Chiltern Vintage/チルターンヴィンテージ

イギリス、ロンドン郊外のチルターン丘陵地に在る骨董屋の店主です。店主が暮らすイギリスで…

Chiltern Vintage/チルターンヴィンテージ

イギリス、ロンドン郊外のチルターン丘陵地に在る骨董屋の店主です。店主が暮らすイギリスで出会った、ヴィンテージ&アンティークをオンラインストアでご紹介しています。

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    CROWN STAFFORDSHIRE クラウンスタッフォードシャー "England's Bouquet" トリオ(カップ&ソーサー、サイドプレート)

    イギリスのカントリーサイドの野に咲く花を摘み取って束ねたような、明るく素朴な花たちは、まさに"England's Bouquet"(イギリスの花束)らしい優しい雰囲気を感じるトリオです。リムを囲むレリーフ模様と縁の金彩が気品を添え、ちょっと特別なお菓子もいつものお菓子も、素敵に引き立ててくれることでしょう。在庫2点にヒビ、カケのダメージはありません。カトラリー跡もごくわずか、使用感の少ない状態の良いものです。保存の過程で生じた少しのスレ(写真13)は、クラシックなものの風合いとして受け止めて頂ければ幸いです。状態に差異がございませんので梱包は当店へお任せください。◆年代:1940年代◆サイズカップ:直径 9.5cm/H 6cm(満量 240cc)ソーサー:直径 14.0cm/H 2.5cmサイドプレート:直径 15.5cm/H 1.5cm ◆重さ:400g(同じデザインであっても個体差がございます。)✒︎CROWN STAFFORDSHIRE クラウンスタッフォードシャートーマスグリーンの名で19世紀から20世紀にかけて人気を誇っていた歴史ある窯で、1897年に社名変更し、クラウンスタッフォードシャーとなりました。1973年にウェッジウッド傘下となり、1985年頃まで、クラウンスタッフォードシャーのブランドネームが使われていました。ウェッジウッドの有名なシリーズのハンティングシーンは、もともとはクラウンスタッフォードシャーが考案し、コールポートやウェッジウッドがそのデザインを引き継ぎました。********************古いものですので、状態の良いものであっても表記の難しい汚れや傷、シミ、貫入、製造時の異物の混入や釉薬のはがれ、プリントロスや色飛びなどもございます。これらは古いものの個性、魅力として愛して頂けますと幸いです。気になる点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
    ¥0
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    PARAGON パラゴン "May Blossom" ティープレート(2枚組)

    "May Blossom"(5月の花)と名付けられたプレートは、黄色い花が明るく愛らしく、持っていると幸運が舞い込んで来そうな、ハッピーオーラを感じるヴィンテージです。直径15cmと、まさにスコーンのために作られた様なかわいらしいサイズは、小ぶりなプレートならではの魅力があります。ガラスの器やアロマの受け皿として、アクセサリーレストなどにも良さそうです。バックスタンプは今ではより貴重に感じられる、亡きエリザベス女王とエリザベス女王のお母様のダブルワラント(王室御用達の紋章)が記されています。在庫2セットとも、ヒビ、カケのダメージはなくカトラリー跡も僅か、ツヤもあり状態の良いものです。使用感は少なく今後も気持ち良くお使い頂けるものです。◆年代 1950年代◆サイズ 直径15cm/H1.3cm◆重さ:2枚で322g(同じデザインでも個体差がございます。)✒︎PARAGON パラゴンパラゴンの歴史は古く、1897年にスターチャイナという社名で創業しました。優れた作品が人気となり、1919年にパラゴンチャイナに社名変更し、窯としての地位を高く築いて行くこととなります。1926年、エリザベス女王の誕生祝いに陶器を制作して王室御用達となり、1933年から1960年ごろまで王室御用達ブランドとして長く親しまれました。1992年にパラゴンの名前での生産は終了しましたが、特別版が販売されたりしています。現在パラゴンはウェッジウッドグループ傘下となっています。********************古いものですので、状態の良いものであっても表記の難しい汚れや傷、シミ、貫入、製造時の異物の混入や釉薬のはがれ、プリントロスや色飛びなどもございます。これらは古いものの個性、魅力として愛して頂けますと幸いです。気になる点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
    ¥5,000
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    COPELAND SPODE "ASTER" サラダ/デザートプレート

