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邪道勇者 政治犯罪編

当たり前だが、「政治家になれば国を変える」とほざく輩は変えられない。

そも、そんな「力」があればどこぞの大統領のように、事前に雇用を増やすためにでかい塔を建てたりするものだ。思うに、政治力学というのは使う側に腐る林檎しかいなければ無駄であり、また、その大統領みたいに仮に労働者の為に立ち上がったところで保守派にマスコミ操作をされれば終わりだからな。

映像でも新聞でもいいが───「彼は悪人」と言われたら信じるのが民衆であり、自我という物が実は「極々一部だけ」しか持たざる宝だと気付かない。だから、独裁者が家電を買うためにしか使えない引き換え券を出して経済能力や国民の支持があったところで、流される情報を受け取り読み漁った私の作品におひねりを払わず、考えなしに流されるだけの一生を終えるのだ。

具体的には、郵送投票が分かり易い──────誰が出したかなど関係ない。
押し通して形だけ作れば、票数など幾らでも操作可能だ。勿論、我々はそういった「面白みのない作業行為」というのが大嫌いなので政治家に圧力をかけるような作業はしない。

つまらないではないか!! 台無しだ。大体それで良いなら法の網の目を潜る意味がない───やるなら、堂々と悪辣にだ。

むしろ、政治家を標的にする事が多いくらいだ••••••私には全く関係のない噺だが、エルフ民族の弾圧だの人間種族の優位性を叫んで、博士と犬千代の怒りを買ったジェラミィ何トカ言う政治家には、偶然にも私の持つ刀と同じ切り口がつけられた。

言わば、退屈な演説から、世界を救った訳だ──────犬千代はともかく、何故博士が怒りを示したかというと、要するに「民族の優位性」みたいな「感情論」が嫌いだからだ。

犬千代も驚いていた。まさか差別主義に怒りを覚えでもしたのかと驚いた矢先、博士はというと感情論の愚かさ、民族優位性ではなく種族としての各々の性能、そして犯罪へ種族毎にどのような実用化の理論が素晴らしいかを延々、2時間の講義が始まった。

私は無論、真剣に聞くフリはした。


犬千代は••••••根が真面目なので聞いてはいたが、やはり我々の「在り方」が、通常人類と「違う」のだと納得半面、呆れ半分だ。

やれやれ。酒が飲みたい。


••••••••••••続きは金になってからにしよう。
こちらとしても、おひねりが投げられ札束に囲まれ気分が良ければ幾らでも書ける。だが金にならなければあくまで「生き方」として変えられないからやるのであって、読者の満足なぞ関係ない。

いや、売れても同じ事はするだろうが、それでもだ。


まったく、物語を「産業」として捉えられないなら、原始人と同じだろうに。大体、金を崇めるか外来宇宙人の「神仏ごっこ」に付き合う部分に違いがあるのか? 


そんなだから、政治は金で買われるのだ!!


それこそ、私のように根本の「心」を悪意であれ何であれ、大々的に変えない限りは何を小手先でやろうと同じだろう。


結局のところ、心が腐れば政治も腐る。

立場で腐るのが人間だ。
偉くなったと思い込む!!


非人間の「私」に言われたらお終いだぞ!!

もっとも、既に未来があるかは怪しかったが




テーマ 非人間讃歌 
ジャンル 近未来社会風刺ミステリー(心などという、鬱陶しい謎を解くという意味で)

栞機能付き 縦書きファイル 
邪道勇者は横書きのみ マガジン有

14冊無料配布中

読んでおひねりを投げると「悪運」が強くなると評判だ。
具体的に言うと、邪魔者が事故に遭い欲しい電子ガチャは当たりが引け、死にそうな目に遭っても問題なく生きられる。

実際にやった「私」が言うんだ、間違いない!!!


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