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モノコトフロー研究所

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モノコトフロー研究所ー時代を超える流通と文化の融合。  モノの流れを物的流通の過去未来、コトの流れをカルチャー時代史として捉え、様々な事象の「今」から未来を模索していきます。 …
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記事一覧

モノコトフロー研究所

モノコトフロー研究所

 モノとコトのフロー(流れ)とは、

◇時代を読み解き、流通の未来を創造する。

以下のような研究テーマ

- 物的流通の過去と未来 (モノの流れ)
- カルチャー時代史としての流行や文化の変遷 (コトの流れ)
- 物流研究
- 戦後史
- 情報と交通
- メディアの変遷

過去から現在に続く様々な現象の「流れ」を捉え、そこから未来を模索するユニークな研究所を目指します。骨格づくりも具体的な活動

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MONOことフロー深呼吸書店ー透明書店棚主

MONOことフロー深呼吸書店ー透明書店棚主

 東京都台東区蔵前にある透明書店。そこの棚主となって2ヶ月が経過した。

 今日(本日時点)で4冊!売れました^_^  🎆

まだまだ、いろいろ工夫していく必要がありそうですが、親切な遠井店長のアドバイスをもらいながら、コツコツと。

 出版の流通も勉強しつつ、「本屋さんと本の文化」の継承をいろいろ探していきたいなぁと思ってます。

 ごっこ、擬き、模倣、真似事、など揺り戻し&繰り返しを模索しな

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周期性

周期性

25年おきのターニングポイント    

周期

1970年  成長とその影

 1945年の敗戦から約25年、1970年頃に日本は大きな転換期を迎えていました。この時期、日本を賑わせたのは「大阪万博」です。日本の技術と文化を世界に示す光の側面がありました。しかし、その裏側では水俣病を始めとする「公害」問題が深刻化していました。公害問題は、当初企業の利益が優先され、政府もそれを支持していましたが、

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MONOことフロー深呼吸書店ー透明書店シェア棚

MONOことフロー深呼吸書店ー透明書店シェア棚

2024年6月吉日

本棚一覧
#透明書店

雑誌イコール 00号 9784910546339 ¥1,200

メディアが何をしたか?Part2 9784910546261 ¥2,500
著者 橘川幸夫

読むべきは人の顔色ではなく時代の空気だ 9798780352327 ¥891
著者 橘川幸夫➕選著 浅沼正治

コンテナ物語 9784822289935 ¥2,800
著者 マルク レビ

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編集長日記 透明書店

編集長日記 透明書店

蔵前にある透明書店に、シェア本棚ができました。こちらは、freeeが作った実験的な書店で、売上から仕入れまで、全て公開している。単なる本屋では、ジリ貧になるので、トークライブやったり読書会やったりと、さまざまなトライをしている。そして、いよいよシェア書店も設置した。

橘川の方であちこちのシェア書店を管理できないのだが、こちらは地元近辺の塾生の浅沼くんが、透明書店のクラファンに応募して、棚を確保し

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商人(あきんど)

商人(あきんど)

 商人の歴史はとてつもなく古い。中国古代、周に滅ぼされた「殷」の人々が散らばって流浪の民となり始めたのが商い。殷の人々は周りから「商」と呼ばれたという話だ。

市場をひらいたり、行商を行ったり、商売の原型のスタートは流浪の民によって始まったのかもしれない。

 日本でも、商売をする人を商人ーしょうにんと呼んだり、江戸時代は、あきんどとも呼ばれた。作られた「モノ」を必要な人の手に渡すのが商人の役目。

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味なニッポン戦後史 読書会

味なニッポン戦後史 読書会

帯に、「味の素はヤバい」ってーーーどうして信じたの?
日本人の味覚を問い直す!異色の戦後史

 日本人の味覚を深く掘り下げた異色の戦後史に舌のみならず脳にも刺激を受ける一冊。

 食とか味とかここ数年来、否が応でも耳雑学が増えている気がする。僕だけではあるまい。
しかしこれ一過性のブームではないと思っている。「食」や「味」に関しての雑な情報の行き交いの活発さは本能と関係している、という僕の仮説だ。

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物流2024年問題考察

物流2024年問題考察

物流2024 問題ー考察

 この 4 月から施行された新たな法律で、何がどのようなスピードで変化するのか、当事者でありつつも推移を見守りたいと思います。

 物流事業者の取り組みに注目が集まって報道されていますが、本質はそこではありません。取り上げられている事がどう考えてもチグハグです。
 昨今の報道を受けて、残業できないから収入が減る…その理由からドライバーが退職していく、という話をあちらこち

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黄金のペットボトルアーティスト

 モノとコトのフローを研究するにあたり、
とても感銘を受けた活動をnoteで見つけました。

 物流2024年関連記事を見ていく中。

 木村さんというアーティスト!

 そして

 「黄金のペットボトル」

木村さんが、黄金のペットボトルアーティスト!

 
 新しい「流れ」を感じました。

エコシステムへの挑戦
物流2024年問題の新たな視点
アートの可能性

 
 フロー研究家としてしっかり

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成熟社会は仕事再定義。

成熟社会は仕事再定義。

 多くの人々にとって、休日に「釣りや狩猟」を楽しんだり、「野菜作り」に情熱を注いだりすることは、単なる趣味を超えた意義と喜びだと思う。対価を得るための労働と逆に支払いをしてまで行いたい衝動の共通点と違いはなんなのだろうか。

 これからの世の中を考える時、省力化、自動化、ロボット技術の普及により、肉体労働から「身体ワーク」への価値観の変化に予感がある。例えば、ジムの「ちょこザップ」ランニングマシー

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