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1 過去ログ「今週までのパレット」2022.6.末~2022.1.18

 「1 過去ログ」からnote様で書いた記事になります。

@ 2022.9.17 お借りした画像はキーワード「想い出」でご縁がありました。絵画のようなポエムを感じる作品ですね。そのままでも良かったのですが、少しだけ上下しました。ありがとうございました。

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(2022.6.29)

@   昨日、映画「〇〇〇ー・〇〇ー〇ー」を観てきました。韓国映画特有の大人の味わいはありました。しかし、何というか、単調な感じがしただけでなく、不思議なことに、あまり感情移入できなくて、気がつけば半分ぐらい寝ていましたので、レビューが書きにくくて困っています。そう思ったのは映画のせいでなく、きっと猛暑で寝不足な私のせいでしょうが。

@ ふと、日本人は「日の丸」に通じるような上品な柄が好きで、又、似合うのではないのかと思いました。

@ 電話が苦手な私も、このご時世ですから昨年やむをえずスマホを買いました。しかし、後日「使い方が分からぬ」時に、わざわざ店舗を訪問しても、店員さんの発する言葉が「予約が必要です」なのです。予約の無い客には門前払いするためのエネルギーしか使わないみたいです。

少ない店員さんで、長時間かかる客にかまっていては、仕事が回らないのは分かります。しかし、とりあえず客の質問内容を聞き、解決方法、解決に要する時間を瞬時に考え、5~10分で解決すると判断されるなら、あらかじめ用意しておいた「よくある質問Q&A」のチラシを渡したり、その場で説明し、それ以上時間を要すると判断された場合には、「予約」に誘導してはどうでしょうか。「ここをクリックして、こう操作すれば出来ます」などと、その気になれば2~3分で解決する話を、同じ時間を労して門前払いにするのは、いかがなものかと思うのです。

(追記)ここで思い出すのは役所の窓口です。昔から「お役所仕事」と揶揄されがちですが、(例外もありますが)基本的に予約の必要はありませんし、長時間かかる相談でも受けてくれます。

今でこそ、銀行のように番号札で順番に応対するシステムが主流でしょうが、少なくとも私が若い頃は、(知っている限り)役所は窓口に行列が出来れば、窓口担当者だけでなく、応援できる者は窓口に出ていました。電話が鳴れば仕事を中断しても応答する様に、来庁者が行列を作ればほかって置かなかったのです。当然に職員は自分の仕事が遅れますから、残業が増えかねない問題もありますが。

当時の昼休み当番もそうです。昼休み当番は、例えば市民課では3人でした。①「住民票の写しや、戸籍謄本、印鑑証明など、5~10分で済む仕事を受付し、②婚姻届、死亡届など、20~30分かかる仕事は1時まで待ってもらう方法をとりました。

しかし、もし①が来ない場合は、待ってもらうのが気のどくですから②を受ける事もありました。すると、マーフィーの法則ではありませんが、途端に①が殺到するのです。だから、3人の内、1人~2人は②を受けても、他の者は本来業務である①のために待機することが必要です。

昼休み当番を「3人ではなく、もっと増やせば良いのではないか」と思われるかもしれません。仰る通り、繁忙期には4~5人にしました。しかし、あまり増員すると、1時以降は、その者たちがランチに出る上に、昼休み前後にはお客様が殺到するので、今度は、本来の時間に来たお客様が迷惑することになります。役所もこのように試行錯誤をしていました。

(追記2)余談ですが、申告シーズンの市町村役場・税務課、電話対応の一例もお話します(すべての市町村がこうしているとは限りません)。

申告シーズンになると、ニュース等で、さかんに「確定申告」という言葉が飛び交います。ご承知のように①「確定申告書」は国税の申告書であり管轄は税務署になります。しかし同時期に、②「市県民税申告書」も発送されます。管轄は市町村役場です。こちらも大量に発送されていますが、なぜかニュースにならない。

だから、わけの分からない申告書が来たとき、人はどこかの役所へ電話し、とりあえず「確定申告書が来た」と言いがちです。しかし、その一言が誤解を招き、「確定申告なら税務署へ聞いてください」となり、税務署へ行って見せると、「あっ、市県民税申告書ですね。市町村役場へ行ってください」となるのです。

これを防ぐためには、役所も住民も、「確定申告書」という言葉を軽々に使わず、特に役所側は、「何色の封筒ですか?」「申告書の上部には何と書いてありますか? 読んでみてください」などと、確認を怠らないことが大切です。

「確定申告書」も「市県民税申告書」も、前年の実績を参考に「行政サービスの一つ」として発送されています。しかし、就・退職、開・廃業、扶養人数・年齢などの変化により、今年の課税状況が変わることも多いのです。

すると、「確定申告書」を送付した人でも、今年は所得税が課税にならないので、「確定申告書」ではなく「市県民税申告書」の提出が必要になる人や、逆に、「市県民税申告書」を送付した人でも、今年は所得税が課税になるので、「市県民税申告書」ではなく「確定申告書」が必要になる人も出てくるのです。

すると、電話照会があったときなど、「受けとった書類がどっちなのか」という事だけでなく、「本当はどっちの申告が必要になるのか」まで、瞬時に判断し、適切な説明をしなければならないのです。そんな電話は申告時期になると毎日たくさんあります。

つまり、職員は電話で話しつつ、コンピュータ端末も開き、前年度の申告状況でデータ補完をしながら、今年の申告予定内容を聞き取り、時には暗算も使って、即座に仮計算をして、今年の課税予定を判断するのです。

窓口で対面し、じっくり会話すのならともかく、電話だけで、しかも短時間に判断するのは、そんなに簡単なことではありません。しかも、「そこまで理解した担当者にアクセスする必要がある」ことを知らぬ人が役所の内外に多いのです。たとえば市町村役場の担当窓口以外では、「確定申告書」と聞けば「税務署です」。「市県民税申告書」と言えば「市町村役場です」と、たぶん単純に答えるだけでしょう。

もしかしたら「税務担当者は、どんな申告書でも受け付けられるようにすべきだ」という声もあるかもしれません。しかし総合病院の「内科」で「外科」の相談をしてはいけないように、どこの役所の、どんな担当でも、自分の仕事以外の知識はあまりありません。仮に少々知っていたとしても、プロの知識は日々更新していかなければ実戦では使い物になりません。一年前の知識で、今年の行政相談に乗れば、間違いが起こりかねず、それは住民にとっても迷惑なことになりかねないのです。

では、税務署と市町村役場職員の一部が、お互いにの役所へ出張受付すればという考えもあるでしょう。でも出張すると、連日残業の繁忙期なのに、「お客様の途切れた空き時間に内部事務ができない」のです。その損失は一日残業数時間分にも匹敵します。

追記

「市県民税申告書が届いた人からの電話を受けたが、今年は所得税が課税になるので、市県民税申告書ではなく、確定申告書が必要になり、税務署へ行ってもらった」とします。

ところが税務署の受付で、「市県民税申告書」を見た案内係等が、「あっ!市県民税申告書は市町村役場へ行ってください」と機械的に返してしまい、やっぱり市町村役場に来てしまう事があるのです。市町村役場でも間違えることがありますから、税務署でも絶対無いとは言えないと思います。それを防ぐために、「税務署の人が誤解するといけないから、市県民税申告書は税務署では見せないでください」と付け加えたりする事も、必要かもしれません。(2017.12.12の加筆再掲)

(追記3)年金の話もします。現在は制度改正で手続きが違う部分もあるようですので、あくまでも30年近く前の昔話としてお読みください(ご自分やご家族の年金については役所にご相談ください)。又、すべての年金係が同様の仕事をしていたかは分かりません。しかし、この話の主題は制度ではないので、制度の違いを超えて、伝える意義があると思っています。

例、夫が会社を退職すると厚生年金から国民年金1号被保険者になります。多くの夫は自分の手続きの事しか知りません。国民年金加入届一枚を市町村役場の年金係に提出するだけです。
その時、窓口担当者は、妻がいるかを確認し、国民年金3号被保険者の妻がいれば1号被保険者への変更届も書いてもらいます。
同時に、この機をとらえて、夫婦2人の20歳~現在までの、数十年にわたる年金の得喪(加入歴)を電話で社会保険事務所に確認し、もし手続きが漏れていて、現在でも届出可能な部分があれば、追加で届書を何枚も書いてもらいます。
②③までキチンとしておかないと、将来二人の年金額が減ったり、最悪の場合はもらえなかったりします。そうなれば、「10年前に年金係に行ったことがある。その時なら間に合ったのに、何も教えてもらえなかった」などと言われかねません。

以上は退職の場合ですが、就職の場合には、似たような届書に追加して、国民年金の還付申請書が必要になる場合があります。

転職の場合には、例えば、夫は厚生年金→国民年金1号→厚生年金。妻は3号被保険者→1号被保険者→3号被保険者。さらに還付申請書。国民年金納付書が必要な場合は後日送付、のような状況になることもあります。

最初、の届けに来た夫は届書一枚・15分ぐらいで済むと思っていたかもしれませんが、何枚も書いてもらい、窓口で40分~1時間ぐらいかかることも珍しくありません。しかも、その何枚もの書類は、まだ完成したわけではありません。とりあえず夫は帰宅してもらいますが、職員は残業時間、さらに30分~1時間ぐらいかけて、社会保険事務所に進達できるように、体裁を整える必要があるのです。

窓口に来庁者があれば、その人から要望のあった手続きだけでなく(多くは最小の手続きになる)、求められなくとも調査をし、最大の手続きをしてあげることで、将来の年金額に禍根を残さないようにするのが、年金担当の仕事でした。

(2022.6.27)

@ 「 遺族年金の申請、手続き1回で終わることは稀 社労士の手を借りるメリットは大きい 」連想するお話を少しします。例えば、病気で余命数か月と診断された61歳の夫の家族が、「このままでは国民年金がもらえなくなると思い、急いで61歳からの繰り上げ請求」をし、ご本人は数か月後に亡くなったとします。この場合、死亡手続きの中で、「もし繰り上げ請求をしなければ、寡婦年金がもらえた」ことを知れば(もらえない場合もある)、「繰り上げ請求時の、役所の説明不足だ」と言われる可能性があります。しかし、「本人は余命数か月だけれど、国民年金はどのようにするのが一番金額が高いのか」などと窓口で尋ねられればともかく、黙って繰り上げ請求をされれば、窓口職員も「もうすぐ亡くなるんですか」とは聞けませんので、その時点で損得の話をする事は困難です。それこそ、縁起でもないとトラブルになります。

(追記)文章中に誤りがありましたので、おわびして次のように訂正します(訂正済)。「もし繰り上げ請求をしなければ、遺族年金がもらえた」⇒ 「もし繰り上げ請求をしなければ、寡婦年金がもらえた」 参考・寡婦年金 

@ 「 市長「再委託、再々委託は把握していなかった」 一時紛失USB『業者が無断で再委託』 」
「役所→A社に委託→B社に再委託→C社に再々委託し社員が紛失」ということでしょうか。仕事が流れ過ぎて困惑しますが、仕事を委託すること自体は、官民問わず珍しい事ではないでしょう。さらに、仮に作業する者が社員ではなくアルバイトであったとしても、優秀な方は多いはず。選挙の投票所でも、公務員は1/3で、後の2/3はアルバイトだと言っても良いでしょう。しかし、その上で申し上げるなら、公務員が持っている重責感というか特有の倫理観が、選挙の投票所では民間人にも伝わっていると言っても良いのに対し、今回の場合は、すでにA社の段階で(役所に無断でB社に再委託したという点で)、希薄化していたと言われても仕方がないのではないでしょうか。

(2022.6.26)

@ 新聞のコラムに、「オーストラリアの投票所では焼きたてのソーセージを売っている」との話がありました。玉ねぎと一緒にパンにはさんで500円だそうで、これが楽しみで投票時に行く人もいるそうです。それは良いアイディアだと思いました。屋台やキッチンカ―が出ている投票所は楽しそう。

しかし、待てよとも思ったのです。投票所によって多少の差異はあるかもしれませんが、私の知る限り、投票所内部は、時計や書画等を大きな紙で隠しています。時刻はラジオの時報を用いるので、正確性が確認されていない時計はマスクします。書画等は候補者や政党ゆかりの物だといけないからです。例えば、「○○市長が出した表彰状」の下での○○市長選挙は、公平性に問題があると考えるわけです。色にも注意します。政党のシンボルカラーだといけないからです。このように、投票所内部はピリピリしています。

そして、投票所の周囲の道路も、違法なポスター等が無いかを、当日の朝チェックします。この時、どこかの市町村に、正規のポスターまで撤去してしまった新人職員がいて、新聞沙汰になりました。先輩や上司の指導方法はどうだったのでしょう。くやまれます。そんなピリピリ環境で、屋台やキッチンカーが店を出すことはどうなのだろうと思ったのです。その店に、特定の政党・候補者を連想するような因子が無いかをチェックするのは、連想ゲームのように疲れそうです。ソーセージか何か、事前にチェックした特定の商品のみに限れば、良いかもしれませんが。

@ 熱中症の季節です。でも、屋外では暑さから逃げられません。真夏のお昼ごろのウオーキングや、37℃の場所でアーチェリーをした経験から言えば、水分補給が命のカギだと思います。屋内外を問わず、気分が少しでも悪い場合は、のどが渇いていなくても、すぐ水を飲んでください。それ、水分不足(熱中症の入り口)かもしれません。屋外で「あと10分も歩くと自宅だから」とか言って我慢することは危険です。ペットボトルを携行し、「なんか気分が悪い→すぐ水を飲む」と覚えておいてください。喉が渇いたのに我慢するのは論外です。集団行動の危険もそこにあります。

@ ご承知だと思いますが、各記事の下段にあります「 #sakuranboのパレット 」をクリックしていただくと、私の記事の一覧表が現れます。マイページの表紙よりも一度に沢山表示されます。

(追記)又、note上部の検索窓に、例『aozora7kumo7kaze 街の灯』と入れて検索すると、私の記事・映画「街の灯」と関連記事がnote内検索できます。例『街の灯』だけの場合は、私以外の記事も同時検索できます。

(追記2)「aozora7kumo7kaze セント・オブ・ウーマン/夢の香り」のように、映画名が正確でも、正しく検索できない事があります。こんな場合は、映画名の記号部などをカットして、「aozora7kumo7kaze セントオブウーマン夢の香り」などで検索してみると良いです。

(2022.6.25)

@ 「【のんやろが!】のん&ひぐちけい ギターお買い物回 」 上部にも穴の開いたフォークギターが出来たことは知っていましたが、あのように音色が(高音まで)激変するとは。私も欲しいぐらいです。激変場面は7分ぐらいから。

@ 映画「神は見返りを求める」を更新しました。2022.6.25 追記Ⅱ・Ⅲ

@ 「 完成させた資料を「最低1日」は放置すべき“深い理由” 」 私も経験的にこの重要性を知り、普段はもちろん、急ぎの時こそ「発送文書は一晩寝かせる」ようにしていました。そうすると、夜中にふと「あそこ、間違えたかも…」とピンポイントで思い出すのです。翌朝一番で点検すると、多くは本当に間違っていました。多数の書類を一度に処理しても、不思議なことに、間違いの箇所は無意識に記憶していることがあるのですね。

@ 近日公開の映画『島守の塔』公式サイト これは、かつて上映された 映画「生きろ 島田叡―戦中最後の沖縄県知事」というドキュメンタリーのドラマ版なのでしょうか。今思えば、主人公は役人の鑑というより、侍に近い存在だったと思います。期待が高まります。

(2022.6.24)

「 尼崎市 悪手全部盛りのUSB紛失…逆手にとった特殊詐欺を引き起こす危険性も 」USBメモリはとても小さく軽い。口の中にでも隠せてしまうほどに。このバイアスが、扱う人間に無意識の油断をさせているのではないでしょうか。しかし、例えば、虚偽の申請をして他人の住民票を一枚でもとれば、警察沙汰になることを覚悟しなければいけません。一件で警察が動くのですから、46万件の住民票データの他、住民税、生活保護、児童手当受給世帯の銀行口座情報、非課税世帯等臨時特別給付金の対象世帯情報が入ったUSBメモリは、小さくても恐ろしいほど重要な物であることが分かるはずです。

その重要性を正しく認識していれば、そこから逆算して、どのように扱えば良いのかが、公務員にも、民間人にも、分かろうというもの。ならば、USBメモリを委託先の従業員に預けてよいのか。正規の公務員がUSBメモリを持ち、監督者として同行する必要は無いのか。その公務員も主事(平職員)ではなく管理職である必要は無いのか、などいろいろな事を思います。

そして、もし情報が流失した場合の話ですが、公務員が調査時に住民を信用させる手段として、身分証明書のほかに、当該住民の情報の一部をパラリと会話にはさみ、(こんなことまで知っているから本物の公務員だと信じてください)的な作戦を取ることがあります。今回の紛失で、悪人が同様の手法を使う事も心配な事です。

(追記)尼崎市が会見でUSBメモリのパスワードが「英数字〇桁」であることを公表したことについて、「それは公表してはいけない」との声があがっているようです。私も同感です。しかし、尼崎市の公務員の立場になって考えると、彼らにとって会見場は、ある意味「奉行所のお白洲」だったと思います。動揺して、お白洲では(特に)公務員の説明責任を果たすべきだと考えてもおかしくありません。(例外もありましょうが)公務員の仕事には民間のような企業秘密は無く、逆に国民への説明責任があるからです。もし、「パスワードは英数字〇桁にすること」と、役所の(秘密ではない普通の)マニュアルに書いてあれば、公務員が説明責任の範囲内だと思っても不思議はありません。具体的なパスワードの内容が当然に秘密事項であっても。

(追記2)「 尼崎市の個人情報USB、吹田のマンションで発見 盗難被害なし 」

(2022.6.23)

@ ネットで見ると、USBメモリ紛失事故は各地で起きているようで、とても残念です。在職中、私の先輩は、「仕事帰りに飲食店に行くときは手ぶらで行くんだよ(公私の荷物を持たない)」と言っていました。その掟を守るなら、やむをえず持っていく場合に、掟破りの異例扱いになり、いやでも緊張感が高まります。

@ 「 救助を求めるSOSってどういう意味?何かの略かと思ったら意外な事実が! アマチュア無線の教科書でも読んだ記憶の無い、「チコちゃん」なみのお話で、勉強になりました。

では、電波法上のSOSの意味を追加させていただきます。SOSは船舶や航空機の遭難信号なのです。それ以外の非常時にはOSOが用意されています。例を挙げれば、釣り船が転覆した場合にはSOSですが、釣り人が堤防から転落した場合にはOSOなのです。台風で集落が孤立した場合もOSOです。しかし、映画等からSOSだけが広く浸透しており、無線従事者ではなく、素人にまで区別を求める事は困難なので、SOSが黙認されていると私は想像しています。

@ 「反戦」、「戦争はしてはいけない」。昔からよく聞く言葉です。基本的に私も異論はありません。平和が一番です。しかし、その上で申し上げれば、最近はこれを聞くたび、「誰に向かって発せられた言葉だろう」と思うのです。

その昔、日本が軍国主義から民主主義に変わったばかりの頃は、軍国主義を反省し、「ふたたび加害国になってはいけないという自戒の言葉」だったと想像します。しかし、年月は流れました。近年の日本は軍国主義ではなく、逆に近隣の独裁国家に脅かされており、戦争が起こるとしたら、日本は被害国になるのです。かつて、「戦争はみんな正義の名のもとに始まる。だから戦争に良いも悪いもない」という話を聞いたことがあり、その時は納得しました。しかし、ウクライナへのロシア侵略を知ると、ロシアには「反戦」を訴える事が出来ますが、ウクライナに「ロシアから侵略を受けても戦争してはいけない」と言えるのでしょうか。

もうすぐ終戦記念日になります。

(2022.6.22)

@ 「 知床遊覧船を総務省が告発 アマ無線、無免許疑い 」無免許でアマチュア無線を行うと刑事告発されることがあります。

@ 映画「恋は光」を更新しました。2022.6.22 追記Ⅲ

(2022.6.21)

@ 『 自衛隊員が犬も一緒に救助! これは称賛される対応かルール違反かで論議 』

@ 『 二択の米・パン、両方取ろうとした自衛隊員が停職→「厳しすぎ」の声 広報「処分は適正」その理由 』

@ 映画「恋は光」を更新しました。2022.6.21 追記Ⅱ

@ 「逆張り」という言葉があります。この「相場に逆らう手法」は、マイナーな私も嫌いではありません。個人が自分の金で株を買うなど、自己責任で行うならそれでも良いでしょう。しかし、(例外が無いとは言いませんが)政治・行政になると事情は違って来るはずです。責任者の「逆張り」が外れたら、多数の国民が被害を受けるからです。だから、政治・行政は「順張り」でするのが定石だと思います。その視点で眺めた時、この国際情勢なのに「戦力は保持しない」の憲法、ウクライナのような本土決戦を招きかねない「専守防衛」、ウクライナをロシアが攻撃できたのは「(核が無かったからではなく)核の抑止力が機能しない証明である」などのご意見は、「逆張り」ではないでしょうか。世界は「順張り」を急いでいるのに。

(2022.6.19)

@ 映画「はい、泳げません」を更新しました。2022.6.19 追記Ⅴ

@ 『 NTTの「社員は原則在宅勤務」方針報道に様々な声…「羨ましい」「休憩室でしゃべったりするのも貴重」 』 SFなみに衝撃を受けた話です。例えば人気TVドラマ「ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜」のヒロインは、半人前の女性警察官です。周囲のベテランにサポートされ、叱咤激励され、ときどき女子会という名の先輩との腹を割った飲み会も開催されて、彼女は少しずつ一人前の警察官になっていきます。

ドラマだから多少のデフォルメがあったにせよ、従来はどこの職場でも、このような濃厚な人間関係が新人を育てる力になったと理解しています。もし、それがほとんど無くなってしまうとしたら、その近未来にはどのような職業人が育つのか、あるいは育たずに脱落する者が増えるのか、無知な私には想像が出来ません。

@ 『 (復帰50年 沖縄戦)「命どぅ宝」に逆風、それでも 覆う台湾有事の不安、平和学習に苦心 』  とりわけ反戦を訴える声が強い沖縄でも、「もし沖縄が戦争に巻き込まれたら、どう防げばよいのか」、「『命どぅ宝』(命こそ宝)と言うだけで命は守れるのか、という逆風が吹いている」との声も上がっているようです。後段は「憲法9条を守るだけで命は守れるのか」という議論も連想しますね。

今までの日本の反戦思想は、「日本は加害者だったという思想」から生まれたものだと思います。しかし今は、「日本が被害者になる危機」を考えなければなりません。環境が加害者から被害者に変わったのに、加害者の教訓を適用するのは正解なのでしょうか。

もう一つ感じるのは、先の大戦で被害を受けた国民のトラウマが、「反戦」という防空壕に思考を閉じ込めてしまう可能性です。映画「はい。泳げません」の主人公の男性は、川遊びで息子を水死させたトラウマで、水を怖がるようになりました。しかし、水泳を覚えるには、そのトラウマを克服しなければならなかったのです。

@ 『 区役所は「昇任が遅れている職員の配属先」区長資料で波紋【熊本】 』 民間でも本社と支社では本社の方が格上でしょう。公務員でも、TVドラマ「踊る大捜査線」で描かれているように(人気TVドラマ「ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜」の後半にも)、本庁の方が格上です。キャリア(この場合は「良い大学を出た者」の意味)は本庁へ行くことが多く、ノンキャリア(この場合は「それ以外の学歴者」の意味)は出先が多いようです。(視座の違いからか、表現方法に違和感を感じますが)それを除けば公務員の内部でも、これらは概ね昔からの常識だと思います。記事に「子育て中で残業のできない職員…」の旨ありますが、区役所にも残業があります。たとえば市民税係では、1月中旬から4月末までの、申告にともなう繁忙期には、毎日のように2~3時間の残業と、土日のどちらか1日の出勤は珍しくありません。「本庁の方がさらに残業が多い」という意味に理解するのが妥当でしょう。そして、一般に区役所の職員は劣等感を持ってはいません。「踊る大捜査線」などに描かれている現場感覚は、区役所職員の得意分野でもあるからです。

@ 『 20年前にマイクロソフト株を「100万円」買っていたら、今いくらになっている? 』 私が読んだ株の入門書に、著者が初めて株を買おうとした若い頃の話が書いてありました。著者は証券会社に行って創業当時のマイクロソフト株を買おうとしたのです。そうしたら、外国株でもあったせいか、窓口の証券マンは会社名を知らなかったようで、「何それ?」的な態度をし、「株を買うなら少しは勉強しなさい」的な感じで窓口のチラシをくれたそうです。

@ 『 10億円不正だけじゃない!街の飲食店に蔓延する“グレー受給”の実態「みんなやってる」 』(女性自身 2022/06/18 06:00)公務員に対して「税金を自分の金だと思っていない(いい加減な仕事をする)」と言うなら、不正受給をする人は誰の金だと思っているのでしょう。不正受給は、店の得意客も含めた、一億二千万人が被害者になるのです。

@ 『 アマチュア無線、「巣ごもり」で人気回復 会員数27年ぶり増加 』 (毎日新聞 2022/06/18 12:00) 有事の際にケータイの中継基地が壊れても、アマチュア無線なら大丈夫です。しかし、免許は必須。

(追記)『浜松エフエム放送とアマ無線クラブ 災害時情報発信で協定

(2022.6.18)

映画「はい、泳げません」を更新しました。2022.6.18 追記Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ

(2022.6.17)

@ 在職中、よく同僚の女性が出産・育児休暇に入ることがありました。そして、出産後には赤ちゃんを抱いて挨拶に来ることも。その時、初めて「赤ちゃんを抱いた女性の美しさ」を知ったのです。あれはなんなのでしょう。特別なオーラ感があることは間違いありません。

@ 軍国主義だった頃を思い出して、日本が「反撃能力」を保有するリスクを心配する方がいらっしゃるかもしれません。100歩譲って、仮にそのリスクがあったとしても、「反撃能力」を持たないリスクと比較すれば、この国際情勢では、持たないリスクの方が大きいと思います。そして、多くの議論から欠落しているように見えますが、持たないリスクは、「いざ必要になった時、十分な反撃能力を構築・保有するまでの何年間というタイムリスク」も加算して判断しなければなりません。新規事業は、付帯することもまで含めれば、短時間で熟するものではないと思いますし。

(2022.6.16)

『 寺島しのぶ 笑顔で丸刈りヘア初披露「すっかり慣れました」ピンクに染めて満喫中 』  私は中学校のとき丸刈りだったのです。小学校を卒業して初めて丸刈りにした時の恥ずかしさ、屈辱感は、ずっと消えませんでした。脅威はそれだけではありません。髪が指でつまめるぐらいの長さになると、先生に叱られました。だから、2週間に一回、5分刈りにするために床屋へ行ったのです。

高校へ行くと長髪に出来ましたが、当時の若者風の髪型にしてはくれませんでした。昭和初期のお父さんの髪型というか、某国の将軍様のような髪型というか、頭頂部にちょこんと髪が乗っているような極度の刈り上げなのです。これがまたショックで、床屋へ行くことが恐怖になりました。

そして月日は流れ・・・やっと床屋にも慣れ、若者らしい長髪になったころ、いつもの床屋が数カ月休業することになり、その間、近所の安い床屋へ行くことになったのです。ところが、初めての店なので、「あまり刈り上げないでください」と言ったら、「うちは安売りなので、注文を言われても困る」と言われたのです。それがショックで二度とその店へは行きませんでした(ちなみに話題の1,000円カットではありません。1,000円カットの名誉のために申し添えます)。

やがて、仕事をリタイアする頃になると、白髪が目立つものです。両親は白髪染めを使いましたが、私は薬品も、面倒なことも嫌いなので、白髪のままです。しかも、白髪になると髪に柔軟性がなくなり、ブラシみたいに硬くなるような気がしたので、床屋へ行くたびに、だんだんと短くしてもらい、最終的にはスポーツ刈りのようにしました。スティーブ・マックィーンの短い髪型に、若い頃から憧れていましたが、もっと短くなりました。

そうなって気がついたのは、頭がスース―・ヒリヒリするということです。これは、長髪という防寒着がなくなっただけではないようです。なにやら、頭頂部からの、電気的な放電に似たものを感じたのです。その数年後に気功を始め、頭頂部には第7チャクラがある事や、長髪には邪気が溜まりやすいことを知り、スース―する放電感は、第7チャクラからの放電のような「気」の出入りなのだと思いました。まさに脳を刺激しそうです。

お坊さんが坊主にするのは、いろんな意味があるのでしょうが、一つには、悟りを得るために有効だからだと思いました。大学や図書館へ行くのではなく、座禅で悟りを開くのは、空気中にある、ご先祖様から放出された、知恵が詰まった「気」を座禅で集め、「気体メモリー」である「気」から、脳にコピーするからだと私は理解しています。もちろんお坊さんの修業は座禅だけではないでしょうが。ちなみに、言うまでもありませんが、私はお坊さんでもなく、悟りを開いているわけでもありません。念のため申し添えます。

(2022.6.15)

@   定年まで40年働いた人に、「その40年はどうだったか?」と聞くと、「あっという間だった」、「あっという間だったので、残念でした」という答えが返ってくる旨の話を、どこかで読みました。私の場合はと言えば、学校を出て、すぐに切れ目なく35年働いて、早期退職した感想は、やはり「あっという間でした」。苦しいからこそ早期退職を選んだ半生でしたが、「あっという間でも、苦しむほど充実していました」となります。私が苦しんでも、その仕事は人のためになりましたし、リターンとして、給料の他にも、35年間いろんな事を勉強させてもらいましたし。

そして、私はリタイア後にアーチェリーを始め、10年近くやりましたが、それは楽しすぎて「怖いぐらい、あっという間でした」。龍宮城へ行った男はこんな気分なのでしょう。肩をこわしたりして中断したので我に返ったわけですが、もし健康体だったら、他に何も考えぬまま、何もせぬまま、こうやってブログを書くこともないまま、気がついたら80代になっていたかもしれません。

では、自分にとって残念だった時間は何かと考えたら、すぐに思い浮かんだのは、リタイア後に観た、映画の中の、退屈ないくつかの作品でした。2時間が拷問のような。

(追記) 結局、「幸せな人生を送る秘訣は?」という問いには、「自分ではなく人のために生きなさい(愛することを含めて)」という事だと思います。その視点で行けば、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」で語っていたのは、「私は幸せになりたい」という気持ちだったのかもしれません。

(追記2)「自分ではなく人のために生きること・・・」は自発的である必要があり、組織的・強制的に行われてはならないと思います。

『 では、旧日本軍の、いわゆる特攻隊の何がいけなかったのかというと、特攻が自主的にではなく、組織的に半強制的に行なわれたことです。その部分がおぞましいのです。もちろん戦争は、二度と起こって欲しくはありません。しかし、「何かを生かす為に自らの命を犠牲にすること」まで、すべて否定することは、それもやはり無理があると思えるのです。それ自体は崇高な行為ですから。』〔 映画「永遠の0」追記Ⅱ ( みそ と くそ をわけてみる ) 2014/2/15 21:56 by さくらんぼ より抜粋 〕

@   納期限までに税金を納めないと督促状が出ます。それでも納めないと、滞納者リストが納税課に出力され、催告書が送られます。その頃から、そろそろ財産調査も行われます。つまり、本格的な催告と財産調査は、ほぼ同時平行して行われるという事です。そして、催告しても正当な理由なく納税されない場合には、遅滞なく差し押さえに移行します。もし、平行して財産調査を行わない場合には、差し押さえがさらに遅れてしいます。複数の債権者がいる場合には、先手必勝になる場合もありますから、遅れてはなりません。

何を言いたいのかと言えば、防衛問題です。「日本も防衛力の強化を」と唱えれば、「外交力の強化による解決が先決」などと、防衛力の強化に否定的な意見が出て来ることです。外交力が必要なのは言うまでもありません。しかし、外交による解決が失敗し、敵の侵略が目前に迫った時、「では、今から防衛力の強化を検討しましょう」などと言っていては追いつかないのです。外交も防衛も、今どっちに転んでも大丈夫なように、平時から同時並行で準備しておくことが必要だと思います。

