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お得意様のお話②

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便利屋夫が独立して5年
長年お付き合いしている企業さまのお話。
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今回もお得意様のお話。

以前を書いた便利屋夫の1週間のスケジュール。
そこに記載した企業Aは、通信機器の販売そして設置を行っている会社だ。

前回書いたお得意様、企業Bよりもさらに歴史は深く
お付き合いは5年位になるだろうか。。。

取引の始まった頃は
夫から仕事の話を聞いていたが、最近はとんと聞かなくなった。
企業Aとはもう熟練夫婦のような関係になったようだ。
イレギュラーが発生しずらい企業Aの現場では黙々と作業している。



■その現場というのは・・・


企業Aは、一般家庭に向けて通信機器の販売そして設置を行っている会社だ

新しく自社の製品をご購入いただき自社の製品を設置する。
そうなると、以前ご家庭で使っていた設備は不要になる。取り外して
ゴミになったものはA社に持ち帰り処分をすることになるのだが

そのゴミの
種類分別、廃棄処分を夫は任されている。

一括りにゴミと言っても、ゴミは分別して出すものだ。
家庭ごみを捨てる際もそうだろう

①可燃性のもの・・・紙くずなど
②不燃性のもの・・・金属など
③資源のもの・・・リサイクルできるもの

大まかには3種類に分ける。

私も2・3回この現場に同行したことがあるが
大小さまざまな種類のゴミが混在し、山のように詰まれていてそこから分別していく作業は本当に骨が折れた。



■ゴミの分別や処分は依頼が多い


具体的に挙げると、引っ越しで発生する家庭ごみや粗大ごみ
企業のお仕事で出る混載ゴミなど。

A社とは違う、別の依頼でもそうだ。

例えば、
不燃性の物の中には、金属として”再利用”できる素材もあって
再利用できるものだけ集めて処分場に持ち込んだりもする。

処分場に”ゴミ”として持ち込むと、処分費を払うことになるが

”再利用”できる素材・新聞紙などの古紙は”資源”、として扱われる分野のものは、処分費を払うことなく引き取ってくれることもあるからだ。※処分場や状態による。

もちろんその作業は
さらに細分化して分別するのだからひと手間かけていると言えるだろう。

しかしながら、余計な経費をかけずに仕事を終わらすことで
お客様へ提示する作業費の低コスト化を実現しているのだ。



■需要に応える


先ほども話したそのゴミの山

取引が始まった頃は、週に1回作業しに行くだけで
”山”は”平原”に整理されていたのだが

ある頃から、
夫が見に行く度にその”山”は噴火してしまいそうなくらい盛り上がり、これではA社の作業員さんが持ち帰ったゴミを置けなくなってしまう。。。という事態が続くようになってしまった為
ここ数年は週に2回作業へ向かっている。

本当にお疲れ様である。

ゴミが増える程の取り付け作業をされているとなると
A社も以前よりもさらに繁盛しているようで何よりである。



■企業様と個人客の違い


以前のnoteで
企業から依頼と個人からの依頼のバランスについて述べたと思うが

企業からの依頼は定期的でリズムが掴みやすく
また繰り返し依頼を頂くことによって依頼主の意向を汲み取り
次回以降の満足度へつなげることが出来る。

そして突発的な依頼をこなしている便利屋さんという職業において
収入も安定する比較的ありがたいお仕事だろう。



さいごに
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便利屋夫へ舞い込む依頼は多種多様。
依頼をこなすことだけでなく、
仕事をくださった依頼人が気持ちよく受け取ってくれるように。
を大切にしていることが夫の言動から覗える。
そんな夫の人柄や姿勢を信頼して、長いお付き合いになるお客様は多い。
便利屋夫の挑戦は続く!
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