【12か月目】副業Webライターが「売れっ子」になるための5つの仕事術
こんにちは、OgAzです。いやあ12月も半分過ぎましたね。衝撃的。
先日、NHK7時のニュースでインボイス制度について取り上げていました。少し前に確定申告とインボイス制度について個人的に勉強していたので、内容をしっかり理解できて嬉しかったです。ニュース内の説明は分かりにくくて、いかがなものかと思ったけど。
副業Webライターを今年の1月から始めて、早いものでもうすぐ1年が経過しようとしています。税金や制度についてだけでなく、この1年、副業Webライターを通じてさまざまな学びがありました。noteでは先輩ライター様方の記事を読んで勉強しつつ、多くの刺激や発見をもらえました。いろいろなことが、今の自分の成長につながっていると実感しています。
ようやくWebライター1年生から進級できる嬉しさはありつつ、来年のさらなる飛躍ができるように、いま私がライティングで大切にしていることをまとめてみようと思いました。日常業務(+ゲーム)で忙殺されている今日この頃なので、1年間の仕事を振り返るいい機会になりそうです。よろしくお付き合いください!
「売れっ子」Webライターになりたい
副業Webライターを始めたばかりの頃、大好きなブックオフである本を見つけて購入しました。ズバリ「不登校だった私が売れっ子Webライターになれた仕事術」。
Webライターの何たるかもよく知らなかった時期で、いろいろな情報収集を行っている時期でした。なるほど売れっ子Webライターか。なりたい。と思ったのを昨日のことのように思い出します。
本の内容に関しては、個人的にあまり刺さるものがなかったのですぐに売ってしまったのですが(!)、この本を読んでからずっと考えていることがあります。それは、「売れっ子」の定義って何かということです。売れっ子って聞くと、人気者とかインフルエンサーとか、「だれでも名前を知っている人」のことだと思っていたのです。申し訳ないけれどこの筆者のことを私は全然知らなかったもので、何というかこう、だったら割と「売れっ子」って言ったもの勝ちなのでは?と思った次第です。こんな記事も見つけました。果たして「売れっ子」とは。
私がやっているWebライターの仕事の多くはクライアントワークなので、自分の名前が出ることがほとんどなかったりします。でもありがたいことに依頼はひっきりなしに来ます。これはもう、私もすでに「売れっ子」なのでは!!?
・・・まあ答えは否ですよね。知っていました。
「売れっ子」ライターと呼ばれる人の定義は、署名付きの記事を書ける人だと思います。「この記事、私が書きましたー!」って誰がどう見てもわかるような記事。私はまだその域には全然達していません。記事に名前を載せてもらえるような仕事ができるように、来年も引き続き精進あるのみです。
ちなみに私的売れっ子ライターさんは投資家の山本一郎さんです。夫には「なんかかなり間違ってる気がする」と言われます。どうして。
辞書で「売れっ子」を調べてみたところ、こんなん出ました。
カリスマですわ。いいな、カリスマ・・・私もカリスマになりたい。
副業Webライター5つの仕事術
ということで最近のWebライター業をしながら気を付けていること、大切にしているポイントをまとめてみます。自分への戒めも込めて。
自分を安売りしない
Webライター業を始めたばかりの頃、実績が全くない状況だったのでとにかく仕事が欲しくて、文字単価の低い案件を経験してきました。たくさん書いても収入につながらない矛盾。努力が報われないと感じました。
それなりに続けて実績が増えてきた今になって思うのは、実績がないからと言って自分を安売りすべきではないということですね。単価の低い案件は、いくら継続しても安いままなのです。多少上がることはあっても、ガツッと上がることはまずありません。高単価と謳いながらテストライティングは異様に安い金額で発注してくるところもしかり。スタートの金額って後にまで響いてくるので、最初の段階で下げすぎないことが大切です。
実績がないうちは低単価案件を受けるのは仕方ないとして、その仕事がずっと継続したとしても、ある程度のタイミングで打ち切る勇気を持つのです。勇気!勇気ですよ!より高単価目指して、仕事を渡り歩くイメージ。一時的に仕事がなくなるのは不安ですけど(わかる、わかるぞ)、自分のステップアップのために必要な作業だと思っています。
「+α」の情報を提供する
私が請け追っているライティングの案件の多くはビジネス系の記事でして、必要な情報をWebで情報を調べて、切り貼りして執筆するのが主な作業です。
でもね。単に検索で出てきた情報をつぎはぎで書いただけの記事なら、AIで簡単にできてしまう時代なのです。むしろAIが書いた方が精度がいいんじゃないか説さえあるわけですよ。技術革新おそるべし。
しかも、自分も書いていてなんですがWebの記事には間違いも多い。つぎはぎ記事には価値がないと考えています。
だからお仕事では、私にしか書けない「+αの価値」を提供できるよういつも気を遣います。最近の仕事だと、プログラミング系のSEO記事には古い情報やバージョンをもとに書かれたものも多いので、今の最新情報をしっかり入れるとか。実際に自分がコーディングで悩んだり困ったことを、具体的に入れてみるとかね。エンジニア系の記事では、いつも「エンジニアって土方なんだよ夢見てんじゃないよ」という気持ちで、自分の経験や現実をガッツリ伝えるようにしています。
情報を自分なりにまとめて優先順位をつけ、どこが一番重要か自分の意見を混ぜ込んで執筆する。少なくとも今のところ、これはAIにはできないことです。よく似たウェブサイトに載っていない情報をいかに入れ込めるかが大切だと思います。
とにかく一次ソースを読む
Webライティングではよく言われる「一次ソースを読む」ということ、基本に忠実にここを守るだけで、かなりオンリーワンな記事が書けたりします。