@ 名古屋市のTV塔から、南に歩いた、地下鉄「矢場町」横に、舟形のモニュメントがあります。夜にはこのようにレーザーが走ったりして。実は、この船の真下が、何十年も半地下のカフェになっていたのです。TV塔方向に向かって大きな窓がありますから、空も雲も、街路樹も、歩行者も見えます。しかも、ここからは、幸運にもクルマは遠くにしか見えません。名古屋の都心でありながら、広々と視界が開け、自然を愛でられる、安らぎに満ちた空間。店員さんも愛想よく、しかも、コーヒーも都心の相場よりかなり安い。デパートや地下鉄への連絡通路もあってアクセス至便。少なくとも私には穴場でした。よく巣ごもりしていたものです。しかし、施設が老朽化したこともあってか、現在は閉店しています。今後の予定は知りません。

@ 昨日書いた、アーチェリー専用の「hac-700」というハードケースを引っ張って歩いていると、周囲の人は「?」と思うようです。海外旅行のハードケースに似ていても、カバン売り場で見た事が無いほどスリムだからです。だから、エレベーターの入り口などで「何のカバンですか」と、たまに聞かれることがあります。「アーチェリーです」と言っても意味が通じない時がありますから、弓を引く真似をして「弓矢です」と付け加える事もあります。そう答えたら、一度、おばあさんが「いい御身分で…」みたいな棘のある返事をくれたこともありました。

何年も前の話、地下鉄の構内では40歳ぐらいの女性が声をかけてくれました。「アーチェリーでしょ!」と。なんでも、娘さんが和弓をしているので、射場を見学した際、隣接したアーチェリー場にも行って、皆が同じハードケースを持っていたので分かったのだそうです。娘さんは和弓好きでも、お母さんは、色も飛距離も派手なアーチェリーに興味があるようでした。明るい方でした。そのまま地下鉄に乗れば、ひと時アーチェリー談義が出来そうな雰囲気でしたが、私はその前にトイレに行きたかったので、改札口で別れました。決してトイレを口実に逃げたかったのではありません。

@ アーチェリーに行っていた時、いつもは牛丼ランチでしたが、ごくたまに、コンビニのイートインで焼きそばパンを食べる事がありました。ある日、いつもは軽い塩味のパンが、その店では軽い甘みのパンだったのです。その時、「塩味は温かいけれど、甘みは冷たい」と感じました。味に温度を感じたのです。それと関係があるかのは分かりませんが、冬に、みそ汁を飲んだ夜は温かく眠れることにも気づきました。そこから、北国では塩分摂取量が多く、健康問題になっていることも思い出しました。なぜ、味に温度を感じるのかは謎のままですが。

(2022.6.14)

@ 私への電話は年に1~2本、メールが数本で、面会は0人です。他にはありません。それでもザワザワし、もっと控えめに生きなければと思っています。

@ 区役所等ではそろそろ夏休みが始まります。早すぎると思われるかもしれませんが、ご承知のとおり、公務員にはお盆休みはありませんから(お盆休みを特定の宗教行事と判断しているのかもしれません)。それに、区役所がいっせいに一週間休むわけにも行きませんし。

ですから、私の知っている限り、6月15日ごろから秋までかかって、各自5日ぐらいの夏休みを交代で取って行くのです。共稼ぎの妻などは、民間勤めの夫に合わせ、お盆の頃に5連休を取ったりします。独身者たちはパラパラとそれ以外の時期に取ったりします。8月には完全消化してしまい、以後、追加の有給休暇で休む人もいます。取れるのに遠慮していると、繁忙期に入ってしまい、期限までに取れなくなることもありますから。

@ 『「カスハラ」自治体でも…居座り「税金下げろ」1年継続、「殺してやる」罵声に対応295時間 』(読売新聞オンライン)

@ 「性癖」というと、なにやら恥ずかしいことを連想するのが普通でしょうが、考えてみれば、好きになった異性・同姓に「あなたが好きです」と告白するのは、最もポピュラーな「性癖の告白」だったのではないでしょうか。ならば「ごめんなさい」とう返事も、同様なのでしょう。

@ 元々は貴族の軍事訓練だったと言われるアーチェリーは、由来通りの全天候型競技です。大きなスペースが必要なこともあって、射場のほとんどは吹きっさらしの屋外にあります。雨除けの屋根が、射る場所にだけ付いていることもあります。私が通っていた射場もそうでした。夏は屋根の下37℃があたりまえでした。しかし、相当の服装のせいか、風が通るせいか、楽しいせいか、不思議に不快感はありません。皆、暑さなど気にしていませんでした。

夏の私の飲み物は、初期の頃はペットボトルの緑茶でした。しかし、ある日、朝食抜きの緑茶だけでは、午前中2時間の練習がガス欠でこなせなくなったのです。それどころか、少々気分も…。それで、人並みにアクエリアスも買ってみました。ポカリスエットも飲んでみましたが、ポカリの方が濃度が濃いようです。これは好みですが、私は薄めのアクエリアスと緑茶を交互に飲むのが好きでした。糖分・塩分がとれますから、練習が楽にできる様になりました。

そんなある日、アクエリアスが売り切れていたので、サントリー GREEN DA・KA・RA(グリーンダカラ)を買ったら、果汁入りでとても美味しく、以後、ダカラファンになりました。当時は四角いボトルだったと思いますが。午前中2時間の練習で、ダカラを半分、緑茶を半分飲むのがちょうど良かったです。あっ、途中の休憩時間には、休憩コーナーの自販機で、紙コップ入りのココアを飲むのも好きでした。

練習2時間の他、重たい道具をキャリーで引きずり、往復1時間歩きましたし、立ったまま往復1時間近く地下鉄にも乗りました。

ランチは牛丼店で並盛を食べました。牛丼店はときどき割引券の配布をしていますから、常連になると、たいてい毎回、卵程度が一品無料になりました。おすもうさんは、朝の練習後にちゃんこ鍋を食べるそうですが、腹ペコの体にちゃんこは沁みるように旨いのだと思います。私の牛丼からも、それが想像できました。

( ちなみに、右肩・右ひじを続けて故障したり、病気をしたりがきっかけで、この4~5年まったくアーチェリーをしていません。上記はそれ以前のおもいで話です。

しかし、70歳代でも元気に練習している知人が複数いましたから、私もリタイアにはまだ早いと思っています。でも、コロナ過が壁になって、なかなか再起できません。 

もし復帰しても、すでに体力が減っていますから、初心者に戻り、体力作りから始める必要があります。現在の体力では重たい道具を入れたキャリーを30分引いて歩くだけでも、疲労から病気を誘発しかねませんから。 )

追記

例えば商品名「hac-700」という専用ハードケースに分解した弓矢を入れて持ち運ぶのですが、長さが90センチ近くある上部までぎっしりの荷物になるので、斜めになると、とても重いのです。下部のみに物が入るソフトケースのお買い物キャリーや、4輪の海外旅行用ハードケースとは比較にならないほど。

これをお店で買って、中にアーチェリー専門誌のバックナンバー20冊をいれて家に持ってきた日には、入れた場所も悪くて、ほんとうに病気になりそうなほど疲労して、回復に一週間かかりました。ですから、買って何か月も練習にもっていけなかったのです。なにしろ射場まで往復1時間ぐらい歩くのですから。

それで、しばらくは、お買い物キャリーのようなものを作って使っていました。でも、それではいけないと、意を決して再チャレンジ。そうしたら、お買い物キャリーで鍛えられていたようで、最初の時ほど疲労しませんでした。しかし、最初の何回かは、射場まで行って来るだけです。射場での練習はほぼ無し。そうやって徐々に体力を養っていきました。

そんな具合ですから、正月休みなどで、一週間射場に行かない時には、1日おきぐらいに、自宅周辺を30分以上ケースを引いて歩いて、体力低下を防ぎました。そのケース、今は平気で引けるでしょうか。

そんなに重いのなら、お買い物キャリーなど、他のソフトバッグでも良いではないのかと思われるかもしれません。ごもっともなご指摘ですが、くすんだおじさんが、汗臭く薄汚れたジャージ姿で、よれよれのバッグを持って立っていると、ホームレスに勘違いされるのか、地下鉄のエレベーターでご婦人から避けられることもあるのです。その辺りと一線を画すような雰囲気のハードケースを無理して持つのにはそんな理由もあります。

戦いは射場ではなく公道で始まっているのです。(2021.8.4の再掲)

@ 「 赤ちゃん、悪者にはおしおき 正義のふるまいは生まれつきか 」(朝日新聞デジタル)  「集団的自衛権」の起源を見た思い。

(2022.6.13)

@ 「貯蓄から投資へ」を、政府は本格的に推進しようとしているようです。ワイドショーでもそれが話題になっていました。金融の専門家によると、一時的に値下がりしても、20年間ぐらい放置すれば、配当込みで、だいたいは儲かるとのことです。定石と言えば定石的な戦略ですね。

ただ、株は倒産が心配ですし、投資信託の場合は手数料が心配ですね。仮に手数料が年1%だとすると、単純計算で、100万円が20年後には80万円に減るからです。もし非課税であっても、それ以上に相場が上がらないと利益は見込めないことになります。

又、20年間なので、定年退職した素人同然の人が、退職金で今から投資を始めようとするのは違うような気がします。リタイア後は収入が年金だけになり、失敗した時に取り返しが困難ですし、20年後と言えばそろそろ平均寿命に近づくからです。これも定石的な考えですね。

@ 映画「アンラッキー・セックスまたはイカれたポルノ 監督〈自己検閲〉版」を更新しました。追記・追記Ⅱ・追記Ⅲ

@ 日本映画専門チャンネル(BS255)で、[映]舐める女<R-15> ◆城定秀夫監督が、06/14(火) 02:40~04:05に放送されます

(2022.6.12)

@ アーチェリー初心者が、「私、何度射っても、矢が的の右下、クギの辺りに集まってしまう」と言ったら、どう思いますか。「君は天才だ!」思った人は正解です。アーチェリーは矢を一点にまとめた人が勝ちだからです。
「釘は0点では?」と思う人には誤解があります。一点にまとまる人は、弓を調整するだけで、簡単に的の中央に持ってこられるのです。射手の訓練は「矢をどこか一点にまとめること」です。あとは弓を調整すれば良いのです。これは、講習会の最初に先生からあった話を参考にして書いたものです。

(追記)つまり、ある意味「身体的には人間からロボットに変身することが必要」なのです。ロボットになるには、我流はいけませんが、一定の枠の中で、自分らしい癖は排除しない方が効果的かもしれません。そして、「多神教」(沢山の本からの知識や、大勢の先輩からの助言を参考に、試行錯誤を繰り返す)ではなく、「一神教」(一人のコーチ・一冊の本だけを信じる)ほうが、迷いを捨てるという点で、効果的なのかもしれません。アーチェリーが下手な私には語る資格が無いかもしれませんが、再チャレンジするときには、これを試してみたいと思っています。

@ ラジオで巨大な翼竜は飛ぶのが苦手だった旨の話をしていました。科学者の解析のようです。体重が重いので小鳥のようには飛べなさそうなのは素人でも想像できます。では、解析には空気だけでなく「空気よりも質量が大きく、羽ばたいた反作用が、浮力に貢献する『気』」を計算に入れていたでしょうか。私は(翼竜に限らず、昆虫を始めとする、飛行する生き物すべてが)羽の下に「気」を発生させている可能性を感じるのです。人間の私でさえ、手のひらをふりまわせば、手のひら方向に「気」を発生させ、空気以上の抵抗を感じることが出来ますから。彼らは空中を飛ぶのではなく、「気」と「空気」の境目を、泳いでいる可能性があるのです。

(2022.6.11)

「水筒の中身は水にして下さい」と保護者に連絡している小学校があるようです。「水以外を認めると、ジュースとか紅茶とか、収拾がつかなくなる」というのが言い分のようです。これを知って、私のアーチェリーの経験を思い出しました。その昔、アーチェリーは貴族の軍事訓練でもあったので、その名残か、今でも、晴れても、雨でも、屋外で行います(屋内練習場もあります)。

私のホームである射場も屋外で、射るポジションにこそ日陰はありますが、冬は雪が舞い、夏は37℃の猛暑が襲ってきます。それでも熱中症で倒れた人を知りません。皆、何かをがぶがぶ飲んで練習していました。私も50代から参加しましたが、60歳ぐらいから、水だけでは気分が悪くなってきたのです。健康のために朝食抜きだったのがいけないようです。

なので、それからはスポーツ飲料と緑茶の二本を持っていくようにしました。練習が一区切りつくごとに、気分に応じて、どちらかを飲むのです。
それからは調子が戻りました。それを思い出すと、「水しか認めない」のは、「運動中は水を飲んではいけない」という昔の精神論を連想しますし、危険な行為だと思います。

(追記)ちなみに、「運動中は水を飲んではいけない」は、昔、戦地から帰ってきた兵隊さんで、体育の教師になった者が広めたと、どこかで読みました。戦地では清潔な飲料水を手に入れられるとは限りません。水筒の水が空になった後は、我慢するしかないのです。我慢ができずに水たまりの水など、不衛生なものを飲むと、下痢をしたり、伝染病にかかったりして、体力を消耗し、命取りになりかねないのです。だから、渇きを我慢することも軍事訓練の一つだったそうです。

そして、その兵隊さんが教師になって、学校にも「軍隊式」を広めたという説なのです。すると、当時の学生は、水を飲ましてもらえないので、野球部なら、ボールをわざと田んぼの方に飛ばし、取りに行くときに、こっそり田んぼの水を飲んだとか、どこかでそんな話も読んだ記憶があります。つまり、禁止したがゆえに、水道水ではなく、水たまりの水を飲むに似た行為をさせたことになるのです。

(2022.6.10)

@ 「【神業・アーチェリー】安久詩乃が70mでペットボトルキャップを撃ち落とす! 」 私も70mを射ったことがありますが、的紙に当たればOKというレベルでした。中央のゴールドと呼ばれる場所には、2時間練習しても数本入れば良い方でしょう。一見、この方は軽々と射っていますが、軽々とできるのは名人(天才)の証明です。 後半、風が出て来ました。「エイムオフ」という言葉も聞こえましたが、アーチャーは風を読み、矢が流されることを計算して、少し風上に向けて射る事があるのです。私もやっていましたが、あれは楽しいです。目論見どおり中央に当たった時は、嬉しさ格別。

(追記)私の使っている弓は50mまでが妥当な使用距離だと思います。使用距離はバネの力で決まり、私の体力にこれがフィットしたのです。しかし、バネが弱いと70mではかなり上に向けて射らなければならず(矢が落下するから)、屋内練習場だと天井に引っかかってしまい使用禁止になります。ビデオの様な屋外ならOKですが、風に流されたり、山なりになりすぎたり、弱い弓では当たりにくいので試合には向きません。あくまでも70mはお試しというところです。

逆に言えば、試合で優勝を目指すなら、バネの強い弓に買い替えるだけでなく(両端のバネの部分だけを交換する)、それを楽々コントロールできるだけの体力も必要になります。あまり強くしすぎると、すぐに疲労して弓のコントロールが出来なくなるので成績は伸びません。体力とバネの兼ね合いは微妙で、成績を左右します。ちなみにバネを強くすると、矢も交換することが必要です。両者がマッチングして初めて当たるようになります。

(追記2)以前「テストで〇点以上の成績が無いと一人で練習させない」射場に触れました。その〇点とはどの程度のレベルなのでしょう。代表的なのは「グリーンバッジ」と呼ばれる資格です。合格するには、例えば「30mの距離で36射し、合計点が200点以上必要」なようです。という事は、的紙で言えば概ね6点以上に当てることを目指さないといけないわけです。

これは、私の経験では、講習会を卒業し、以後、コーチ無しで練習をする多くの(凡人の)おじさんの、最終到達点なのです。その辺りに見えない壁があって、コーチ無しでは、それ以上は、なかなか上に進めません。私はアーチェリー専門誌のバックナンバーまで数年分買って勉強しましたし、定番と言われたアーチェリーの教則本も読みました。先輩の話も聞き、試行錯誤を繰り返しましたが、これ以上、上達することは困難なまま10年近くが過ぎました。

周囲のおじさんも概ね似たようなものでした。この点数を取れば、人前で練習してもあまり恥ずかしいと思うことはありませんが、加齢とともにピークアウトして点数が下がって行くはずです。つまり、グリーンバッジは、コーチが付いている若手選手には最初の通過点でも、その他の者には最終到達点の場合が少なくないという事です。

ちなみに最盛期の私の成績は210点ぐらいでした。日によってバラツキがあると思っていましたが、何度挑戦してもほぼ同じ点数になるので、初めて「統計は凄い」と感動したものです。でも、練習で210点取れても試験本番で緊張したら200点取れない可能性がありますから、練習ではもっと高得点にならなければと思った記憶があります。

6点は内側の青です。点数と位置の参考にしてください。

@ 映画の倍速視聴が流行っているようです。ボイシーなどを早回しで聴いている私に意見する資格はありませんし、TVで、しかもCMを入れるためにカットされて短くなった映画を、CMでぶつ切りにして鑑賞すること自体が、早回しの前哨戦だったのかもしれません。映画館でよく寝ているお前は何だと言われれば、返す言葉がありません。その上で申し上げれば、数秒間の地味なワンシーンに、映画の解釈をひっくり返す仕掛けが仕込んであることがあります。映画「太陽がいっぱい」のように。倍速視聴では、数秒間のシーンは、視覚上、飛んでしまうのではないでしょうか。そんなつまらぬことよりも時間が大切だと言われれば、そうかもしれませんが。

@ 映画「君を想い、バスに乗る」を更新しました。追記

(2022.6.8)

(これは2022.6.6の記事の追記11です。)弓矢とバッグを一セット揃えるとしたら予算はいくらかかるのでしょうか。私はショップで紹介されたリカーブの中古部品から、気に入ったものを選びました。「ハンドル」と呼ばれる長さ50センチぐらいの、握りのある弓の中央部です。店長さんに、これに新品の部品・矢・バッグを組み合わせてもらい、(おまかせで)ワンセット作ってもらいました。素人が最初から自分ですべて選択するのは困難です。合計で12万円ぐらいだったと思います。

安いものでは、新品でこの数分の一の物もありますが、射場デビューすると、毎回他人の弓矢と見比べることになり、すぐに目が肥えていきます。目が肥えるのも上達の内です。そうすると、実用上問題無くても1年で買い替えたくなるような気がします。しかし、私のセットぐらいだと、定年後の趣味にする人なら、一生それで満足できるかもしれません。もちろんグレードアップする人もいますが。

ちなみに、射場では新品で20~30万の弓矢は珍しくありません。高校生ぐらいなら、男女とも多くの人がそれぐらいの物を使っています。子どもがオリンピック選手になる夢を見た親御さんにとっては、高い買い物ではないのでしょう。社会人なら私の友人(腕も良い)は60万円ぐらいの弓矢に買い替えました。まさに、オリンピックレベルの高級品です。

こう書くと、アーチェリーはカネがかかると思われるかもしれませんが、例えば「野球と比べても高くはない」と、比較した知人は言っていました(私は野球の事は良く知りませんので)。ご覧の通り、アーチェリーは初期費用が掛かりますが、ランニングコストは公営射場の代金と、1~2か月に一枚の(目玉焼きのような)的紙、たまに壊れる矢の修理ぐらいですから。

もったいないのは、講習会を卒業と同時に新品で20~30万の弓矢を買ったのに、すぐやめてしまう人がいる事です。その心配を防ぐなら、講習会を卒業と同時にクラブに入って、貸し弓で1~2年練習してみることです。実際そういう方もいらっしゃいます。腕もお上手ですよ。自分の弓矢を買うのはそれからでも遅くありません。

(追記12)貸し弓と自分の弓(矢も含めて)の違いは何でしょう。弓矢にもグレードの上下がある事はすでにお話しましたが、その他に、弓矢というものは得点を競うようになるとカスタムメイドの必要があるということです。体形や筋力に応じてフィットする弓矢は違ってきます。弓の大きさも、バネも、矢の長さ・硬さ・重さも違います。そこから、さらに小さなパーツを変えたり、微妙なチューニングを変えて、自分専用の弓矢を作って行くのです。

逆に言えば、「弘法筆を選ばず」とは違って、中級者ぐらいになったら「マイボウ」(自分の弓矢)を持たないと、当たる矢も当たらなくて、余分な苦労をしたり、無意識に変な射形の癖がついたりしかねません。カスタムメイドの弓矢は、初心者はショップへご本人が出かけ、専門家にお会いして作ってもらうのが早道です。

(追記13)アーチェリーの事故はどのような時に起こるのでしょう。私の知る限り、アメリカの銃乱射事件のような意図的で悪質なものは、日本のアーチェリー界では起こっていません。日本で起こっているのは(まれにしかありませんが)不注意による事故です。けっして腕が悪いため起こっている事故でもないようなので、「テストで〇点以上の成績が無いと一人で練習させない」旨の規則があったとしたら、整合性が取れないように思います。他に適切な評価方法が無ければ、便宜的に仕方ない一面もあるのでしょうが。

その不注意による事故ですが、例えば、練習のし過ぎで疲労が限界に近づくと(ある意味、飲酒運転のような状態になる)、手元がくるって暴発することがあります。その時でも、他の要件(ルールやマナー)を守っていれば人身事故になる可能性は少ないですが、このようにアーチェリーにおいては、がんばることが美徳だとは限りません。安全第一が必要です。

しかし、練習の終わりがけ、疲労の中が意外と当たりやすいのです。理由を想像すると、当てるためには集中よりも無心が必要だからでしょう。集中は無意識に筋肉を緊張させるので、意図したように動いてくれず、矢が曲がりやすいのです。しかし、無心になると緊張がほぐれるからだと想像します。弓と禅がセットで語られることがあるのは、練習の最初から無心になる、鋭い眼光ではなく、涼しい目になる必要があるからだと思います。

(追記14)私は和弓をしたことが無いのでいけませんが、「弓と禅」でしたか、和弓の本に「自分の意思で発射するのではない(神がかった力にコントロールされている)」旨の記述があったと記憶しています。和弓は神秘の世界ですね。

アーチェリーの世界では、リカーブの発射タイミングは、矢を定位置まで引いた時に「カチン」と小さな音を立てるクリッカーという装置によって、射手に合図されます。射手はその音で条件反射的に指の力を抜くように訓練されています。ある意味、和弓同様、自分の意思で発射するのではないとも言えるのです。

すると何が起こるのか。例えば、今まさに矢を射ろうとして構えている(クリッカーが鳴るのを待っている)射手に、後方から笑顔で話しかけた親しい友人がいました。射手は弓を構えたままの姿勢で「なあに?」と後ろを振り向いたのです(絶対禁止行為です)。すると、体をねじることで微妙に矢を引いたことになり、クリッカーが「カチン」と鳴りました。すると、条件反射的に指の力が抜けてしまい、矢は友人めがけて飛んでいったのです。架空の話ですが、可能性としてありえることです。このように、腕の上手い下手ではなく、不注意が事故を起こすのです。

(2022.6.6)

(これは2022.6.4の記事の追記5です。)講習会の必要性をもう少しお話します。アーチェリーのトリックショットのビデオでは、広い射場を一人で占有していました。しかもコーチ付きで。これなら自由に練習できます。

しかし、実際の射場では偶然居合わせた数人~10人前後と共同使用しますし、コーチもいません。どうように練習するのかと言えば、同じリズムで6本射り、同じリズムで6本抜きに行くのです。一日中このパターンの繰り返し。まるでワンチームにのような、ダンスのようなこの動作が、阿吽の呼吸で、自然にできるようにするのも講習会の役目です。

また、弓に矢をつがえるのは、原則として発射しても良い時だけです。射ろうとする者全員、他の準備がすべて完了し、安全も確認し、後は狙って射るだけのタイミングになって(お互いに周囲の確認も必要になる)、初めて矢をつがえる事が許されるのです。これが我流だと、自分の事しか考えず、それ以外の場でも安易に矢をつがえます。このような行いは事故につながりかねず、同席者にとっても命にかかわる脅威です。当然、気が散り、練習の質が低下します(弓の調整などのために矢をつがえる必要があるときは、必ず貫通しないコンクリートの壁などのそばで、壁に向けて行います)。

そして、講習会修了者は、射る時も我流ではなく、一定の所作で射ります。
所作にどんなメリットがあるかと言えば、他人同士が練習していても、その所作が自然に行えるか否かで、同じ文化を持った者かが判断でき、さらに次の動作のタイミングも予想できるので、見知らぬ人が武器をふりまわしていても、安心して練習できるのです。練習者は無意識に相互監視をしており、危険を感じた場合には管理者に通報されると思った方が良いです。

都会の混雑した道路でも安心してドライブできるのは、全員が免許保持者であり、道交法という文化を共有しているからだと思います。違う道交法や我流・あおり運転等が混じっていては、怖くて並走できません。これは、ある意味似ています。

(追記6)「 パラリンピックの起源は負傷兵のアーチェリー大会 」(「SPAIA」)  先日ご紹介した話の記事を見つけました。

(追記7)普通の人がアーチェリーを始めるときには、コンパウンドが良いとは限りません。むしろ、ユーザーが多く(つまり指導者が多い)、構造がシンプルで、しかも、分解して運搬可能なリカーブでスタートした方が良いかもしれません。その辺りの相談も、講習会やショップでは乗ってくれるはずです。

(追記8)私が住む地方都市では、講習会を受けていれば一人でも射場で練習させてもらえますが、聞くところでは、東京などでは「アーチェリー技能証明書の類」が無いと練習させてくれない射場があるようです。上達するために練習したいわけですが、一人で安全に練習できるだけの技能が証明されないと、門前払いになるのです(このあたりの差異は、過去に大事故があったか否かなど、そこの特殊性もかみされての判断なのでしょう)。では、どうしたら良いのかと言えば、クラブに入り、クラブ活動として、コーチの指導下で団体練習するのです。そこで上達して「アーチェリー技能証明書の類」を取得できれば、以後は個人でも練習可能でしょう。ちなみに、射場で事故が起きれば、新聞沙汰になりかねません。大きな事故では射場が一次的に閉鎖されることもあり、その場合には、射場からも加害者に損害賠償請求がなされる可能性があります。

(追記9)アーチェリーの規制を厳しいと感じる方がいるかもしれません。その厳しさの理由は、多分、銃器に近い殺傷能力があるのに無免許で中学生ぐらいから扱えるからでしょう。国の免許が不要であるがゆえに、間違いが起こらないよう、現場関係者は神経を使って自主管理しているのだと思います。今のところ私も現状で良いと思います。もし国の免許制になれば選手の底辺人口が減ると予想されるからです。芸能人のかくし芸にも使えなくなりますし。

(追記10)追記8に『 私が住む地方都市では、講習会を受けていれば一人でも射場で練習させてもらえますが、聞くところでは、東京などでは「アーチェリー技能証明書の類」が無いと練習させてくれない射場があるようです。… 」と書きました。これを不公平だと感じる方もいらっしゃるでしょう。その通りです。では、公平を求めた場合、厳しくするのか緩くするのか、どちらに流れるのでしょう。

最近、クロスボウ(ボウガン)が事実上禁止されたように、私の肌感覚ではアーチェリーの規制も緩い方向に進むのは難しいと思っています。だから、地方都市の私たちも、厳しくなって射場から閉め出されることを密かに心配しているのです。リタイア後の健康のために行っている高齢者は、10年前なら試験に合格できる腕前でも、今は無理だという人は多そうです。年々筋力も衰えていきます。鍛えても現状維持が精いっぱい。そんな人は、引退を迫られ、一気に老け込んだりしそうです。

伝統あるオリンピック競技であり、欧米では貴族のスポーツとされているぐらいですから、大事件が起きたわけでもないのに、国が免許制にするのは唐突感がありますし、デメリットも大きそう。ですから、現状、国としては免許制には消極的だと思います。だから、その心配はあまりしていませんが、もし大事故でも起きれば、地方都市の射場の受付を「東京並みに厳しくせよ」という世論ぐらいは生まれそうです。

(2022.6.5)

NHK・TV「ダークサイドミステリーE+」で「超能力の謎を解明せよ!〜千里眼事件の光と闇〜」をやっていました。 明治時代の話ですが、密閉容器に入れた紙に書かれた文字を外から読めるか、念写できるか、等の実験をしていました。しかし、一流の学者が参加していたのに、脇が甘いというか、現在なら普通の中学生からでも異論が出そうな実験風景でした。なぜ、あのような厳密な科学実験に「性善説」的なバイアスをかけたのか不思議でしたが、落とした財布が戻ってくるのが当たり前の時代の空気というものが、あのような実験をさせたのかもしれませんね。

(2022.6.4)

@ 「 ワイルドスピード森川 トリックショットに挑戦 #1【それって!?実際どうなの課】 」このビデオの中でも言っていますが、彼女はスジが良さそうです。すぐにコツをつかみ、顔つきが初心者卒業をして行く様子が見られます。

(追記)射場でよく見るアーチェリーの弓は「リカーブ」と「コンパウンド」です。ホームでの比率は8対2ぐらい。「リカーブ」は和弓のような三日月状のもの。「コンパウンド」は森川さんが使っている滑車付きのマシンです。両者の特徴は色々ありますが、簡単に言えば、「コンパウンド」は弓と言うより銃器に近く、軽く引けて命中率が高いのです。ですから、筋力の強くない高齢者や女性に向いています。「リカーブ」と違って分解できませんので運搬が大変ですが。一方、「リカーブ」はシンプルであるがゆえに難しく奥が深いです。そこが楽しいという人も多いです。そして、どちらの弓にも森川さんの様なスジの良い人は時々いらして。例えば、凡人の私が数年かかってたどり着いたレベルに、数週間で追いついてくるのです。

(追記2)アーチェリーの何が楽しいかと言えば、「(一人でも)向上心を満足させられる」からです。人間の欲求にはそれがあり、ただ生きているだけでは幸福感は薄い。でも、アーチェリーでそれを充電することが出来るのです。車いすアーチェリーでこれが証明されたから、障害者のためにパラリンピックが誕生したのです。

(追記3)アーチェリーの話をした後には、よく書くのですが、アーチェリーの矢は厚さ5ミリの鉄板を貫通するほどの殺傷能力があります。オモチャではありません。ですから、初心者は講習会を受講し、ルール、マナーを学んでから始めてください。我流は射場で受け入れてもらえません。通常、神聖な射場ではトリックショットなどの練習は歓迎されませんし、射場以外の、公園等での練習はいけません。危険なため警察に通報されると思った方が良いです。

(追記4)実は、私はトリックショットが好きです。でも、肌感覚では、隣でやって欲しくないと思っている人が多数派だと思います。そんな中、見慣れぬ新人がいきなりトリックショットの練習をすれば、嫌われかねず、狭いアーチェリーの社会、居づらくなりかねません。ですから、しばらくは我慢して、人間関係を作ることに専念し、その後に、親しい先輩たちに相談してみるのが良いかと思います。移住したら、移住先の文化を尊重し、人間関係を大切にしなさいというのと同じ理屈です。

@ 映画「ハケンアニメ!」を更新しました。2022.6.4 追記Ⅳ・Ⅴ・Ⅵ

(2022.6.3)

@ 映画「ハケンアニメ!」を更新しました。2022.6.3 追記Ⅱ・Ⅲ

@ 7月20日よりフランスでの劇場公開決定

@ 給付金の不正受給が広がりを見せています。国は審査を厳格にするより素早い支給を目指していたようなので、一定の発生は想定の範囲内だったでしょうが、組織的で大規模の不正まで起こったのは驚きでした。少なくとも悪質な不正を国がうやむやにするはずがありません。映画「マルサの女」を知っていれば、想像するのは容易なことなのに。

そして、税務署に勤務する国税局職員まで、税務知識を悪用して、組織的不正に関わっていたのは常識では信じられない事です。

さらに信じがたいのは、TVニュースでその国税局職員の中に高卒がいた旨報じた事です。他の事件で学歴を報じるのを見聞きしたことはまずないのに、なぜ学歴を報じるのでしょう。現在、若者の1/3は高卒で就職していると思います。私の若い頃は2/3が高卒組でした。昔から、国税局に限らず、他の公務員の採用試験にも高卒枠があり、高卒でも出世して管理職を務めている者も珍しくありません。傑作TVドラマ「ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜」の健気なヒロインも年齢から高卒のはず。皆、大卒と机を並べて働いています。それなのに、単純に学歴と犯罪を結びつけるかのような報道には耳を疑いました。これは学歴による差別を助長する行為だと思います。常識では信じられない事です。

