マガジンのカバー画像

うすのろ日記

677
うすのろな毎日を綴った日記。ほぼ毎日更新しています。立ち食い蕎麦を食べるようにいつも通り、普通に平凡に日々生きていきたい気持ちの日記。
運営しているクリエイター

#日記

帰りそびれた 夜明けの月

帰りそびれた 夜明けの月

【うすのろ日記】 2024.9.18(水) moon at dawn

午前4時22分、花(猫)のためにサッシ窓を開ける。
西の空に夜明けの月が出ていた。
昨夜出ていた月と同じものだけど、1日ずれたからもう名もなき月だ。
この夜明けの月は、少し白みがかった色で素知らぬ顔をしている。
わぁーわぁーきゃーきゃー言われて写真を撮られまくられて、楽屋に戻ってやっとひとりっきりになれたアイドルのようだなと思

もっとみる
とにかく、慣れたふうなことをしないこと

とにかく、慣れたふうなことをしないこと

【うすのろ日記】 2024.9.17(火) commitment to authenticity

花(猫)に起こされるままに起きて、毎朝4時から小説を書いている。
短編にするか、長編にするか、悩みながら書いている。
そんなことは最初に決めてから書くのがいいのだろうが、書いてる途中でコロっと気持ちが変わる。
短編にしようと思って書いていても、「この主人公はもっともっと何か言いたいことがあるはずだ」

もっとみる
欲しがる人

欲しがる人

【うすのろ日記】 2024.9.15 (日) too greedy

日曜日に日記を書くなんて、なんと珍しいことだろうか。
今朝は休日といえど、家の中はとても静かである。
花(猫)はずっと眠り姫状態であるし、夫は友人たちとどこかへ遊びに行った。喜ばしいことに、ひとりっきりの日曜日である。

午前中、テレビのニュース番組を流しながらパソコンに向かっていると、
何のニュースなのかわらないのだが『吾唯足

もっとみる
誰かのため...の中の傲慢さ

誰かのため...の中の傲慢さ

【うすのろ日記】 2024.9.11 (水) my arrogance

花(うちの猫)の人間ドックならぬ猫ドックの日である。
どこの猫もそうだと思うが、花も病院に行くのが大嫌いである。
彼女は私たちのちょっとした気持ちを変化を敏感に感じ取り、
「何かあるぞ、何だ何だ、ひょっとして...」と思っているらしく、
キャリーケースを出した時点でそこら辺を逃げ回る。
昨夜から夫と何度もシミュレーションして

もっとみる
お喋りなあなたと、口の中。

お喋りなあなたと、口の中。

【うすのろ日記】 2024.9.10 (火) dental checkup

歯科定期健診に行く。
もう何年も飽きもせず3ヶ月ごとに通っている。
前回行ったのが6月だったのだが、その時「次は9月です。その頃は涼しくなっているでしょうね」という受付の方の言葉を覚えている。
だが、残念なことに今日もまだ夏である。
今日も帰り際に「次は12月です。もう冬ですね」と言われた。
「冬がまともに来ればいいです

もっとみる
賢者は聴き、愚者は喋る。

賢者は聴き、愚者は喋る。

【うすのろ日記】 2024.9.9 (月) Hey, are you listening?

お化粧をしながらポッドキャスト『堀井美香 WEDNESDAY HOLIDAY』を聴いていた。
今回のゲストは生命保険会社のカスタマーサービスセンターで働く女性。
その方は、6,000名以上が参加する「電話応対コンクール全国大会」で日本一に輝いたとのことで「へぇ〜、何それ〜」と、興味津々で聴いた。
いろいろ

もっとみる
さてと、平常心でまいりましょう

さてと、平常心でまいりましょう

2024.9.7 (土) Keep a cool head

先日うんともすんとも言わなくなってしまったカワック(浴室乾燥機)。
その修理の人が朝からやって来た。
いろいろ見てもらったら、熱風を噴き出すファンが故障しているとのこと。
「それを交換すればいいんですね...」と、安易に質問したら、
「いやいやそんな簡単にはいきませんよ奥さん。舐めてもらっちゃ困るな」
とは口に出しては言わなかったが、

