天才じゃない私たちが輝くために がんばる前に読みたい23の言葉 夏目にーに KADOKAWA

天才じゃない私たちが輝くために がんばる前に読みたい23の言葉
夏目にーに KADOKAWA


本の帯に、
もっと悩んでよし、ブレてよし!
今を生きるすべての人が前向きに進むためのヒントとなる1冊に。
とあり、期待して購入しました。

私はマンガを読まないのですが、この本は読了できました。それは、一つのテーマにつき、6ページの分量で構成されていて、飽きずに次々と読み進めることができたからです。

高校生あるあるのネタが多数あり、読み続けたいと思わせる一方で、ページを増やしてもう少し掘り下げてほしいテーマもありました。

やはり絵で視覚に訴えるのは、取っつきやすいし、わかりやすい。
時短を優先する高校生にはぴったりです。

高校生、美術部という限定された設定なので、高校生がターゲットなのかなと感じました。帯の「すべての人が前向きに〜」とあるのは少しオーバーかな。
様々な年代や職業の読者に届くには、普遍性が必要だと思います。

次作(続編)を作るなら、主人公が担任として接する生徒たちの悩みや問題を、美術に関するものだけでなく、恋愛、親子関係、友人関係、進学、就職、家庭の経済問題、人間的成長など多岐にわたるテーマを取り上げてほしいと思いました。


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