(2022.6.2)

@  映画「あのこは貴族」の、「フォーレ《レクイエム》全曲」 へのリンクを修正しました。失礼しました。

@ 『    ( 映画、TV、原作本について )

映画の解釈に迷ったとき、原作本を読んで答えを知ろうとする人もいますが、あなたはどうしてますか。

正しい解釈に早く辿り着きたいのなら、読まないほうが良い、と申し上げておきます。なぜなら、映画と原作本は、近似の、しかし別々の物語(パラレル・ワールド)だからです。この二つの情報を同時に頭に入れることは混乱を招きやすく、解釈の情報処理に得策ではありません。

数ある映画の中には、細部に仕掛けをして、一見原作と同じに見えながら、実は逆の結末を用意したものも在るようです。どこかワンシーンの描写、ひと言のセリフで解釈がひっくり返る仕掛けを映画に仕込むのです。現実でもフロッピー・ディスクの改ざん事件がありましたが、あの現実の示すとおり、ほんの少しのことで結末はひっくり返るのです。

原作本に心酔し染まってしまうと、それは映画を冷静に観ることにはマイナスに作用すると思います。監督は観客が騙されるのを遠くから「してやったり!」と、ほくそえんで見ているのかもしれません。映画の解釈は原作本から離れて静かにすべきです。映画の補足説明ですら原作本に求めるべきではないと考えます。映画の事は画面の中だけで完結してください。(TV版ドラマも同様です。)そして、めでたく解釈が完了してから原作を楽しみましょう。別物として。 』

上記は、「小記事の備忘録」にも書いてある、私の昔からの基本姿勢ですが、ここから派生する話をします。

例えば、私生活に問題を抱えた俳優さんが、映画でも類似の問題を抱える登場人物を演じた場合の話です。いわゆる虚構と現実の話。一般に映画のレビューは映画という虚構を評するものです。現実を評しているわけではありません。でも、①読者の中には虚構と現実を混同する人がいるかもしれません。もしかしたら、②俳優さん自身が、現実の自分を評されたと誤解する可能性が無いとも言えません。そして、②の場合についてはハラスメントの問題が生じかねません。

書き手にそのつもりがなくとも、ハラスメントか否かが「被害者がどう感じたか」で判断されるとしたら、虚構である映画のレビューを書くのも躊躇してしまいかねません。かと言ってリスク回避から及び腰になり、レビューからその俳優さんの記述が消えれば、せっかく演じてくれた俳優さんに失礼になると思いますし、クロスオーバーする微妙な世界観というものは、やはり微妙なものです。

(2022.6.1)

@ 『「配列が違う!」「10数台買った」…在宅勤務用の外付けキーボード選びの失敗談 』(Yahoo!ニュース)  私がこだわるのは、ストローク(プロ用より若干浅め)、バネ圧(プロ用並みか、若干軽め)、ガタツキ(触覚的な雑音になるので、少ない方が良い)ぐらいでしょうか。後、キーボードもマウスも有線が好き(電池交換の心配がいらないから)、タッチパネルは苦手、ボタンらぶ。

@ 『「トップガン マーヴェリック」プロデューサーも感情的になった、アイスマン再登場の裏側 』(Yahoo!ニュース)

@ 「一億総株主」になれば、株価は上がるのでしょうか。ならば、今のうちに・・・。

@ 映画「トップガン マーヴェリック」を更新しました。2022.6.1 追記Ⅵ

@ 映画「トップガン マーヴェリック」。映画館の予約状況をチェックすると、先日までの満席近い状態とは違い、どうやらピークアウトしたっぽいです。混雑を嫌う方、2回目を観たい方には、そろそろ、おすすめかも。

(2022.5.31)

映画「トップガン マーヴェリック」を更新しました。2022.5.31 追記~追記Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ

(2022.5.29)

@ 「 庵野秀明が突きつける“現実”とは何か 『シン・ウルトラマン』に感じる虚構のカタルシス  」 確かに「CGを使って着ぐるみを作る」みたいな世界観が、独得の味わいを生んでいるようです。ならば、着弾映像が無いのに爆発シーンがあるのも、クライマックスがTVっぽいのも、その延長線なのかもしれませんね。

@ 外国人観光客の受け入れが広がりつつあります。観光業界でなくとも嬉しい話です。先日のTVで、観光業の方が、「マスクの基準は国によって違うので、お客様のご機嫌を取りながら、日本の基準を守っていただく様に努めます」みたいな話をしていました。本当にご苦労様ですが、その基準には、同調圧力のある平均的庶民の基準ではなく、厚生労働省の示したガイドラインに沿ったものにして欲しいと思います。ガイドラインは随時変更があるでしょうから、厚生労働省のHPなど確認しながら。そうすることで、外圧によって日本人の同調圧力の軟化もいくらかは期待できそうです。黒船です。

(2022.5.28)

@    「 吉岡里帆、小学生の頃に食べた“衝撃的なもの” 」
とんかつのみみ(はしっこ)じゃなかったんですね。

(追記)「とんかつのみみ(はしっこ)」話は、けっして楽屋落ちじゃないのですが、楽屋落ちレベルの話かもしれませんので、補足説明します。吉岡里帆さんが主役を演じた傑作TVドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(ケンカツ)では、彼女の大好物がとんかつで、しかも「とんかつの耳(端っこ)」なのです。いつかの回では、常連になった飯屋のご厚意で「とんかつの耳だけ定食」を作ってもらい、大喜びで食べるシーンがあったぐらいです。「とんかつの耳だけ定食」って衝撃的ではありませんか。

(追記2)『 ( 「とんかつ」の耳について ) 「ケンカツ」だから「とんかつ」なのでしょうか。それはともかく …ヒロインはとんかつの耳が好物です。それを知ったとんかつ屋に就職した元・受給者が、「特別にとんかつの耳ばかり集めた定食」をヒロインに出すエピソードがありました。

とんかつの耳はそんなに旨いのか。先日、わが家でもとんかつ弁当を食べたので、そのあたりの疑問を考えてみました。あらためて、しみじみと、とんかつの耳を味わってみると、「達成感」の味がしたのです。普通、とんかつは中央から食べていきますね。そして最後に、残った耳を食べるのです。小ぶりになった耳を食べると、その小ささと、端っこ特有の硬さがあいまって、「食った食ったという達成感」がわいてくるのです。

あのとんかつ屋は、ヒロインにとっても、元・受給者にとっても、成功体験のパワースポットでした。だからヒロインは足げく通いますし、元・受給者も救世主であるヒロインを心待ちにするようになったのです。だから、元・受給者が「端っこ、美味しいですよね。私も端っこ好きです」と言ったのは、本音だと思います。(  映画「生きる」追記20より抜粋 )

@ 『 SKE48チームS「私たちは攻めます」 グループ史上初の「全額返金保証公演」開催へ 』

@ 「星に願いを」

(2022.5.27)

【5月27日(金)20:00~プレミア公開】映画『シン・ウルトラマン』本編冒頭映像(※48時間限定)

@ 映画「シン・ウルトラマン」を更新しました。2022.5.27 追記Ⅳ・Ⅴ・Ⅵ

@ 裕木奈江さんも出ている映画『ULTRAMAN』。知りませんでした。ぜひ、観たいです

(2022.5.26)

@   『 3万本以上の記事が消える? 「cakes」運営会社に聞いてみた 』

@   先日、こちらのライブは水曜21時からと書きましたが、水曜日とは限らないようです。訂正方、お知らせします。

@   NHK・朝ドラ「ちむどんどん」のヒロイン・暢子は、東京に出てきて途方に暮れているところを、沖縄県人会の会長・平良に拾われ、飯を食わせてもらい、泊めてもらって、紹介状まで書いてもらって、レストランに就職が決まりました。平良は恩人になりました。しかし、暢子は厳しいレストランのオーナーに反発し、口答えどころか、料理の勝負を挑んだのです。100歩ゆずって、就職先を自分一人で見つけてきたのなら、それでも良いかもしれませんが、暢子には世話になった恩人がいるのです。一歩間違うと(就職先でトラブルを起こすと)と、その恩人の顔に泥を塗ることになりかねません。その場合、昨日までの強力な味方が、明日からは無言で一生の敵に変質する可能性すらあるのです。暢子は自分の夢を追いかける事より、恩人の顔を立てる事を優先しなければいけませんでした。どうしても辛抱できなければ、一度恩人に相談に行くべきだったと思います。

@   映画館の帰りに税務署近くを通っていたら、「税務職員募集」の大きなたれ幕がりました。昔からあったのかしら。記憶はありません。ポスターぐらいはあっても、あれは初めて見たような気がします。そうならば、「トッカン」希望者は少ないのでしょうか。

@ 映画「シン・ウルトラマン」を更新しました。2022.5.26 追記Ⅱ・Ⅲ

@ 今年の春、20余年続いた古巣の掲示板サービスが終了したのをきっかけに、私はnote様へ引っ越ししました。そして、古巣で投稿していた記事を、随時note様へ再掲させていただいております。引っ越し先を決めるにあたって、1週間ほどネットで情報を集めました。情報を集めるほどに、いろんなことを考えて、さらに迷うようになりました。苦しささえ感じ始めたので、そろそろ潮時かと思い、直感に従って選んだのがnote様でした。

当然に、また、こちらの掲示板サービスが終了するリスクも考えましたが、一回痛手を負っているにもかかわらず、意外にも、私にとってそれは、決め手にはならなかったのです。すでに年金生活者で諸行無常を感じているからかもしれません。生業ではなく、単なる趣味だからかもしれません。いずれにせよ、終わりの心配よりも、note様の持っている現在の匂いにひかれたのです。当然に、生業なら違う決定をした可能性もあります。

又、note様について調べている時に知ったのですが、note様には積極的にカイゼンをする風土があるようで、実際、現在でも随時行われているようです。さらに以前には、途中退会者のためにダウンロードサービスをしていたとか、どこかで、そんな記事も読んだことがあります(現在は終了しているようですが)。つまり、note様にはダウンロードサービスへの意識もあるようなのです。さらに、会員には官公庁もいるようです。官公庁は自分たちの投稿記事のコピーは取っているでしょうが、万一の時の行政指導も期待できるのではと、少し甘い考えも、脳裏をよぎったりしています。

つまり、縁起でもありませんが、少なくともnote様がサービスを終了するときには、ダウンロードサービスが期待できそうだ、個人的には感じています。もし、そうでなければ、ぜひ、そうなるように、今後note様にはご配慮いただきたいと思っています。

(追記)現在、古巣からの転載をしている経験から言えば、たとえダウンロードサービスがあっても、自分の記事が100%すべてダウンロードできるとは限りません。私の場合で言えば「追記」などは自分でコピーをする必要がありました。結果、半分ぐらいは自分の作業になったのです。今後、ダウンロードサービスを設計される方には100%を目指していただきたいです。さらに、引っ越し先に再掲する場合にも、自分のPC内のデータと違い、掲示板に載せて皆様に見て頂くよう、体裁を整える作業が、意外と大変です。

(2022.5.25)

@ 新型コロナが峠を越えたように見える今、政府も、そろそろマスクを外す方向に舵を切り始めたようです。その事には賛成です。しかし、年金生活者の私も含め、まだ少し怖い人も少なくないはず。でも、その一方で、あまり報道されませんが、新型コロナ以外の感染症が、以前は目立たなかったのに、最近、急に目立つようになってきたという問題があります。その理由の一つとして、専門家は、「コロナ過での無菌生活で、人間の免疫機能に問題が生じている」旨の見方を示しています。昔からよく言われていた「清潔な生活に慣れてしまうと体が弱くなってしまう」という話のようなのです。それを考えると、コロナが怖いからと言って、人目があるからと言って、いつまでもマスク生活を続けるのは、いかがなものかという話になります。悩まし事ですが、出口戦略の一つとして、この事も政府は情報発信を考えた方が良いと思います。

@ 仕事をリタイアしてショックだったのは、映画館の会員登録の際、職業を「無職」と書いたことです。まだ無職になれていないリタイアして1か月ぐらいの時期で、都心へ遊びに行く時には、かつての仕事着であるスーツとネクタイをしていましたから。そのミスマッチに、「このおじさん、リストラでもされて、映画館しか行くところが無いんだろうな…」と映画館に思われそうな気がして、少し落ち込みました。

(2022.5.24)

@ 私が学んだ初心者用の投資の本には、「投資は今後10年間使う予定のないお金で行う」旨書いてありました。そのお金が無ければ、働いて、まず預金をする事から始めなければなりません。しかし、15年ぐらい前でしょうか、人がすすめてくれた初心者向きの投資本の最の方に、「借金をして投資する方法が良き裏技のように紹介」してあり、驚いた記憶があります。何も知らない人がそれを読めば、「それが普通だ」と思う可能性があるからです。しかし、私の理解では、それは投資本の最で紹介すべき、知識と経験の豊富な上級者向けの手法だと思います。私にはとてもできない。

@ 映画「ワン・セカンド 永遠の24フレーム」を更新しました。2022.5.24 追記Ⅸ

(2022.5.23)

@ ある芸能人の方が、知らぬ間に役所に婚姻届を出されたと、ワイドショーで話していました。偽の婚姻届である事は、役所の窓口担当の機転で判明し、(異例の行動ですが)本人に確認の電話を入れ、受理されずに済んだそうです。窓口担当は、届書の記載に不自然な点がありピンと来たようで、本籍等が間違っており、証人にも特徴があったようです。担当が何年目かは存じませんが、毎日審査をする仕事を2年前後も続ければ、ある程度、そのような勘は育つものだと思います。警察官が通行人の中から、ひと目で怪しい人物を特定できるようなものだと思います。問題は「違和感あり」と声を上げられる勇気のような気がします。誤入金問題もありましたが、滞納者に頭を下げていた納税課がときに差し押さえにチェンジするように、いつまでも流されず、急に進路を変えて実力行使できる勇気は重要かもしれません。

(追記)市町村役場の職員は警察官ではないので、警察官のように人相風体で怪しい人物を選別する能力は高くないと思います。又、そのような研修・訓練も聞いたことがありません。虚偽の届出をしようとする者が大声を上げたり目立つ行動をする事も少ないでしょうし。

ではなぜ分かったのかと言えば、一枚の書類に書かれた文字情報によるところが大なのだと思います。つまり、通常、窓口に提出された戸籍の届書に完璧なものは無いと言っても良いのです。一点一画レベルで審査すれば、一定の間違いが存在します。それを(なめるように)赤鉛筆でチェックするのが職員の仕事。しかし、今回は、その間違いが経験上の平均値を超えて多かったり、間違いの箇所も平均値からズレていたのでしょう。そのズレ、特に後者に違和感を感じたのだと思います。逆に言えば、戸籍の届ような文字情報が多い書類ではない場合には、一点一画レベルで審査しない書類の場合には、情報不足で虚偽だと感じるまでには至らない場合の方が多いという事になります。その場合は、熟練した職員でも見逃すことはあるわけです。

(追記2)少し前に、どこかの自治体が、住所の届など、来庁者が窓口で話すだけで、職員がコンピューターに打ち込んで届書を印刷し、来庁者はサインするだけでOKみたいなサービスを始めたようです。これなど、性善説に立ったものでしょうが、私は虚偽の届出の際に証拠が残りにくい点で、一抹の不安を感じています。私の知る限りでは、政令指定都市程度の市町村では、数年に一度ぐらいは虚偽問題が起きているようだからです。

@ 「住民税非課税世帯に○○給付金を支給する」みたいな話があったとします。しかし、課税・非課税の決定・変更は、当初の納税通知時だけでなく、それ以降も、税務課において毎日行われているのです。随時、課税資料が集まりますから。すると、給付金支給のための非課税判定規則に、もし支給事務に余裕が持てる日程の判定基準日が無ければ、市町村の給付金担当者は、決定ギリギリまで(当然にそれ以降も税務課の変更は続くが)、複数回、税務課へ確認作業に行かなければならなくなります。

ここに落とし穴があります。もしマニュアルに書かれていなければ、その事まで思いが至らない心配があるのです。もっとも、判定基準日があれば課税者にも支給される場合が出て来るので、判定基準日が無いから複数回の確認をする必要があるのに、それを怠っても、結局、似たような結末だと言えなくも無いかもしれませんが。すると、複数回するのは市町村の気のまわし過ぎで、高い視点の当局は、もともと複数回を要求していない!?

@ 公園では基本的にはマスクをしなくても良さそう。私も賛成です。しかし、同時に、公園で数十メーター離れたタバコの煙に迷惑したことがあるのも事実です。

@ 行政は法律を厳格に適用するのではなく、適正に運用することが正解とされ、国民もそれを求めています。しかし、求めに応じて緩めすぎると、適性の範疇を逸脱し、問題化のリスクが高まるので、デッドラインをめぐっての、国民と役所の綱引きが日常化しています。そして、万一トラブルが起こったときには、綱を引っ張っていた国民から、行政のミスだとの声があがるのです。

@ 「 チャン・イーモウが中国から届ける映画愛の詰まった『ワン・セカンド 永遠の24フレーム』 」(Yahoo!ニュース)

(2022.5.22)

@ 予告編にも出て来ますが、映画『ワン・セカンド 永遠の24フレーム』には、「ビャンビャン麺」という、美味しそうな極幅広の麺を食べるシーンがあります。その「ビャンビャン麺」とは別物ですが、名古屋名物の「きしめん」にも、昔から極幅広の麺を提供しているお店がいくつかあり、食べたくなります。例えば一度行ったことのあるこのお店。 ちなみに「きしめん」とは、単なるうどんの平たいバージョンではなく、麺の熟成時間も違うのです。

@ 住民税の特別徴収というものがあります。会社から提出された給与支払報告書をもとに、役所が税額計算し、会社に通知して、給与天引きで毎月一括納付してもらう制度です。この制度が順調に機能するためには、役所と会社の税額名簿がイコールでなければなりません。しかし、別途申告などがあったり、転退職があると、その税額変更を会社に通知するにあたってタイムラグが起こります。会社側も、転退職があっても、役所への通知にタイムラグがありますし、なかには遅れたりすることがあるわけです。すると、役所と会社の名簿がイコールにならず、納税額が不足したり、過誤納になったりが、毎月のように起きるのです。

すると、役所と会社の担当者は電話で連絡を取り合い、原因を究明し、必要なら、追納してもらうのか、還付するのか、翌月に充当するのかを決めます。この電話が難しいのです。税法やシステムを知らなければ理解も説明もできませんし、その上で、関係者が誰かを特定し、どのような後始末が最適かを相談しなければなりません。先日、「最近の若者は、読むのは得意でも、ラジオのような音声情報の理解は苦手になった」という記事を読みました。しかし、文章にしても混乱するような話を、ほとんどの場合、電話で解決しなければならないのです。

そして、還付することになったとします。しかし、数百人~1,000人以上も従業員がいる大企業では、誰に還付して良いのか分からなくなることが珍しくないのです。例えば1,000円の過誤納が起きた場合、従業員・Aさんが税額変更で1,000円減額されていたら、タイムラグで納付された可能性があるので、その人に還付かと思うはず。しかし、Bさんが就職したので3,000円を徴収し、Cさんに税額変更が起きて2,000円の減額になり、相殺すると1,000円の過誤納になっている場合もあるのです。そんなフェイントがあると、誰にいくら還付したら良いのか、あるいは還付不要なのかは、まるで推理小説の謎解きになりかねません。

@ 映画「ワン・セカンド 永遠の24フレーム」を更新しました。2022.5.22 追記Ⅵ・Ⅶ・Ⅷ

(2022.5.21)

@ 映画「ワン・セカンド 永遠の24フレーム」を更新しました。2022.5.21 追記Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ

@ マスクの話が朝令暮改的に急進展したのは(欧米に一歩近づいたのは)、米国大統領来日と関係あるような、ないような。

@ 役所からの誤入金問題で、「役所は、税金を自分の金だと思っていない」とのご意見がTVでありました。誤入金は事実なので叱られてもしかたないでしょう。しかし、その上で申し上げるなら、もし「役所は、税金を自分の金だと思っていない」としたら、「生活保護の扶養照会などが厳しすぎる」との世論がやまない事と、矛盾を感じるのです。求められるままに生活保護を支給する天使になれば、担当者も楽だろうに。

私の考える今回の誤入金問題は、選挙の投票所で、全国どこかで毎回のように起こっている、投票用紙の誤配布問題と似ていると思うのです。複数の投票用紙を配る場合に、反対の窓口で配ってしまい、有権者が違う投票箱へ入れてしまうという問題です。なぜ、そんな事が起こるのかと言えば、投票所にいる公務員は、統計選挙係の、重要ポイントを知っている担当者ではなく(統計選挙係は本部で管理事務に当たっている)、その日だけの他課からの応援とバイトで、皆、不慣れであり、新人もいるからです。

市町村役場にとって本来業務でもルーチンでもない給付金のような業務を(したがって普通は担当者もいない)、上級官庁からの依頼で、臨時的に担当者を指名して行うことの難しさがここにあります。指名された担当者にとっては、仕事が増えて混乱する上に、新人同様に不慣れです。これは構造的な問題の一面も持っていそうです。

@ 昨夜「松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD」を聴きましたら、最初の頃に「やさしさに包まれたなら」が流れてきました。イントロには、スリーフィンガーのようなギターも入って。そして驚いたのは、ユーミンさんの歌唱法、呼吸のリズム感が、まるで弾き語りを思わせるものだったからです。ギターの弾き語りをした経験のある方はご存じだと思いますが、ギターと歌を一人で同時に行うと、体を使って演奏しているギターのリズムに、歌唱と呼吸が強く影響を受け、シンクロ感のある、独特の歌になることが多いのです。しかし、おそらく他のミュージシャンの演奏で、別録音であろう伴奏に、まるで自分が同時演奏しているかのようなシンクロ感出ているというのは、(失礼ながら)良い意味で驚きでした。もちろん、これは誉め言葉です。

(2022.5.20)

@ 巨匠チャン・イーモウ監督の、映画「ワン・セカンド 永遠の24フレーム」を観てきました。近日中にレビューしますが、やはり、中国の人情劇は素晴らしい。

@ note様へ転載した独立記事は130件以上になり、そろそろ、「この映画レビューは?」と、自分でも混乱する様になってきました。古巣とは勝手が違うので、すぐに見つけられる自信がありません。なので、検索方法を増やす目的もあって、マガジンに整理しようとしています。その場合、最初は①おおざっぱに洋画・邦画で分けようとしていましたが、②「ア」「カ」「サ」「タ・ナ」「ハ」「マ・ヤ」「ラ・ワ」の方が良いような気がしました。しかし、大げさにするのもどうかと思い、悩んでいたので「工事中」のままでしたが、やはり、②の方が良いような気もしてきました。

(2022.5.19)

@  えっ、加藤登紀子さん。ギターもカッコ良いけれど、色の組み合わせもお洒落。   

@ 役所と住民との間で金銭トラブルが起きた時、一般の職員と納税課職員では意識が違うと思います。徴税担当になって、「なに、倒産!?、すぐ出動だ!」「いいかみんな、他の債権者に先を越されるな!」みたいな経験をしていれば、違う行動がとれる可能性があります。

@ ケースワーカーが申請者をよく調べてから支給決定するように、徴税職員も滞納者をよく調べてから差し押さえ決定をします。なので、両方とも権限の強い担当者制になっており、詳細な調査ファイルがあるのです。

@ 役所の事務、多くはルーチンワークです。そこに、ルーチンでもなく、本来業務でもない事務を、臨時に上級官庁から求められ、その担当者になったときの気持ちは、外部から想像することは難しいのかもしれません。また、臨時事務であるがゆえに、組織的な事務の効率化とは、離れた位置にあるのだと思います。

@ 普通、封筒には切手を貼って投函しますが、切手を貼らずに投函する「料金別納」という制度があります。大量の郵便物を発送する場合に便利です。

(2022.5.18)

@   「 空=スカイは? 七音=ドレミは? 戸籍に読み仮名、許容範囲3試案 認められない可能性も 」(朝日新聞デジタル)   現在、戸籍には読み仮名が付記されていません。だから、一億二千万の国民の中には、ご自分でユニークな読み仮名を楽しんでいる方もいらっしゃると思います。そのユニークな読み仮名で何十年も社会生活してきたのに、「今日からダメです」と言えるのでしょうか。人権問題は無いのでしょうか。その現実を考えると、すでに出生届が出ている方に関しては、経過措置として、出来るだけ許容範囲を広く取ることが必要だと思います。しかし、基準日以降の出生届に関しては、漢字がそうであるように、もう少し狭い、一定の基準に収めることは可能でしょう。この件で、考えることはいろいろありますが、とりあえず感じたことを書いておきます。

@ 落語で、大金を拾った男が、翌朝、妻から「なにねぼけてんのよ」と夢にされてしまい、あきらめて仕事に精進して、大金に身を滅ぼされずに済んだ話を、ふと思い出す昨今です。

(2022.5.17)

@ 映画「舐める女」を更新しました。2022.5.17 追記

@ 他人様に本を貸したり、ましてや楽器をプレゼントしたりすることは、求められない限り、私はしたくありません。本は読書のためにその人の時間を奪うので、求められて貸す場合には、「15分読んでつまらなかったら止めてください」と念を押します。DVDも同じです。楽器に至ってはさらに要注意です。際限なくその人の時間とエネルギーを奪うからです。病み上がりの人には禁則事項と言っても良いです。だから、楽器をプレゼントするときには、求められていることが必須条件ですが、その上に、「もし止めたくなったら、すぐに止めてください。そのときは、楽器は押し入れにしまい込まず、誰かに売って欲しいです。きっと、どこかに使いたい人がいるはずで、その人の手に渡ることが、楽器にとっても、私にとっても願いです」と念を押してから譲ります。

(2022.5.16)

 @ 2022.5.14の続きです。『 ギター講座「あの素晴らしい愛をもう一度」弾き方 スリーフィンガーで弾いてみよう!弾き語り解説動画 』 この動画を拝見して、失礼ながら若い頃の自分を思い出しました。コードが違いますし、奏法もまったく同じとは言いませんが、概ね似た演奏です。いや、私が弟分ですね。9分過ぎにはアルペジオも出て来ますので、両方おぼえれば色々応用が利きます。ありがとうございました。

(追記)上記の動画は、これから学ぼうとする方に、「スリーフィンガーとはどのようなものかをお見せする見本映像」という位置づけだと思います。カッコいい動画を観る。それが練習の起爆剤になります。そして、こちらのスリーフィンガーは、基本パターンを中心に、アドリブも入れているようです。私もそうでした。映画「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」のタンゴの名言を思い出すような、「指がもつれても、途中で止めないことが大切」みたいなアドバイスもありましたが、そのとおりですね。

極論を言えば、左手でコードさえ押さえていれば、右手は適当に弦をはじくだけでもなんとかるのです。通常、ジャカジャカまとめて弾いているぐらいですから。それぐらいの気楽な気分でギターを楽しめば良いと思います。
でも、まったくの初心者は、スリーフィンガーの最初の一歩が分かりません。なので、教則本を買うか、別の動画を探すことが必要でしょう。それで基本パターンを学び、あとは自分流のアドリブを加味します。慣れてくれば自然にアドリブが出るようになってきます。「途中で止めないこと大切」、名言ですね。

最初からの、これらの文章は、特定のどなたかに向けて発せられたものではありません。①自分の青春時代への郷愁。②いつか誰かのためになるかもしれないという希望 でしょうか。誤解する方はいないと思いますが、念のため付記しておきます。

(追記2)学生時代、私のクラスには学校一のフォーク名人がいました。ひょうひょうとした良い人でした。彼は教室にギターを持ってきて、放課後などによく鳴らしていました。井上陽水さん系の美声で。しかし、ジャカジャカ鳴らすのが得意で、スリーフィンガーなどは見た記憶がありません。私は密かに、もしかしたら、自分の方が上手かもと、自惚れました。クラスの誰もが、私がギターをやっていることは知りません。いつまでも輪の外にいるのは寂しいので、ある放課後、「やらせて」とギターを貸してもらいました。数人のクラスメートが「おまえできるの!?」と囲んでいます。「もちろん」と言いたかった。しかし、緊張で指が震え、私はスリーフィンガーが、まったく出来なかったのです。

あきらめて苦笑し、ギターを返しました。この時、舞台度胸というか、人前でも動じないメンタルが無いと、舞台で演奏は出来ないのだと悟りました。
私はフォークギターで歌っていたと書いていますが、それは自室で小さな声での事です。人前は大の苦手。だから、あらためて彼を尊敬したのです。その後、文化祭のコンサートがあり、ステージには彼の姿もありました。まるで独演会状態です。私は後ろの方から熱い視線を送っていました。ほんとうに堂々として、立派な演奏と歌でした。彼も好きだった吉田拓郎さんの「イメージの詩」は、今でも目に焼き付いています。

(追記3)恥ずかしながら、歌えないフォーク好きのギター講座、もう少し続きます。昔、スリーフィンガー(親指・人差し指・中指)を練習していたら、ツーフィンガー(親指・人差し指)という奏法もあることを知りました。ちなみにアルペジオはフォーフィンガーです(薬指も使う)。なので、退屈しのぎに(遊びです)、「あの素晴しい愛をもう一度」を弾きながら、指2本、4本、3本・・・と、次々に移行しながら、スリーフィンガー奏法(アルペジオではなく)を続ける練習をしたのです。最初にスリーフィンガーを覚えるのと比べれば、意外に簡単でした。そんな事をして何のメリットがあるのかと言えば、オーバーに言えば、弦の上で指が踊れるようになるので、アドリブをするときの余力になるような気が、個人的にはしたのです。

(追記4)「吉川忠英となごり雪・やさしさに包まれたなら・贈る言葉・気絶するほど悩ましい!」今朝のNHKラジオで流れていた、吉川忠英さんの美しいスリーフィンガー「やさしさに包まれたなら」。惚れてしまって、さらに、この動画を拝見すると、「岬めぐり」「わかれうた」など、他にも、スリーフィンガーが似合う曲が多数あることを、あらためて教えられました。

@ 専門医が「高齢者こそ外出を」と語る理由 「行ったことのない場所」への旅行で前頭葉を活性化
5年ぐらい前までは週2~3回のペースで、アーチェリーをしていました。大変重たい道具を持って、徒歩で往復50分+往復1時間の地下鉄で、射場へ行くわけですから、マイカー使用者に比べて1.5倍ぐらいの運動量があったと自負しています。ですから、当時は、ペットボトルと新聞などを入れた、普通のカバンを持っての街歩きなどは、無限に歩けるのではないかと思うぐらい快適でした。

その無限感は、3年前の引っ越し先を探す街歩きまでは健在でした。1年前もかなり大丈夫だったと思います。でも、コロナ過で自粛生活の今、気がつくと、第6波後は、その街歩きさえも「ちむどんどん」な感じがしてきたのです(微妙に単語の使い方が違うかも)。それに腰も痛くなって。以前より毎日散歩を1~1.5時間していますが、手ぶらですから、重たいカバンを持たないので、体がなまってきたようです。今はリハビリだと思って、無限感を取り戻すべく、つとめて重たいカバンを持って街へ出るようにしています。

(2022.5.14)

@ 5年に一度、国勢調査があります。これは統計法による国民の義務の一つであり、罰則規定もあるものです。しかし、近年はプライバシー意識のためか、協力したがらない国民が増えているようです。正確な国民の状況が分からなければ、国政にも悪影響を与えます。今、新聞では国の不正統計が問題化されていますが、国民の国勢調査軽視が問題化されない事は、統計データの片手落ちになるのではないでしょうか。

@ フォークブームだった学生時代、ギターに夢中になったことがあります。一夜漬けで試験勉強をするときも、すぐにイヤになるので、脇に置いてあるギターを抱かえてそのまま寝ころび、しばしの間、ジャカジャカと鳴らしていました。