    歴史ある名陶スポードの、アスターが咲き誇る華やかなプレート。ラベンダーブルーの小花や緑の葉、黄色い実が見え隠れし、赤いアスターが軽やかに、爽やかに映ります。遠目から見た時の、それぞれ色が調和し合った彩色美にも惹かれます。イギリスでのアスターは花束としておなじみのお花ですが、日本では東洋的なイメージのせいか、シノワズリデザインのようにも感じられます。ティータイムにも食事にも使い勝手の良い、直径およそ20㎝、やや厚みのある風合いは扱いやすいのも嬉しいですね。ヒビ、カケのダメージは無く、小さなキズさえ見えません。未使用と思われる、使用感のない大変状態の良いものです。◆年代 恐らく1960年代◆サイズ 直径 19.5cm/H 2.5cm◆重さ:2枚で322g(同じデザインでも個体差がございます。)✒︎ COPELAND SPODE コープランドスポードイギリスの最も古いメーカーのひとつであるスポード(コープランド)は、1770年、イギリスの陶器産業の地、ストーク・オン・トレントでジョサイア・スポードにより設立されました。東洋の憧れだった「ブルー&ホワイト」を基調とした銅版転写とボーンチャイナの技術をイギリスで初めて成功させた窯元です。1833年、W.T.コープランドとトーマス・マーガレットがスポードを買収。その後、W.T.コープランドが単独オーナーとなりました。1970年にSpode Ltd.として、社名にスポードの名を戻しました。金彩技術やジュール打ちの技術なども発展し優れた作品を多く製造しました。********************古いものですので、状態の良いものであっても表記の難しい汚れや傷、シミ、貫入、製造時の異物の混入や釉薬のはがれ、プリントロスや色飛びなどもございます。これらは古いものの個性、魅力として愛して頂けますと幸いです。気になる点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
    ¥4,000
    Chiltern Vintage

記事一覧

🇬🇧イギリスの「パンケーキの日」

昨日2/13(火)、イギリスは年に一度の「パンケーキの日」でした。 パンケーキの日って何?と言いますと、 キリスト教の歴史によるもので、復活祭(イースター)の46日前にL…

ロンドンの食堂で「イングリッシュブレックファースト」を食べた。

しばらくnoteから遠ざかり、 2年ぶりに記事を書いてみる。 先日、用事でロンドンに一泊。 それならば、普段は食べない イングリッシュブレックファーストを 食べよう💡と…

クリスマスリース作りました

お久しぶりです。 半年以上も書くことから遠ざかってしまっていた。 最後の記事を書いたのは6月、月日は流れ12月も半ばを過ぎ、2021年が終わりを迎えようとしている。 5…

旬のいちごでクラフティ

イギリスはこれからが「ブリティッシュ🇬🇧ストロベリー🍓」の旬だ。 いつもスーパーに並んでいる外国産の酸っぱいものより、甘くて幸せな香りがする。 とは言え、サイズ…

お菓子の重鎮レモンドリズルケーキ

イギリスのお茶菓子の重鎮であられる レモンドリズルケーキ🍋 イギリスのティールーム、コーヒーショップ、もちろんスタバも、必ずショーケースにそのお姿がある。 日本に…

ウェールズへ その2

スノードン山への登山の翌日は、ウェールズの北西にあるアングルシー島をドライブしてアニス・スランズウィンへ立ち寄った。 イギリス名物、安定の灰色の空。加えて荒波、…

ウェールズへ

2020年9月にイギリスへ転居して以来8ヶ月、 ひたすら自粛生活だったけれど、遂に!やっと!遠出と外泊、飲食店の店内飲食が解禁されたのでウェールズ🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿へ。 …

イギリスで眺める桜

こんにちは。 きっと誰も読まないだろうと思うけど、 とりあえず挨拶を。 暗く鬱蒼とした冬がようやく過ぎ、イギリスは今、春が始まる鐘が鳴るのを待ち侘びていた様に草木…

イースターの日に

4/4(日)、イギリスはイースター(復活祭)だったのでイースターバニー🐰⇨人参🥕とかけて、イギリスのお茶菓子の定番キャロットケーキ焼いた。イギリスに暮らしながらキャ…

🇬🇧イギリスの「パンケーキの日」

🇬🇧イギリスの「パンケーキの日」

昨日2/13(火)、イギリスは年に一度の「パンケーキの日」でした。

パンケーキの日って何?と言いますと、
キリスト教の歴史によるもので、復活祭(イースター)の46日前にLent(レント)と呼ばれる断食期間があり、レントの期間は卵やバター、乳製品を取らないため、レントの前日に食材を使い切ろうとパンケーキを焼いた習慣がパンケーキ・デイと呼ばれるようになりました。

レシピは、2年くらい前にスーパーで

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ロンドンの食堂で「イングリッシュブレックファースト」を食べた。