もっとみる
閑話休題的だらだら日記

閑話休題的だらだら日記

2024.9.5 (木) But I digress

朝から張り切ってお化粧をしている。
知人とランチの約束をしているからだ。
男性と会う時より女性と会う時の方がお化粧に力が入るのはなぜだろうか?
せっせせっせとやっている。

出かける準備をしている午前10時12分ごろ、カワック(浴室乾燥機)が動かなくなった。
何度か点けたり消したりをやってみたが、しんと静まり返っている。
大阪ガスサービスセン

もっとみる
じっと静かにひとりきりでいるのだ。

じっと静かにひとりきりでいるのだ。

2024.9.4 (水) I enjoy my alone time.

ああ起きたら、夫がいなかった。
「朝トレを始める」と先日言っていたからジョ
ギングにでも行ったのかと思っていたら、何やら会社でトラブルがあったようで会社に来ているとLINEがあった。家と会社に近いと(徒歩5分)何かあるとすぐに行かなきゃいけないから考えものだ。
そんなわけでひとりで朝ごはんを食べる。
花(猫)がにゃーにゃーと

もっとみる
そしてあなたは、秋に変わらない。

そしてあなたは、秋に変わらない。

【うすのろ日記】 2024.9.1 (日) It's finally September !

9月に入った。
Septemberである。
個人的には何の感慨深さもない。
昭和の時代には、9月になると竹内まりやのSeptemberがいたるところで流れていたのである。
それを聞いて何も知らない能天気な私は「あぁ秋が来たんだわ」とそわそわしたものだった。
昭和の9月は、それほどいいことも悪いこともいろ

もっとみる
野放図な雨風にしてやられる

野放図な雨風にしてやられる

2024.8.30(金) an arrogant and defiant attitude.

朝ごはんの時に、テレビから1等12億円の宝くじのCMが流れて、
「12億円当たったらどうする?」という誰もが1度はしたことがあるだろう話を、私たち夫婦はしていた。
ちなみに私は、夏の間だけ涼しく過ごせる別荘(国内外問わず)を買うことと、演劇専用の小さなホールを作ることだ。
まぁ別荘はともかくホールは12

もっとみる
いつか私は貧乏になるだろう

いつか私は貧乏になるだろう

2024.8.27 (火) Book lovers often face challenges.

朝4時半に起きて(猫に起こされて)カーテンを開けて外を見てみると、
ブルーグレーの空が広がり、街のビル群もグレー色に染まっていた。
辛気臭い空だこと。
明るい太陽が降り注ぐ爽やかな朝…のような空も芝居の書き割りみたいで嘘くさく気持ち悪いが、街全体が墨絵のような雰囲気には捻くれ者の私もちょっと萎える。

もっとみる
41.195キロあたりで自己憐憫

41.195キロあたりで自己憐憫

2024.8.16 (月) final push

千秋楽である。
いよいよである。
フルマラソンが42.195キロであるなら、あと1キロを残すくらいだろうか。
いつもそうだが、最後の最後になって後悔が襲ってっくる。
こうすれば良かった、ああすれば良かった、などと思い、もう一度最初からやり直させてもらいたいという想いに駆られる。
『後悔先に立たず』という言葉があるが、後悔する要因があるなら最初から

もっとみる
日記というものの、フラストレーション

日記というものの、フラストレーション

2024.8.24 (土) frustration

朝から日記を書いている。
日記というのは、その日の出来事や思ったことを書くものだと思っているが、まだその日が始まったばかりの朝に書くのは変だなと自分でも思う。
しかし、今日は1日2回公演の日。この2回公演というのはくたびれる。
帰宅したら、そのままベッドに倒れ込むほどのくたびれ具合で、日記など、頼まれても、お金をもらっても書く気など起きない。

もっとみる