今は年金生活者になった私の周囲にも、「楽器を弾けるようになりたかった」という人はいますが、「(アバウトな話)ギターで歌うぐらいなら、1日で出来るようになります」とお話しています。もちろん、一日で名人になれるわけもなく、そんな事を言ったら名人に失礼です。

しかし、①ギターのコードはとりあえず(循環コードと言いますか)5種類ぐらいを覚えればよく、②しかも、難しい正統的な押さえ方だけでなく、指の少ない簡易版な押さえ方もあるので、簡易版を覚えて、ジャカジャカならすだけなら、1日でも大丈夫なのです。すぐにギター片手に歌えるようになります。今でも初心者向きのフォークギター教則本があるはずです。例えば「C」というコード、こちらの画像をお借りして説明させていただくと、これも簡易版のようですが、私が最初に覚えた簡易版はさらに指が少なく、「1と3」だけを押しました。 慣れて余裕がでてきたら、指の多い正統的な押さえ方に移行しても良いのです。

③歌いたい歌のコードが難しかったら(よくある話)、自分が使える優しいコードに移調!?してある楽譜を探せば良いのです。それでも不足するコードがあれば一つづつ覚えていけば良いし、素人芸ですから、とりあえず、アバウトに無視してもなんとかなるはずです。

(追記)『 簡単&名曲で使われる 超定番のコード進行【循環コード】 』
動画をお借りしますが、一例として、前半にある「スタンド・バイ・ミー」(Stand by Me)の弾き語りを見ていただけければ、①②私の話のポイントも理解していただけると思います。忘れてはいけないのが、映画「魔女の宅急便」にも使われていたユーミンさんの「ルージュの伝言」です。あんなに斬新なメロディーの名曲なのに、簡単な循環コード4つで構成されていたとは、驚きです。素晴らしい動画でしたね。

(追記2)③の話ですが、「マリーゴールド」のコードを、定番コードに移調!?した楽譜がここにありました。こうやって楽譜を探せば(自分で移調すれば)、少ない持ちコードでも多くの曲を歌えます。
『 あいみょん マリーゴールド ギターコード譜 for Lesson(カポ2)

(追記3)生楽器の音は、電気増幅の歪みがゼロなので、うるさく感じませんが、想像以上に大音量が出ています。特に集合住宅の夜間は練習を控えた方が良いかもしれません。昼間の練習でも「消音機」「弱音気」などと呼ばれるモノをつけた方が良いかもしれません。彼女のギターの穴(サウンドホール)は塞がっています。何かは知りませんが、形としては似たようなものが多いようです。  『 氷の世界 / 井上陽水 Cover by megumi mori〔012〕

(追記4)弦と指板(下の板)のすき間が大きすぎると、人によっては弦を押さえにくく、楽に演奏できません。初心者は指先にタコも出来ておらず、押さえにくいのが当たり前ですが、しばらく練習しても押さえにくいようでしたら、自分に合っていないかもしれませんので、ショップに相談してみてください。すき間が小さくなるよう、有料で調整することも出来るようです。

(追記5)私は正規の音楽教育を受けたわけではありません。数年間、独学でフォークギターを楽しんだだけです。ですから、とんでも理論を口にしているかもしれませんので、そのつもりでお読みください。

私はいくつコードを覚えたのか。今日、ネットにあるギターコード表を見て数えたら、20ぐらいは見覚えのあるコードでした。しかし、実際に多用していたものは、前述した「スタンド・バイ・ミー」の循環コードや、移調した「マリーゴールド」にも使われている基本コードなどの、合計10ぐらいでしょう。その10を基本として、随時、残りの10が顔を出すといった感じでしょうか。それ以上の数を覚えなかったのは、移調した楽譜をさがせば、その数で、好きな歌は、ほぼ、なんでも歌えたからです。

当時の私の関心は、コードをたくさん覚える(左手)よりも、指さばき(右手)で、アルペジオとかスリーフィンガー奏法の練習に夢中でした。元気なジャカジャカはもちろん良いですが、指さばきが上達すると、しんみりとした曲がより楽しめます。

(追記6)アルペジオの私の定番曲は、加藤登紀子さんの「知床旅情」「琵琶湖周航の歌」です。これはイメージ通りの奏法ができるようになりました。奏法はそれほど困難でもなく、誰でも知っていて、一生歌える名曲なので、初心者にもおすすめします。

スリーフィンガーでは、加藤和彦さんと北山修さんの「あの素晴しい愛をもう一度」です。カッコ良いと思って、ギター雑誌の楽譜を必死で覚えましたが、やっと出来るようになってみると、レコードの「あの素晴しい愛をもう一度」とは奏法が微妙に違うのです。しかし、少なくとも当時は他の奏法を紹介した楽譜は、私には見当たりませんでしたので、悶々としていました。

それが5年ぐらい前でしょうか、ネットに、「レコードの奏法は特殊で難しく、ご本人でも、ステージで歌と同時に行うことは困難だっただろう」みたいな記述を読み、やはり素人には見果てぬ夢だったと、納得したものです。その後、レコードと同じかどうかは分かりませんが、私が習得したスリーフィンガーよりもさらに似たイメージの楽譜を見つけましたが、今は歳ですし、ギターも中断しており、ブログ書き等に忙しく、いまさら練習する余力はありません。学生時代に出会っていたらと思います。

イメージ通りだったスリーフィンガーは、吉田拓郎さんの「旅の宿」でした。これもレコード時代の曲ですが、シングル盤と違って、LP盤はギター一本で演奏しています。そのLP盤の演奏に近いイメージの奏法が出来るようになりました。

同じく、吉田拓郎さんの「リンゴ」「ガラスの言葉」も、ギター一本のカッコ良いスリーフィンガーが聴けますが、これもギター雑誌に楽譜を見つけてマスターしました。たぶんレコードの完コピではないでしょうが、イメージとしては近いものです。そして、これらのアルペジオやスリーフィンガーをマスターすると、当然ですが、他の曲にも応用が利くようになりますし、いつしか、少しぐらいはアドリブのまねごとも出来るようになるのです。

若さ+惚れた曲があれば、練習は苦にならないものです。これは恋愛ですから、合理的判断とは次元の違う話です。

(追記7)静かに練習したい場合にはサイレントギター(「消音機」「弱音気」の事ではありません)もあります。数年前にギターを再開したいと思って、一流メーカー製のそれを買ったことがありますが、胴体の部分が枠だけなので、重心が長い首の方にあり(あるいは胴体と人体のグリップ力が減るのか)、本物のギターに比べ演奏中に首が下がってくるのです。「そんな事は気にならない」人が大多数だから売れているのでしょうが、私には違和感を感じました。

それにサイレントギターは音を出すために電気増幅のアンプを必要とします。すると、安物のアンプだと音も安物になりますし、高級アンプを買ってもやはり電気増幅した音なので、生楽器特有の美音とは違うわけです。ちなみに、重心の問題を解決するには、いっそエレキギターを買うという選択肢もあるようです。試したことはありませんが。

(2022.5.13)

@  『 滞納者から、「泥棒!」「悪魔!」などの罵詈雑言を浴びることなどは日常茶飯事。でも、徴収官は泥棒じゃない・・・被害者の数は1億3千万人 日本で一番多くの被害者を出す犯罪ーそれが、「脱税」 納めるべき税金を徴収する徴収官は、国税の“最後の砦”と言えます。』(日テレ・TVドラマ「トッカン」のHPより抜粋)

@  ①アマチュア無線を商売の通信に使うことは電波法上できません。正規のアマチュア無線局であっても。この事と、②アマチュア無線局が免許通りの無線機を使っていない場合とは別の問題だと思います。又、③無資格でアマチュア無線を使う場合も別の問題になると思います。

(追記)『 本来、無線局は電波利用の原則の例外として各法令により規制され、一つの周波数の割当てを受けるだけでも、総務省に対して膨大な書類手続きを必要とし、提供する地域・空中線(アンテナ)の性能にまで細かく制限を受ける。送信機からアンテナまで自由に通信・製作し、電波発信地域などの制限もなく、かつ長波からミリ波まで様々な周波数を「帯域」として広く自由に利用できるのは、私的学究目的のアマチュア無線だけである。

周波数帯域を、たった一人でも自由に利用することが許されているアマチュア業務は、それ故に従事者の責任は重くアマチュア無線を始めようとする者は全て無線従事者の有資格者である必要がある(日本では電波法第39条の13規定)。』( Wikipedia 「アマチュア無線」非営利・自由な私的学究無線 より抜粋 )

(2022.5.12)

『 「プーチンがウクライナで戦術核兵器を使ったら世界はどう反応するのか」米経済学者が想定するシナリオ 』(Yahoo!ニュース)
「 そうした出来事が新しい暴挙となり、プーチンによる戦術核の展開はより大きな非難の波のなかに飲まれてしまうこともありうる。つまり、プーチンの個別の行為に向けられた非難が、核戦争についての懸念に差し替わってしまうかもしれないのだ。」(抜粋)
映画「シン・ゴジラ」でも、ゴジラを阻止する話が、東京への熱核攻撃を阻止する話にすり替わって行きました。

(2022.5.11)

@ 映画「舐める女」を更新しました。2022.5.11 追記Ⅱ

@ NHK・朝ドラ「ちむどんどん」のヒロインの兄・賢秀が、詐欺にあって家族親戚から集めた大金を持ち逃げされました。後に彼は、「みんなからバカにされてばかりの俺なのに、初めて褒めて、認めてくれる人がいたから、信じたかった」と涙ながらに語っていました。でも、仮に、信じた路線を突っ走るにしても、「人を信じることと、人は間違える存在だと認識することは別問題」だと思うのです。

私が就職した直後、怖い先輩ばかりの中、スマイルで近寄ってきた若い先輩から、その後、「○○新聞」を取らないかと勧誘されました。当時、労働組合関係の人の多くが、その新聞を取っていたようです。しかし、わが家はもの心ついて以来「朝日新聞」一筋です。それに、まだ、政治には関心が強くなかったので、「すみません。その政党支持者ではないのに、その新聞によって支持者だと思われたくありません」とお断りした覚えがあります。その先輩は、その後もずっと私を可愛がってくれました。今は亡き恩人です。

@ ロシアのウクライナ侵略で、世界中が自国の軍事力の再点検に入っていると思います。軍事力に同盟関係の評価等も含めるのなら、現時点での関係を再評価し(その中には日米同盟も)、目標とする軍事力との間に差があれば、それを埋めるように努力するのだと思います。確か日米間では「すり合わせ」という表現が使われていました。ならば、日本の首相などが大急ぎで飛びまわる現在の外交は、すでに、防衛力見直しの一環なのでしょうか。

(2022.5.10)

@  『 【速報】「屋外ではマスクをはずす」 東京都医師会が提案 段階的な感染対策解除も求める 』2022.5.8のマスクの話を思い出します。

@ それをつまみにビールを…。

@ 名古屋市の「フラリエ」に行ってきました。バラ園が今満開で楽園でした。

@  「 マルチバース、パラレルワールド、異世界に科学的な根拠は存在する 」(Yahoo!ニュース)「私たちは、『これは検証できないから現実ではない』と言いますが、それは自分たちが検証法を知らないということにすぎません。私たちはいつの日か検証法を思いつくかもしれませんし、思いつかないかもしれません。でも、宇宙は私たちのことはお構いなしに、好きなようにやっているのです」(末尾の抜粋)
「気」も同じかもしれませんね。

@ 「読解力というのは相手の言っていることを理解する能力」なので、「(例外が論点でもないのに)例外を持ちだして反論するのは読解力に問題がある」と、どこかで読みました。ごもっともな話だと思います。

@ 独裁国家では独裁者が自分の都合の良いように法律改正をする事があるようです。すると、異例の長期政権になったりして、ますます独裁色を強めます。
民主国家では自分の都合の良いような法律運用を求めるのは住民の方だと言っても良いです。市町村役場の窓口で例外・便宜を求めるのは住民側で、法律で断るのは役人側でしょう。住民は自分の利益のために「一部の奉仕者」を求めるのに対して、公務員は「全体の奉仕者」であるので「あなただけの味方ではありえず」、視点が違うので当然ですが。その上で、役人側も法律を正確に適用するのではなく適正な運用を目指しています。

(2022.5.9)

@『「大体合ってる」「大笑いした」 名古屋人が日本を支配するギャグ漫画「名古屋以外全部壊滅」に笑いと突っ込みが殺到しトレンド1位に』(Yahoo!ニュース)

@  2022.4.26の記事に、「昔のノンアルコールのビール味飲料は、ビールというよりコーラに近い味なのに、コーラのようには旨くないという、困惑する飲み物でした」と書きました。それを飲んでから10年以上たった頃でしょうか、地元の動物園で飲んだノンアルコールビールは、確かドイツかどこかの製品でしたが、コーラっぽい風味などみじんもなく、限りなくビールに近い風味でした。うかつにも、ほろ酔い気分になってしまったほどです。当時の動物園はアルコールは販売禁止でしたので、苦肉の策でしょうが、わざわざドイツ製を選んだことから、(おそらく酒飲みの)担当者の苦労がしのばれます。

さらに10年以上たった昨日、近所で久しぶりにノンアルビールを買ってみました。人気のある国産銘柄です。きっと旨いはずだと思い、一口飲んで驚きました。最初に書いたコーラ味の再現だったからです。私の舌では、あの当時から進化が止まっているように感じました。進化してないはずは無いので、このコーラ味が日本では人気なのでしょうか。ならば、あのドイツ製品はなんだったのでしょう。もしや、ビール離れした若者にはコーラ風味が受けるのでしょうか。

(2022.5.8)

@    #ネタバレ 映画「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」のレビュー本文にこんな事を書きました。

『 このとき主人公は「もう死にたい」と同時に「出来れば死にたくない」とも思っていた。どちらでも良い、もうどちらかに決めるのだと、そんな気持ちが芽生えていた。機は熟していた。誰かに「生きろ」と手を引っ張ってもらえさえすればよかった。

青年は手を引っ張った、それを信じて主人公は生きてみる事にした。もう本音で話し合える友が出来たのだ。』

生き死にの問題ではありませんが、私にも一度だけ「手を引っ張ってもらった」経験があります。要求したわけではありませんが、結果的にそうなったのです。その時、合気道が指一本で相手を制するように、絶妙のタイミングで声を掛けられた時、人は簡単に動くという経験をしました。

ところで、政治家Aさんがロシア入国禁止者リストから外れたのは政治的メッセージという方がいますが、私も同様の事を考えていました。もしかしたら、Aさんは歴史を変えることが出来るのかもしれません。しかし、逆にAさんがロシアに政治利用されるリスクもあるわけで、高度な政治的判断が必要だと思います。

@ 『 “トロッコ問題”ついに解決? 「正解」バズる767万回再生 』

ウクライナとロシアの問題とか、ベーシックインカム等、従来のアイディアでは壁のある問題を、あっけなく解決するアイディアがきっとどこかにあるはずだと、この動画を観て期待するのです。

@  都会から田舎に移住するときには、「田舎のコミュニテイーに入れて頂く、という謙虚な姿勢が大切」なようで、この話は、あちこちで目にします。定年退職したお父さんが、趣味のサークルとか、地元の自治会などで地域デビューするときにも、同じような注意をうながす話は良く聞きます。無意識の上から目線や、自慢話に聞こえてしまう自己紹介は禁物。しかし、新卒で就職する時、若者に「会社というコミュニティーに入れて頂く、という謙虚な姿勢が大切」という話はあまり聞きません。逆に、「どうしたら新人と上手くやって行けるかという、古参兵に対するアドバイス」は目立ちますが。

@  私の近所では、ジョギングをする人のマスクは新型コロナの死者数減に比例して少なくなり、ふと気がつくと、今はほとんどの人がしていません。それどころか、たぶんジョギングをする人に感化され、ウォーキングのおじさんにもしない人が多くなりました。いつのまにか、ウォーキングでもマスクをしている私は少数派になったような気配で、居心地が悪いです。

実は、私はマスク嫌いで、新型コロナのパンデミック初期(3年前)は、ずいぶん遅くまで、屋内ではマスクをしても、マスク無しで散歩したり、どうせマスクを外して飲食するのだからと、飲食店に入るときにはノーマスクでした(雑談はしません)。その後、どこでもマスク無しでは居心地の悪い世の中になり、そして、いつのまにか、散歩でマスクをしているのが居心地の悪い世の中になっていました。

(2022.5.7)

@ 映画「不都合な理想の夫婦」を更新しました。追記Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ

@ 映画「この世界の片隅に」の追記13に、下記のように書きました。以下ネタバレです。 

『 映画「この世界の片隅に」が全体を生かすために犠牲になる個人が描かれているとしたら、映画「天気の子」は、個人を生かすために犠牲になる全体が描かれていたように感じたのです。前者が昭和的だとしたら、後者は令和的と言えるのかもしれません。』(抜粋)

では、前者と後者、どちらが、より正解に近いのでしょうか。リアルな世界に目を向けると、ウクライナへのロシア侵略問題がありました。世界は全面核戦争を避けるために前者の措置をとっているように見えます。しかし、同時に経済制裁等でロシアに圧力をかけています。これは後者のように見えます。ということは、黄金の中庸と言いますか、その比率はさまざまでしょうが、一方に偏り過ぎない事が知恵なのかもしれないと、そう思ったりもするのです。

そう言えば、「One for all all for one」という言葉もありました。この言葉、訳が複数あるようで、微妙に意味が違うようですが、後半の「全員は一人のために」を、「全員は勝利のために」と訳すなら、今回の侵略問題の対処の仕方との違和感も少ないと思いました。

@『「ウクライナは親日」という思い込みは「プーチン氏への誤解と同じ」か 』(NEWSポストセブン)

(2022.5.6)

@ 『 侵攻「私たち全員の過ち」 ウクライナ国連大使インタビュー 』(朝日新聞デジタル)

@ 古巣の掲示板があったときは、①外海でググればすぐに自分の投稿が見つかりましたが、掲示板が終了してからは、②コピーした自分のPC内データからの検索になります。しかし、②の方が使い勝手が悪く(私が使いこなせないだけかもしれませんが)、手間がかかります。そんなわけで、日々の映画投稿はなるべく検索せず、基本的にデータの最初のページから順に投稿(転載)しています。ご容赦ください。ちなみに、転載という行事の前半は追記のあるレビューリストから、後半になるにつれて追記の無いレビューリストからが増えていく予定です。

(2022.5.5)

@ 私が音楽に興味を持ったのは中学生の頃からでしたが、当時のあたりまえとして、TVは一家に一台でチャンネル権は父にありました。ですから、強制的にプロレスを見せられファンになりはしましたが、演歌以外の音楽は聴けませんでした。ステレオもなくレコードを買うお金もありませんでした(当時LPレコードは一枚2,800円ぐらいでした。現在の物価に換算すると1万円以上したかもしれません)。

そんな中、私の音楽情報源はトランジスタラジオ中心だったので、流れてくる音楽は何でも聴いて、雑食になりました。ご両親に音楽の趣味があり、立派なステレオやレコードを所有している友人が羨ましかったですが、私のラジオ中心の生活は音楽嗜好の範囲を広げることになったようで、結果として良かったと思っています。

@ 年金生活者の私が、若い頃に観た青春ドラマを思い出したり、自分の青春時代を思い出して感じたことは、ありふれた感想になってしまいますが、「苦しいこともあったけれど、あの頃は良かった」ということです。なぜ「あの頃は良かった」のかと言えば、単なる郷愁もありますが、「組織の責任が半分だった」ことに気がついたからです。若いから夢や希望は2倍あっても、若いから責任は半分だったのです。

この話、家庭に置き換えれば分かりやすいと思います。ご両親には家庭の維持という重責がありますが、普通、子どもにはその自覚はありません。子どもは自分の夢に夢中です。家に帰れば衣食住が与えられますが、それを当然と思っており、裏方であるご両親の苦労まで理解が及ばないのです。

会社で先輩・上司が新人と違う考えを持っているのは、①彼らには会社組織の維持という重責の部分もあるからでしょう。②彼らにも夢はあるでしょうが、それは2番目以降に来ると思います。自分が若者だった頃は、①に無頓着でいられました。しらずしらずに甘えており、それでも許されていたのです。それが、あの時代は良かったという気持ちです。今思えば、叱ってくれる先輩・上司がいっぱいいた時代は、逆説的ですが、親に守られた楽園状態だったのでしょう。

もちろん、若くして重責を負っておられる方もいらっしゃることは承知しています。尊敬に値する方々です。

(2022.5.4)

@ なぜキャンプ場で「車中泊」増加? 醍醐味のテント泊しないワケは? 手軽さだけじゃない理由とは

・・・ヒロシさん。

(2022.5.3)

「 ひぐちけい feat. のん - ribbon【Official Lyric Video】

なんか、新鮮。

(2022.5.2)

@  ベーシックインカム実現の問題点。 これが正解だとか、これがすべてだとは言いませんが、とりあえず書いてみました。 

① 毎月10万円(あるいは7万円)を支給する予算はどこからもってくるのか。
② 予算のめどがついたとしても、毎月10万円(あるいは7万円)の現金支給だけでは解決しない社会福祉の問題は、どう解決するのか。
③ もし①②の問題が解決したとしたとしても、現在の社会福祉制度からベーシックインカム移行時に予想される不公平問題をどう解決するのか。

(追記)コロナ過もあってかベーシックインカムへの期待が高まり、先の総裁選挙ではこれに言及した候補の方がいらっしゃいました。あのプランは面白いと思いましたが、世論の関心は高くなかったようです。そうこうしている内に、ロシアのウクライナ侵略が始まり、防衛に対する常識がひっくり返される事態になって、日本も他人ごとではなくなりました。今は、日本の防衛を考える(予算も)ことが政治家の優先課題かもしれません。

(追記2)ベーシックインカムは、日本のような先進国よりも、社会保障制度があまり整備されていない開発途上国の方が、比較的導入しやすいのでしょう。既存の制度が未発達な分だけ、②③の問題があまり発生しないからですね。ですから、日本でも朝ドラ「おしん」の時代なら、もっと簡単に制度設計できたのかもしれません(国が貧しくて①の予算も無いかもしれませんが)。これは工業製品の改良の場合に似ています。改良する場合、旧製品との互換性を保つために、かなりのエネルギーを使うそうです。もし互換性を放棄すれば(当然に非難も予想される)、新技術のみに専念できますから、高みが違ってくるはずです。

@ 子どもの頃「東ハト オールレーズン」が大好きでした。ぶどうパンも好きでしたが、普通はそんなにたくさんぶどうが入っているわけではありません。しかし「東ハト オールレーズン」の密度感は半端じゃなかったので。それにぶどうはビタミン剤みたいに栄養がありそうだと思ったのです。ざんねんながら、糖質制限をしている今は、これに限らず、甘いお菓子を食べる事はほとんど無くなりましたが。

@ 映画「潜水艦クルスクの生存者たち」を更新しました。2022.5.2 追記Ⅴ

(2022.5.1)

@ 小説「脱北航路」 

@ 映画「潜水艦クルスクの生存者たち」を更新しました。2022.5.1 追記Ⅲ ・Ⅳ

(2022.4.30)

@ 以下、映画「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」のネタバレです。
『 先日のTVを観て思ったのですが、映画「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」のフランク・スレード中佐 アル・パチーノさん)も、若い頃はチャーリー・シムズ(クリス・オドネルさん)のような、「高潔」に軸足を置いた生き方を目指していたのだと思います。このような「実は似た者同士」という構図は、映画の定石かもしれません。

そして、フランクは自慢の人生観を全うするためにピュアな軍人になった。

しかし、軍隊はリアリズムの極致だと思います。「勝てば官軍」の世界では「高潔」だけでは作戦が出来ないのでしょう。フランクは勝つために信念を曲げなければならない事態に直面したはずです(そこにフランクが嘘つきになった種が見えるような気がします)。そして、信念に反する作戦をした上、多くの若者を死に追いやった。だから、フランクの心の中には高潔を捨てた無念と、若者への罪の意識が渦巻いていたのでしょう。そして、それを酒で紛らわすようになった。

宗教に近いほど大切だった信念が通用しない事態になり、彼は「目の前が真っ暗になった」。それが盲目という記号になっていたのかもしれません。

彼は手りゅう弾をもて遊んで誤爆させ、文字通りの盲目になってしまいましたが、もしかしたら、それは自〇しようとしていたのかもしれません。彼の自〇願望は、その時から疼き続けていたのでしょう。だから、映画の後半にフェラーリで暴走するのも、道路を赤信号で歩いて渡ろうとするのも、その為かもしれません。

そんなフランクが出会ったのは、若い頃の自分にも似た、絶滅危惧種に近いような高潔な青年チャーリーです。フランクは(かっこつけても今の内だけだ)とばかりに(魂を売ってしまえ)と悪魔のささやきを繰り返します。しかし、動じないチャーリー。やがてフランクは敬意を感じ始め(この男が大統領なら軍人として仕えてみたいと)、チャーリーの高潔を守ることに転じるのだと思います。チャーリーに対し、「お前が妥協するのを見たくない」とフランクが言ったのは、おのれのトラウマを逆撫でされる心配からかもしれません。』

(  私の『#ネタバレ 映画「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」』 のレビューより抜粋 )

高潔だったフランクを苦しめた戦争(作戦)とは、具体的にはどのようなものだったのでしょう。私は、現在進行形のウクライナとロシアの戦争を連想しました。この戦争、目の前でイジメの一部始終を見ながら誰も助けないという構図です。NATOもアメリカもウクライナに派兵しない表の理由は①大国のロシアと直接対決したくない上に、ロシアが核兵器で恫喝したからでしょう。しかし、裏の理由は②この機に乗じてウクライナに代理戦争をさせ、ロシアを弱体化することだと言われています(いわゆる陰謀論)。

私は何によらず陰謀論には近づきたくはありませんが、先日のTVのワイドショーに、少年時代まで日本で育ったウクライナ人の方(今は実業家)が、②について「世界の人はこの戦争を終わらせたいとは思っていない」と、信念をもって言及し、周囲のコメンテーターが(「代理戦争ですね」とつぶやいたきり)反対意見もなく沈黙したのを見て、そして、最近の米国大統領の(どんどん武器を与える)様子を見て、もしかしたらと思ったのです。「ならば、おまえが米国大統領なら派兵するのか」と問われれば、やはり①の理由で躊躇するでしょう。残念ながら②の理由が①の裏打ちもします。しかし、例えば、このような不条理な作戦に加担させられ(しかも、私のような傍観者ではなく直接指揮をさせられ)、自分の命令で死んでいく若者の姿を見て、フランクは心を病んだのかもしれません。

(追記)さらに、そのウクライナ人の方は、「…だから、日本もアメリカには気をつけて」との趣旨のコメントも残したのです。「ロシアなどに気をつけて」なら分かるけれど、同盟国のアメリカに気をつけてというのは、一瞬意味不明でした。しかし、よく考えれば、ウクライナ同様、アメリカは日本を代理戦争の戦場にする可能性もあるわけです。日本を助けると言っていても、派兵ではなく、ウクライナ同様、物資の援助だけの可能性もありますから。

(2022.4.28)

@ 地元にあったレストランでは、おなじく地元で養蜂をしている処から、蜜を分けてもらい、バイキングで、パンと共に提供していました。普通の市販品とは違って、あっさりした味わいで、「これが地元の花の味か」と思って食べたものです。好きでしたよ。

@ 一流大学を出て一流企業の幹部を務めた後、天下り先でも幹部に座った人から聞いた話ですが、天下り先の会社は、ひと目で、内容の落差が大きく感じたそうです。それで、自分の務めとばかりに、改革をしようとしたら、そこの社長があわててやってきて、「あなたは、古巣との連絡調整役をしてくれれば良い。この会社の改革はせずに、黙って座っていてほしい」とくぎを刺されたとか。外様大名がいきなり改革をしようとすれば、プライドある天下り先の古参兵の反発を食らい、トラブルになりかねないからですね。新人がいきなり改革をしようとするのも似たようなものでしょう。そして、その落差は、大なり小なり、おそらく多くの業界で存在し、利用者はその事を知っておく必要があるのかもしれません。

@ 亡き父は、とても外面の良い人でしたが、昔、契約していた駐車場の地主と小さなトラブルがあったとき、不動産屋さん全般に対する信念のような不信感を口にし、是非はともかく、なめられないよう、最初から頭から湯気を出し、けんか腰で対話に臨んだ、異様な光景を覚えています。さらに、最近ではNHK・TVドラマ「正直不動産」で、不動産業界の裏事情が描かれております。この問題作を連ドラでNHKが放送し、反論の声も聴いたことが無いので、不動産業界とは、やはり、概ねこのような世界なのでしょう。

そして、世間知らずの、私の少ない経験からも、不動産に限らず、あちこちの業界で、小さな嘘はまかり通っている感じを受けました。これらは、自由競争で利益を上げなければならないという民間の特殊性をみれば、一定の理解をせざるを得ないのかもしれませんが。

一方、公務員の世界はと言えば、政治家の世界は知りませんが、市町村役場レベルで言えば、(一部を除き)あまり利益を上げることは考えていません。彼らにまったく嘘が無いとは言いませんが、法律・規則の順守がほぼすべてです。意外にも抵抗勢力になることが多い住民の要望に頭を悩ませながら。ですから、民間と公務員は、皮膚感覚では、なかなか相互理解ができないのでしょう。

(2022.4.28)

@  TV「しずかちゃんとパパ」を更新しました。2022.4.28 追記Ⅱ

@ 少し前に、自衛隊の潜水艦が他の船とぶつかり、潜水艦のアンテナが全破損して、連絡できなくなった事例がありました。全破損は想定外で、さらに衛星ケータイも持っていなかったそうです。結局、日本に近づいて、普通のケータイで事故連絡したとか。私はあの時、衛星ケータイは常識だし、予備にアマチュア無線機も搭載しておくべきだと書きました。そして、今回、民間の観光船が事故を起こし、多数の乗客が犠牲になりました。出航前から観光会社の事務所側の無線アンテナは壊れており、衛星ケータイにも問題があったようです。この二つの事例は、どちらも失敗が許されない仕事であるのに、危機管理のわきの甘さを感じさせました。そして、それは一事が万事につながりかねないのです。

@ 若い頃、伊豆大島へ一人旅をしたことがあります。新聞コラムの「火山の島へ行くと、人も活性化される」みたいな話に感化されたからです。今で言う「パワースポット」ですね。当時は、伊豆大島の大噴火、全島避難の数年後でしたから、今にして思えば、あのコラムは「火山を逆手に取った、観光客を呼び戻すための意味合いもあったのか」と思い至りました。もし再噴火でもしたら、島ではすぐには逃げられないので、さぞかし観光客も減少していたのでしょう。それもあってか、上陸した私たちを、島民の皆さまは厚くもてなしてくれました。露天風呂からの眺めは、異国のジャングルにいるような絶景でしたし、帰りには椿の苗までくださり、それは自宅で毎年花を楽しませてくれました。もちろん火山は沈静化していました。

ところで、伊豆大島へ渡る日、伊豆半島の下田だったか、熱海だったか、忘れてしまいましたが、予定していた航路は、海が荒れて出港できなくなったのです。でも、他方の港からなら船が出るとの事で、急きょ、そちらへ向かいました。港に着くと、事務所ではラジオの気象通報を聴きならが、地図に記入している人がいました。初めて見るプロの光景です。やがて船は出向しました。初めて乗る航路ですから、平時と比べてどれぐらい揺れていたのか分かりません。揺れてはいましたが、そんなに大したことはありませんでした。

何を言いたいのかと言えば、旅にはリスクが伴うという事です。私は運が良かっただけかもしれません。多少危険であっても、新幹線でお金と時間をかけ、やっと港までたどりついて、「(港が静かなのに)今日の出向は取りやめです」では、旅行者も容易には納得できないと、あの時を振り返ってそう思いました。そして、時に、そんな素人を止めるのがプロの役目だと思うのです。

(2022.4.26)

【新ジャンル/第3のビール】サッポロ GOLD STAR 」が安くて美味しいです。モルツ系の濃厚な味がして、伝統の「サッポロ 生ビール 黒ラベル」とは、もはや嗜好の違いでしかないと言ったら、オーバーでしょうか。

