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「ゆめうつつ草紙」(2)
さて、「ゆめうつつ草紙」全15作品の小説を読んだ訳だが
まぁすごい。
度肝を抜かれた。
読む前は楽しんで読めればいいやなんて思っていたのに
結局何か書かずにはいられなかった。
各作品ごとに軽く感想を述べるだけでは足りず
(中には一章につき一言で終わる感想もあったが)、
ここで改めて1冊まるまる思ったことを記すことにした。
しばしまだお付き合いを。
「ゆめうつつ草紙」まず文章が綺麗。
読んで
「ゆめうつつ草紙」(1)
眠れない
何の気なしに手を伸ばした「ゆめうつつ草紙」
友人からもらった本
明け方に読み出した
完全にこの小説の影響でしっぽりしたリズムの文体を好むようになった。
上の4行はそれを意識してみて書いたやつ。
こういうの慣れてなくて、書いててちょっと恥ずかしくなった。
慣れてサッとかけるようになったら格好いいなぁ。
15の短編が収められた「ゆめうつつ草紙」、
1つずつ感想を記すことにする。
あらすじ
友人から本をプレゼントされた話 (2)
友人から突然本をプレゼントされた。
現在は廃盤となっている小説らしい。
中古本しか手に入らなかったと申し訳なさそうにしていた。
手渡されたのは小さな文庫本。
ペラペラめくると余白が多い。
詩かな。と思ったのが口に出ていたようで、
小説。と友人に正される。
表紙には「ゆめうつつ草紙」原田宗典 作 の文字。
その日はこれを読まなかった。
2日後の明け方、これに丸裸にされるなんて
この時はまだ知
友人から本をプレゼントされた話 (1)
大学時代から仲良くしている友人から本をプレゼントされた。
数日前、彼女から
「本を買った」
「プレゼントするからとりあえず読んで」というメッセージをもらってはいた。
短編の小説。すぐに読める。読んで。
どうやらとにかくオススメらしい。
この友人、日頃から読みやすくて丁寧な文章をつくる人である。
好んで読書もするし、好みの系統も完全に一致してはいないが ふんわりと被っている。
彼女の薦め方に、