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勝手に想像所謂妄想コラム

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変態的妄想コラム集(年齢制限なし)
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#とは

僕たち非リアは、愛なき人間なのか

僕たち非リアは、愛なき人間なのか

非リア。
その響きだけで、後ろめたさを感じてならない。

当方パートナーなき人間である。
「彼女いません」的な発言をすると、よく「愛がないのね」といった発言はされないまでも、そんな表情をされている気がする。気のせいなのだろうか。

たしかに、「非リア」は根暗で何事も行動は単独で、いい意味でも悪い意味でも自立しすぎている協調性なき人間であるイメージは拭えない。

だから我々「非リア」は「愛なき」人間

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「今はいない」のその先に

「今はいない」のその先に

この世界には「(彼氏・彼女)いますか?」といった恒例の脈アリ質問に対して、「今はいません」と返答する輩が必ず存在する。

これは現実世界でもそうだし、ドラマの中でもよく見られる回答方法だ。おそらく非リアの人たちに対しパートナーが存在するかといった質問をした場合、その半数以上が「今は」といった余計な修飾語を付属させることだろう。

読者の皆さんも一度胸に手を当てて思い出してほしい。きっと一度は言った

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なんでも接頭語で「お」をつければいいっていうもんじゃねえよ

なんでも接頭語で「お」をつければいいっていうもんじゃねえよ

第一に深夜テンションで書き進めている。そもそもこんな馬鹿げたエッセイというのかコラムというのかそういった類のものを常人は書かないだろう。僕だって自分のことを「常人」であると半ば信じているから、このようなくだらないエッセイは深夜テンションでしか書けない。いやむしろ、深夜だからこそ書ける妄想もある。

お前がいつ書いているかなんて知ったこっちゃないと思われるかもしれないが、それをわかっていただいたうえ

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泣きっ面に蜂

泣きっ面に蜂

「泣きっ面に蜂」という言葉が割に好きだ。何となく響きがいい。けれど、理由はそれだけではない。

そもそもこの言葉は決して良い意味を持たない。

「泣きっ面に蜂」とは、

泣いているときに顔を蜂に刺されて、いっそう辛い思いをする。悪いことが重なること、不幸な上にさらに辛いことが加わることのたとえ。

である。(コトバンクより引用)

悪いことが重なるということであるなら、全く持って良い意味ではないだ

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サバを読む。

サバを読む。

東京ディズニーランドはサバを読んでいる。だって住所は千葉県だ。「千葉ディズニーランド」に改名すべきである。よく考えてみれば、千葉大学卒業の大人たちは履歴書に東京大学卒業と書かないのだから。まあ明日東京ディズニーが千葉ディズニーになったところで世界はきっと変化しないで自転し続けるのだから、至極どうでもいいことなんだけれど。

これに良く似ているのが世界史に出てくる「神聖ローマ帝国」である。国名にロー

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お化けへの対処法を考えよう

お化けへの対処法を考えよう

夜中。ベットへ入り布団にくるむと、どこからか嫌な音がした。例えることのできない音が自然と耳に入ってくる。あるいは脳内で勝手に再生されているのか。いずれにせよ、真相はわからない。

こういうとき日中なら、「ああ、疲れてるんだろうな」と、体調のせいにして済ますのだが、夜中となるとそうはいかない。

一番最初に疑ってしまうのは、お化けとか幽霊とか、妖怪とかの非科学的な存在だ。

この奇妙な音が仮にお化け

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カフンショウ

カフンショウ

 来世は東京のイケメン男子になりたかった僕も、もう一つだけ切実な来世への期待というものがある。それは、脱花粉症である。

 なぜ春になると、こんなにも花粉に頭抱えることになるのだろうか。(頭を抱えるというよりはクシャミで口を手で覆うから、実際には頭は抱えていないのだが。)

 春とは四季の中でも根強い人気を誇る季節だ。寒い冬が終わり暖かい日差しがほのかに肌に照りつける感覚は僕も大好きだ。また、冷

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一人称について思うこと

一人称について思うこと

 文章を書くときは、一人称を「僕」で統一している。しかし、文章を書く習慣が無かったときは「僕」なんて日常では使わない。おぼっちゃまくさいし。

 だが、文章を書くことが日常化することにより、一人称が勝手に変化していった。毎日毎日文章の中では僕僕言っているのだから、それに慣れたのであろう。文章を書くとき以外にも、一人称は「僕」になりつつある。

 以前までは自分のことを「俺」と呼んでいた。男性なら一

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1番怖いものとは何か。

1番怖いものとは何か。

 定期的にテレビで放送される、『ほんとにあった怖い話』 を知っているだろうか。フィクションなのかノンフィクションなのか、定かではないにしろ、怖い話をドラマとして再現する人気の番組である。僕はその番組が好きではない。なぜなら単純にうまく寝られなくなるからだ。

 これだけではない。その番組を観てから一週間はお風呂に入るのさえ怖い。シャンプーを流す時に目をつぶる。その際背後に何かいるのではないかと疑心

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