(追記)「若者のビール離れの原因の一つは、メーカー自身が、おいしくない発泡酒を売り出したからだ」(つまりオウンゴール)みたいな話を、以前どこかで聞いたことがあります。その、おいしくない発泡酒でビール系飲料の初体験をした若者が、「ビールって、うまくないね…」と誤解したという説らしいです。それで思い出すのは、昔のノンアルコールのビール味飲料です。ビールというよりコーラに近い味なのに、コーラのようには旨くないという、困惑する飲み物でした。

しかし、あれ以来メーカーも改良を続け、近年は本物のビールに肉迫する味わいになりました。私はと言えば、1~2年前までは別メーカーの発泡酒を、値段ではなく、味が好きで飲んでいましたが、新製品になって味が変化し、少々薄味になった気がしたので、贔屓にするのをやめたのです。この「サッポロ GOLD STAR」は、あの発泡酒の旧製品に似たトロリ濃厚系の味で、さらに、あれより香りも立ち、かなり美味しくなっています。ドライ系ではなくモルツ系ファンの方へ。

(2022.4.25)

ウクライナの領土を守るために、日本はロシアへの経済制裁で返り血をあびるだけでなく、各種支援、北方領土問題まで犠牲にしています。しかし、パールハーバーや昭和天皇への言及など、点と点を結べば、ウクライナの本音は日本を軽視(あるいは差別視)しているのではないかとの疑念が生まれました。「戦火のウクライナには細部に配慮する余裕はない」という見方もあるかもしれませんが、であれば、なおさら、そこにウクライナの本音がのぞくのです。特に相手国の王様に言及する事の重さは、無学な者でも理解できるのに、それがウクライナ政府によって実行された事は重く受けとめます。許しは必要ですが、用心もまた必要です。

(2022.4.24)

@ 3.11の時、たとえば、実家を離れて一人暮らしの東京の若者が、誰にも言わず、ふらりと一人旅で東北へ行って、そのまま津波に流された可能性を考えていました。被災者にはきっとカウントされていないでしょうが。

@ 北海道の海難、海流がどうなっているのか知りませんが、救命胴衣を着けた方がロシアの方へ流れていくと…。

@ 4月、先輩が後輩を指導する機会も多いですが、私流のスタイルをご紹介します。まず、先輩に教わる時の姿勢。私が泣きながら覚えたのは、「同じことを二度質問しない」です。聞いたことはメモしておきます。逆に、教える時の姿勢は、「分からない事は、遠慮なく、何度でも質問してください」と言っておきます。そして、最初の一回は100%私流で仕事をしてもらいます。もし後輩が最初の一回目で失敗すれば、教育係の責任は大きいです。上司から「仕事をちゃんと教えたのか?」と叱られかねません。その意味もあって私流で100%してもらうのです。それに、最初から先輩の仕事を後輩が否定するのは失礼な話でもあります。後輩も立場を理解する必要があります。

しかし、後輩にも独自の考えがあるでしょうから、二回目からは自由にさせます。二回目で失敗したら、それは後輩の責任が大です。後輩もそれは承知の上でしょう。私は、「一回目が成功したように、私は正しく教えました」と上司に弁解できます。でも、後輩が新人の場合など、この仕事、この世界の常識・非常識がまだ分からなそうな場合には、自由にさせたら本当にトラブルになりかねませんので、「あなた流に仕事のやり方を変更しても良いけれど、事前に私か上司に、必ず相談だけはしてくださいね」とクギを刺しておきます。べストではないかもしれませんが、これが私流です(もちろん例外もあります)。

(追記)かつて、私が教育係になって後輩を指導する様子を見た同僚が、「普通は、あんなに親切に教えてもらえないよ」と、後輩を羨ましがり、後輩から感謝の言葉をもらったことがありましたが、今思えば、あれは「1回目は100%私流で仕事をしてもらう(その為には丁寧に教えざるを得ない)」という私の指導方法への驚きだったのでしょう。逆に言えば、一回目から「聞かれた事しか答えない」に近い放任主義を取る方が、意外に多そうだという事です。

(追記2)「聞かれた事しか答えない」で思い出しましたが。後輩への基本的な助言方法として、私は下記の3つを行いました。
①聞かれなくても教える。+ あればコツや裏技・裏情報も教える。
②聞かれなくても教える。
③聞かれた事を教える。
この3つで、私の基本スタンスは①です。
しかし、好ましい反応が返ってこない場合には、以後③に変更します。迷惑行為は避けたいので。実際、「私ばかり注意する」と反撃されたことがあります。親切心をありがたいと感謝するのではなく、粗探しだと怒る人もいるのです。

(追記3)「失敗は成功の基」と言われるように、失敗を恐れずにチャレンジする精神は美しいものです。そして、いつの世も、若者は前例にとらわれずに仕事をしたいもの。しかし、同時に、世の中には失敗が許される仕事(場合)と、そうでない仕事(場合)があります。人命に関わったり、大きな組織を動かすほど、失敗した時の損害も大きくなり、安易に失敗できなくなる傾向があるのではないでしょうか。極言すれば、旅客機のパイロットや総理大臣に失敗してもらっては国民が困るのです。そのよう場合には、より失敗のリスクを重視する必要があるかもしれません。そして、つけ加えるなら、組織では、部下の失敗は、上司に責任が及びかねないのです。会社への責任の他に、上司まで出世コースから外されてしまうこともあるはずです。言うまでもなく部下はこれらを軽視してはいけません。部下ではありませんが、(近視眼的な思いつきで先走った)若者のしりぬぐいで、傍観者であった年上の私が謝罪した経験もあります。

@ 〔 ウクライナ降伏論に通じる「関・森嶋論争」 ソ連の脅威復活で「『無知』な平和主義者の平和論」「軍備は果たして国を守るか」の論争勃発 〕(夕刊フジ)

(2022.4.23)

@ 「やんごとなき一族」がおもしろいです。
土屋太鳳さんのドラマを久しぶりに拝見しましたが、失礼ながら、演技の上手さも、さらにパワーアップしていそう。

@ 『 たしかなこと / 小田和正 Cover by megumi mori(Cover) 』
彼女はいつも大きなスタジオマイクを使っていますが、今回は見えません。きっとカメラに写らない、少し離れた位置に置いてあるのでしょう。クラシック音楽をステージ録音するような手法です。珍しいと思って考えてみたら、「この歌独得の透明感」を、(デジタルではなく)自然なエコーを使って出しているのではと思い至りました。森恵さんはとてもサウンドにこだわっておられるようです。

@ 新型コロナの出口戦略問題。欧米の映像を観ていると日本は遅れているようにも見えます。ロシアも新型コロナが深刻な状況なら戦争などしなかったでしょうし。

ポジショントークというものがあって、医療従事者の方が慎重なのは理解できますし、経済の観点から見たら、規制解除を求めるのも理解できます。その中に在って、政府は、御主人様である世論がどちらに触れているのかを重視しているのだと思います。世論の中には「もうやめて」というものもあるかもしれませんが、おそらく多数のサイレントマジョリティーは「まだまだ」と思っているのでしょう。

国民が「病気になるか、ならないか」の判断なので、それも前例の少ない問題なので、世論に押される形で政府が動かないと、もし病人が増えたら、後の審判が怖いと思っているのではないでしょうか。この出口戦略をもう一歩前進させるためには、まず、「コロナは怖い」という従来の説明を、「もうコロナは怖くない」に変えて国民に説明し、理解を得なければなりません。すると「もう病気にはならんのか?」と問われるでしょう。ふと、「非核三原則では日本を守れない時代になったので、日本も核武装します」という政策大転換をする場合の、国民への説明の困難さ、理解してもらう事の難しさを連想しました。それだけで何年かかるか分からない。その間に危機が訪れるかもしれないのに。

(2022.4.22)

@  先日の「ちむどんどん」。ひとり東京へ行くのが心細くなった暢子が和彦の手を握ると(「私を守ってね!」という記号か)、恥ずかしがった和彦は「小学生と手をつなぐなんて…」と動揺を隠し(ここにも「ちむどんどん」がある)、ひとり走り出してしまいました。後を追いかける暢子。

しかし、幼い暢子に少年の恥じらいなど想像も出来ませんので、単純に、「たよりにならないおにいちゃん」だと思ったのかもしれませんね。暢子は少し傷ついた。だからラストで、走り出したバスを実兄が絶叫しながら追いかけてきたとき(かつて暢子が和彦を追いかけたのと符合している。暢子には実兄の気持ちが良く分かった。)、和彦は暢子の手をにぎり「だいじょうぶ、ぼくがまもる」みたいなセリフを言っても、暢子は信用できず、手を引っ込めて、バスを止めさせ、実兄のもとへ走ったのですね。暢子を沖縄に置いてきたのは、本音では暢子を連れて帰りたかった和彦の、オウンゴール的失態だったのかもしれません。

(追記)どちらかと言えば、性格的に(能力的ではない)私は和彦に近いような気がします。ブログは書くことに専念しているので、私が何を考えているのか、読者の方には概ねお分かりになるかと思いますが、実生活の中の私は、あまり感情を表に出さず、シャイで無口なので、周囲から「なにを考えているのか分からん」「爬虫類みたいに冷たい奴だ」と思われていたとしてもおかしくありません。ですから、和彦のような残念な経験も無くはないのです。私は和彦の無念が分かるような気がします。

@『ウクライナ戦争で見えてきた、日本が「自前の核」を持つしかない理由
(現代ビジネス)以下抜粋
『 ただ、私は「米国との核共有だけで十分か」と思う。米国が中国との核戦争を避けるなら、尖閣が襲われたとき、ウクライナと同じように、多少の軍事支援はしても、本格的な対決を避けるかもしれない。衝突が核戦争に発展し、米国本土が核攻撃される事態を避けるためだ。

そもそも「米国自身が中国に攻撃されたわけではないのに、自国が核の反撃で破滅するリスクを負ってでも、同盟国を核の威嚇ないし攻撃で支援する」という話が合理的とはいえない。どの国も、同盟の約束より「自国の生存」が最優先であるのは当然だ。』

(2022.4.21)

@ 先ほど操作ミスで「今週までのパレット」が二つ出来てしまいました。すぐに削除しましたが、大変ご迷惑をおかけしました。

@ 今日まで知りませんでしたが、「Electro35」の復刻版があるようです。
オリジナルを持っていましたが、快晴の空の下で撮っても薄曇りのような雰囲気になり、当時の私には理由も分らず、困惑していました。親戚が持っていた他メーカーの一眼レフは、快晴は快晴に写ったのに。でも、今日、この広告で、「YASHICA BLUE 雰囲気のある蒼いトーン。粗い粒子とハイコントラストの彩度。日常の風景に深く静かな味わいを与えます。(ISO 100-400相当)」という説明を読み、あれはメーカーこだわりの発色だったのかと。でも、YASHICA BLUEは夜景には最強で、並みのカメラならベタっと黒一色になりかねない夜空も、テクニック不要で、ブルーのグラデーションが美しく描写されるのです。「あっ、夜空って流れるブルーだったんだ!」と写真で教えられました。

(追記)アマゾンさんにElectro35で撮った写真が掲載されていますが、あの発色はYASHICA BLUEでしょう。特に海岸の写真は、私も撮った経験があるから、「そうそう、こんなかんじなのよね!」と、懐かしさがわいてきます。もう少し、粒子感は細かかったようですが。

@ 「 noteの街の住人は500万人に!さらに、クリエイターが安定して創作できる街へ 」 失礼ながら、50万人ぐらいかと思っていましたが、一桁違っていました。すごい。さらに、その500万人にトラブルが起こらないよう、特別なコンピューター管理をしている事務所もスゴイ。

@ 映画「ふたつの部屋、ふたりの暮らし」を更新しました。2022.4.21 追記Ⅱ

@『 憲法は世界の現実に合っているのか 自衛隊明記で〝違憲論争〟に終止符を 防衛費6兆円確保で「自国を守る」世界に示せ 』(夕刊フジ)
以下抜粋
『 ウクライナ侵攻で明確になった国際社会の現実を受けて、わが国の憲法が改めて注目されている。前文にある「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持(する)」という記述が、「夢物語ではないのか」と議論になっている。』

『 敵基地攻撃能力、名称変え提言へ 「指揮統制機能」も対象 自民調査会 』(朝日新聞デジタル)

上記の議論は必要ですし、大歓迎ですが、ロシアやウクライナの大統領から見れば、もしかしたら「お花畑」に見えているのではないのか、とも思ってしまいました。

(2022.4.20)

映画「箱入り息子の恋」と言えば、公務員の主人公(箱入り息子)が、社長の一人娘である盲目のヒロイン(箱入り娘)とお見合いをして、おつきあをすることになるお話ですが、𠮷野家さんで牛丼デートをするシーンが秀逸でした。牛丼は彼のお気に入りですが、彼女にとっては初体験。しかし、彼女も牛丼店のとりこになっていきました。なぜか、その牛丼デートを思い出す昨今です。

(2022.4.19)

@ 何年か前の話、自動車会社のTV・CMを観ていたらA社とB社のカラーがまるで違うのに気がつきました。一言で言えばA社は落ち着いており、B者は元気すぎるほどだったのです。私は経済の事はまるで分かりませんが、この違いはターゲットとする顧客層の違いを反映しているのかも、と思いました。そう気がつくと、他社のCMでも「なるほど」と思うことが増えてきました。しかし、その後、落ち着いていたA社のTV・CMが変化し、元気というより、暴力を連想するようなイメージが飛び出して…私が社長なら許可しないでしょう。なのに、誰かが異を唱えたという話が無いことを不思議に思っています。人さまざまなのですね。

@ いかん。
戦争の話を聞いても泣けないのに、
映画「ホテルローヤル」の主題歌特別映像と予告編を観たら、
やっぱり涙が出る。
TVドラマ「ナンバMG5」の主人公とも、どこか似ている。
涙は出ないけれど。

(2022.4.18)

伝説のロックグループがウクライナを応援する新曲を出し、「ウクライナの消防士」たちへの感謝の言葉も口にしていました。消防士の活躍の様子がニュースで流れるからでしょう。そこから私は3.11における自衛隊への感謝も連想しました。しかし、あの時も、カメラに写らない場所では、自衛隊以外の公務員・ボランティア・エッセンシャルワーカーもたくさん働いていたわけです。苦情窓口で働いていた人も。ウクライナでは人質になった市長さんもいましたが、市長さんが一人だけ残っていたとは思えません。それが証拠に、州庁舎が爆撃されて職員に死傷者が出たニュースもありました。殉職でしょう。まだたくさんの公務員等が管轄を守っているはずです。このお話の主題は「ノブレス・オブリージュ」です。

(2022.4.16)

@ TVドラマ「ナンバMG5」もおもしろい。私はヤンキーものは苦手ですが月光仮面的におもしろいです。これは、本来、大人しい性格なのに、強制的に両親からヤンキーに育てられるという、メンタルのDV(いわゆる「拒絶の傷」)を受けたけれど、それに潰されず育ち、逃げ込んだ普通の高校で、普通に生きようとしたが、今度は身につけたヤンキーでイジメられっ子を救うという使命に生きることになった、青年の悲喜劇のようです。DVで多重人格になった悲劇と、言えなくもなさそうですが。

(追記)主人公はアベノマスクらしきものをしています。だからコロナ過作品の記号かもと思いました。そうすると末っ子の主人公がヤンキーをやらず、大人しく周囲との共存を望む姿勢は、ウイルスが変異し、末っ子になるにつれて毒性が薄まり、人間との平和共存を望むようになるのを模していたのかもしれないと気づきました。だから、ヤンキー同士の抗争はウイルス同士の抗争なのでしょう。これをマクロレベルでドラマ化すると「ガメラ対ギャオス」に。

@ TVドラマ「悪女(わる)」がおもしろいです。これは、入社早々リモートワークで出社を封じられ、実社会の経験が未熟なまま3年生になった上に、会社からは「(3年たっても)まにあわん奴」という目で見られ始めて哀しんでいる、そんな「コロナ入社組」に対するタイムリーな応援歌のような気がします。全体を観ないと分かりませんが、もしかしたら、ヒロインになる元気印の女性、実は触媒役なのかもしれませんね。しかし、恋の成就のために出世を目指すのは、映画「ロッキー」を連想します。

@ NHK朝ドラ「ちむどんどん」のヒロイン・稲垣来泉さんの愛らしいフォークソングです。『「漁港の肉子ちゃん」主題歌「イメージの詩」MV/稲垣来泉 』

@ 沈没したロシアの旗艦は、「モスクワ」という名も付いているようですし、日本で言えば旧海軍の戦艦「大和」なのでしょうね。 

(2022.4.15)

金曜日、窓から見える通勤・通学の人たちは、心持ち足も軽いように見えます。私が在職中は、金曜の午後三時を過ぎると、「今日は晩酌のためにワインを買って帰ろうか」と、そんな事を考えてワクワクしていました。それで思い出したのが、2017年の「プレミアムフライデー」です。「金曜日は15時に仕事を終えて遊びましょう」という、経済産業省と経済団体連合会の提案だったと思います。しかし、国が音頭を取ったので、私の知る限り、「公務員は帰れるかもしれなけれど、いそがしい民間は無理だよね」みたいな、半ば呆れた声が多かったように記憶しています。それがコロナ過になると、リモートワークだとか、週休三日だとか、プレミアムフライデーを超えた改革が急展開し、「結局はやる気の問題だったのね」と、私は思ってしまうのでした。

(追記)プレミアムフライデーは月末の金曜一回だけでしたし、3時と言っても、実際は3~4時と流動的で良さそうでしたが、それでもニュース等では「月末は忙しい」との意見が多数でした。

では、肝心かなめの役所は問題無いのかと言えば、例えば区役所は3時に閉めるわけにはいきません。当然、職員は交代で(どこかの金曜日に)早退することになるはずです。そして役所とて月末に忙しい担当もあるので、その人は月初めとか中旬にローテーションを変更してもらうことになります。さらに、税務課の申告時期など、繁忙期が続く係では、その間は原則プレミアムフライデーを休止し、繁忙期が明けてから、その分を消化することを考えるはずです。つまり、その消化期間は月1回以上3時に帰るのです。現実にこのような体制になったのかどうかは知りませんが、これが公務員の常識的な思考だと思います。

(追記2)週休二日ではなく、日曜日しか休みがなかった昔、ついこの前のような気がしますが、その時代にも、ご承知のとおり、勤務形態にもよりますが、公務員の多くは土曜半ドンでした。昼から休みだったのです(民間の一部にもあったのかもしれません)。「往復二時間かけて三時間の仕事をしに来るのは非効率極まりない」という、もっともなご意見もありますが、それは仕事サイドから見た話しで、逆に、休日サイドから見ると、「半ドンには一日休みとは違うロマンがあった」のだと私は思います。

半ドンは、前日から開放感がありますし、当日の午前中はさらに良い気分です。そして、ランチはいつものお店ではなく、友だちを誘って少し贅沢なお店に行き、時間を気にせず、ゆっくりお酒を飲みながら食べるのも良いものです。もちろん一人での映画や習い事、喫茶店での読書や、ショッピングも良いです。そんなプチ行事が簡単に行えるのも、半ドンのロマンなのです。プレミアムフライデーを企画した人の頭の片隅には、もしかしたら、甘酸っぱい半ドン時代への郷愁みたいなものがあったのかもしれない(延長線上に半ドンの復活も夢見ていたのかも)と、私は勝手に想像しています。逆に言えば、そのロマンをプレゼンできなければ、このプレミアムフライデーの本当の魅力を伝えることは出来なかったのかもしれません。

(追記3)民間には有給休暇が絵に描いた餅の会社もあるかもしれませんので、プレミアムフライデーは、経済だけでなく、その休暇促進の意味もあるのでしょう。でも、公務員にとっての有給休暇は侵しがたい権利です。完全消化は珍しくありません。そして、公務員の有給休暇には半休・時間給もあるので、3時帰宅、金曜半ドン、あるいは水曜日半ドンも、仕事に支障のない限り自由なのです。

そんな公務員にプレミアムフライデーを実施すると、制度を複雑にした上に、金曜3時を優先され、今までの自由が制限される構図になってしまいかねない。それを考えると、もしプレミアムフライデーを導入していないとしても、納得できる気がします。ちなみに友人は国家公務員でしたが、休暇予定表を提出させられ、上司から(仕事なみの)完全消化を求められている旨の話を聞いたことがあります。さすがに地方公務員にはそこまでの話は聞いたことがありませんが。

(2022.4.14)

@ 『 米政権、「力と意思」示さず抑止失敗 元副補佐官 』(産経新聞) この話、日本にも当てはまるような気がします。侵略されないためには、「寄らば斬るぞ!」が必要なのでしょう。

@ 先ほどラジオで「避難所のリーダーを養成したい」みたいな話をしていました。避難所運営について一例を話せば、たとえば小学校が避難所になると、市町村役場の職員が3人ぐらい、「避難所の管理と、災害対策本部との連絡調整役」として配置されます。誤解しがちですが、彼らは「管理職」として来ていますから、「避難所の実際の運営は、避難民の中から選出された複数のリーダーによって行ってもらいたい」わけです(自分たちはまったくやらないという意味ではありません。役人だけでは人手が足りないという事です)。そして、今回、主にそのリーダーをあらかじめ育てておこうという目論見だと思いました。

ちなみに、3人の職員は防災の専門家ではありません。平時は税務や市民課など、他の仕事をしている人が交代でやってくるのです(ですから彼らも勉強の必要があります)。本来業務との兼務ですから避難所に専念することは出来ません。たとえば災害で税金が免除になるなら、その免除事務も、災害にともなう追加事務として、市町村役場に戻って行う必要があるのです。仮に避難所に専念できるとしても、100人単位の避難民がいる避難所を、3人だけで運営することは困難です。役所としては、避難民に「自助・共助・公助」の中の、「共助」をもっとしてもらいたいのです。このあたりの様子は、映画「遺体 明日への十日間」で、西田敏行さん扮する民間人が好演していました。

先日、戦争になっても疎開せず命がけで管轄を管理する「公務員は事務職の志願兵」なので、先の大戦では「(兵隊さんの)徴兵は民間人を中心に行われた噂がある」旨の話をしましたが、リーダーの養成は、どこかそれを連想する話だと思いました。(追記)『 災害時の避難所「リーダー無しに成り立たぬ」 養成急務 』(朝日新聞デジタル)

(2022.4.13)

@ 映画「シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!」を更新しました。追記Ⅵ 

@ 私が就職した当時は、高度経済成長期の終わりごろでした。まだ、そんなに景気も悪くなかったからでしょうか。先輩が後輩を連れて飲食店に行くと、おごってくれるのが基本でした。そのお返しかもしれませんが、喫茶店などでは先輩のコーヒーに砂糖を入れるのが後輩の(当然の)マナーだとされていました。もし一番下の後輩が入れないと、真ん中の後輩が先輩に入れることになりますが、無言で一番下の後輩には入れてもらえず、イジメにあったようなかすり傷を負って、反省することになります。もしかしたら、私の会社だけのローカルルールだったのかもしれませんが。

以後、私も後輩を連れて飲食店に行くと、(自分はそうしてもらった事はありませんが)一番値段の高いものを指さして、遠慮なく注文させるようになりました。すでにバブルは弾けていましたが、景気には無頓着でしたので。しかし、ある日、毎月、給料よりも多く出費があることがわかり、このままでは破産すると、財布のひもを締めるようになりましたが。

すでに上司は、後輩と一緒に飲食することを、なんとなく嫌がるようになっていました。おごらなければならない状況を避けるという、リスク管理なのでしょう。いまだに「上司先輩を避けないのは礼儀だ」と思っていた私は、ある日、上司から「無神経な奴だ」との冷ややかな視線を浴びて、以後、改めるようになりました。

そうそう、私がリタイアする数年前の事、新人の女の子と二人で出張仕事の時、ランチタイムに、若い娘を誘って嫌われたらいやだと思い、一人で行こうと思ったら、「ランチ、ご一緒してもいいですか?」明るく言われ、嬉しさを隠した経験があります。ご馳走したのは言うまでもありません。

@ 昨日から(今までは選択制・試験運用していた)新エディタが基本設定になったようです。さっそく映画「花のあと」のレビューで使ってみました。途中、150字ぐらいの文章が小文字になってしまい、戻し方が分からず、一旦全部削除して、2度貼り付けしなおし、やっと回復できました。多機能になった分だけ、あちこち敏感に反応するようで、私には誤操作しやすいようです。多くの機能を求める方には、攻めることが出来て良いと思いますが、基本操作だけで満足している私には、旧エディタの方がホッとできそうです。せっかく作っていただき感謝していますが、もうしばらく旧エディタを使わせていただくかもしれません。

(2022.4.12)

映画「連鎖」を更新しました。2022.4.12 追記Ⅲ・追記Ⅳ

(2022.4.11)

@ 音楽の泉ベートーベンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」
4月9日(土)午前5:00放送 2022年4月16日(土) 午前5:50配信終了 あらためて聴くと、なかなか良い曲でした。そう言えば、こんなCDも持ってました。今聴いています。

@ note様でテキスト(文章)を投稿しようとすると、画像も入れたくなります。画像を入れるとデータ使用量が増えると思うので、無料枠に入れられる投稿数が減る可能性があるように思いますが、されとて、画像無しも寂しいので。

入れる場合、ご承知のとおり、外部サイトにフリー画像もありますが、手軽なのはnote様内部のフリー画像で、写真が趣味の方などが投稿し、専用ボタンで簡単にテキストなどに流用可能なシステムになっています。ありがたいことです。マガジン用の画像でしたか、どこかで、note様内部のフリー画像流用のボタンが見当たりないものもありました。あちらも改善して欲しいものです。

画像の選択方法ですが、最初の頃の私は文章の世界観にふさわしい画像を、私の感性で自由に選択していました。すると、暗い映画の場合には暗い画像になりやすいのです。「裏庭の花壇」を目指す私には「暗い」のは本意ではありません。後から画像だけを見ても、(少なくとも私が)心安らぐ明るい風景になって欲しいのです。

なので、「ドラマの内容 < 明るい画像」を目指すようになりました。明るくてドラマの内容を反映する画像があれば、それに越したことはありませんが、相応しいものが見つからない場合には、内容とは切り離して、(やむをえず)関係のない明るいお花の画像などを挿入したりしたこともあります。

この意外な組み合わせは悪くないと思いました。「イチゴ大福」という食べ物がありますし、映画でも内容とは違った雰囲気のテーマ曲を挿入して成功した事例があるからです。ミスマッチの妙を楽しみたい、偶然の産物、意外な産物を愛でたいと思いました。

しかし、その辺りで、画像提供者の方にも、「この画像はこのような場合に使って欲しい」という希望があり、画像の下段に書いてある事に気づきした。

映画監督には映画に対する大きな権限があるように、映画のレビューを書く者にはそのレビューのついての大きな権限があると思っていましたから、そして、画像提供者の希望は落とし穴でした。

しかし、役者には役者の希望があるので、希望を無視して強制的に演じてもらうわけにはいきません。画像も同様だと思いました。提供者の希望は尊重する必要があります。

以後は、画像提供者の希望欄を注視する様になりました。

しかし、さらに問題があります。画像という一枚の作品を、私の作品に掲載するときに、ズームしたり、上下左右に移動させたりすることがあります。画像を枠に合わせるために必要な機能ですが、私の感性を生かす場合にも使えます。往々にして拡大気味にしたいのが私です。小学生の頃、渾身の細密画を書いて、先生から「でも、小さい」と言われたのが今でもトラウマになっているかもしれません。しかし、加工を画像の提供者はどう思うのでしょう。私が提供者ならあまり快く思わないかもしれません。一枚一枚が提供者の渾身のアートだからです。そんなことを思いながら、今日も迷い、文章をUPするのと同等以上の時間とエネルギーを使って画像をUPしています。

画像提供者の方には本当に感謝しています。

(追記)note様内部のフリー画像、検索の初期設定では「すべてのジャンルの画像」が出て来ます。私はこれを見ながら自由に探すのが好きでした。「ジャンル別」や「検索窓」もあります。画像提供者の希望を尊重するならば、検索窓にこちらの希望を入れて検索し、画像提供者の希望とマッチングした画像の中から、一枚を選択するのが効率的だと思い至りました。

映画「ストレイ・ドッグ」を例にとってお話します。この映画は「美女が般若のような怖いメイクで復讐する作品」です。キーワードとして般若を入れてみました。予想通り般若の画像が出て来ましたが、裏庭の花壇に怖い画像を入れたくはありません。困っていたら、「般若寺のコスモス」でしたか、そんな画像があったのです。可憐なコスモスをアップ画像にしてみました。花を半分カットし、地面のザラザラが目立つようにしました。これで、美女の裏の怖い顔の記号にでもなればと、半ばこじつけですが、きれいな花の、裏庭の花壇にもふさわしい画像になりました。

(追記2)「画像の加工」の話ですが、本文で書いた通り、私が画像提供者だとしても加工して欲しくありません。渾身のアートだからです。しかし、それは画像単体での評価です。私の文章とのコラボという新しい関係性の中で再評価した場合、一定の加工は許容されるのではないか、むしろ、関係性の中では、ジャズのアドリブように変質するのが自然なのでは、というのが、私の現在の考えです(もちろん「加工しないでください」など特記事項があれば、それを尊重するのは言うまでもありません)。

監督は俳優さんにどのようなお芝居を求めるのか。映画「東京物語」のようにシリアスなのか、それとも同時代を映画いた映画「三丁目の夕日」シリーズのような、漫画チックなお芝居なのか、あるいは、もっとデリケートな部分まで、監督は自分の世界観を俳優さんに求めるでしょう。そして俳優さんも、監督の求め以上のお芝居を、時にアドリブで演じることがあるのです。

(2022.4.10)

@  映画「連鎖」を更新しました。2022.4.10 追記・追記Ⅱ

@ 以前ネットを見ていたら、「古いスピーカーを蘇らせるデジタルアンプ」との記載がありました。その時はいまいちピンときませんでしたが、デジタルアンプのパリッとした独特の音色が、「使い古されて糊が取れ、よれよれになってしまったカッターシャツのような音を出している古いスピーカーに、糊をつけてくれる」という意味だったのでしょう。そのような使用目的の場合には、真空管プリアンプを外して、デジタルアンプ単体で駆動した方が良いようです。

@ 「老いると禿山のようになった桜を愛おしいと思うようになる」。そんな話を昔読みましたが、昨年あたりからその気持ちが分かるようになりました。ピークを過ぎて、散り果てようとしている花びらに、自らを重ねているというのは容易に想像できると思います。でも、もう一つあるのです。花の間から新緑が見え始めると、自分たちの後を継いでくれる若者が育つのを見ているようで、命が続いていくことへの喜びがあふれてくるのです。Wポイントデーな日々です。

(2022.4.9)

@  『【フルート】星に願いを 演奏してみた♩
2019/05/09 · 制作者 arisa flute 』 軽いジャズタッチのフルートも良いものです。彼女の使っているフルートは、一般的なシルバーとは違い、ゴールド!?でしょうか、ブロンズでしょうか。色から来るイメージもあるでしょうが、心持ち、丸い音がするようにも聴こえます。

(追記) 昔、「Celestion SL-6」というスピーカーが売られていて、ツイーターがとても「しっとり」とした美音を出していました。振動版の材質が珍しく「銅」のようでした。しかし、改良版の「Celestion SL-6Si」 になると、材質が「アルミ」に変更され、少し「シャリシャリ感」が出てきたのです。私が尊敬するある方は「高音があらくなった」と喝破しました。

「銅」は材質が柔らかく「アルミ」は硬いので、その特性が音色に乗っているのだと私は思います。確かに新品の状態では「あらい」と言われてもしかたありませんが、使い込んでエージングが進めば、アルミでもきめの細かい音になって行くはずです。そして、エージングが済めば、アルミの方が質量が小さいので、電気信号に追従しいやすく、よりhi-fiに適しているのというメーカーの目論見なのでしょう。この変更も時代の流れでした。

フルートが何色なのかは、素人の私が思うには、表面のメッキの差かもしれません。仮に無垢の素材の差ではなく、メッキの差であったとしても、そのメッキが素材の微振動に影響を与えていることが考えられ、音色が違うとしても当然かもしれません。さらに、演奏者の息の吹き込み方などの個人差も、音色が違う理由になるのでしょう。いずれにせよ、心癒される「丸い音」です。

