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アミ小さな宇宙人 第1章 墜落UFO


おばあちゃんと2人で避暑に来ていたペドロは海岸でUFOの墜落を目撃、墜落した場所は行ってみると子供の姿をした宇宙人と出会う。その宇宙人は大人のような不思議な優しい眼差しと雰囲気を持ち、人の心が読める。

名前は地球にはない発音だというので、ペドロがアミーゴ(友達)からとってアミと名付ける。

アミは、地球の自然の美しさに夢中でそれはまるで奇跡だとうっとりして言う。

「大気が天空の輝きや色を生み出しているんだ。」

「海に映った月を観察したことは?」

「僕らは今宇宙に浮いてる」

そんなこと考えたこともなかったペドロ。確かに地球にはよく考えると不思議なことが沢山ある。

アミが言う。

「ねえ、ぺドゥリート、もっと別の現実ってものがあるんだよ。君の知らないもっとずっとデリケートな世界がね。繊細な知性に近づく為の繊細な入り口、別のコミュニケーションというものが」

この本はこの「 繊細な知性、別のコミュニケーション」を説き明かしていくお話。

そして地球人が知らずに犯している罪について、またその罪によって地球が今自滅へと大きく傾いていることへと言及して行く。


ちなみに個人的に、この「アミ 小さな宇宙人」の冒頭部分は、エヴァのカオルとシンジの出会いのシーンによく似ていると思う。

カオルは海岸の岩の上に座って登場し、スッとシンジの懐に入る人懐こさと大人の様な子供の様な雰囲気、不思議な語り口をしている。

カオルはリリンの自滅を食い止めに遣わされた使徒(Angel)であり、それは地球救済の為地球へとやってきたアミに被る。

人類の自滅回避の為シンジに愛を教え、目覚めさせる為に送りこまれた…私の中でアミとカオルはかなりダブるので、読む時ずっとアミの台詞はCV石田彰で脳内再生してた笑


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