Chiltern Vintage/チルターンヴィンテージ

イギリス、ロンドン郊外のチルターン丘陵地に在る骨董屋の店主です。店主が暮らすイギリスで…

Chiltern Vintage/チルターンヴィンテージ

イギリス、ロンドン郊外のチルターン丘陵地に在る骨董屋の店主です。店主が暮らすイギリスで出会った、ヴィンテージ&アンティークをオンラインストアでご紹介しています。

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    Royal Doulton ロイヤルドルトン "MINDEN" トリオ(カップ&ソーサー、サイドプレート)

    1930年代~1950年代に作られた「MINDEN」 シリーズ。クリーム色の陶器地に映える、カラフルな花のモチーフに遊び心と優しさを感じます。1930年代と言えばアールデコの時代。このトリオにも、懐かしい佇まいの中にどこか今に通じるモダンが溶け込み、アールデコが息づいていることを感じます。一般的なトリオよりも大きめの作りで、コーヒー、紅茶がたっぷりと頂けます。ティータイムはもちろん、軽い朝ごはんにもお役に立ちます。ちょっとだるい朝も、ヴィンテージ食器が豊かな気持ちにしてくれそうですね。サイドプレートの裏に直径2㎜ほどのチップがあります。その他のヒビやカケのダメージ、目立つキズや汚れはありません。古いものとして状態の良いものです。◆年代:1933年~1959年◆サイズカップ:直径 9.5cm/H 7.9cm(満量 300cc)ソーサー:直径 16.5cm/H 2.5cmサイドプレート:直径18.5cm/H 1.5cm ◆重さ:538g✑Royal Doulton ロイヤルドルトンロイヤルドルトンは1815年に南ロンドンのランベスでジョン・ドルトンによって設立されました。設立当初はストーンウェアなどを作る零細企業でした。その後、2代目のヘンリー・ドルトンが飛躍的に事業を拡大し、1887年にヴィクトリア女王より陶磁器業界初の「ナイト」の称号を与えられます。さらに、1901年にはエドワード7世から王室御用達の栄誉を受け、「ロイヤル」を冠することを許され「ロイヤルドルトン」となりました。現在も時代のニーズに合わせて、様々なスタイルのテーブルウェアを、次々に世に送り出しています。********************古いものですので、状態の良いものであっても表記の難しい汚れや傷、シミ、貫入、製造時の異物の混入や釉薬のはがれ、プリントロスや色飛びなどもございます。これらは古いものの個性、魅力として愛して頂けますと幸いです。気になる点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
    ¥8,000
    Chiltern Vintage
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    Sarreguemines サルグミンヌ "Agreste" プレート(A)

    フランス サルグミンヌ "アグレスト“のプレート。人気の象牙色のまろやかでエレガントな花リムシリーズをベースに、ポピーやひな菊、麦の穂やホタルブクロ、田舎の道端に咲くような素朴な草花が描かれ、かざらず、穏やかな雰囲気が漂います。花たちを引き立てる赤い縁取りも愛らしい。いつもの何気ないごはんやお菓子にすっとなじみ、テーブルを素敵にしてくれそうですね。表から見えませんが、リムの裏に小さなチップが3か所(写真11と12)ありコンディションを反映した価格としています。その他のヒビやカケのダメージはなく、カトラリー跡はわずかに見える程度、全体的には使用感の少ない状態の良いものです。◆年代:1920年代〜1950年代◆サイズ:直径 23cm/H 2.5cm◆重さ:405g✒︎Sarreguemines (サルグミンヌ) サルグミンヌ窯は、18世紀の終わりにフランスとドイツの国境、アルザス・ロレーヌ地方の町サルグミンヌに始まりました。ナポレオンが愛用したことから、窯は急成長を遂げて行きます。1870~71年の普仏戦争の影響で、サルグミンヌはドイツ領となってしまい事業の継続が困難になりました。自社の製品をドイツからフランスへ輸出することになり、高額な輸出税がかかったためです。そこで、サルグミンヌ窯は1879年にフランスのブルゴーニュ地方の町ディゴワンへと移り、その地ですでに陶器を制作していたDigoin(ディゴワン)と合併したのです。合併後も、サルグミンヌ、ディゴワン&サルグミンヌ、ディゴワンと3つの刻印を使用しつつ、100年以上に渡り陶器を生産していましたが、2007年に廃業しました。********************古いものですので、状態の良いものであっても表記の難しい汚れや傷、シミ、貫入、製造時の異物の混入や釉薬のはがれ、プリントロスや色飛びなどもございます。これらは古いものの個性、魅力として愛して頂けますと幸いです。気になる点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
    ¥4,500
    Chiltern Vintage
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    Sarreguemines サルグミンヌ "Agreste" プレート(B)