@  2022.4.7の、NHK・朝ドラ「カムカムエヴリバディ」の記事の続きです。オープニングクレジットの紙芝居!?にも、美しいオケのユニゾンで始まる主題歌にも、物語全体を貫いているもモチーフと同じものが見えます。

@  「ジュネーブ条約など」(「アゴラ」石破茂 )

@ 『 ウクライナ外相「米国の安保を信じて28年間 “核放棄”してきた」…「代価を払え」 』(2022/2/23(水) 16:45配信 1746「 Yahoo!ニュース」)

(追記)ウクライナはロシアとの停戦交渉で、「複数の国による新しい安全保障」を求めているようですが、その中に「核の共有」「核の傘」は入っているのでしょうか。ウクライナとしては入れて欲しいでしょうが、(全面核戦争なりかねないので)守る側としては入れたくないはず。この事は当事国だけでなくヨーロッパでは多くの有識者が考えているのでしょう。その思考過程で遠く日本を俯瞰すると、2022.4.8の記事のように、「日米安保は危うい」と、彼等の目には映るのかもしれませんね。

(2022.4.8)

@ 「 いい趣味を持つことを贅沢とは言わない 」

昔どこかで読んだ、ブランドのキャッチコピー。

@ 「日本は核を持つべきだ」エマニュエル・トッドが指摘する“米国依存の危うさ”〈ロシア侵攻後、世界初のインタビュー〉(文春オンライン)

「 『核共有』という概念は完全にナンセンスです。『核の傘』も幻想です。使用すれば自国も核攻撃を受けるリスクのある核兵器は、原理的に他国のためには使えないからです。中国や北朝鮮に米国本土を核攻撃できる能力があれば、米国が自国の核を使って日本を守ることは絶対にあり得ません。自国で核を保有するのか、しないのか。それ以外に選択肢はないのです 」(抜粋)

(2022.4.7)

@ 外国の(いろんな意味で)えらい人の娘さんの資産が凍結されるようです。偉い人が資産隠しをしているとかで。ふと「資産合算制度」を思い出しました。

『 廃止された古い税制のお話
そう言えば、ふと「みなし法人課税」を思い出しました。現在は廃止された制度ですが、同じく廃止された「資産合算制度」と共に、若い頃に学んだ記憶があります。今年も申告時期が近づきましたね。 

(追記)もう正確には覚えていませんので、間違っているかもしれませんが、「みなし法人課税」とは、一定の要件の下、個人事業主の営業所得を給与所得と配当所得とみなし、給与所得控除と配当控除を余分に取れる制度だったと思います。つまり節税になるのです。しかし、どんぶり勘定では認めてもらえませんので、記帳を奨励する意味もあったのかもしれません。

「資産合算制度」とは、株の配当所得などは小学生の子供名義の場合もありますが、実態は親のものであり、子供名義にして課税逃れをしようとしている可能性も考えられるわけです。同じ金額でも子供名義にすれば、基礎控除が余分に取れるからです。ですから、一旦、全部親の所得とみなして税額計算し、その税額を子どもに案分する計算方法です。当局は、これで公平が保たれると考えていたのかもしれませんね。

(追記2)実は資産合算制度は、時に役所にとっても厄介なものだったのです。配当所得は確定申告にも書いてありますが、別途、法定支払調書も出て来ます。確定申告で計算後に、遅れて法定支払調書が出てきた場合など、手計算で税額修正になることがありますが、正規の計算明細書を一件作るのに2~3時間かかってしまうのです。半日作業になりかねません。

小学生の子供にごく少額の法定支払調書が追加で出てきた場合など、徴収(賦課)の合理性と申しますか、増額される税金は職員の事務コストに比べてどうなのか、かえって損をするのではないのか、という問題もあるのです。それが、資産合算制度廃止の理由の一つだったかは知りませんが。』

@ NHK・ドラマ「正直不動産」がおもしろいです。不動産会社の裏側も少しのぞけます。

@ NHK・朝ドラ「カムカムエヴリバディ」にはは、「タイミング」というモチーフが見える気がします。あんこに「おいしゅうなれ」と、自分の「気」を入れて味を良くし、さらに、絶妙のタイミングで火から降ろします。ジャズはオフビートのリズムが命。殺陣もタイミングが命。道で鉢合わせして額を怪我したのは悪いタイミング。母と外国人の逢瀬を娘が見たのもそう。毎朝ラジオを聴くのも。このタイミングの話はどこへ繋がるのかと言えば、タイミングを合わせることで一体となるジャズの思想を、日常生活にも取り入れる事へとつながって行くのでしょうか…思案中。

@ 今朝のラジオで、「義務教育の家庭科で投資を教える」みたいな話をしていました。私なら、その授業の第一章、最初の一ページで、「株はバクチである」と、核心部分を教えたいと思います。株価は会社の業績だけで上下するわけではないからです。当然に「義務教育でバクチを教えてよいのか」という保護からの声が予想されます。その声には、「バクチと承知で手を出す大人になるよう、教える必要があります」と言いたいですが、その根性はありません。

@ ミルキーなクリーミーなホワイトコーンのヤマハスピーカー「NS-B330」は、ハンドサイズの「2021 Nobsound NS-01G Pro パワーアンプ」で現在ドライブしています。昔ながらのアナログ・トランジスタアンプよりも、パリッとした音のデジタルアンプの方が(しかも超小型・軽量・省エネ・発熱極小)、クラシック向きのスピーカーをポップスの方向に少し振ることができるようです。最近のデジタルアンプは音も良くなり、傾向としては、(「冗談言うな」と言われることを承知で言えば)意外にも、真空管アンプの音に近いです。超小型の真空管プリアンプ「AIYIMA TUBE-A3」も使っています。

(2022.4.6)

@ 「征露丸」。

@ 映画「TITANE チタン」を更新しました。追記

@ ウクライナは他人事ではないと言われている日本なら、虐殺も他人事ではありません。核抑止力だけでなく、虐殺を回避する方策についても、考えてみることが必要だと思います。

(2022.4.5)

ハイファイ堂さんにあるヤマハスピーカー「NS-B330」。 2015年発売で、2022年の現在も売れている、オーディオとしては息の長い製品です。それなのにハイファイ堂初入荷ということは、「手放す人が少ない」ことが考えられ、評判を裏付けていると思いました。海外製の、値段がこの何倍もする同系統(クラシック向き)のスピーカーと比べても、勝るとも劣らない。少なくともCPでは圧勝していると思います。

(2022.4.3)

映画「赤いハンカチ」を更新しました。2022.4.3 追記Ⅱ

(2022.4.1)

映画『バイオレンスアクション』公式         

(2022.3.30)

@ 舞台『千と千尋の神隠し』 帝国劇場千穐楽を迎えました
  @sentochihiro_st

(2022.3.27)

@ 「 ブログ初心者が”次々と”note中毒者になるワケ 」
この方の素敵な文章の中に、「違う人と違う人がぶつからない仕組みが用意されている」とありました。私が最初に感じた「私以外に誰も投稿しない感」は、やはりコンピュータで意図的に演出されたものだったようです。正直、最初は何が起こっているのか不安がありました。「私だけ投稿したらトラブルになるのでは」とか思って。しかし、事情も分かった今は、notoさまの方針に感謝しています。

(追記)20220.3.1の再掲 『 今春note様に引っ越した私ですが、それまでの20余年は旧居だけで活動していました。旧居では、掲示板に書いても、後から誰かの新しい書き込みに押され、ところてん方式に下に消えていくのです。

しかし、note様では、マイページ(クリエイターページと呼ぶ)は当然の事、ホームページの表紙画面も、後から誰かの新しい書き込みが掲示されることはないのです(note様から「あなたへのおすすめ」という形で他人様の投稿が紹介される事や、「事務連絡」が掲示されることはあります)。もちろん、奥のページに入って行けば、他人様の投稿も自由に見られます。

最初は、投稿数が少ないのかと思っていました。だから、私ばかり投稿すると、その内に皆から嫌われる、叱られると。でも、1か月間も投稿が無いはずはありません。もしかしたら、会員サービスとして、会員専用ホームページの表紙画面には、不用意に上位に他人様の投稿が掲示されないようになっているのではないのかと思い至りました。つまり、会員全員が「自分が主役」の気分を味わえるわけです。多分、非会員が見るホームページの表紙画面は違っているのでしょう。先日、何かのはずみで、(たぶん非会員状態になって)見えた画面は、違う景色だったような気がしました。

これらは、私の勘違いかもしれません。あるいは、今のブログサービスは皆このようなサービスをしているのかもしれません。いずれにせよ、なんとなく、「私しか投稿していない…」という心配は、あまり、しなくて良いような気がしてきました。

(追記)旧居で20年余り同じ掲示板を定点観測して分かったことですが、掲示板に誰の投稿が多いか、誰が上位に表示されているかは、意外に会員同士のストレスになることが多いようなのです。投稿内容の是非だけでなく、こんな思惑もあるので、掲示板とは、ほんとうは恐ろしい場所かもしれません。管理者は、そこから生まれるトラブルを回避するために、全員が幸福な主役になるような設定にしているのかもしれないと思うのです。ちなみに、現状、私もnote様の設定を歓迎しています。』

@ 超大型の爆弾を使う時などは、巻き込まれないよう、あらかじめ、その周辺から自国の軍隊を撤収しておかなければなりません。ですから、首都を攻めていた軍隊が、周辺都市に軍事力を移動始めたとしたら、もしかしたら、考えたくはないですが、もしかしたら、それは「成果が上がらないから周辺都市を奪う方向に作戦変更した」という理由だけではないのかもしれませんね。(追記)今日のNHKニュースでは、「理由は三つ考えられ、内一つは、化学兵器などを使う場合に被害を受けないため」との趣旨の話をしていました。

(2022.3.26)

@ 年金が減額されるから、それを補うためという理由で、5000円を年金受給者に支払う事について、ワイドショーで取り上げていました。それに関連し、若いコメンテーターが「私たちの世代は年金がもらえないと思ってる」と言うと(よく聞く話)、リーダー格のコメンテーターはそれに反論しないように見えました。その為、全体の雰囲気としては「もらえない」方向になってしまったようです。でも、もらえなければ国民生活はどうなる→生活保護が増える→それでは国は困る→やはり年金は無くせない、無くならないのではなく、国は政治的に年金を無くせない、という話に帰結しなかったことは残念です。

@ 何かの話に市民課が出ましたが、ネットに女子高生の方が「市民課で働くにはどうしたら良いか」と質問していました。回答は概ね私の考えと同じでした。「市民課の就職試験というものは無く、市町村役場の就職試験があるだけです。合格者は人事課の裁量で色々な課に振り分けられます。3年務めれば異動希望が聞いてもらえるかもしれませんが、後は運です」。公務員になりたい人の多くは、役場の「顔」のような「市民課」を頭に思い描き、就職の決心をするようです。だから市民課で働きたいと思うのですね。

では、在職中の職員の市民課人気はと言えば、中ぐらいでしょうか。税金取りのような嫌われ仕事ではありませんし、ケースワーカーのように悩ましい仕事でもありません。だから良いかと思えば、来客数は役場の中では一二を争うでしょう。その来客者数の多さが人気の足を引っ張ります。一日中切れ目のない法律の接遇は、思っているほど楽ではありません。だから、可もなく不可もないという評価になります。しかし、万人に直結する仕事ですから、そこでの知識は、他の課に異動後も、又、私生活にも生かせます。

@ 先日のワイドショーに元自衛官の軍事専門家がゲスト出演され、コメンテーターから「戦核と戦核の違い」を質問されていました。それに対して、専門家は「おもに飛距離の違いだ」と受け取れるような回答をしました。腑に落ちない様子のコメンテーターが再質問しても、やはり同じ答えを繰り返しました。専門家は(おそらく「破壊力の違いだ」と思っていたであろう)コメンテーターの質問意図が分かっていないようでした。肝心の破壊力の違いについてはほとんど触れませんでしたから。しかし、例えば「広島級と比べてどうなのか」という回答が、日本人には理解しやすいはずです。飛距離云々ではなく。

ところが、ウィキペディア等、数か所ネットで見たところでは、やはり専門家の話が正しいようで、「必ずしも核弾頭の威力の大小とは一致しない」(ウィキペディア)ようです。すると、ウクライナで戦術核が使用されると、広島・長崎の再現になりかねません。軽く見てはいけないようです。「戦術核兵器」(ウィキペディア)

(2022.3.24)

@ 「 ウェブ会議、このままではダメ 異論が封じられる恐れ 宮原秀夫・元大阪大学総長 」(「朝日新聞デジタル」)
見出しの「異論が封じられる恐れ」の後には、(新聞では)「『気』まで伝わる進化が必要」とありました。そして内容には、「対面で人と話しているとオーラを感じますよね。今のネット技術ではまだ、そうした『気の通信』は実現できていない。」(抜粋)とも。 さすがです。

(追記)「さすがです。」と簡単に書きましたが、あらためて記事を読むと、本当に素晴らしいお話だと思いました。

この機会に、私の思っていることもご紹介します。例えば「気」の情報をデジタル変換し、ネットで伝送して、相手方でそのデータを記録した「気」を再現できれば良いのでしょうが、それは「気」の科学的解明によって得られるメリットのごく一部でしょう。

「気」が解明されれば、高密度の「気」のボールによる浮上システム、そのエネルギーを利用しての発電システム、「気」のボールが細胞に直接酸素を届ける(管などで人体を傷つけない)人工呼吸システム等、笑われるのを承知、夢半分で言えば、色々な技術革命が起こる可能性があるわけです。

デメリットもあります。「気」の存在を科学で証明してしまったら、他人に近づくだけで、飲食店や電車、劇場等でも、他人と「気」が混ざり合い、邪気(この場合はウイルスではありません。文字通りの邪気です。)をもらって体調不良になる人がいることが科学的に証明されてしまいかねないわけなので、コロナ過とは無関係に、ずっとソーシャルディスタンスも問題になりかねないのです。不都合な真実というか、不自由な世界の扉を開けてしまうのです。

そして、ネット会議に限って言えば、「気」をデジタル変換して云々を考えなくとも、昔から「気」は、「以心伝心」、「噂をすれば影」、「虫の知らせ」、「遠隔気功」など、人間同士、遠く離れていても伝わることがあると言われています。私も最近特に「伝わる」ことを感じ、その神秘に、畏れさえ感じているぐらいです。ですから、オンライン会議の場でも、デジタル回線とは無関係に、自前の「気」の空中回線で「気」を相手に届ける、という事も人によっては不可能ではないと思うのです(私にはできません)。

以下参考、私の「小記事の備忘録」より。

【 「気」は情報である 
  
 あなたの肉体のまわりには、腕を完全に伸ばしたところまで、全身を包んでいる「気の場」がある。この気場は、情報センターであり、きわめて高度な知覚システムでもある。このシステムを通し、私たちはまわりにあるすべてのものと、つねに「コミュニケーション」をもっている。このコミュニケーションとは、まわりの人の身体とメッセージのやりとりをする、一種の「意識の電流」だ。この気場から発するメッセージが、直観力を持つ人間が知覚するものなのである。』( 「7つのチャクラ」キャロライン・メイス著、第一部 第二章  「気の医学と直感」 より抜粋  )

ですから、他のレビューでも書きましたが、初対面なのに、自分と相性が良いか悪いか、直感的に判ったりするのだと思います。今、あなたの持っている「気」が情報を発信、受信、しています。

自分に属している気を「内気」と言います。それに対し、外にある自由な気を「外気」と言います。前述したとおり、自分の「内気」にメモリーしてある情報は、他人に近接した時に、他人の「内気」にコピーされることがあります(映画「ヒア アフター」では手に触れることで情報伝達が起こりましたが)。

でも、かならずしも他人に接近しなくとも、「内気」→「外気」→「内気」と、「外気」経由で他人にコピーされることもあるようです。電波のように。空気中には、自由な「外気」が満ちていますからね。そこを伝搬するのだと思います。

気功に「遠隔気功」と言って、外国にいても、日本にいる気功師の治療を受けられる技もあるそうです。「気の発見」五木寛之著の中にも書いてあります。また、俗に「噂をすれば影」とか「虫の知らせ」と言うものは、「外気」経由で情報が伝達されたための現象だと思います。

また、有名人などは、不特定多数の他人様から、「外気」経由でエネルギーを受け取っているはずだとも言えます。その大多数が熱烈なファンからのものならば、彼(彼女)らは、ますます輝きを増すはずです。

また、自分のブログやツイッターで、他人様からネタを受けた事を書いていると、ぼかした表現をしたにしろ、ネタをもらった相手に分かってしまうことがあります。分かってしまう理由は様々でしょう。ほとんどの人は、偶然だと思うでしょう。でも、その中には「外気経由の伝搬」で相手に伝わってしまった事例も含まれているのではないでしょうか。

かつて、魚を見て潜水艦を発明し、鳥を見て飛行機を発明した人間は、今「インターネット」にたどりつきましたが、「インターネット」とは「外気」を人工的に再構築したものなのかもしれません。

『 情報技術は、私たちの気のレベルの相互作用が物理的なかたちをとって現れたものだ。気場ではすでに存在していたものを、外面に創造したのである。 』( 「7つのチャクラ」キャロライン・メイス著 あとがき  「魂の階段を生きる人のためのガイド」 より抜粋  )

私たちは脳だけが人体の記憶装置だと思っています。でも、前述した「7つのチャクラ」を読むと、チャクラも記憶装置である、との意味のことが書かれています。私は専門家ではありませんが、解剖学的にはチャクラは存在しないと思います。でも、私はチャクラの存在を体感(少々)できますし、あれも重要な記憶装置らしいのです。

また、その他の細胞にも記憶されるそうです。細胞というと、心臓も、腸も、もちろん脳も、人体ほとんどすべて細胞ですから、臓器移植された人の嗜好などが変わったとか言う事例も、納得できるのかもしれません。

私は、かつて友達から「あなたは、オーラが見えますか」と言われてトライしたところ、自分にもオーラ(少々)や、気(多少)が見えることを発見しました。そこから気の本を読み始め、ほどなく気功を始めました。自分の目で見えるもの、自分に体感できるものは、真偽の疑いが低くなりますから、もっと詳しく知りたいと思うのは、人情であり、誰しも同じだと思います。

私は今までの人生で、お芝居と言うものは数回しか観たことがありません(おはずかしい)。そもそも、わが家には、映画を観る習慣はあっても、お芝居を観る習慣はありませんでしたし、仕事関係で、福利厚生目的のチケットはいくらかもらいましたが、皆、家族に譲っていました。また、たまに興味のある演目があっても、値段が、牛丼店からフレンチレストランへ鞍替えをするがごとく、高く感じたのも理由の一つです。ふだんは映画の日¥1,100也、ばかりをねらって出かけているぐらいなので。

でも、数年前に、なにかの講演会で、「映像を挟み込んだお芝居」、を無料で観る機会に恵まれまして、そのとき貴重な体験をさせていただきました。それを今回お話しします。ただし、その演目内容ではなくて、その時に感じた、お芝居と映画の違い、についてです。

そこで私には「お芝居は血の匂いがする」ことが分かったのです(「匂」。この漢字で良いのかどうか、良くわかりませんが、とりあえず用います)。もっと正確に言うと、舞台の一点で電気溶接の青白い炎がジリジリと音を立てて燃えているような生臭いエネルギー感、あるいは鉄か何か(ある種の金属)を舌で舐めたときのように、渋みの混じったようなわずかに刺激的な味覚です。大きな舞台の中では、人間の体はとても小さいし、薄暗いシーンでは、さらに見えにくい。たとえ明るくても、遠目では顔も見えにくく、表情などは、さらに分かりにくい。でも、お芝居では、そこに生臭い本物の人間が生きて、たしかに存在している気配が感じられるのです。

これが映画のシーンだと、香水の香る美男美女のアップでも、ホコリと汗にまみれた西部のガンマンのアップでも、血の匂いがしてきたことは一度もありません。不思議に思いましたが、たぶん、生身の人間が舞台に存在しているが故の、波動が感じられるからでしょう。なぜ、そんな事が起こるのか、やはり、生身の人間から「俳優の気」→「外気」→「私の気」のように「気による生体シグナル」が伝わってくるからでしょう。私はそれを血の匂いとしてイメージしているのかもしれません。

舞台では、俳優さんは演技と言う形で、全力で私たちにシグナルを送ろうとしているし、私たちは俳優さんからのシグナルを全力でキャッチしようとしている。まるで放送電波とラジオのチューニングがピッタリあった状態になっているから、よく受信できるのかもしれません。まさに理想的状態ですから。ある意味、これは先に書いた「遠隔気功」と同じ原理なのかもしれません。

逆の話を言えば、私たちの家庭でも、何らかの理由で家族が一人欠けると、その直後は、ぽっかりと穴の開いた様な、家の中に真空地帯でもできたかのような、空虚な気配を感じることがあります。これも、その人の「気」が欠落した、のを感じ取っているのでしょう。

ですから、昔の武人は「殺気」を感じとるという話も、本当だと思います。】  

@ 「 Radio Garden – Explore live radio by rotating the globe 」
グーグルアースのラジオ版とも言えそうなサイトが、先日の朝日新聞に紹介されていました。初期設定は日本の局ですが、地球儀をぐるりと回して行けば、世界中のネットラジオが聴けます。

@ ゼレンスキー大統領がどのような演説を日本にするか注目を集めていました。戦々恐々としていた方もいらしたようですが、意外とソフトだったというのが一般的な評価のようです。もしかしたら、このソフト路線は直前に変更されたもので、日本の北方領土問題が、日本のウクライナ支持のために座礁に乗り上げてしまった事への、大統領の負い目があるのかもしれません。「領土問題で戦っているウクライナが日本に支援を求めたいのに、日本はウクライナへの支援のために、すでに日本の領土問題を犠牲にしてしている」という現実。私なら、日本に対して十二分の感謝と、負い目を感じることはあっても、これ以上露骨な要求を突きつけることは出来ないと思います。

(追記)大統領が挙げた日本の童話「桃太郎」は、①歩きながら考える(仲間を作る)人の話ですね。②考えてから歩き出すのではなく。①は大統領の現在のスタイルであり、同時に、日本にもアジアのリーダーとして、今度は(大統領に代わり)アジア各国に働きかけてほしいという気持ちなのでしょう。そして「二匹のカエル」は、戦後のロシアとの和解、ウクライナの立て直しにも協力して欲しいという願いなのでしょう。

(2022.3.23)

@ 私の経験で言えば、スタンディングデスクというものは、立ったり、スツールに座ったり、その時々に一番心地よいスタイルで仕事が出来る道具であり、不快な座りっぱなし、立ちっぱなしを防いでくれるものだと思っています。立っていることが快適な時間には個人差があり、又、スポーツのように鍛えられもしますが、快適と健康が目的であり、鍛錬は本来の目的ではないように思います。ですから、例えば30分交代でも良いのです。

スツールを横に常備することにより、無意識に体の移動が可能になります。従来の低いイスを併用し、デスクを上下するというのは、手間ですからお勧めしません。例えば区役所等の市民課は、窓口カウンターの下を、書類を流すベルコンが走っていることがあり、低い机は使えません。そこで働く彼らは、事実上、スタンディングデスク使いのプロです。そんな彼らが使っているスツールは、私の知る限り、足置きや、ひじ掛け、背もたれもある、なかなか良いものです。そして、足元には、スツールに付属の足置きだけでなく、別の足置きも常備されており、快適に仕事が出来るよう配慮されています。

(追記)スタンディングデスクという概念が日本に普及したのは最近の事だと思いますので、市民課はスタンディングデスク生活を目指しているわけではないと思います。前述したように各種書類を流すベルコンが入っていますので(市民課は体の良い工場)、普通の机は置けずカウンターになった。そして、短時間立ち寄るお客様は、立って記入するので、立ち仕事にベストの高さにした。しかし、一日中仕事をする事務職員は、座って仕事をするのが基本スタイルだと思っているので、何の疑いもなくスツールを導入した。そのスツールはバーのシンプルなそれではなく、普通の事務イスを模した。さらに、座高が高くなるので、安定・安心感を高めるためにひじ掛けもつけた。身長の低い職員もいるので、足置きにも留意した。職員は最初はすわりっぱしでも、やがて「立って仕事をするもの楽だね!」と気づき、立ったり座ったりを楽しむようになった、のではないかと、私は勝手に想像しているのです。

(追記2)ちなみに、私はスタンディングデスクを使っていません。大変興味がありますが、引っ越し直後という事もあり、実験的に、軽さ、移動のしやすさを重要視し、キャンプ用の折りたたみテーブルを二つ並べてデスク代わりにしています。少々ぐらつきますがアルミ製の足は合計8本あり、耐荷重は問題ありません。しかし、イスは標準的なものです。以前は安物を使っていましたが、座り心地が悪かったので、今は、多分区役所等で係長級が使っている物と同等品を使っています。おかげさまで長時間座っていても体を痛めることはありません。生産完了になったのか同じ製品は見当たりませんが。

在宅ワーク用に使うイスは、靴を履かずに使用しますから、その分、余分に座高が下げられるものが良いのです。そうしないと、足置きが必要になります。足置きを使わないと、太ももの後ろ側を圧迫し、エコノミークラス症候群になる心配があると思います。現在私が使っているものは良い製品ですが、在宅ワーク用ではありませんので、足置きも使っています。座高を上下できるのは事務イスでは標準機能ですから、それをあと少し下げられるようにしてもらえば済む話です。メーカーにはぜひお願いしたい改良点です。

(2022.3.20)

@ 先日ご紹介した「教訓Ⅰ」だけでなく、ジローズさんの「戦争を知らない子供たち」などをリアルタイムで聴き、自らもギターをかき鳴らし、さまざまなフォークソングを「教義」のようにして育ってきた私(多分私たちの世代)は、戦争経験者ではないけれど、いや、戦争経験者でない事を誇りにして、反戦を謳ってきました。老人たちが戦争を始め、若者が戦場に送り込まれる不条理は、フォーク世代の私たちが古いお宝のように共有してきたものです。いつの間にか自分たちが老人になっただけで。当時若者だった作者が「教訓Ⅰ」に込められた気持ちには、それもあるのでしょう。しかし、その揺るがないと思っていた(ある意味)歴史認識は、ウクライナへのロシア侵略にぶつかりました。戦争の対立軸を老人と若者にするのは、現実を見誤る恐れがあるような気がします。

@ ロシアが極超音速ミサイルを使用したとのニュース映像を見ました。ビルが破壊される映像です。映像は二回流れましたが、二回めを注視したら、真上からビルに落下するミサイルが、静止画のように輪郭まで鮮明に見えてしまい、驚きました。この場合、TV映像に含まれない情報は見えないはずですので、その技術にも驚きですが、私の動体視力にも疑念がわくほど驚きました。ご承知のとおり、私はアーチェリーをしていました。最初は見えないほど速いと感じた矢も、やがて、くねくねと魚のように空中を泳ぐ様子まで見えるようになるものです。見えてしまったもう一つの可能性を考えると、ミサイルを戦闘機から発射する映像を直前に見ているので、その形を記憶していて、その形が残像のように、脳内でビルの上に合成されたという、脳の錯覚かもしれないとも思いました。真実は分かりません。

(2022.3.16)

@ 吉岡里帆さん主演のTVドラマ「しずかちゃんとパパ」が、陽気ですが、哀しいです。彼女は父子家庭で、しかも、父はろう者であり、耳が聞こえず話せません。幼いころからそんな父と懸命に意思疎通をしてきた娘は、普通!?の女性とは違ったコミュニケーション・スタイルを持つようになりました。要するに、ちょっと違った子なのです。そのように育ったことを本人も父も自覚しておらず、変人としか見えていない知人からは、イジメの対象となっているのです。そんなヒロインのドラマが始まります。

(追記)TVドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(ケンカツ)で新人ケースワーカーを演じた吉岡里帆さんは、沈黙気味の相談者の心が読めず、四苦八苦していましたが、今度は逆方向で、心が読めすぎるゆえの哀しみを描いているようです。(追記2)エンドロールに水と泡がスローモーションぽい映像で流れます、丸い泡は、共感覚では「る」の音から見えるものです。ブルーでスローモーションぽい動きが癒されます。

@ 2022.3.12の記事の追記3です。「核武装してトラブルになった事例がある」といっても、実際に核の使用に至った事は無いわけです。核が使用されていないのに、核のトラブルとしてカウントするのは妥当かどうか、という問題もあるような気がしています。もし一回でも核が使用されていれば、以後、使用された場合と、されなかった場合とを、分けてカウントするはずです。そして、核が使用された事例はトラブル件数になりますが、回避された事例はトラブルではなく、抑止の成功にカウントされる可能性はないでしょうか。それを考えると、今のカウント方法は妥当かという疑問が起こるのです。

@    次の選挙の争点は「防衛」になるのでしょうか。3.11で原発の安全が神話だったことが明らかになりましたが、今度はウクライナとロシアの戦争で、日本の防衛にも安全神話が潜んでいると。

(2022.3.15)

@ 『「核から守る」中国がウクライナと交わした約束、ロシアにどう対応? 』 これはウクライナの最終兵器になるのでしょうか。日米同盟は信頼できるのでしょうか。
       
@ もうすぐ自粛生活が開けそうなので、2~3か月ぶりに床屋へ行ってきました。サッパリしました。これで、遊びに行けそうです。ついでに、100均でスマホの手帳型ケースも買いました。200円(300円だったかな)ぐらいでした。磁石で留めるようになっているので、磁石部分を切り捨てました。カードの磁気情報への影響を心配したくないので。今使っている手帳型ケースはバックスキンみたいな素材で、ボタン留め。手触りとデザイン、色は最高ですが、(たぶん)洗えないので、見た目は大変きれいですが、コロナ過で、だんだん触りたくなくなっています。

蓋の無いツルンとした素材の洗えるケースにすれば良いのですが、スマホはお守り状態でまったくと言ってよいほど使いませんので(一度も電話をしないし、写真も、検索・メールも、買って操作法の勉強したとき以来していません)、スマホはただ保管しておくだけなので、傷・埃がつかないように蓋が欲しいのです。この200円ぐらいのスマホケースで、汚れたら使い捨てにするのが良いかもしれません(まだ使っていませんので、使用感は不明ですが)。私はタッチパネルという微妙な媒体が大嫌いですし、いつ連絡が入るかもしれない紐付き状態からも逃げ出したいです。

(追記)久しぶりに外出したら、どっと疲れました。コロナ前は、ペットボトルや本、数日分の新聞、ウインドブレーカーなど、重い荷物を持って、ときどき喫茶店で休憩をしながら、一日中街歩きをするのが当たり前でした。それでも平気でしたが、コロナ過では、自粛生活に毎日1時間少しの手ぶら散歩をするだけですので、体力が落ちているのは明白でした。

@  2022.3.15の朝日新聞「天声人語」に、「もし戦争に負けたら、我々は戦争犯罪人だ」という米国の歴史上の言葉が紹介されていました。プーチン氏も同様の考えを持っているのではないかと、先日より私は思っていました。だから戦争が止まらない。「勝てば官軍…」という言葉があります。ホロコーストと双璧になるような、無差別大量殺戮、核兵器の悲惨を、二度も日本にもたらした米国が良い例です。

(2022.3.14)

@ 映画「アドルフの画集」を更新しました。2022.3.14 追記Ⅲ 

@ 「 侮辱罪が厳罰化へ 親権者が未成年に代わって賠償責任を負うことも 」
   
@ 『 時代は二刀流?作業効率アップに役立つ「左手デバイス」まとめ 』私が腱鞘炎になりかけたことは2回あります。1回目は35歳前にブラインドタッチの練習をした時です。右肘から手の平までの間に強めの痛みが出て、「あ~これが腱鞘炎というものか…」と思いました。幸い、1年の練習期間が終了すると消えていきましたが。2回目は50歳ぐらいの頃、職場の繁忙期に起きました。文章を打つ時は両手でブラインドタッチをしますが、テンキーの入力とマウスの操作、ボールペン等での文字書きは、右手だけになりますので、右手が痛くなってきたのです。しかし、仕事を休むわけにはいきません。