ロンドンの食堂で「イングリッシュブレックファースト」を食べた。

しばらくnoteから遠ざかり、
2年ぶりに記事を書いてみる。

先日、用事でロンドンに一泊。
それならば、普段は食べない
イングリッシュブレックファーストを
食べよう💡とひらめいて、
やって来ましたリージェンシーカフェ。

1946年から続くこのカフェには、カプチーノもパンケーキもクロワッサンもない。
出てくるのは「イギリスの朝ごはん」オンリー。だから、朝7時半に開店して14時半には閉店する。

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クリスマスリース作りました

クリスマスリース作りました

お久しぶりです。

半年以上も書くことから遠ざかってしまっていた。
最後の記事を書いたのは6月、月日は流れ12月も半ばを過ぎ、2021年が終わりを迎えようとしている。

5日ほど前に、やっとクリスマスリースを飾った。
12月に入った頃から、街も家も、スーパーもガーデンセンターも日毎にクリスマスムードに染まって行くのに、何もしていない我が家。
出ました!ギリギリになるまで取り掛からない、私の性格。

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旬のいちごでクラフティ

旬のいちごでクラフティ

イギリスはこれからが「ブリティッシュ🇬🇧ストロベリー🍓」の旬だ。

いつもスーパーに並んでいる外国産の酸っぱいものより、甘くて幸せな香りがする。
とは言え、サイズは大小まちまち、甘さも日本のいちごには劣るけれど。

ユニオンジャック🇬🇧がプリントされたパッケージ、イギリスの人たちも「国産いちご」に
思い入れがある様だ🍓🍓

新鮮なままを頂くのはもちろん、旬だからこそ色々ないちごを楽し

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お菓子の重鎮レモンドリズルケーキ

お菓子の重鎮レモンドリズルケーキ

イギリスのお茶菓子の重鎮であられる
レモンドリズルケーキ🍋
イギリスのティールーム、コーヒーショップ、もちろんスタバも、必ずショーケースにそのお姿がある。

日本にいる友達から、コレがとても美味しいんだと聞いて作って見たいと思っていた。
レモンを買って放置すること10日以上。古くなり始めてから、いよいよ重い腰を持ち上げて取り掛かった自分の性格が現れたケーキ。

どうせケーキを作るんだったら、早く

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ウェールズへ その2

ウェールズへ その2

スノードン山への登山の翌日は、ウェールズの北西にあるアングルシー島をドライブしてアニス・スランズウィンへ立ち寄った。
イギリス名物、安定の灰色の空。加えて荒波、風、雨‼︎
そこはもう、北島三郎も八代亜紀もビックリ!な、憂いを唄う演歌ワールドのよう。
「荒涼」の言葉の意味を可視化した様な風景で、しばらくの間、私の頭の中で「荒涼」の2文字がぐるぐるしていた。

アニス・スランズウィンには、ウェールズ

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ウェールズへ

ウェールズへ

2020年9月にイギリスへ転居して以来8ヶ月、
ひたすら自粛生活だったけれど、遂に!やっと!遠出と外泊、飲食店の店内飲食が解禁されたのでウェールズ🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿へ。

目指すはイングランド&ウェールズの最高峰スノードン山。最高峰とは言え1,085m、富士山3,776mの3分の1にも及ばない、山歩きだと
思っていたら完全な登山だった。
勾配のキツイ坂は続くよどこまでも〜。
頂上は雲に覆

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イギリスで眺める桜

イギリスで眺める桜

こんにちは。
きっと誰も読まないだろうと思うけど、
とりあえず挨拶を。

暗く鬱蒼とした冬がようやく過ぎ、イギリスは今、春が始まる鐘が鳴るのを待ち侘びていた様に草木が芽吹き、花がたくさん咲き、人も植物もすごく嬉しそう。もちろん私も嬉しい。

家の近くの八重の桜が、それはそれは美しく咲いているのに、イギリスでは桜を愛でる文化が無いのか、それとも、桜を愛でるのは日本人くらいなのか、立ち止まって桜を眺め

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イースターの日に

イースターの日に

4/4(日)、イギリスはイースター(復活祭)だったのでイースターバニー🐰⇨人参🥕とかけて、イギリスのお茶菓子の定番キャロットケーキ焼いた。イギリスに暮らしながらキャロットケーキ食べるのは初めてで、素朴でどこか懐かしくて優しい味がした。素朴な味をバターとクリームチーズのアイシングがリッチでコクのある味に格上げしている。

イースターが近くなると、スーパーに並ぶカラフルで大小様々なウサギと卵のチョ

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