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アートプラネタリウム「星と歩く」
台風一過の晴天…によってもたらされた炎天下、横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホールで開催されている赤レンガ・アートプラネタリウム「星と歩く」というイベントに家族(妻+3歳児+2か月児)で行ってきました。いや、本当に暑かった(笑)←道中、途中からまったく日影がなくなる
プラネタリウム、といえば、部屋の真ん中に投影機があるか否かは別にして、丸天井に星が映り、それを見上げるものを想像する人が大多数だと思いま
「はやぶさ2」帰還カプセル世界初公開
今日の午後から相模原市立博物館で「はやぶさ2」帰還カプセル世界初公開展示が始まりました。というわけで、午前中に行われた記念式典に参加させていただきました。
「はやぶさ」のときもそうだったと思いますが、公開されたのは帰還カプセルを構成する「前面ヒートシールド」「背面ヒートシールド」「インスツルメントモジュール」「搭載電子機器」「パラシュート」の5つ。最初は青いシートに覆われていたこれらのパーツは、
小石川さんとの思い出
元・仙台市天文台の職員であられた小石川正弘さんが8月26日に亡くなられました。都合が合わず御葬儀などへの出席が叶わなかったので、追悼の意を込めて、小石川さんとの思い出をここで振り返ってみようと思います。
私が初めて小石川さんにお会いしたのは結構最近で、2007年9月のことでした。実は私は、移転リニューアルする仙台市天文台の最初の職員募集に応募していまして、書類審査は無事に通過し、この日が面接試験
ターニングポイント②
引き続き、私の”天文的”人生のターニングポイントを。
3.高校地学部のプラネタリウム
①の終わりに書いた停滞期を抜けたのは高校に入ってからのことです。私の母校は神奈川県立多摩高等学校(以下、多摩高)ですが、当時は神奈川県立高校には学区という制度が存在し、私はいわゆる学区外受験でした。学区外からは定員の8 %しか生徒を採らないので、かなり狭き門だったわけです。多摩高を選んだ理由はただ一つ、地学部が
ターニングポイント①
私は天文が好きで、博物館の天文担当の学芸員という職に就いていて、プラネタリウムの投影をしたり、天文講座でお話したり、天文をテーマにした特別展を制作したりしているわけですが、その原点を振り返ってみたいと思います。
ただ、私はいわゆる実体験が乏しいんですよね。なので、皆既日食を見た、とか満天の星を見た、とか、その手の感動がいまに繋がっている、ということはあまり(まったくではないですが)ありません。プ
noteはじめました
皆もすなるnoteといふものを、我もしてみむとて、するなり。
どうも、はじめまして。KENと申します。普段は神奈川県は平塚市にある博物館で天文の学芸員をしています(画像は職場の愛機です・笑)。それ以外にも『天文ガイド』という雑誌に記事を書いたり、天文教室の講師をしたりと、あちこちに顔を出させてもらっています。最近、隠し事…じゃない書く仕事が増えて、もうちょっと書く練習をしたいなぁという不純(?)