それで、一計を案じ、マウスだけを左手で操作するようにしました。右手用のマウスでしたから、頭を切り替えての操作です(もしかしたら電気的に切り替え可能か?)。最初は戸惑いましたが、毎日、一日中やっていると、すぐ慣れます。コレで何とか右手の疲労を分散して症状の悪化を防ぐことが出来ました。おすすめです。PCの「パワーユーザー」という言葉があります。「あなたはパワーユーザーですね」と人から言われても、「?」と思っていましたが、「ヘビーユーザー」ではあったかもしれません。

(2022.3.12)

@ プーチンさんからは「〇〇原理主義者」という言葉を連想します。

@ 「抑止力としての核武装(核の共有)を」と言うと、「その核武装が戦争を呼ぶ」というご意見もあると思います。しかし、トラブルになった事例はカウントされても、戦争が防がれている安定事例は目立たないのでカウントされません。実際は、防がれている事例の方がはるかに多いのではないでしょうか。なので、トラブルになったのは例外的な事例として評価し、ケアすべきだと思います。(追記)仮に、核武装したら戦争が起こる可能性が4割あっても、非核武装で戦争が起こる可能性が6割あるなら、核武装へ舵を切るのは合理的な判断ではないでしょうか。少なくとも国が積極的な議論をしないのは不作為の疑いがあります。原発の例を挙げるまでもなく、何が安全神話なのか気づくのは大切なことです。そして、ご承知のとおり、ロシアと中国は核大国ですし、北朝鮮は憑かれたように核開発を続けています。さらに、韓国と北朝鮮の祖国統一は民族の悲願なのです。

(追記2)専守防衛=本土決戦になるのなら、日本がウクライナ状態になるのを覚悟しているのなら、日本はその為の準備をしているのでしょうか。防空壕や核シェルターはすぐに頭に浮かびますが、準備するものや法令は無数にあるでしょう。必要なのは津波避難タワーだけではありません。

@ 「 ネタミちゃんとなかまたち 【超金持ち女子高生VS超絶貧乏美 … 」
先日、この番組を観ました。二人の女性は共に美人であり性格も良さそうなお嬢様でした。そして、お金持ちには幸せだけでなく、お金持ちの悩みがある事を知り、同情心もわきました。たとえば男を選ぶときには金目当てではない人を選ぶ必要があるからです。自分の幸福だけでなく、一家の事まで考えなければならないJKって、とても大変だとは思いませんか。そして、貧乏の女性がカラリと明るいのには、驚きを通り越して尊敬の念さえ湧きました。どこか開発途上国の貧民街で暮らす子供たちが、キラキラした目をしていることを連想するほどの女性でしたから。

そして、その上で申し上げますが、私が貧乏人の子供だったせいか、お金持ちの生活が紹介されるたびに心のドアが閉まり、貧しい生活が紹介されるたびにドアが開くことが、無意識に自動開閉していたことが、(自分でも驚きましたが)交互に観ることで初めて自覚できたことです。きっと、これが私の心の基本バイアスなのでしょうね。

(2022.3.11)

@ 『 日本での「美談」が欧米では「人権侵害」

またイタリアでは、災害が発生すると政府から州の市民保護局に対して、72時間以内に避難所を設置するよう指令が下ります。ここでのポイントは、指令を受けるのは、被災した自治体の市民保護局ではなく、その周辺で被害をまぬがれた自治体の市民保護局という点です。

日本では被災した自治体の職員が避難所に寝泊まりして、管理、運営を担当するでしょう。当然ですが、被災自治体の職員も、被災者なんです。避難所運営に奔走する自治体職員の姿が、日本では美談として取り上げられますが、アメリカやヨーロッパなら、人権侵害、あるいはハラスメントとして問題になるでしょうね。

――なるほど。避難所のあり方がハラスメントに該当する場合もあるんですね……。

避難所が、被災者の立場や人格を尊重しないハラスメント状態になっていることを支援者だけでなく、被災者自身も気づいていません。なかには、食事などの環境をよくすると被災者が自立せずに避難所に居着いてしまうと口にする運営者もいます。』

〈 『 「体育館を避難所にする先進国なんて存在しない」災害大国・日本の被災者ケアが劣悪である根本原因 』より抜粋 「BLOGOS」PRESIDENT Online2022年03月11日 12:57 (配信日時 03月10日 17:15) 〉

@ バットマンにしても、スーパーマン、007にしても、敵は世界を破滅に追い込む力を持った、狂気がかった悪人でした。

@ 加川良さんに「教訓Ⅰ」という歌があります。リリース当時少年だった私は素直に感動しました。究極の反戦歌だと。しかし、いま戦場で戦っている人に対しては、(知る限り)誰もこの歌を贈らないし、私も贈る気持ちにならないのは何故かと、歌を思い出すたびに考えています。

@   戦争反対という目的を共有しながら、その手段として、日本には核武装(核の共有)論者と非核論者がいます。言論の自由がある民主国家ですから、特に問題はないと思います。しかし、核武装論者が議論をすることを、非核論者はやめさせたがる傾向があるようなのですね。核武装論者が議論の末に(数学的な当然の帰結として!?)非核論者に転じるのを期待するのではなく。ここで素朴な疑問ですが、もし議論をやめさせたがるのだとしたら、そこからは非民主国家の言論統制を連想してしまうのですが、間違っているのでしょうか。

@ 『 主人公はサーフィンをしたいがサーフボードを買うお金が無い。ある日、中古雑貨店で偶然古いボードを見つける。安い! けれど、今すぐには買えない。後日、何とかお金を貯めて出直してくると、もう売れた後だった。

こうなるとマスマス欲しくなるのが人情である。さらに貯金をして、高い新品のボードを専門店で買ってしまう。しかし、良い事もあった。これが縁で店長から大事なお得意様として、いやそれ以上に弱者に対するいたわりの気持ちとしてか、何かと面倒を見てもらえるようになる。彼は思いがけず、ボード以外のものも手に入れた。

この後、あの雑貨店で、中古ボードを買った人が、隣のビーチでサーフィンをするシーンがある。はたして彼らは得をしたのか。その対比がおもしろい。

当時、私も趣味の物を手に入れる時など、何とか安く手に入らぬかと、そればかり考えていた。だからこの話は、何か大切な事を教えられたようで忘れられなかった。上手く言い表せないが、「要領の良い者のだけが勝つのではなく、正直者が、あるいは社会的弱者が馬鹿を見ない世界。」そんな監督の優しい心を感じて私の好きな一作になった。やはりDVDを買うのが正解なのだろうね、北野さん。

この映画で感化されてからは、買い物をする時には、値段の安いディスカウント量販店で買うよりも、ときには少々値段が高くとも、専門店で買うことにしました。ある日、チヤホヤしてくれるので何回も遊びに行った専門店で、意を決してウン十万円のものを一括払いで買い、店員に自宅まで届けてもらいました。隣のディスカウント店では5パーセント安く売っているのを承知の上で。

でも、これで私も専門店のお得意さんになった、と喜んだのは大きな間違いでした。それ以後は、その店に行っても店員は手のひらを返したように冷淡になったからです。たぶん店員は、プアーな私の家を見て、我々のお得意さんにはなれないと値踏みしたのでしょう。

客と店は、ある意味、バトルをしているのでした。それで、思い出すのは、ある女流作家のエッセイに書かれていた話です。彼女は、ジュエリー・ショップに行くのが好きなのですが、店に行くときにはスニーカーにジーンズ、カシミヤのセーターに、金のロレックスという、金持ちなのか、否か、一見では判断に迷うようなスタイルで行くのだそうです。そうすると気おくれせずに店内を見ることができ、買わずに帰るときにも、またどうぞ、と気持ちよく店員は送り出してくれるのだとか。やはり、客と店はバトルをしていたのです。 』

( 映画「あの夏、いちばん静かな海。」の私のレビューより抜粋 )

上記の話を思い出すと、2022.3.8の話、アンプの修理を真剣にやってくれなかったメーカーの腹が読めるような気がしました。私の使っていたアンプは安ものでしたし、取りに来てくれた我が家もプアーだったからです。さらに、「メーカーに修理を頼むときに、販売店を通すか、いきなりメーカーにTELするかで、メーカーの扱いも差が出て来ることがある」との事を、昔、どこかで読んだことがあります(何十年も前の話なので、今はどうか知りません)。販売店を通すとメーカーはいい加減な対応がしにくくなるという説です。販売店の信用にも関わるので。しかし、あのときの私はメーカーに直接TELしていました。

(2022.3.10)

@ 映画「風の電話」更新しました。追記12 

@ 「 ザポリージャ原発でデータ送信停止 チェルノブイリに続き IAEA 」

@ 「 チェルノブイリ原発、外部からの電源供給停止 占拠され修理不可能か 」
深夜のNHKラジオからこのニュースが飛び込んできました。しかし、重大ニュースなのに早朝は放送されませんでした。なぜでしょう。現段階では「安全性に重大な影響は見られない」(IAEA)ようですが、修理できなければ先行きは不透明でしょうし、割れ窓理論ではないですが、他の原発も同様の危険を秘めているわけです。今回のロシアの侵略と同じく、「まさか」と思っていると大変なことになりかねません。

(2022.3.9)

@『 ネット中傷抑止へ侮辱罪厳罰化 懲役・禁錮、「拘禁刑」に―刑法改正案を閣議決定 』

公務員バッシングにも適用されるのでしょうか。(以下参考)

『 (フカボリ)悪質クレーム「カスハラ」、苦しむ公務員 暴言・説教・居座り・脅迫 』

被害は何割と書いてあります。しかし、直接住民と接する市町村役場のような場所では、被害100%だと言っても過言ではないと思います。では、なぜ調査では低く出たのか。多くの公務員は、記事にも書いてある通り、「行政窓口には正当なクレームは必要。市民にはその権利もある」ということを承知しています。その為、民間では「カスハラ」認定されるような事例は当然として、それ以上の迷惑行為であっても、「ご意見・ご要望」として謙虚に受け止めるのが、あるべき仕事、矜持だと思っているのです。だから比較的大きなトラブルだけをカウントしている可能性があります。

民間企業では質問しただけでも「カスハラ」扱いされかねない昨今ですが、(私の知る限り)役所内部では「カスハラ」という言葉を職員が使うことは暴言に近く、「クレーム」という言葉さえも無神経に感じられるほど、公務員はストイックなのです。TVドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」に「警察官はサンドバッグ」という言葉もあったように。ですから、民間並みの基準で再評価すれば100%の被害だと言っても良いと思います。

もちろん、この傾向は、近年「しかし、業務に支障が出るような度を越したクレームは問題ではないのか」という考えも出てきて、再考する方向にはあります。新聞によると、改善策の一つとしては、「自治体職員の対応をできる限り共通化して、ばらつきをなくすこと」だと書かれています。そして「役務」と「サービス」の区別を明確にする事、「対応ルールの統一」だと。しかし、公務員の仕事には「公平と適正」が求められます。コンピューター受付のように対応を明確化していくことは、逆に、人間味ある接遇とは、相反する道に入って行く可能性があるのではと心配しています。このあたり難しい問題です。

(追記)多くの住民は「私の問題を解決して欲しい」と役所に訪れます。無意識に「一部の奉仕者」であることを要求してくるわけです。しかし、公務員は「全体の奉仕者」ですから、全体の視点から考えます。そうすると、同じ問題でも結論が違ってくることがあるわけです。ここにトラブルにつながる「宿命的」な問題があるように思います。(2022.1.21の再掲)

@  在日ウクライナ人へのケアの話がニュースに載るようになりましたが、在日ロシア人へのケアも同時進行で行う必要があると思います。ロシアの国が悪いわけではなくロシアの指導者に問題があるわけで、ましてや在日ロシア人に罪はなく、勘違いした人からのイジメの対象になることは避けなければなりません。行政はそれを広報する意味でも、在日ロシア人へのケアを意識する必要があると思います。

@ 忘れていましたが、2014/10/24の過去ログに下記のような話を見つけました。コロナ過の昨今、100年に一度の災いだと思っていましたが、もっと危うい遭遇が、ときどき起きていたようなのです。新型コロナは中国から広まったという説がありますが、もしエボラが西アフリカではなく、中国で起きたていたらどうなっていたでしょう。

〔 国連のエボラ出血熱対策チーフが「あと60日が勝負。負ければ人類が敗北」と訴えました。60日と言えばほぼ年内勝負です。もちろん対岸の火事だと甘く見ている人に、目を覚ましてもらうよう、チーフがあえて少々ショッキングな物言いをした可能性もあります。だとしても、今もう、ウチワだとか、SMバーだとか、そんなことを議論している場合ではないのかもしれません。いたずらに不安をあおってはいけませんが、もし負ければ、本当に来年はどんな年になるのでしょう。この年末年始は、勝っても負けても大きな節目の年になりそうです。

これに対して、少し嬉しいニュース。日本の薬が救世主になりそうな気配です。富士フイルムのインフルエンザ治療薬「アビガン(一般名:ファビピラビル)です。この薬がすでに開発済みだったことは、奇跡と呼びたい心境です。下記をいちどググッてみてください。

『エボラ出血熱「あと60日が勝負。負ければ人類が敗北」 国連が悲壮な訴え』(Yahoo!ニュース withnews 10月17日(金)12時47分配信 )

『富士フイルム、エボラ熱向けにインフル薬追加生産 』(日本経済新聞 2014/10/20 19:07 (2014/10/20 22:52更新) 〕

(2022.3.8)

@ TVドラマを観ていたら、ドラマの中で、お茶の間のTVの映りが悪くなったので、バンバンとTVを手のひらで叩いて直していました。私が小学生の頃、始めて買ったモノクロTVでは、父が良くそうやって直していました。なぜ叩いて直したのかと言えば、当時のTVは真空管だったからです。裏蓋を開けると、何十本もの真空管がありました(それがいっせいに輝いている光景は、100万ドルの夜景のように美しいものです。現在では失われたアート)。真空管はソケットにさして使いますので、そこが接触不良になるとクリーニングしなければいけないのですが、そこまでの技術が無い素人は、経験的にたたいて応急処置をしたのです。

でも、さすがにカラーTVの時代になると、真空管ではなくトランジスタ時代に入るので、叩いて直すという事はほとんど無くなったはずです。だから、カラーTVを叩いて直しているシーンがあったとしたら「?」ですね。ところが、カラーTVでも、初期のものは、白黒TVと同じようにチャンネルは機械接点式のグルグル回転させるものでしたから、そこがよく接触不良をおこしました。そんな時は、チャンネルノブをゆすったり、叩いたりして接触不良を解消しようとしましたが(わが家では重しをぶら下げました)、それでもダメなら電気屋さんを呼びました。電気屋さんは前面から円筒形のダイヤル部分を引き抜いて修理していました。円筒部には、チャンネル数分だけの長方形の基盤があり、そこには(たぶん同調用の)それぞれコイルがありました。TVの裏蓋をあけても多分修理困難です。でもTVドラマでは、ダイヤルにさらわず、裏蓋を開けたがりますね。

(追記)叩いて修理箇所を特定するというアナログ手法は、意外に優れており、現在でもトランジスタ電子機器の点検や、建築物や機械の打音検査として生き残っています。

実際私もそれで修理したことがあります。一流メーカーのトランジスタアンプで、「小音量時に方チャンネルだけ音が消える」というトラブルが起こり、メーカー持ち込みでも修理箇所不明で戻ってきました。納得できない私は自ら裏蓋を開き、多数の部品が付いているプリント基板を、小さなドライバーの(絶縁された)柄の部分で軽く打音検査をしました。電源は入っていますから、半田付けの不良等があれば、打音がノイズとなってスピーカーからも出て来るのです。故障個所はすぐに見つかりました。一か所だけ半田付けをし直して、30分ぐらいで修理完了となりました。素人でも修理できたのに、メーカー持ち込みはいったい何だったのか。ますます納得がいきませんでした(修理は感電の危険がありますし、メーカー保証が受けられなくなることもあります。自己責任でお願いします)。

@ 『 日本や米欧「非友好国」指定 ルーブルによる債務返済可能に 』

@ 税金取りや借金取りの仕事をしたことのある人なら分かると思いますが、交渉事とは自分と相手の、二人の人間のぶつかり合いなのです。いくら自分が努力しても、相手にその気が無ければ、時間をかけても交渉は実りません。何十年にもわたって育てられてきた相手の人生観を、敵対すると思われている他人の自分が、短時間で変える事など不可能に近い。所詮自分には自分の事だけ、つまり50%の事しかできないわけです。そんな時、逆恨みした相手から暴力を振るわれないよう、時に抑止力を持つことは、必要だと思います。奉仕者の公務員でさえ、実地調査時に暴力を受ける危険があるときは、警察官の同行を求めることがあります。

@ 『 ウクライナが「汚い爆弾」製造、ロシアのメディア報道 』
「汚い爆弾」疑惑が本当であれ嘘であれ、これは「ウクライナが核兵器意を持てば、ロシアは侵略できなくなる」と、プーチン氏が考えている事を意味していると思いますので、この事に日本も関心を持つ必要があると思います。

(2022.3.7)

@ 映画「ごくつまの恋」では、ヒロインは暗い演技をしていますので、「笑うとどんなお顔?」状態になっています。そんな疑念のある方は下記をご覧ください。

「 【1部】【ネットサイン会】みひなな食堂 新作BD発売記念オンラインイベント みひろ・七海なな 3月6日(日)13:00~O.A 」

@ ぼんやり朝一で、#ネタバレ 映画「あん」の下にあるスマイルマークからマイページに戻ろうとしたら、誤って隣のハートマーク(好きマーク)をクリックしたらしく、自分で自分の投稿に「好き送信」をしてしまったようです。数字が2から3に変わり、もう一つ余分なハートマークまで出て来ました。削除しようとしましたがやり方が分かりませんので、とりあえずこのままにしておきます。(追記)そもそも、自分の投稿にスキを送信できること自体が…と思っていたら、「自分の投稿にスキ」で検索すると、色々な理由で積極的にそうしている方もいらして、そこには、なるほどと思う理由もあったりで、少しホッとしました。

(2022.3.6)

ご承知のように、①日本は米国の「核の傘」に入っています。そして、②同時に「非核三原則」を持っています。本音と建て前と申しましょうか、①は核武装論者を、②は反核論者を、同時に満足させるものでしょう。そして、これは、反核論者も事実上「核の抑止力」を黙認したことになると思います。反対運動など見聞きした記憶がありませんので。さらに、①だけでは万一の時に間に合わないとして、原発で核技術の継承を、ロケット開発でミサイル技術の継承を続けているのだと思います。そうすれば、いつでも日本独自で核ミサイルに転用できるからでしょう。

そんな中、今回のロシア侵略戦争でロシアが核の恫喝をしたら、米国もNATO、国連も助けてくれない事態となりました。ならば、米国の核の傘は日本に機能するのでしょうか。それ以前に日米同盟は機能するのでしょうか。やはりウクライナのように、自国の防衛は自国でしなければならないのが、世界の常識なのかもしれません。ならば、戦争を起こさせないためには、血を流さないためには、日本も核武装の議論を深めておく必要があるのかもしれません。「核の傘が持つ核の抑止力」に「日米同盟」に疑念があってはいけませんから。そして、今回の事態を見ていると、戦争を起こさせないという事は(侵略されないということは)、世界に貢献することにもなるのです。

@ 素朴な疑問です。戦争を始めた国がありますが、あの2国、新型コロナ騒動はどうなっているのでしょう。それとも日本の方が・・・。

@ 祝、金メダル。ビールが美味しそう。私がもらったのは、若い頃、とある大会の参加賞「銀色のループタイ」でした。

@ 高地トレーニングご苦労様です。お足元に気をつけて、いってらっしゃいませ。

(2022.3.5)

@ 「小記事の忘備録」を「小記事の備忘録」に改名しました。現代では忘備録でも間違いではないようですが、本来は備忘録らしいので。

@ 憲法九条が戦争を防ぐ為にあるのだとしたら、それには核武装が適しているような気がしてきました。

@ ウクライナでは避難のための「人道回廊」を作るそうですが、島国日本がウクライナ状態になったときには、陸路では逃げるところがありません。「日本沈没」のように非効率極まりない船を使うしかないのです。その船に自衛隊を用いれば、敵から撃沈される心配も出て来ます。さらに、どこに逃げるのでしょう。隣国に仮想敵国はあっても友好国は少ない。友好国である台湾に逃げようにも、小さな国ですし、台湾有事にともなう日本有事の場合には、台湾には逃げられません。やはり本土決戦以外の防衛を考えるべきだと思います。

(2022.3.4)

@   舞台「千と千尋の神隠しSpirited Away」。先ほどTVニュースで紹介されていましたが、アニメの世界観をどう舞台に置き換えるのか、それが、「こうきかた!」みたいな面白さがありました。

@   「原発は飛行機が落ちても大丈夫に出来ている」という安全神話は、3.11に電源消失でメルトダウンしたことで消えました。「戦争になっても原発は攻撃されないだろう」という希望的神話も、ロシアがウクライナの原発攻撃で消し去ってくれました。そんな中、本土決戦覚悟の日本の原発防衛は大丈夫なのでしょうか。 (追記)「毒を以て毒を制す」ではありませんが、原発防衛のシンプルで効果的な方法は、「核の共有」による抑止力なのかもしれませんね。本土決戦の心配自体が無くなるでしょうから。

@ 先ほど、ラジオで武田鉄矢さんが、「半分あきらめると人生は楽だ~」とおっしゃていました。原典は武道の極意らしいです。

@ 素朴な疑問ですが、核兵器を持たず、専守防衛の日本では、ロシアや中国、北朝鮮などから侵略を受けたら、ウクライナみたいな本土決戦になると思うのです。その場合、飛んできたミサイルで死亡した日本人が新型コロナに感染していれば、戦死ではなく「新型コロナで死亡」とカウントされるのでしょうか。感染者が交通事故で死亡しても新型コロナで死亡にカウントされると、どこかで読んだことがありますので。

(2022.3.3)

@ 世界がプーチン氏に怒っている根っこには、彼の行為がノブレス・オブリージュに反するという事も、あるのだと思います。しかし、非民主国家首長の彼にとっては、自分の行いこそが、己の世界のノブレス・オブリージュに叶っていると思っているのでしょう。そして、非民主国家の首長が国連代表になっていること自体も、彼等の誤解を助長していると思います。

@ おさわがせしましたが、先日の懸案についてこのように致しましたので、ご報告いたします。とりあえずの試験運用ですが、「今週までのパレット」には保存しておきたい記事は書かないようにし、「小記事の備忘録」(旧・「今週までのパレットの抜粋など」)にいきなり書くようにしたいと思います。しばらく行って、不都合が出て来ましたら、さらに変更するつもりです。ご迷惑をおかけしますが、過渡期の改善ですので、ご容赦くださるよう、よろしくお願いいたします。走りながら…ではなく、わたしは歩きながら考えております。

(2022.3.2)

@ 『 ロシア国営通信が「勝利記事」の予定稿を誤送信! その署名記事でバレた「プーチンの真の狙い」

@ 「今週までのパレットの抜粋など」の更新を二回行いました。単純に過去ログからコピーするだけだと思っていましたが、①過去ログから選別し、②コピー先をスクロールして見つけ(更新時にはワンタッチでは呼び出せない)、②コピー後の体裁を整える、という作業が、思っていた以上にストレスになることが分かりました。3/2の更新では2~3件行っただけですが、すでに胃が石のように硬くなりました。それぐらいなら、同じ文章は書けないにしても、新規に書いたほうが何倍も楽だとも。今後は、健康維持のため、過去ログからのコピーは消極的にし、新規に書く文章は、最初から(保存したい文章は)いきなり「今週までのパレットの抜粋など」へ書こうかと思案しています。

(追記)この20余年には、書き上げた文章を操作ミスで削除してしまった事が何回もあります。そんなとき、記憶を頼りに2回目を書けば半分の時間で済むかもしれませんが、とても苦痛でした。それは、稚拙な文章でも初回には創作の喜びがあるのに対し、二回めは単純作業の苦痛が中心になるからだと思います。今回のパレットの抜粋に対しては、それにプラスして、不慣れな操作、そして、過去数年分の日記を読み直さなければいけないという事務量の多さ、その苦痛もあるのです。(追記2)近年は、「好きな事だけして稼ぎたい人」が多いようです。私は「給料は嫌な事をする対価」だと思っており、実際そのようは半生を送りましたので、せめて趣味ぐらいは好きな事だけして楽しみたいと思います。趣味でも社会貢献できれば幸せですが、敬老手帳をもらっている身、寿命を縮める苦労をしてまで、御奉仕する人数を増やそうとは思いません。

@「今週までのパレット」2022.3.2更新 新記事は項目上部にあります。

@ 映画「ジョーンの秘密」がTV放送されるようです。

(2022.3.1)

@ 「健康で文化的な最低限度の生活」の(1)~(3) (ビッグコミックス) Kindle版が、Amazonさんで、期間限定「無料」で読めるようです。

@ 今春note様に引っ越した私ですが、それまでの20余年は旧居だけで活動していました。旧居では、掲示板に書いても、後から誰かの新しい書き込みに押され、ところてん方式に下に消えていくのです。

しかし、note様では、マイページ(クリエイターページと呼ぶ)は当然の事、ホームページの表紙画面も、後から誰かの新しい書き込みが掲示されることはないのです(note様から「あなたへのおすすめ」という形で他人様の投稿が紹介される事や、「事務連絡」が掲示されることはあります)。もちろん、奥のページに入って行けば、他人様の投稿も自由に見られます。

最初は、投稿数が少ないのかと思っていました。だから、私ばかり投稿すると、その内に皆から嫌われる、叱られると。でも、1か月間も投稿が無いはずはありません。もしかしたら、会員サービスとして、会員専用ホームページの表紙画面には、不用意に上位に他人様の投稿が掲示されないようになっているのではないのかと思い至りました。つまり、会員全員が「自分が主役」の気分を味わえるわけです。多分、非会員が見るホームページの表紙画面は違っているのでしょう。先日、何かのはずみで、(たぶん非会員状態になって)見えた画面は、違う景色だったような気がしました。

これらは、私の勘違いかもしれません。あるいは、今のブログサービスは皆このようなサービスをしているのかもしれません。いずれにせよ、なんとなく、「私しか投稿していない…」という心配は、あまり、しなくて良いような気がしてきました。

(追記)旧居で20年余り同じ掲示板を定点観測して分かったことですが、掲示板に誰の投稿が多いか、誰が上位に表示されているかは、意外に会員同士のストレスになることが多いようなのです。投稿内容の是非だけでなく、こんな思惑もあるので、掲示板とは、ほんとうは恐ろしい場所かもしれません。管理者は、そこから生まれるトラブルを回避するために、全員が幸福な主役になるような設定にしているのかもしれないと思うのです。ちなみに、現状、私もnote様の設定を歓迎しています。

@ 非民主国家がまっしぐらに核兵器を手に入れ、そして恫喝し、それでも平和憲法・非核三原則を堅持する国が脅かされるというジレンマ。

@ 私もプーチン氏の過去の経験が影を引いているとは感じていました。そして、むしろプーチン氏は「国の崩壊について大ごとだとは思わなくなっているのではないのか」と、感じていました。私が湾岸戦争の時ほど怖いと思わないのと同じように。だから容易にウクライナに手出しできた。そして、それ以外にも、一般論を言えば、いわゆる非民主国家のリーダーにとっては、国内政治と国際政治の間には思想上の壁があるはずなので、国際政治に譲歩できない以上、国内政治の手法で国際政治まで管理しようとするのは、ある意味、彼らの宿命かもしれないと思っています。周囲も非民主国家の「考え方の癖」とも言えるそれを、承知する必要があると。

@ 映画「ジョーンの秘密」を更新しました。2022.3.1 ( 追記Ⅴ ) 
https://note.com/aozora7kumo7kaze/n/n4f1d35dbc028

(2022.2.28)

『 安倍氏、核共有にふれ「世界の現実、議論タブー視ならぬ」 フジ番組 』https://www.asahi.com/articles/ASQ2W5605Q2WUTFK00G.html

(2022.2.26)

@ 御礼を言わなければいけない方がいらっしゃるかもしれません。ありがとうございました。先日からの懸案でした『「今週までのパレット」の抜粋など』が2022.2.25より公開できるようになりました。上部にリンクがあります。

(2022.2.22)

@ 専守防衛はかつての沖縄のような本土決戦につながり、抑止目的の敵地攻撃能力は核武装になってしまうジレンマ。(追記)専守防衛では日本もウクライナのような本土決戦になるのでしょうか。そして、もしウクライナが北朝鮮ぐらいの核兵器を持っていたら、今回の侵攻は無かったのでしょうか。逆に、核兵器を持っているロシアは、ダメ押し的に、敵国に核で威嚇する発言をしているようですし(このように核で威嚇されたら、日本の場合、日米同盟は機能するのでしょうか。ウクライナのように米国から放置されないのでしょうか)。私はこのような問題は素人なので分かりませんが、日本の周囲にも「明日は我が身」的な状況があるように思います。

(追記2)湾岸戦争が始まったとき、私は会社で、1週間の窓口担当でした。ロビーには大型TVがあり、一日中、ミサイルの飛びかうようすを映していました。その映像を見ながら、押し寄せるお客様の相手をしていたせいか、とても怖かった。しかし、今回はあまり恐怖心はありません。ウクライナの方々には申し訳ありませんが、少しだけ慣れてしまったようです。でも、何も考えないでいると、明日は我が身になりかねないという、新たな心配は膨らんできました。

(追記3)核というと非核三原則が出て来ます。しかし、これは手段であり、「大事な目的」は「日本には絶対に三発目の核兵器を落とさせない」、そして、つけ加えるならば「ウクライナの様には侵攻させない」事だと思います。でも、もし国際情勢の変化で目的の達成が困難になれば、手段の変更を検討することは常識的な事だと思うのです。

@  どこで聞いたのか忘れましたが、いじめが起こると日本では被害者をケアしますが、ある国では、「加害者が病んでいる可能性がある」として、加害者のメンタルケアもするのだそうです。そうやっていじめを無くしていくのです。個人的には、子ども同士だけでなく、大人同士、親の過干渉も、時に同じ必要があるように思います。特に最後の事例は忘れがちです。

@  銀行を合併したのは良いけれど、ATMの統合が上手く行かず、トラブルを多発している場合もあるようです。私は合併を経験した事はありませんが、こんな事がありました。会社の各支店がアナログで安定事務をしていた時代に、電算化でオンラインがスタートし、会社全体が同じ国になったのです。本社の支配下、各支店が歴史を捨て、統一事務を行うようになった時の、移行にまつわる「みえない戦争」のような人間模様の、その一端ぐらいは知っているつもりです。

(2022.2.21)

@ かつて夏のオリンピックで優勝した選手が「努力は報われる」旨の発言をしました。(失礼ながら)「勝負は時の運」だと思っている私は「?」と思いましたが、歓喜の中での感想に異を唱えるのも大人げないと思い、沈黙していました。マスコミも祝福一色だったと思います。

そして、今回冬のオリンピックで優勝を逃した本命選手は、「努力は報われるとは限らない」旨の発言をしました。私は二つの発言はどこかでつながっており、対になっているような気もするのです。そして、優勝を逃した選手が試合場に戻り悔しそうにしていたのは、気持ちの整理をするために必要な儀式だったと思います。大事故が起きたときに遺族がそこに慰霊碑をたて、毎年訪れる事を連想します。周囲の理解が必要だと思いました。

(追記)「?」の部分を具体的に言えば、「かけっこで全員が1位にはなれない」ことで証明できると思っています。

@ 2022.2.19の記事の続きです。「高卒公務員は出世が遅い」という話があります。しかし、これは「民間でも高卒の出世が遅いのと同じこと」でしょう。公務員に限った話ではないと思います。

その上で申し上げますが、確かに公務員の出世には難しさがあります。大卒でも簡単ではないのです。係長試験(合格すれば係長以上になれる)という難関を突破しなければ、定年まで主事(平職員)のままになる自治体が多いためです。そして、昨今は「出世だけが人生の目標ではない」と考える職員も少なくありません。