    フランス サルグミンヌ "アグレスト“のプレート。人気の象牙色のまろやかでエレガントな花リムシリーズをベースに、ポピーやひな菊、麦の穂やホタルブクロ、田舎の道端に咲くような素朴な草花が描かれ、かざらず、穏やかな雰囲気が漂います。花たちを引き立てる赤い縁取りも愛らしい。いつもの何気ないごはんやお菓子にすっとなじみ、テーブルを素敵にしてくれそうですね。製造時、あるいは時を経る中で生じた小さな付着(写真11、12)や小さなチップ(写真13)が見られますが、クラシックなものの風合いとして受け止めて頂ければ幸いです。カトラリー跡はわずかに見える程度、使用感の少ない状態の良いものです。コンディションを反映した価格としております。◆年代:1920年代〜1950年代◆サイズ:直径 23cm/H 2.5cm◆重さ:382g✒︎Sarreguemines (サルグミンヌ) サルグミンヌ窯は、18世紀の終わりにフランスとドイツの国境、アルザス・ロレーヌ地方の町サルグミンヌに始まりました。ナポレオンが愛用したことから、窯は急成長を遂げて行きます。1870~71年の普仏戦争の影響で、サルグミンヌはドイツ領となってしまい事業の継続が困難になりました。自社の製品をドイツからフランスへ輸出することになり、高額な輸出税がかかったためです。そこで、サルグミンヌ窯は1879年にフランスのブルゴーニュ地方の町ディゴワンへと移り、その地ですでに陶器を制作していたDigoin(ディゴワン)と合併したのです。合併後も、サルグミンヌ、ディゴワン&サルグミンヌ、ディゴワンと3つの刻印を使用しつつ、100年以上に渡り陶器を生産していましたが、2007年に廃業しました。********************古いものですので、状態の良いものであっても表記の難しい汚れや傷、シミ、貫入、製造時の異物の混入や釉薬のはがれ、プリントロスや色飛びなどもございます。これらは古いものの個性、魅力として愛して頂けますと幸いです。気になる点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
    ¥4,500
    Chiltern Vintage

記事一覧

🇬🇧イギリスの「パンケーキの日」

昨日2/13(火)、イギリスは年に一度の「パンケーキの日」でした。 パンケーキの日って何?と言いますと、 キリスト教の歴史によるもので、復活祭(イースター)の46日前にL…

ロンドンの食堂で「イングリッシュブレックファースト」を食べた。

しばらくnoteから遠ざかり、 2年ぶりに記事を書いてみる。 先日、用事でロンドンに一泊。 それならば、普段は食べない イングリッシュブレックファーストを 食べよう💡と…

クリスマスリース作りました

お久しぶりです。 半年以上も書くことから遠ざかってしまっていた。 最後の記事を書いたのは6月、月日は流れ12月も半ばを過ぎ、2021年が終わりを迎えようとしている。 5…

旬のいちごでクラフティ

イギリスはこれからが「ブリティッシュ🇬🇧ストロベリー🍓」の旬だ。 いつもスーパーに並んでいる外国産の酸っぱいものより、甘くて幸せな香りがする。 とは言え、サイズ…

お菓子の重鎮レモンドリズルケーキ

イギリスのお茶菓子の重鎮であられる レモンドリズルケーキ🍋 イギリスのティールーム、コーヒーショップ、もちろんスタバも、必ずショーケースにそのお姿がある。 日本に…

ウェールズへ その2

スノードン山への登山の翌日は、ウェールズの北西にあるアングルシー島をドライブしてアニス・スランズウィンへ立ち寄った。 イギリス名物、安定の灰色の空。加えて荒波、…

ウェールズへ

2020年9月にイギリスへ転居して以来8ヶ月、 ひたすら自粛生活だったけれど、遂に!やっと!遠出と外泊、飲食店の店内飲食が解禁されたのでウェールズ🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿へ。 …

イギリスで眺める桜

こんにちは。 きっと誰も読まないだろうと思うけど、 とりあえず挨拶を。 暗く鬱蒼とした冬がようやく過ぎ、イギリスは今、春が始まる鐘が鳴るのを待ち侘びていた様に草木…

イースターの日に

4/4(日)、イギリスはイースター(復活祭)だったのでイースターバニー🐰⇨人参🥕とかけて、イギリスのお茶菓子の定番キャロットケーキ焼いた。イギリスに暮らしながらキャ…

🇬🇧イギリスの「パンケーキの日」

🇬🇧イギリスの「パンケーキの日」

昨日2/13(火)、イギリスは年に一度の「パンケーキの日」でした。

パンケーキの日って何?と言いますと、
キリスト教の歴史によるもので、復活祭(イースター)の46日前にLent(レント)と呼ばれる断食期間があり、レントの期間は卵やバター、乳製品を取らないため、レントの前日に食材を使い切ろうとパンケーキを焼いた習慣がパンケーキ・デイと呼ばれるようになりました。

