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アミ小さな宇宙人 第3章 アミと名付けられた宇宙人との会話


「おばあちゃんが心配するから帰る」と言ったペドロにアミは「地球人は起こってもいない事を心配して頭を悩ませてばかりいる。そのせいで今を楽しんで生きることが出来ていない」と言う。人生は短いんだよと。

問題が起こったなら、その時全力で解決に当たればいい。
起こるかもしれない(起こらないかもしれない)事を気にするより、今を楽しんで生きる事の方が賢明。
未来がわからないというのは不安に思うかもしれないが実は幸いな事。人は未来がわからないからこそ可能性(希望)を持つ事ができる。

もしも未来がわかってしまったら希望を持てなくなり、人は生きる意味を失ってしまう。
未来のことは誰にもわからない。
地球の未来は今、愛よりも科学に傾きすぎている。それは自滅への変換点にいるということ。
アミは地球の自滅を食い止める為、救済計画の一環で地球にやってきた。

地球の自滅を救いたいというなら、なぜ直接手を貸してくれないの?とペドロは尋ねた。

「もし宇宙人が現れたら地球人は信じようとはせず、攻撃を仕掛けるだろう。宇宙人が平和を“強制“する事は宇宙の法を破ることになる。そして宇宙人は戦争をしない。理由は神の存在を信じているから。」アミはそう答えた。

神を信じているというと、地球人はすぐ神様という人間の形をしたものを思い浮かべるが、実際神は人の形をしていない。
無限の存在であり純粋な創造エネルギー、限りなく純粋な愛。
そう、神とは愛の事であり、宇宙の基本法は愛だから宇宙人は戦う事や強制することはしない。

対して悪の存在とは、善を知り善を喜び、善を評価する為の表に対する裏のようなもの。目が見えること、歩けることは、視力を失ったり怪我をすることでその有り難さ、当たり前だと思っていた事の尊さを知れる。
悪とは日の出に対する夜のようなもの。

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