Mebaie

京都 24歳 フェミニスト 🏳️‍🌈💜 人権活動家として目指すは世界平和✌️

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最近の記事

SOGIE

タイトルは Sexual Orientation Gender Identity Gender Expressionの略らしい。 人のセクシュアリティにはいろいろある。 こころの性、からだの性、恋愛志向、性的指向、性表現… これらをふまえた上でその人の「性」が確立…と言ったら言葉は強いが、成り立っている。 私は自身の性自認について、24年間疑問を持ったことがなかった。 今年の夏までは。 なにが引き金になったかなんて1つに絞ることは出来ないが、身の回りで起こった出来事と経

    • 夜勤と会社の人たち

      私の務める会社はシフト制だ。 夜勤もある。 もう辞めようかと考えている会社なので ちょっと記念に、とある夜勤の過ごし方を書いてみることにする。 誰得でもない。自己満だ。 それでは。 14:30 起床、シャワー 15:30 出勤 16:30 着 17:00 夕礼、引き継ぎ 17:30 日勤者退勤 25:00 締め作業 26:00 データ入力 27:00 就寝or休憩 5:00 朝礼の準備 7:00 ロビー周辺掃除 8:30 朝礼準備 2回

      • 家電量販店から

        私は家電量販店が苦手だ。 蛍光灯の明るさ 電化製品特有の匂い 繰り返される高い声の売り込み 幼い頃から24歳になった今まで、 そこは自分から決して足を踏み入れない空間のひとつである。 高校生の時、お世話になった人から一冊の本を渡された。 HSPの本だ。 「多分あなたはこれかもしれない。でも病気とかじゃないし安心して読んで。」と言われた。 最初に簡単な診断項目があり、チェックしていく。 確かに当てはまる項目が多く、というか ・感動したらすぐに涙が出る ・グロテスクな表現

        • キューバの話(4)

          旅を通して自分の価値観がぶっ壊れることがある。 特に1人で旅行してたらそうなる、と私は思っている。 1人だけで過ごすから、体験すること全てが自分のもの。 常に感覚が外にも内にも向いてる状態。 いや、どちらかと言うと外で起こることを全細胞で受け止めることに必死かもしれない。 そう、圧倒されっぱなし。 内に向くのは少し時間が経ってから。 5日間のキューバ滞在を通して、ぶっ壊れた私の価値観。 一言でまとめられないからつらつら書いちゃう。 なんか…普段過ごしてて、こうじゃなきゃ

          キューバの話(3)

          キューバに着いたのが深夜だったから知らなかった。 あの!あの! あのマレコン海岸通りが!目と鼻の先にある! えっ!夢かな…天国? もう死んじゃったのかな…って思った。 窓から景色を見ながらAirbnbのベロニカから家の説明を受ける。 日本のキューバパンフレット見せて、どこが観光にオススメ?って聞いたら「えー!ここ日本人にオススメするん?!おもしろ〜!」って笑ってたくさん教えてくれた。 ベロニカには最初から最後まで本当にお世話になった。 WiFiを破格の値段で使わせてくれ

          キューバの話(3)

          キューバの話(2)

          日本から遠く離れた場所に来た。 ハバナのホセ・マルティ空港に足を踏み入れた途端、 むわっと熱気に全身が包まれる。 両親の実家の押し入れのようなカビ臭さが鼻を通り抜けた。 ハバナに来た。来てしまった。 たまらずニヤニヤしてしまう。 荷物を受け取り両替し、タクシーに乗った。 タクシーが走り出してすぐ、 運転手が後ろを振り返って両手を差し出して言った。 「僕カルロス!よろしく!君は?」 めちゃめちゃ目が合う。 空港付近の道なんて、目隠ししても運転出来ると言わんばかりだ。 バチ

          キューバの話(2)

          キューバの話(1)

          2019年の2月、キューバに行った。 卒業旅行として行った。 「早くキューバに行かなければ」 キューバを夢見る人なら1度は零すこの言葉。 私ももれなくその言葉を使った1人だ。 私の勝手な計画では、 卒業旅行は親友と2人でアメリカ横断をするつもりだった。 そう、まさに映画「テルマ&ルイーズ」のように。 ただ実際私が憧れていたのは、自身が卒業論文で取り上げた小説「オン・ザ・ロード」さながらの旅だったのだが。 どっちにしろ、結果的にこの計画は崩れた。 卒業旅行シーズン時期、私

          キューバの話(1)

