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阿部公彦「文章は『形』から読む」を読んで「論理国語」の問題点を考えた
阿部公彦「文章は『形』から読む」 集英社新書より
学習指導要領を読む を読み、まとめてみました
「論理国語」論争
社会から「社会に出たときに接するような文章」をもっと扱えという声が高まり、駐車場の契約書、著作権についての法律の条文が例として示される
新学習指導要領で「論理国語」論争が起こる
「論理国語」ー「社会に出たときに接するような文章」を国語教育に取り入れる科目
これは「論理的な文章」や
自分の才能の見つけ方、伸ばし方が学べます
「凡人が天才に勝つ方法」つんく 東洋経済新報社
日頃、高校生に接している私は、生徒たちの才能の見つけ方、生かし方に興味があり、参考になる本を探しています。
また、自分自身も還暦を過ぎても眠っている才能?を探して伸ばしたいと思っています。
そこで出会ったのが、音楽家、プロデューサーで活躍する「つんく」が「才能」について語ったこの本です。
読みやすいように工夫されていて、色で強調したり、見やす
「柏木博 視覚の生命力ーイメージの復権」「呉竹充利 ル・コルビュジエと近代絵画ー二〇世紀モダニズムの道程」2023年度共通テスト国語第1問を解いてみました
今年(2023年度)の共通テスト国語第1問を解いてみました。
何かと話題にあがる共通テストはどうだったのかを分析します。
第1問は評論です。出典の「視覚の生命力ーイメージの復権」柏木博は、早稲田大学法学部2019年に出題されていました。本文の箇所は異なりますが。
以下の赤の波線部は、解答の根拠になると思う部分に私が線引きしたものです。
問1の漢字は、標準的で、全問正解できるでしょう。
問
東京大学 2022年 前期 文科 鵜飼哲「ナショナリズム、その〈彼方〉への隘路」
東京大学 2022年 前期 文科 鵜飼哲「ナショナリズム、その〈彼方〉への隘路」
この大学入試が行われた直後に、プーチンの命令でロシアがウクライナに軍事侵攻をしました。アメリカやヨーロッパはもちろん、世界中の多くの国がこの「暴挙」に反対しています。日本でも「核武装の議論を始めよ」などと元首相や一部の政治家が言い出す始末。まさに「ナショナリズム」の発言を目の当たりにしています。現実に進行している世
ウクライナで起こっていることを理解するために
ウクライナへの侵略が発生してから、日本では、核武装を議論しようとか、軍備を増強せよとかいった勇み足、勇ましい発言が報道されています。
そんな発言をする人は、自分は決して最前線に一兵卒で行かないと思い込んでいるのではないでしょうか。
なぜ、最前線で悲惨な思いをして、死ぬということを考えられないのか。
自分は特別な存在だから、そんなことは他の国民がやればいいと思っているのでしょう。
文学に描かれた戦
共通テスト国語第2問小説を国語教師が解いてみた 解き方の解説と内容分析
共通テスト国語 第2問小説 「庭の男」黒井千次
前書き
隣家の庭のプレハブ小屋に、男が描かれた看板が立ち、それが気になり始めた「私」
案山子をどけてくれと頼んでいる雀のようだと自身を感じる
特異な設定なので、前書きをしっかり確認しておきましょう。
形式段落のポイントをまとめました。通し番号は形式段落を示します。
1・裏の家の息子に頼んでみたらー妻の示唆 私の側に立ってくれたことに救われ
2022年 共通テスト国語 第1問 評論を国語教師が解いてみた
共通テスト国語 第1問 評論を解いてみました。
問題文は以下のpdfファイルを見ることができます。
画像を貼っておきます。
文章Ⅰ「食べることの哲学」檜垣立哉
形式段落に通し番号を付け、要旨をまとめました
1「食べる」ことと「生」にまつわる議論
動物も人間も、自然のなかでの生き物としてまったく対等な位相にたってしまう
2宮沢賢治「よだかの星」は擬人化がなされ、その感情は人間的
よだかは