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アミ小さな宇宙人 シリーズ 読書ログ

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「アミ小さな宇宙人」「戻ってきたアミ」「アミ 3度目の約束」の三部作の読書ログ。現在更新中(2023.3月現在) 内容を忘れないための健忘録として書き始めましたが、読んだことない…
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#読書感想文

アミ小さな宇宙人 第5章 誘拐

アミ小さな宇宙人 第5章 誘拐

アミを一度は信じたペドロ。しかしアミが円盤を取りにしばし姿を消すと急に、「誘拐されるのでは?」と不安を感じ始める。

野放しの想像力は、コントロールできず恐怖で人を殺したり、良い人ばかりの中に悪やバケモノを作り出してしまう。
現実はもっと単純で美しいもの。そうだと知っていれば訳のわからない恐怖に呑み込まれることも不安を感じることもないとアミは言った。

これは、
「馬鹿な旅人の話」に通づるものがあ

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アミ小さな宇宙人                              第3章 アミと名付けられた宇宙人との会話

アミ小さな宇宙人 第3章 アミと名付けられた宇宙人との会話

「おばあちゃんが心配するから帰る」と言ったペドロにアミは「地球人は起こってもいない事を心配して頭を悩ませてばかりいる。そのせいで今を楽しんで生きることが出来ていない」と言う。人生は短いんだよと。

問題が起こったなら、その時全力で解決に当たればいい。
起こるかもしれない(起こらないかもしれない)事を気にするより、今を楽しんで生きる事の方が賢明。
未来がわからないというのは不安に思うかもしれないが実

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アミ小さな宇宙人 第2章 宙に浮かんだぺドゥリート

アミ小さな宇宙人 第2章 宙に浮かんだぺドゥリート

ダメに決まってると思っていた事、不可能だと思っていた事を可能にするには、考えないで夢中になること。

鳥になって空を飛ぶ事を無理だと思うペドロにアミは「僕達は鳥だ」と叫んで手を取った。
夢中になるに連れて次第に少しずつ地面から離れている時間が長くなっていく。

もしかすると、自分の知らない全く別の生き方や世界があるのかもしれないと思い始めるペドロ。

人間は年を追うごとに、

経験の中でいつしか思

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アミ小さな宇宙人 第1章 墜落UFO

アミ小さな宇宙人 第1章 墜落UFO

おばあちゃんと2人で避暑に来ていたペドロは海岸でUFOの墜落を目撃、墜落した場所は行ってみると子供の姿をした宇宙人と出会う。その宇宙人は大人のような不思議な優しい眼差しと雰囲気を持ち、人の心が読める。

名前は地球にはない発音だというので、ペドロがアミーゴ(友達)からとってアミと名付ける。

アミは、地球の自然の美しさに夢中でそれはまるで奇跡だとうっとりして言う。

「大気が天空の輝きや色を生み出

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