          資格の話

          今年の11月、IELTSを受験する。 これからの進路を聞かれた時、私は決まってこう答える。 海外の大学院。 受験するにはこの資格が必要だ。 実はこれまで何度もIELTSの受験手続きはしてきた。 ただ、勉強していると急に先の自分が怖くなり いつも直前でキャンセルしてしまうのだ。 だが今回は違う。 キャンセルなんてしない、できない。 なぜなら一緒に頑張る人たちがいるからだ。 会社(ホテル)にいる大好きな先輩たち。 少し前、各々が取りたい資格を取ろうという話をした。 コロナ

          資格の話

          メキシコとフェミニズムと私の夢

          数年前から私はジェンダー学というものを勉強している。 そして今、メキシコでその学問を学びたいとも思っている。 しばらく下火だったメキシコへの熱が再燃した頃、 ふとメキシコにおけるジェンダー関連の論文を読んだ。 論文によると、 ・メキシコでは1970年代より男女の社会、経済、福祉の格差を是正しようとする活動が続いている ・性教育では、中等教育から成人にかけて性教育に割かれる時間と労力も日本とは比べ物にならないほど多いし大きい ・毎年更新される「ジェンダーギャップ指数ランキン

          メキシコとフェミニズムと私の夢

          【友人紹介】O氏

          私にはO氏という友人がいる O氏とは大学1回生の時に知り合った 当時は授業が被ったり、たまに映画やご飯に行くくらいの仲だった 急激に仲良くなったのは大学を卒業してからである 大学時代までのO氏とはそこまで深い話をしてこなかった ゆえに私が知っている当時のO氏は箇条書きにすると下のようになる ・頭良さそう ・映画が大好きな人 ・授業中いきなり当てられてもテンパらない ・わりとポーカーフェイス ・地に足着いた落ち着きをもつ人 どうだろう 本当に外しか見えてないな、と自分で

          【友人紹介】O氏

          「ゆめうつつ草紙」(2)

          さて、「ゆめうつつ草紙」全15作品の小説を読んだ訳だが まぁすごい。 度肝を抜かれた。 読む前は楽しんで読めればいいやなんて思っていたのに 結局何か書かずにはいられなかった。 各作品ごとに軽く感想を述べるだけでは足りず (中には一章につき一言で終わる感想もあったが)、 ここで改めて1冊まるまる思ったことを記すことにした。 しばしまだお付き合いを。 「ゆめうつつ草紙」まず文章が綺麗。 読んでて本当に気持ちがいい。 詩というより唄?と錯覚してしまう。 最初は普通に読んでい

          「ゆめうつつ草紙」(2)

          「ゆめうつつ草紙」(1)

          眠れない 何の気なしに手を伸ばした「ゆめうつつ草紙」 友人からもらった本 明け方に読み出した 完全にこの小説の影響でしっぽりしたリズムの文体を好むようになった。 上の4行はそれを意識してみて書いたやつ。 こういうの慣れてなくて、書いててちょっと恥ずかしくなった。 慣れてサッとかけるようになったら格好いいなぁ。 15の短編が収められた「ゆめうつつ草紙」、 1つずつ感想を記すことにする。 あらすじは書いてないから、本全体の感想を希望なら次の記事へ。 ★はお気に入りの話。 以下

          「ゆめうつつ草紙」(1)

          友人から本をプレゼントされた話 (2)

          友人から突然本をプレゼントされた。 現在は廃盤となっている小説らしい。 中古本しか手に入らなかったと申し訳なさそうにしていた。 手渡されたのは小さな文庫本。 ペラペラめくると余白が多い。 詩かな。と思ったのが口に出ていたようで、 小説。と友人に正される。 表紙には「ゆめうつつ草紙」原田宗典 作 の文字。 その日はこれを読まなかった。 2日後の明け方、これに丸裸にされるなんて この時はまだ知る由もなかった。

          友人から本をプレゼントされた話 (2)

          友人から本をプレゼントされた話 (1)

          大学時代から仲良くしている友人から本をプレゼントされた。 数日前、彼女から 「本を買った」 「プレゼントするからとりあえず読んで」というメッセージをもらってはいた。 短編の小説。すぐに読める。読んで。 どうやらとにかくオススメらしい。 この友人、日頃から読みやすくて丁寧な文章をつくる人である。 好んで読書もするし、好みの系統も完全に一致してはいないが ふんわりと被っている。 彼女の薦め方に、そんな一方的な、と思った。 だが、お互い好みが似通っていることに加え、基本的に活

          友人から本をプレゼントされた話 (1)