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SOGIE

タイトルは
Sexual Orientation
Gender Identity
Gender Expressionの略らしい。

人のセクシュアリティにはいろいろある。
こころの性、からだの性、恋愛志向、性的指向、性表現…
これらをふまえた上でその人の「性」が確立…と言ったら言葉は強いが、成り立っている。

私は自身の性自認について、24年間疑問を持ったことがなかった。
今年の夏までは。
なにが引き金になったかなんて1つに絞ることは出来ないが、身の回りで起こった出来事と経験がごちゃ混ぜになった結果、この夏は自身の性自認について考える機会が多くあった。

2020年夏、私は「女性」であることから少し距離を置いていた。
いつも「私」であると思っていた。
この意識で過ごすととても気分がよかった。
ファッションにしても、メイクにしても、
女性だからこの格好なのではなく、私だからこの格好なのだと本当に好きな格好ができた。

でも、いくら自分の意識や表現が「私」だとしても、私の恋愛志向・性的指向は男性だ。
この事実が私を混乱させた。
「女性」でもない私が異性を好きになったら、なんだかややこしくない?

自身のSOGIEを診断できる「anone,」というサイトがある。
私はそのサイトに定期的にお世話になってきた。
以前までは割と気軽に診断して、そうなんだ!確かに!と納得していた。だが最近…この夏以降、診断することを躊躇していた。
以前までの診断結果に今の自分があまり合っていないと感じていたし、違う結果が出そうでなんだか怖かった。
別に違う結果が出てそれがなんであろうと、それが私なのだから怖がらなくてもいいのに、なぜか躊躇していた。

そんな折、友人が自身のセクシュアリティと向き合って1歩踏み出したと聞いた。その勇気に私も感化され、久しぶりにanone,を訪れることにした。

結果はこうだった。
こころの性: トランスジェンダー
恋愛志向: 男性を恋愛対象とするヘテロロマンティック
強い信頼関係で恋に落ちるデミロマンティック
性的指向: 異性に性的欲求を抱くヘテロセクシャル
知性を愛するサピオセクシャル
表現したい性: 男性でも女性でもないノンバイナリー

いつもと違うのが「こころの性」だった。
以前まではシスジェンダーで、その結果に割合満足していた。
が、今はトランスジェンダー…???こころが???どういうこと???

とりあえず説明文を読んだ。

体の性を超えたあなたらしさ。それがトランスジェンダーです。 生まれたときの性別が何であっても、あなたが決めた性別でいることから「性別越境者」という名前がついていることも。
トランスジェンダーの人のなかには、こころの性にからだの性を合わせる人もいれば、生まれたときの性のままにしておく人もいます。 もし今の性別がしっくりこないな、と感じたら、周りの人にも相談してみてください。 もし相談するのがちょっと難しいなと感じたら、いつでも私たちを頼ってくださいね。 anone, はいつでもあなたの力になります。

分かるような分からないような。
1つ楽になったのは、こころの性がトランスジェンダーでもからだの性に合わせたまでいいと知れたことだ。ということは、私はこのままこのからだを持っていてもいいってこと。からだはそのままで、こころでは男でも女でもない、色んな感覚が混じった私のままでいいのか…え…??いいの??贅沢じゃない?いいの?嬉しい……
そして引用した説明文の優しいこと!!

しっかりした診断でこころの性が明らかになったところで、Xジェンダーやノンバイナリーについても調べてみた。
すると私はノンバイナリーの感覚がしっくりくる気がする。
トランスジェンダーとノンバイナリー、診断結果と違うやん…って思うけど、自分にとって居心地のいい認識の方がよくない…?

というわけで、私は今日ノンバイナリーなこころをもった人として生きていく。

セクシュアリティについて興味を持って調べているものの、全てを知っているわけではないので、私の文章で不快になった方がいたらごめんなさい。
あと、当初書こうと思ってた内容(デミロマンティックについて)と全然違う内容になってしまって、書こうと思ってなかったことを書いてしまった。私が書きたいのはこれじゃない。しかも私の感じるこころの性についてきちんと書ききれてないし、表現したい性とこころの性がごっちゃになっているところがあるから本当にこの記事は良くない。改めてちゃんと書く。

書き出してスッキリするかと思ったら、全然きちんと書くことが出来なくて結構モヤモヤしてる。最悪だ…