特に技術系は、公式サイト(英語)を読む。もちろん翻訳で。翻訳だとなんのこっちゃ分からないことが多いので、英語サイトと並べて読み進めます。解説系の記事は参考程度にして、しっかり自分の目で公式サイトを確認することが大切ですね。必要な情報は公式マニュアルにすべて書かれているのです。それ以外に正しい答えはないのです。他の人が書いた記事に引っ張られないように気を付けましょう。
ビジネス系の記事では調査結果などを参考として記載しますが、その際のソースも一次情報をしっかり確認します。省庁の調査ならそのページに行ってPDFやExcelの資料を見ます。数字が米粒のようで目が死にます。それでもちゃんと自分で数字を確認するまでワンセットです。正しい情報以外書いてはいけないのです。インターネット調査の結果なら、調査会社の公式サイトや公式発表の記事を参考に。また聞きのまた聞きは間違いかもしれないので、最初の情報源をたどる習慣をつけておくとよいでしょう。
企業案件を選ぶ
クラウドワークスで仕事を探していると、個人で仕事を募集しているパターンと企業として担当者が募集しているパターンがあります。個人案件は単価が安いものが多いので、高単価を狙うなら必然的に企業案件になってきます。安定的、継続的に高単価の仕事を狙うなら、個人より企業案件を狙って仕事を受注すべきだと思います。
個人でお仕事を募集されているクライアントでも、もちろん素晴らしい人はたくさんいます。私が今SEO記事を普通に書けるようになったのは、ある個人の依頼主様のおかげです。細やかなフィードバックをしてくださる方で、私に足りないところを鋭く指摘してくださり、なかなか刺さるものはあり凹みましたが、非常に勉強になったお仕事でした。あれがなければ今の私はなかったかもしれないと思うので、非常にありがたい存在なのです。決して個人案件が良くないと言っているわけではないので、悪しからず。
意識高そうなワードを使う
ビジネス系の記事だと、意識高そうなワードが喜ばれる傾向ってあります。日本語で言え日本語で。と個人的には思いますが、無駄に横文字ワードをなるべく使うようにしていて、そこらへんの語彙力を上げる努力をしています。直近で使ったものをあげるなら・・・
・QOL(Quality Of Life)
・ABW(Activity Based Working)
・UX(ユーザーエクスペリエンス)
・イノベーション
・ブランディング
・ロイヤリティ
・セレンディピティ
・アジェンダ
・コンセンサス
・シナジー
とかですかね。自分でも書いていて「何を言っているんだろう私は」と思うのですが、横文字を使うとそれっぽく見えるらしくて、全体的に評価が高くなる気がします。賢そうに見えるのかな!(この発言がすでに意識低い私)
副業Webライター近況
ひとつ前の記事でも振り返ったのですが、継続案件で落ち着いている状況です。
新たに来月からもう1件お仕事が決まりまして、来月はまた忙しくなりそうな予感。新しいことにチャレンジできるってワクワクします。
そういえば少し前、美容整形の記事を書いたというご報告をしましたが、今度は歯に関する記事を書いています。人生でこれほど歯について考えたことはなかったよねと思うくらい、ここ数日ずっと歯のことを考えていました。歯。歯。ハァ!!歯並びって大事だね。歯アァァァァ!
別のクライアントのお仕事では、建築デザインについての執筆もしています。生まれてこのかた建築についてちゃんと考えたことなんてなくて、日々勉強です。部屋のカラーコーディネートについて調べていくうちに、色の三原色とは?コーディネートとは?そもそもデザインとは?コンセプトとは?と話が飛び飛びになって、なかなか戻ってこれなかったり。
この年になっても知らないことがたくさんあってビックリします。新しい知見を広げるいいきっかけづくりになっていると思います。
副業Webライター12か月を振り返る
副業Webライターとして初めて仕事をしたのは、今年の1月末でした。とにかく始めてみようとクラウドワークスに登録し、15件くらい応募してようやく決まった案件を必死にこなしたのを思い出します。ちなみにその案件は、初めてながら署名記事でした。ありがたや。
今読み返すとなんか拙くてアレなんですが、記念すべき1作目ということで思い出深いものがあります。ぐぬぬ・・・
そうしてなかなか仕事が取れない鬱々とした気持ちを込めて、思い切って書いてみたnoteの記事がこちらです。
2か月目:
「応募しても仕事は来ない」とか書いているあたりが涙を誘います。切実。
だんだん仕事が取れるようになってきて、ちょっと調子が出始めてからはnoteの更新が増えていきました。2本目にして「中級者」と書いているあたりが何とも。自信を付けたかったんだ,自身を・・・。
3か月目:
4か月目:
半年:
8か月目:
このあたりから高単価も狙えそうかも?と、ちょっと自信が出てきます。
10か月目:
仕事も安定してきてガッツリ高単価案件を狙いに行っています。
子どもたちの成長を日々感じていますが、この年になって自分も少しずつ成長できていると実感できるのは幸せなことです。まだまだ「売れっ子」になるにはほど遠いですが、2年生になっても引き続きガツガツ頑張りたいと思います!ガツガツ!
結び
ということで、早いけど副業Webライター業1年の締めくくりでした。仕事に関しては今年の書き納めかなってことで。いろいろなことをやったはずなのに、今考えてみてもなにも思い出せないのはなぜなんだろうか・・・それだけ充実していたという、無理やりな結論にまとめておこうと思います。皆様はどんな1年でしたか?
明日と明後日は子どもたちと一緒に実家の名古屋に帰省します。全国旅行支援が話題ですが、予約が取れなくて対象外の高いホテルに泊まります。くそが!!認知症の母の様子を見つつ、ホテルでのんびり過ごしたいのですが、子どもたちがいるから無理かも。仕事がしたいのでパソコンは持っていく予定です。それではみなさま、今週もよい週末を!
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