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お喋りなあなたと、口の中。

【うすのろ日記】 2024.9.10 (火) dental checkup


歯科定期健診に行く。
もう何年も飽きもせず3ヶ月ごとに通っている。
前回行ったのが6月だったのだが、その時「次は9月です。その頃は涼しくなっているでしょうね」という受付の方の言葉を覚えている。
だが、残念なことに今日もまだ夏である。
今日も帰り際に「次は12月です。もう冬ですね」と言われた。
「冬がまともに来ればいいですがね...」と、言うと「大丈夫ですよ、きっと大丈夫です」と慰められてしまった。

歯科検診の結果は特に悪くなっている箇所はなく、いつものようにクリーニングとホワイトニングをしてもらう。
いつも口の中の写真をいっぱい撮って大きなモニターで見せてくれる。
口の中のアップというのは、いつ見てもグロテスクだ。
でも私の担当医は「きれいですね〜、きれいに磨けてるし歯茎なんかピンク色でツヤツヤしてますよ」と、嬉しそうだ。
歯科医というのは(全てではないと思うが)自分が担当している患者の歯を自分の芸術作品のひとつとでも思っているのかもしれない。
これで虫歯なんかを作ったら「私がこんなにちゃんと管理してるのに」と、こっぴどく叱られるかもしれないと思う。
そして相変わらず担当医のおしゃべり好きは現在で、お天気のこととか、梅田にできた商業施設のこととかいろいろおしゃべりされていた。
私は当然口を開けているので返答はできず、それでもお構いなしだった。
昨日のポッドキャストの話を聴かせてやりたいと思った。

ずっと口を開けていたせいか、喉が渇いて近所のカフェでレモンスカッシュを飲む。
カフェでぼんやりしていたら、友人から「今、何してるの?」とLINE 。
「レモンスカッシュ飲んでる」と返信したら「青春だね」とまた返信。
それ以降来なかった。
何が言いたかったのだろうか…まぁいいやと思って放置する。
青春風味のレモンスカッシュを飲み干して、阪神デパートでお稲荷さんを買って帰る(お昼ごはん用)
テレビを見ながらお稲荷さんを食べる。
兵庫県のあの方の話ばかりだ。
辞職勧告を促されているが「自分の道は自分で決める」と発言されていた。
芯がぶれないのはいいことかもしれないが、こういう仕事は自分のことだけを考えていてはダメなのではないかと思う。
『あの人のための自分などと言わず、あの人のために去りゆく事だ』
という吉田拓郎の「人生を語らず」の歌詞が思い浮かぶ。

午後3時過ぎ、遠雷響く。
今夜はおでん。
たくさん作って数日食べるつもり。

お疲れさま









読んでいただきありがとうございます。 書くこと、読むこと、考えること... これからも精進します。