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決戦、第三会議室!~人は間違える!~

新人くんの携帯に何度電話しても出ないしコールバックもない。やっと出たと思ったら悪びれる事もなくタメ口にイラッとして説教してたら反省したのか、しおらしく返事する中「ところでジャン君、新人くんの携帯、会社に忘れてるんよ。」ここで電話に出てたのが社長だとやっと気づいた男バルスです。

社長www素直に説教聞いてくれたなぁwwwwww

社長だと分かった時、こんな感じで固まったわwww

仕事にはハプニングやアクシデントは付きものですが、僕はプロ意識を持って働く人が大好きです。皆さんは仕事をする上で何かこだわりを持っていますか?

僕のこだわりは仕事をプライベートに持ち込まない。勿論、会社にも仕事を持ち込まない。

( ゚д゚)もっとらしい響きだが、どちらも仕事してねーなwwwwwwwwwwww

まぁ、そんな僕は短い間だけど人材派遣会社の営業をやっていました。当時『仕事なにしてるの?』と聞かれると、決まって『人身売買』と答え、ドン滑りするような営業マンでした。

仕事内容は取引会社の方との打ち合わせ、新規開拓、どの人をどの現場に派遣するか検討し割り振る仕事です。

そんなある日、取引会社からクレームの電話がかかってきた。クレーム処理も営業の仕事。謝罪する為に相手先に急いで向かった。

こんな時、メンタルが弱いのでいつも腹の調子が悪くなる。しかし、上手にクレームを処理するのも営業の腕の見せ処。

相手先に着き、第三応接室に通された。しばらく待つとニヤつきながら担当者が現れた。担当者がニヤニヤしてるときは、かなり怒っているときだ。

状況を詳しく聞けば聞くほど明らかにうちの会社に非があった。ひたすらに平謝りしていると担当者のテンションが上がり声を荒げだした。

担当者をなだめているときにメンタルが弱い僕は腹が痛くなってきた。平謝りしながら粘っこい冷や汗が止まらない。その時、天の助けか担当者に電話が入り席を立った。

この間に腹痛の波が少しでも治まってくれることを祈った。しかし、治まるどころか猛烈に屁までしたくなってきた。

ヤバい!!こんなときの屁はヤバいぐらい臭い!しかも取引会社で間違えて漏らしたら取り返しがつかない。

が、しかし…限界だ…。
一か八か屁をすることにした。

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せめて放屁の匂いを軽減させるべく、窓際に行き、窓の外に尻をつき出し放屁しようとしたら担当者がドアを開け戻ってきた。

窓の外に尻をつき出したまま時間が止まった。粘っこい冷や汗が止めどなく流れ落ちる…。しばらく担当者と見つめ合い『あっ!?』と我に返ったとき腹に力が入ってしまい、ゆっくりと尻の穴が開くのが分かったが止められない。

『ボプゥ~ッ、プゥーン』

屁が静かな応接室に響き渡った。担当者はΣ(;゚Д゚)みたいに固まるばかり。こんなとき陽気なラテン人なら開き直ってジョークの1つでも言うのだろうか?

今度車を買おうと考えてるんですよ。僕はやっぱり地球に優しいエコカーかな。だって屁を垂れる僕はヘコロジーで『ハイ♪ブリッと』って、やかましいわwwwwwwwwww

そんなジョークを言える訳もなく…。完全に時間が止まった、この状態をどうしていいか分からなかった。こんなときに新しい人格が形成され多重人格になり精神崩壊を回避するのだろうと、しみじみ痛感した。

平謝りするしかないと謝り続けた。『す…スイマセン!!腹の調子が優れないとはいえ…本当にスイマセン』しかし、窓の外に尻を出した姿勢のまま平謝りしてしまった。

僕はバカか…。悟りにも近い境地で空中を眺めるしか出来なかった。担当者は呆れ顔で許してくれたが、仕事の話はしなくなってしまった。

このままでは僕のせいで取引が無くなってしまう。何とかしようと愛想笑いで話し出すが、同時に腹に力を入れたせいで愛想笑いに合わせ “プッ、プッ、プッ、プッ、ボゥン”と、小刻みな屁を垂れてしまった。

もう…ダメだ…。自分が情けなく心が折れた。
下唇を噛み締めながら涙を堪え、退室しようと歩き出した。しかし、歩く度にプピッ、プピッ、プピッ、プピッと屁がリズミカルに漏れ続けた。リズミカルな屁に耐えれず笑いながら退室した。

応接室の扉を閉めたと同時に少し洩らした男バルスでした。

来世はお尻のしまりが良くなりますように。
(。-人-。)


音声配信スタエフでジャンクという名前でひっそりこっそりやってます。よかったら寄ってくださいな。
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