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考察

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日々考えていることをとりあえず世に出していく、、、、、、
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月を撮らない理由

月を撮らない理由

 「秋は、夕暮/冬は、つとめて。」と清少納言は言い張りますが、秋冬の夜空もなかなかのものです。空気が非常に澄んでいるので、空がはっきりと見えます。私が唯一判別できる(笑)星座「オリオン座」も身近くに見えます。私の家はすこし小高いところにあるので、家の門まで坂を登らないといけません。バイト帰りの深夜など、坂を登って自然と目線が空へと行く中、知ってる顔(星座)を見かけると「今年も君に会える季節が来たな

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芸術論(?)

芸術論(?)

多分1ヶ月以上投稿をサボっておりました……。これ以上この記事を書くことを放置するともう一生書かない気がしたので、とりあえず書き切ってしまいました。今回もよければお付き合いください。

9月末に大阪中之島美術館で開催していた岡本太郎展に行ってきました。珍しくも展示物の写真撮影がOKな展覧会だったので、バンバン撮影してきました。

1.キッカケ 岡本太郎といえば、「太陽の塔」くらいのイメージしかありま

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登ること、走ること

登ること、走ること

結果的に多趣味(?)というか色々齧っている私ですが、登山歴は地味に11年目となりました。と言っても基本は夏しか山に行きません。特に泊まりがけの大規模な登山は今年は1回だけ。登山11年目にしてついに穂高連峰の一座、日本第三位の標高を誇る奥穂高岳にチャレンジしてきました。

今夏の登山
8月28日深夜から8月31日にかけて上高地から入山し、涸沢を経由して奥穂高岳を登ってきました。行程はこんな感じ。

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法学徒徒然⑤

法学徒徒然⑤

1早速つづきを 
「法学の勉強って、何かの役に立つの?」②法律家の物の考え方を知っているということ

私が法学部4回生になって初めてまともに法律の勉強をし始めたことは以前お伝えしたと思います。実は、4回生当時は真剣に「私は今何を勉強しているのか」について悩んでいました。その悩みは今も続いている場面もあるのですが、多少なりとも解消された部分もあって、その部分を整理するために私は今この記事を作成してい

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法学徒徒然④

法学徒徒然④

1前回のおさらいさて、前回の投稿では、法学部で勉強する内容を私なりにまとめてみました。法学部生の大半は4年間かけて二つのことを学びます。➀法律の扱い方②法律家の物の考え方、です。今回は、それが何の役に立つのか、について検討していきたいと思います。

2「法学の勉強って、何かの役に立つの?」➀法律の扱い方を知っているということ

パンデクテン・システム
みなさんは,「ポケット六法」「デイリー六法」な

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法学徒徒然③

法学徒徒然③

1やっぱり長い前置き昨日大変中途半端なところで終わってしまいました。明日の課題はまだ終わっていませんが、とりあえず続きを書きたいと思います。

ちなみに、明日は民事訴訟法の授業です。ロースクールでは、事例問題を素材に生徒と教員の質疑応答を通じて法の解釈・適用の訓練をしていく授業が主流です。いわゆる六法科目はすべてそれで、それ以外のちょっとマニアックな法(租税法、労働法、倒産処理法…etc)などの、

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法学徒徒然②

法学徒徒然②

前回の最後は、以下のように書いていたと思います。

今回は、こちらについて自問自答していきます。

「法学って何?」「何を勉強するの?」法学をより詳しく言うと「法律学」です。あたりまえやろ、と思いになるでしょう。私なりにもう一歩進めると、法律学とは「法解釈学」と「それ以外」に分かれます。まずは一つずつ検討していきたいです。

「法解釈学」ヲ想フ

法学徒として人生再スタートしてから(つまり大学一回

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法学徒徒然➀

法学徒徒然➀

ちょっと長い前置き

現在私は、某関西の大学の大学院で法学を学んでいます。法学部の大学院といえば法科大学院(世にいう「ロースクール」ですね)を思い浮かべる方が多いと思いますが、まさにその法科大学院生をやっております。

ちなみに、法科大学院は何を勉強するところかと言うと、司法試験の勉強をするところです。制度上は「理論と実務の架け橋」となる場所として設定されています。露骨に、資格試験予備校と言う人も

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生み出すことへの焦燥

生み出すことへの焦燥

最近全くもって短歌を投稿出来ておらず‥‥。それでも「ナニカ」を生み出したいという欲求が自分の中でとぐろを巻いている今日この頃です。なにも社会において価値を提供していない自分が、生きていていいのだろうか、、、、、、と悩んでいるくらいなら、まぁなんか書くか、と思ってキーボードを打っています。

そう思うきっかけになったのは、こちらの本「先生、どうか皆の前でほめないで下さい」https://www.am

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