共通の話題として盛り上がった。
ヨガ、座禅、阿字観、マインドフルネスなど、世界にはさまざまな瞑想法があり、その方法は少しずつ異なるものの、呼吸と意識のコントロールはすべてに共通しているようだ。
ここでは、便宜的にそれらをまとめて「メディテーション」と表記することにする。
フリーダイビングとメディテーション
![](https://assets.st-note.com/img/1656233353048-XyaN9tUIXn.jpg?width=1200)
友人はフリーダイビングにハマっていたという。
普通のダイビングではボンベを背負って潜るが、フリーダイビングはボンベなしで潜る。
いわゆる素潜りだ。
どれだけ息を止められるかで、潜れる長さと深さが決まる。
いかに無駄な酸素を消費しないかが、ポイントだ。
体の動きの無駄はもちろんだが、どれだけ余計なことを考えずにいられるかでも、呼吸を止めていられる時間が変わるという。
ここから先は
2,173字
/
2画像
¥ 100
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?