レシピは、2年くらい前にスーパーで

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ロンドンの食堂で「イングリッシュブレックファースト」を食べた。

ロンドンの食堂で「イングリッシュブレックファースト」を食べた。

しばらくnoteから遠ざかり、
2年ぶりに記事を書いてみる。

先日、用事でロンドンに一泊。
それならば、普段は食べない
イングリッシュブレックファーストを
食べよう💡とひらめいて、
やって来ましたリージェンシーカフェ。

1946年から続くこのカフェには、カプチーノもパンケーキもクロワッサンもない。
出てくるのは「イギリスの朝ごはん」オンリー。だから、朝7時半に開店して14時半には閉店する。

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クリスマスリース作りました

クリスマスリース作りました

お久しぶりです。

半年以上も書くことから遠ざかってしまっていた。
最後の記事を書いたのは6月、月日は流れ12月も半ばを過ぎ、2021年が終わりを迎えようとしている。

5日ほど前に、やっとクリスマスリースを飾った。
12月に入った頃から、街も家も、スーパーもガーデンセンターも日毎にクリスマスムードに染まって行くのに、何もしていない我が家。
出ました!ギリギリになるまで取り掛からない、私の性格。

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旬のいちごでクラフティ

旬のいちごでクラフティ

イギリスはこれからが「ブリティッシュ🇬🇧ストロベリー🍓」の旬だ。

いつもスーパーに並んでいる外国産の酸っぱいものより、甘くて幸せな香りがする。
とは言え、サイズは大小まちまち、甘さも日本のいちごには劣るけれど。

ユニオンジャック🇬🇧がプリントされたパッケージ、イギリスの人たちも「国産いちご」に
思い入れがある様だ🍓🍓

新鮮なままを頂くのはもちろん、旬だからこそ色々ないちごを楽し

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お菓子の重鎮レモンドリズルケーキ

お菓子の重鎮レモンドリズルケーキ

イギリスのお茶菓子の重鎮であられる
レモンドリズルケーキ🍋
イギリスのティールーム、コーヒーショップ、もちろんスタバも、必ずショーケースにそのお姿がある。

日本にいる友達から、コレがとても美味しいんだと聞いて作って見たいと思っていた。
レモンを買って放置すること10日以上。古くなり始めてから、いよいよ重い腰を持ち上げて取り掛かった自分の性格が現れたケーキ。

どうせケーキを作るんだったら、早く

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ウェールズへ その2

ウェールズへ その2

スノードン山への登山の翌日は、ウェールズの北西にあるアングルシー島をドライブしてアニス・スランズウィンへ立ち寄った。
イギリス名物、安定の灰色の空。加えて荒波、風、雨‼︎
そこはもう、北島三郎も八代亜紀もビックリ!な、憂いを唄う演歌ワールドのよう。
「荒涼」の言葉の意味を可視化した様な風景で、しばらくの間、私の頭の中で「荒涼」の2文字がぐるぐるしていた。

アニス・スランズウィンには、ウェールズ

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ウェールズへ

ウェールズへ

2020年9月にイギリスへ転居して以来8ヶ月、
ひたすら自粛生活だったけれど、遂に!やっと!遠出と外泊、飲食店の店内飲食が解禁されたのでウェールズ🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿へ。

目指すはイングランド&ウェールズの最高峰スノードン山。最高峰とは言え1,085m、富士山3,776mの3分の1にも及ばない、山歩きだと
思っていたら完全な登山だった。
勾配のキツイ坂は続くよどこまでも〜。
頂上は雲に覆

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イギリスで眺める桜

イギリスで眺める桜

こんにちは。
きっと誰も読まないだろうと思うけど、
とりあえず挨拶を。

暗く鬱蒼とした冬がようやく過ぎ、イギリスは今、春が始まる鐘が鳴るのを待ち侘びていた様に草木が芽吹き、花がたくさん咲き、人も植物もすごく嬉しそう。もちろん私も嬉しい。

家の近くの八重の桜が、それはそれは美しく咲いているのに、イギリスでは桜を愛でる文化が無いのか、それとも、桜を愛でるのは日本人くらいなのか、立ち止まって桜を眺め

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イースターの日に

イースターの日に

4/4(日)、イギリスはイースター(復活祭)だったのでイースターバニー🐰⇨人参🥕とかけて、イギリスのお茶菓子の定番キャロットケーキ焼いた。イギリスに暮らしながらキャロットケーキ食べるのは初めてで、素朴でどこか懐かしくて優しい味がした。素朴な味をバターとクリームチーズのアイシングがリッチでコクのある味に格上げしている。

イースターが近くなると、スーパーに並ぶカラフルで大小様々なウサギと卵のチョ

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