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ASDなあずの理解し難いところ
行きたくない場所、学校、病院、混んでいるショッピング施設や駅、行きたくない場所に行くことができないのはわかる。
だけどあずは自分が行きたい場所にも行くことができない。
これは理解するのが難しい。
たとえば昨年、あずが美容室で髪をカットしたいと言うので、私は近所の美容室にあずのカットを予約した。
その日、13時にカットの予約で、あずは12時に起きて食事をした。
食事をしながら『楽しみー、ボブに
ASDなあずと靴とばし
リアルタイムな話。
あずと深夜0時、公園に行った。
その公園は海に面した端っこで、国道の高架下にある。いわば穴場。
ブランコに乗ってあずと靴飛ばしをした。
どっちが遠くまで飛ばせるかな。おもてだから明日は晴れかな。
お互いに、片方ずつ結局両方の靴を放ってしまって、裸足で靴を拾っているうちに、裸足で鬼ごっこになった。
深夜に裸足で追いかけっこをして、あずを捕まえた。
私はなんだかわからない
ASDなあずと癇癪④
小学校3年〜4年
小学校3年の12月、あずにASDの診断が下りた。
まさに癇癪のピーク。
私は地獄にいるんだと、これ以上の地獄はきっとどこを探してもない、そう思った。
あずの通院が始まってもなお続く、誰にも共感されない孤独感。
あずは通院も学校と一緒で優等生を演じようとした。
私には逃げるとか逃げないとかという選択肢すらない。
よく聞く、この子を道連れに…という話は、不思議とまったく考
ASDなあずと癇癪①
2歳9ヶ月
あずが初めて癇癪を起こした。
突然だった。
癇癪は激しく怒ることだという漠然としたイメージはあったものの、そのときの私はそれが癇癪だとわからなかった。
そのとき私の目の前で起こったことは、映画エクソシストの世界だった😵💫
あずの顔色は変わり、目を見開き、大声で泣き叫びながら地団駄を踏んだり、手足をばたつかせたり、体をのけぞらせたり。まさに正気を失っていた。
声をかけても届いて