( 以下は映画「箱入り息子の恋」の私のレビュー本文からの抜粋です。参考にご覧ください。ネタバレです。)

『 ところで、女の親、どこかの会社の社長らしいですが、総合的な雰囲気を見ると、大企業ではなく、中小企業の社長さんと言ったところですね。従業員は300人以下でしょうか。そんな彼が市役所勤続13年で、今なお平職員である男をお見合いの席で侮辱したのです。風采の上がらぬ男ですから、たたき上げの社長さんから見れば、ある意味「ぬるい奴」と見られても仕方ありません。

でも市役所と言えば、もっとも小さな市であっても、管轄内の住民は数千人おります。大都市なら100万人単位です。そんな市役所の担当者は、たとえ平職員であっても、多数の住民への仕事上の責務を背負っていることになるのです。ですから平職員と言うだけで、中小企業の人事と同じ物差しで計っていては判断を誤る事になります。

また、市役所の男が所属する係が全10人であったとします。その係長は、単に10人のトップであるだけでなく、多数の住民へ奉仕する係の責任者であるわけです。そうなると、さらに重責であり、試験は簡単ではありません。少しオーバーに言えば、もう一回市役所の採用試験を受けるがごとく難しい場合もあるのです。映画「県庁の星」で、すこぶる優秀な係長が出てきましたが、係長試験に合格するとは、概ね、ああゆう事なのです。

ですから、女の父の言動は的を射たものではなく、女の恋愛感情を無視したのと同じく、独善かつ偏向的なものであったのだと思います。』

(追記)公務員の係長試験は難しいと言いましたが、公平な試験でありますから、受かりさえすれば、出世欲のない人を追い越して(意外にいる)、やる気ある高卒が出世するという構図もあるわけです。そういう意味では公平ですね。では、民間企業ではどうかと言えば、例えば映画「箱入り息子の恋」に出てきたような、頑固なお父さんの会社の従業員が主人公だった場合、お父さんとは反りが合いそうもありませんから、(娘と結婚できない限り)出世は難しそうですね。他の会社であっても、出世は、公平な試験ではなく、上司・社長の裁量が入る余地が大きいのではないでしょうか。

(追記2)私の知る限り、市役所の昇任試験は係長試験だけです。試験内容は市役所の業務全般(担当者レベルの細かい部分まで出題される)と作文です。しかし、課長以上になるには試験は無く、民間と同じように上層部の裁量で合否が決まるようです。ハイブリッドな評価基準ですね。

(追記3)映画「箱入り息子の恋」で、父親が怒っていた裏の事情を考えると、盲目の愛娘、一人娘の幸せを考えて、次期社長候補の婿養子を取りたかったのでしょうか。それなら娘に不自由な生活をさせる心配はないでしょうから。そこに、出世しそうもない安月給の公務員(社長にはそう見えていた)が現れたわけです。これが、ぎらぎらと力のみなぎった男なら、公務員を辞めさせて自分の会社にひっぱればよいと思っていたのかもしれませんが、カエルのような男ではダメだと判断したのでしょう。それで、カエルに本音をぶつけた。「(公務員なら公務員でも良いが)13年たってもヒラなのか、出世を目指さないのか、野心は無いのか」と。

では、妻はというと、かつては、そんな野心にまみれた現夫に惹かれて結婚したけれど、今ではその野心が他所に女まで作っている。そんな浮気男より、ささやかな生活を大切にし、優しくて娘を大切にしてくれるカエルの方が、100倍良いと思っているのかもしれません。

そして、カエルは昇任試験を受けることにしたのです。映画「カサブランカ」でもふれましたが、「男が一人で生きていくには何をしても食べていけるが、結婚するなら、背筋を伸ばして日向を歩いて行かなければならない」という世界観が、ここにも描かれていたのかもしれません。

(追記4)ちなみに、妻が夫の浮気を知っても黙っていたのは、盲人の娘に良縁を誘うには、母子家庭よりも社長令嬢の方が良いと思ったからだと思います。娘が結婚した後に、妻は夫に不貞による離婚を迫るのでしょう。

(2022.2.20) 

@ 「生命保険の乗り換え」というものがあります。①旧・生命保険を解約し、②その解約返戻金で、③新・生命保険に加入するとします。すると、②の時点であなたの収入になり、税金の申告が必要になることもあるのです。あなたの手元に1円も残らなくとも。「自分の掛け金を返してもらっただけだ」という弁明があります。仰るとおり、自分の掛け金は経費となりますが、利息が付いていれば、利息分は計算対象になります。銀行預金を思い出せば理解できるでしょう。これは、乗り換えだけでなく、「個人年金の受給時」にも起こります。個人年金でも利息分は計算対象になります。 

(2022.2.19)

@ 私の知る限り、自治体には、ほとんど学歴分断はありません。例えば、TVドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(ケンカツ)の舞台になったような区役所では、課長クラスを高卒で務めている方もいらっしゃいます。主事(平職員)の間にも差別感情はありません。大卒も高卒も机を並べ、同じ仕事を分け合っているのです。上下関係はありません。そして、人格と能力で同僚・上司から評価されるのです。もちろん目上の人にはそれなりの敬意を払う事は必要ですが。

( 大・高卒の公務員比較についての私の過去ログがありましたから、以下に加筆再掲させていただきます。)

@ 大学の法学部卒の人と一緒に、法律を知らない高卒が役所の法律相談の窓口に立ち、はたして務まるのかという疑問があるかと思います。大卒でも全員が法学部卒だとは限りませんし。

しかし、例外もあるでしょうが、役所の通常業務程度の法律なら、新聞を読める程度の学力があれば、担当になってからの勉強で務まるのです。いや、担当になってから勉強をするのが、(専門職以外の)役所の基本システムでしょう。採用試験はその学習能力も見ているわけです。

役所の係は5年前後で人事異動がありますから、人事異動してきた素人は、遅くとも2~3年で一人前になる必要があります。そして後輩を指導する(そんなベテランも、異動後は指導を受ける立場になる。高卒も大卒もありません。定年までその繰り返し。だから、人間関係を狭くすると自分にも不利になる。それも学歴分断を防いでいる理由の一つだと思います)。ですから、仕事は整理されていますし、専門書もあり、研修も充実していますから、心配はいりません。そして、電話と窓口、書類の審査、実地調査等でいやおうなく鍛えられます。好き嫌いを言わず毎日を頑張ってさえいれば。そして新人も、2~3年でプロの顔になり、5年前後の人事異動で新しい係に去っていく、役人としての教養を増やしていくのです。ちなみに係長以上は2~3年で異動があります。

追記

一口に役所と言っても、内部には①住民相手の部署と、②おもに上級官庁を相手にして連絡調整をしたり、マニュアルを作成したり、条例を作ったり、職員を指導したりする、管理的な部署があります。一流大学の法学部卒の人は、最初の数年間は①で修業をしても、その後は②に異動することが多いはず。よって、①に残っているのは、それ以外の人たちが多いので、極言すれば、高卒も大卒も似たようなものなのです。

追記2

職員同士は、毎日顔を突き合わせて仕事をしている仲間の、実務能力と人格を評価基準にしますので、学歴は無関係だと言ってもいでしょう。もし執拗に仲間の学歴を気にする人がいたら、逆に変人だと敬遠されかねません。そんな中であえて同僚の学歴を話題にする場合、それは対象者を「あの人は学歴の割には・・・」と言外にほのめかす場合が多いかも。

追記3

そんな役所の職員が、学歴よりも評価の対象にするのが、通称「バッジ」と呼ばれる模範職員のバッジです(どこの自治体にもあるのかは知りません)。就職すれば全員、職員バッジがもらえるのは当然ですが(職員番号が刻印されており、無くしたら始末書もの、退職時には返還しなければならない)、後々に、模範職員だと上層部から評価されると(学歴は無関係)、たぶん住民には区別がつかないほど、ほぼ同じデザインで、微妙にひとまわり大きなバッジがもらえるのです。しかし職員には分かります。これは、例えが適当かは分かりませんが、「職員の国民栄誉賞」みたいなもので、役所内の噂になりますし、一目置かれます。羨望と、もしかしたら嫉妬の対象にもなっています。異動する場合にも「バッジの人」は引く手あまたで歓待されます。

追記4

どうしても大学に未練があるなら、高卒公務員になった後で、夜間大学に通う方法もあります。今はあまり流行らないかもしれませんが、一昔前はそんな苦学生も珍しくありませんでした。これで大卒の肩書になります。役所も協力してくれるはず。ただし、公務員試験は①高卒枠で合格しただけですから、給料は増えません。しかし、高度経済成長期と違って、今は民間より、概して公務員の給料の方が多いはずなので、それなりに良い生活ができると思います。

もっとお金が欲しいという方は、役所の②大卒試験に合格する必要があります。ただし、合格してもヒラのままです。

あるいは、①のままでも係長試験に合格すれば、係長以上になれるうえに、給料も上がります。大卒試験よりこちらの方がお得かもしれません(係長試験は大学に行く必要がありません)。

@ 高卒公務員の給料が安いと言う人は、大卒公務員と比較している場合が多いと思います。高卒と大卒を比較すれば、民間に就職しても高卒の方が安いのは普通でしょう。だから、本当は高卒公務員と高卒会社員の給料を比較すべきだと思うのです。そう思っていたら、この方のブログに分かりやすい比較表がありましたのでご紹介します。

https://texasinvancouver.org/3160.html

https://public-allabout.com/kousotsu-nensyu/

追記

公務員の仕事の多くはマニュアル化されていますが、これは公平な仕事のためでもあります。しかし、住民の要望で例外の是非まで考える必要がありますので、机上ではなく実践的な法律が身につきます。役所の窓口で法律相談を受けるという事は、その道のプロになるという事です。そして5年前後の人事異動で、定年まで新しい法律を学び続けます。大変ですが、定年後には感謝するはず。

追記2

有給休暇について書きます。民間の有給休暇は「絵に描いた餅」の場合もあるかもしれませんが、公務員の有給休暇は「職員の権利」です。だから完全消化は普通の話。土日・祝日とくっつけて長期休暇はあたりまえです(もちろん繁忙期は避けて)。同僚に(チョコ一粒づつでも良いので)お土産を忘れずに。

ちなみに有給休暇は翌年度まで繰り越せます。つまり就職した初年度に20日もらえたら(初年度は少ない場合もありますが)、5日しか使わなければ2年目は35日(繰越分15日+新規20日)になるのです。しかし、繰り越した15日は3年目には権利消滅しますから、2年目に完全消化する必要があります。こうやって、公務員は就職初年度は有給休暇をできるだけ取らないで仕事に専念し、2年目には前年度の分を消化するのです。以後、同様に、退職まで前年度の残り物を使い続けます。常に現年度分20日は保険に取っておくのです。つまり、皆、残り物の休暇を取っているわけなので、それも取得に寛容な理由の一つなのです。

追記3 

海外旅行について書きます。総務課に渡航届を出す必要がありますが、渡航届といっても簡単で形式的なものです。危険な場所でなければ問題ないでしょう。旅行社や入管などに提出する書類の総量と比べれば、オマケみたいなもの。たとえ渡航届の制度が無くても、直属の上司には海外旅行の日程表のコピーを渡して挨拶しておくのは、必要な職場のマナーだと思います。

@ 人気TVドラマ「ハコヅメ ~たたかう!交番女子~」のヒロイン・川合麻依(永野芽郁さん)は20歳の設定です。警察学校も出なければなりませんし、年齢的にこちらも高卒公務員の可能性がありますね。良い先輩に恵まれて幸せ者ですね。

https://www.ntv.co.jp/hakozume/chart/

彼女が高卒だとしても、警察学校と警察官としての実務で様々な事を学びますから、22歳までの4年間は、大学に行っていたかように成長の時間になるはずです。そして、これは警察官だけでなく、区役所に職員になっても言えることだと思います。すぐ法律を学び、現場で実戦をしますから。

追記

以前、例えば区役所では遅くとも2~3年で一人前になり、すぐ後輩を指導して、5年前後で次の係に去っていくと書きました。つまり、高卒18歳で配属されたひよっこ新人も、大卒と同じ22歳には一人前になり、自分の両親のような年齢の後輩や、アルバイトを指導する、係で中心的な存在になるのです。

その時、大きな係で職員が20人いる場合、15人ぐらいは後輩になっていることもあります。繁忙期にはアルバイトの大学生が10人ぐらい来ることもあるでしょう。そのアルバイトの女性が、自分とほぼ同じ年齢なのに20人もの職員の中心的な存在になって、法律に詳しく、職員・アルバイト・住民をもこなしている職員を見て、どう思うでしょうか。自分よりも優秀な人だと思っても不思議ではありません。

追記2

公務員の仕事への満足度は概して低いと思います。大多数の人は、ただ安定を求めて公務員になったのですから、当然と言えば当然の帰結。「公務員になる=我慢」なのです。ただ、定年までに、その我慢の向こうに微かな喜びを見出せるかどうかです。人気TVドラマ「ハコヅメ ~たたかう!交番女子~」を観れば分かるかも。

公務員からの転職・独立の難しさですが、そもそも公務員になる人の多くはそれを希望していません。安定を求めるという気持ちには終身雇用も入っています。スキルについては(良くも悪くも)公務員らしさはスキルの内ですし、実践的な法律に詳しくなるのもスキルです。特に法律に関しては、在職中に独学で担当外まで勉強するようにすれば、税理士とか行政書士とか、そんな資格も夢ではないのではないでしょうか。(2021.7.11~2021.7.17の再掲)

@「 厚労省、副反応について分析公表 モデルナは接種後、副反応多め 」
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a87261727afb5dfdb61e8be7df30f2f5476c064
昨日のNHKニュースでも同様の報道がありましたが、私が意外に思ったのは「副反応多め」というところです。先日お話したように、私はファ、ファ、モデの交差接種をしましたが(もう10日になります)、3回目の副反応がとても少なくて喜んでいましたから。私は医学の素人ですから分かりませんが、1~2回目の時と違って、接種後1~2日は運動を控えていたせいかもしれませんし、個人差と言いますか、体質的にモデが合っていたのかもしれませんが。

(2022.2.18) 

@ 透明なカッパのような服と、丸い水中眼鏡のようなものをつけた動物人形が、かの国で人気らしいです。宇宙服らしいですが、私には「新型コロナの防護服と、防護マスクをモチーフとしたもの」に見えてしまいます。アーティストは、それをこの作品に込め、歴史に刻印したのでしょうか。

それはともかく・・・本題はそこではありません。先日、私は50代になってから自分にオーラが見える事を自覚したと書きましたが、それまでは、自分の手のひらを見ると、周囲に厚さ2ミリ程度の透明なビニール手袋のような膜が見えていたのです。今でも見えますが、それはメガネか、乱視の影響だと思って気にしませんでした。しかし、友人に話したら、彼には見えませんでしたし、ネットで調べたら、オーラは何層にも分かれていて、一番内側のオーラが、それのようなのです。もちろん、今の私には、外側の層、数十センチ厚のものも見えます。いや、見えると気づきました。

@ 『 松鶴家千とせさん死去 84歳、70年代に一世風靡した漫談家「わかるかな?わっかんねえだろうな」 』https://news.yahoo.co.jp/articles/0e8f2238724b90351c819e50f4d6440ce991d391

このセリフ「わかるかな?わっかんねえだろうな」は今でも新鮮だと思います。今の話題にくっつけても笑いを誘いそう。ご冥福をお祈りします。(追記)ヒロシさんの「ヒロシです…」と並んで、私のベスト3の中の二つです。

@ 今回の冬季五輪、何かが足りないと思っていたら、紀平 梨花さんがいらっしゃいませんでした。早く復帰されることを願っています。

(2022.2.17) 

旧居にいた時から、気の向くままに「今週までのパレット」に書きづつった文章の中には、(他人様から見ればどうか分かりませんが)残しておいて再掲したいものや、引用したいものが時々出て来るのです。それらの文章は、旧居にいた時には関連する映画レビューの中に「箸休め」的に挿入させてもらったりしていました。新居でもそうするつもはありますが、ジャンル分けし、見出しを付けて再掲しようかとも思っています。

少なくともその工事中は、私のホームページ(クリエイターページと呼ぶ)だけに表示して、そこにいらした方だけに見られるようにし、映画レビューのように外に投稿してお目汚ししない設定にしたいと思っているのです。再掲でもありますし。しかし、初心者の私が調べた範囲では、私のホームページ内だけの表示は出来なさそうなので、思案中です。

(追記)と思っていたら、「マガジン」という機能があったので、まだ良く調べてはいませんが、「無料公開設定のマガジン」を作ることで、ジャンルを分けてファイリング出来そうな気がしてきました。しかし、クリエイターページ外にも公開になってしまうのでしょうか。このように、不慣れなことを考えると、頭がしびれるように痛くなったりします。(追記2)さらに、今調べてみた範囲では、記事全体をファイリングする設定のようで、「今週までのパレット」内の一部記事だけをコピーして貼りつける設定にはなっていないような気もします。

(2022.2.16) 

@ 映画「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」を更新しました。2022.2.16 追記Ⅲ  https://note.com/aozora7kumo7kaze/n/n5ecaea44cd9c

@ 映画「カリフォルニア・ドリーミング」を更新しました。2022.2.16 追記Ⅲ 
https://note.com/aozora7kumo7kaze/n/nc13f44fc993f

(2022.2.15)

@   映画「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」ではありませんが、当局は、彼女と戦争のリンクも心配したのでしょうか。

(2022.2.14) 

@ 浜辺 美波さんではありませんが、波の波紋のようなところに、小さな泡のような丸がたくさん浮かんでいる、美しいアートを見ました。ギターかハープ系の音楽をバックに、るるるるるるる・・・という連続する「る」の音を聴いた時、共感覚で見えてくる画はあれに似てなくもありません。はじく弦楽器が多数のラインになり、「○」一つが「る」一つになります。「る」という音は〇に見えるのです。

@ 今朝のラジオで学校の先生について話をしていました。先生にも自分の子供がいる人がいます。もしも、自分の子供と担任している子どもの両方に、同時にトラブルが発生した場合、どちらを優先すべきかという問題があります。私には即答できませんが、先生ではなく公務員であれば「公務優先」が原則だと思います。ならば、なぜ、学校の先生の場合には議論になるのでしょう。私が知らないだけで即答できる問題なのかもしれませんが、ふと、そんなことを思いました。

@ 映画「護られなかった者たちへ」を更新しました。2022.2.14 追記11
https://note.com/aozora7kumo7kaze/n/n4b71eee71a9f/edit

(2022.2.13)

@ 先ほどのNHK・TVでは、緑に光るキノコが紹介されていて、光る(原理ではなく)「目的」を研究している学者の方も紹介されていました。ちなみに、人間には誰でもオーラがあって、私の手のひらを見ると、青緑に光っていますし、風呂で自分の足を見るとピンクに光っていたという知人もいました。しかし、人間が光る「目的」を研究している学者の方を聞いたことが無いので、「なぜ人間ではなくキノコなのか」という素朴な疑問がわいたのでした。(追記)私の拙い自然観察では、人間のオーラを犬や鳩などの動物は見えるように感じます。人間の心、その喜怒哀楽でオーラの色・形が微妙に変化するのか、彼等は私の心を見透かしたように、態度を変えることがあるのです。

@ TVドラマ「妻、小学生になる。」を観ています。妻が亡くなり、10年後に近所の子に生まれ変わりましたが、10歳の時に前世の記憶が戻り、元の夫の家に通うようになった小学生のお話です。やさしい母の内面を宿した小学生になったので、学校でも人気者に。

しかし、ヒロインが覚醒する前の親友は捨てられたと感じていたのです。親友から見ても「あんたは変わってしまった」のですから。この物語の顛末がどうなるのかは知りませんが、八方丸く収めるには、ヒロインの記憶が消える方が良いのかもしれませんね。親友と母の元へ帰って行くのです。夫たちには喪失感が残るでしょうが、この喪失感は、「コロナ前を懐かしむ」時代の空気なのかもしれません。

(2022.2.12)

@ TVの刑事ドラマを観て驚くのは、いわゆるデカ部屋の机には、(ちょっとオーバーに言えば)電話機ぐらいしか置いてない事です。外回り中心の仕事ならそんなものかもしれませんね。私たちも、窓口中心の仕事をしていた時代の事務所内部の机上には、何も置いていませんでしたから。

ところで、TVドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」を観ていますが、このドラマは東京の「東区役所」が舞台です。「東区役所」がほんとうに存在するのかは知りませんが、画面に映る区役所の内部風景、特に机の配置とか、机上にたくさん置いてある書類の様子は、リアルすぎてため息が出るほどです。ほんとうの役所で撮影したのでしょうか。映画には大道具、小道具が大切ですが、あの事務所風景は、ドラマのリアリティーを大きくUPさせています。

(追記)ただ、まれに登場して部下を叱る課長さんには、あまりリアリティーがありません。一方的に部下(現在、朝ドラにも出演中の川栄李奈さん)をキツク叱り、弁明を聞くのを拒否する態度は、パワハラ疑惑さえ感じます。あのような課長さんも、どこかに、いるのかもしれませんが、ごく、ごく稀な事です。

(2022.2.11)

@ 「 Songs from Other Places Stacey Kent 1/10 」
https://www.youtube.com/watch?v=xpsSPrc5QgA&list=OLAK5uy_mQwZodkmFo2tVNSUVGfBzvOb-uS7hZ38M&index=3

@ 既婚者から出生届が提出されると、自治体の窓口職員には、届出人を父にしたいバイアスが働きます。いうまでもなく戸籍の記載は一生(相続問題等で死後も)ついて回りますので、子どもが大人になってから要らぬ詮索をしないで済むよう、戸籍謄本の提出先の人が誤解をする事の無いように、戸籍の記載を無難なスタイルで確定しておくことを提案したいからです。後から説明不足だと言われても取り返しがつきませんし。

ちなみに、未婚者の出生届では届出人が(原則)母ですが、不用意に父に変更すると認知の効力が発生してしまいますので、質問を受けない限り窓口職員は静観するはずです。不慣れな新人職員が既婚者と同じ扱いをすれば、誤った認知が起こってトラブルになることもありますから注意が必要です。もし認知が必要なら後から認知届を出すことが出来ますので、誤って認知してしまうよりも良いのです。未婚者に対して「父はだれですか?」などという不躾な質問もせずに済みますし。

(追記)妻の氏を選択する婚姻届が出た場合も注意が必要です。ほとんどの婚姻届が夫の氏を選択している現在、誤記ではない事を届出人に確認しておく必要があります。

さらに、ほんとうは(婿養子)養子縁組婚姻のつもりではないのかの確認も必要です。養子縁組婚姻を希望しているのなら、まず「妻の両親」と「娘の夫になる人」が養子縁組届を出します。すると「妻の両親」の戸籍に養子として入るのです。娘とも同じ戸籍になりましたから、二人は同氏という事です。なので妻・夫どちらの氏を選択しても同氏になります。ただ、選択した方が戸籍の筆頭者になるのです。これは、単なる妻の氏を選択する婚姻とは似て非なるものです。相続関係にも影響してきます。この辺りご存じない方もいらっしゃるので、説明してから受け付けることが必要です。私の知る限り2/3ぐらいの方が養子縁組婚姻をご希望でした。

(追記2)追記で相続関係の話に触れましたが、銀行などでは出生から死亡までの除・戸籍謄本を提出しないと預金が下せなくなることがあります。除・戸籍謄本は、亡くなった人だけでなく、ご健在の方までのプライバシーの塊です。あれに顧客名簿をプラスすると、住所・氏名・生年月日・預金額・勤務先だけでなく、家系図のような親族・出生関係などの徐・戸籍情報も丸裸になるわけで、あらためて考えると、役所に続くような究極のプライバシー保持組織でもあったのだと思いました。

@ 出生届は出生から14日以内に届出することが定められています。もし、届出が遅れると5万円以下の過料に処せられることがあります。遅れた場合には、(現在は知りませんが)自治体での受付時に、遅延理由書のようなものも添付することが求められたと記憶しています。その内容で簡易裁判所が過料の審査をするためでしょう。

では、いわゆる内密出産の場合はどうなのか。両親の氏名を記した普通の出生届をした人が、一日遅れただけで過料を払うのに、内密出産の人が自動的に過料を免れるとしたら、行政として両者のバランスをどう確保するのか。国民感情としてはどうなのか。あるいは、裁判所が過料を請求する(あるいは免除する)対象者を特定するために、その書類を作るために、両親の名前は必要にならないのか。裁判所にも秘密にできるのか。そんな事が頭に浮かびましたが、過料問題は出生届を出した時点で発生する話しなので、出さなければ、そもそも問題にならないのでしょう。

(2022.2.10)

 『 「捜査機関判断」内密出産の出生届けめぐり法務局が回答も見解示さず 』  
https://www.excite.co.jp/news/article/TBSNews_6002202/

@ 映画「雨あがる」追記Ⅴ( 優しさに隠れた… ) 2020/8/30 9:58 by さくらんぼ

ところで、映画「雨あがる」の主人公・三沢伊兵衛(寺尾聰さん)は、剣の達人でありながらとてもやさしい人で、負けた相手に対し「あっ!、すみません。大丈夫ですか…」と気遣う事を忘れませんでした。しかし、負けた相手にしてみれば、それが(「試合で負けた」だけでなく、「いたわられるほどに弱いと思われた」という)二重の屈辱になるのですね。それなのに三沢伊兵衛は自覚すらしていない。だから、せっかく仕官の打診をしてきた藩の城主・永井和泉守重明(三船史郎さん)のご機嫌をも損じてしまうのです。私はこの映画で初めて「優しさに隠れた無神経」を教えられました。私の半生ほぼ負け犬でしたから、三沢伊兵衛のような立場になることはまずありませんが。

@ 昨日午後、3回目を打ってきました。ファ、ファ、モデの交差です。(接種後はいつもの運動を控えたせいか)副反応は1~2回目よりも軽い感じです。患部の痛みも軽いですし、それ以外の症状は感じられません。一晩たちましたが、今のところ1~2回目の1~2割の副反応しかないようです。

@ 『「内密出産」の慈恵病院、熊本市が事実上容認…「可能な支援検討」と協議の場 』  
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220209-OYT1T50306/

出生届の問題がどのような展開になろうとも、子どもが生まれることには変わりがないので、人道的見地から、自治体としては支援問題の議論を開始したのだと思います。出生届の扱いについては、一自治体の裁量を超えた要求が出ているわけですから、法務局へ法律関係の質問状を出したのでしょう。つまり、引き続き判断を上級官庁に預けているのです。まだ出生届の届出前ですから質問状という形になるかと思いますが、届出後(受理前)であれば、受理伺いになるのだと思います。受理伺いは定石的な事務処理であり、昔は高齢出産などにも行われていました。

(追記)申告書や給与支払報告書・法定支払調書などが出てくると、自治体では住民登録と名寄せします。しかし、名寄せできない場合でも、そこに居住していると判断されれば課税することがあります。実態を優先するのです。今回の出生届の話も、子どもが生まれるという事は、戸籍問題とは別に配慮すべきことだと思います。

(2022.2.9)

@ 若い頃に見た朝日新聞のコラムに、「お気に入りの映画館を決めておき、そこの映画は全部観る」という話があって、それが今でも忘れらません。当時の私は、いや、おじさんになってからも、地図を頼りに見知らぬ名画座を訪ねて鑑賞していましたが、おっくうになった近年では交通至便の映画館に固定され、見る時間帯にもお気に入りが出来、その条件にあてはまるものを観るようになっていきました。観たい作品に自分の都合を合わせるのではなく、「散歩の途中に映画館があって、たまたま時間が合う作品を観て帰る」という生活がしたいようです。

@ もしかしたら、あちこちでピークアウトしたっぽい!?

@ 本来であれば役所に届出の必要があるのに、どこか一民間だけで情報を管理し、「役所には秘密にする」という事態が起きたらどうでしょう。それはメンツの問題になるだけでなく、役所の存在意義の根幹にもふれることのような気がします。仮に、他の部分には議論の余地があったとしても、この一線だけは役所として受け入れがたいでしょう。

@ そう言えば、NHK朝のラジオで、私の聞き違いでなければ「ある若者が、お金が無いので、毎日食パン一枚で生活している」旨放送していました。それに対してリスナーから声が寄せられ、ほぼすべてが「公的支援をすべし」という趣旨のものだったのです。

しかし、若者なら親御さんはご健在である可能性が高いので、実家に戻れば普通の生活ができる可能性はないのか。親御さんの扶養家族になっているのではないのか。あるいは仕送りは出来ないのか。何かの映画にもあったように、一旦都会に出てきた若者は、成功せずに田舎帰れば「負け犬」の烙印を押されかねないので、意地でも頑張っているのではないのか。

それらの可能性があるなら、公的支援よりも扶養照会を考えるのが先決ではないのかと思うのですが、そのような意見は聞こえなかったようです。

(2022.2.8)

@ そう言えば、小学生の頃、家にあった14インチの白黒テレビに(一家に一台の贅沢品)、きれいなお姉さんが写ると、懐中電灯で画面を照らし、お顔を肌色にして遊んでいたのを思い出しました。懐中電灯は今のようにLEDの白い光ではないので、きれいにお化粧が出来ました。

@ お大事になさってください。

@ 例えば、施設に10人入居しているとします。10人とも入所前の住所地(市町村)は違います。

仮に、入居者Aさんに虐待を受けた疑いが持ち上がったとき、Aさんの自治体が調査をするようですが、調査をした結果、「虐待無し」との認定をした場合には、そこで終わってしまうようです。でも、そんな場合でも10の自治体すべてで情報共有しておけば、今後B~Jさんに虐待の疑いが上がった時に参考資料となるというご意見があるようです。「あの施設では虐待疑いが続発しているから怪しい」という重要情報になるのです。

しかし、Aさんに「虐待は無いとの認定」をしたのですから、裁判で言えば「無罪」という事だと思います。無罪なのにブラックリストに載せて他の自治体と情報共有するというのは矛盾しますし、営業妨害・名誉棄損・人権問題などにもなりかねません。それを考えると、軽々には、Aさんの自治体は外へ情報を出さないのだと思います。もし「虐待有り」なら自治体間で情報共有する正当な理由になりましょうが、情報共有したいが為にグレーゾーンを「虐待有り」にしたいバイアスが生まれては、それこそ冤罪事件になりかねません。「疑わしきは罰せず」の精神は忘れてはいけないと思います。

しかし、そこをかいくぐって虐待事件は起きたのです。これらをふまえると、仮に「虐待無し」まで情報共有をするにしても、一次的には「年月日と人数のみ」にする方が良いと思います。それ以上の情報開示は管理職決裁で個別に対応するのです。受けた自治体も外へもらさないように厳重管理することが必要です。

@ この機会に、プロフィールの追記みたいなお話を、色々させて頂きます。

( 映画について )

昔は、人が「面白い」と言えば「そんなに面白いなら観ないわけにはいかない」と、人が「つまらない」と言えば「その、つまらなさ、自分の目で確かめてやろう」と、休日はほとんど映画館に入りびたりでしたが、最近(コロナ前)は映画館は週に1~2回になりました。

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( 掲示板について )

人にものを伝えるのは難しいことです。対面していても難しい。ましてや掲示板に書き込んだだけで、完全なる意思疎通をするのは困難だと思っています。老若男女、生まれも育ちも違う無数の人たちが匿名で参加しているのですから。私の書き込みに反感などをもたれた方は、それは私の本意ではないと好意的に解釈してください。

ときどき「その解釈は違うと思う・・・」とか、返信を下さる方がいますが、できましたら御自分のスレッドを立ち上げて、返信ではなく、自主的な発表として、あなたの解釈をお披露目してください。その方が嬉しく思います。返信を下さるほどの自信とエネルギーが有る方なら、ご自分のスレッドを立ち上げることは容易だと思います。

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( 私のレビューについて )

子供のころ学校で「本を読んだら次の順序で読後ノートをまとめるように」と教わりました。

①あらすじ、②主題、③感想、の順です。

この中で私がいちばん興味をもっているのが②主題さがしです。私の投稿はおもに「独りよがりな主題探しの打ち明け話」で、レビューとしては中途半端なものです。少なくとも③の感想をプラスして初めてレビューの体をなします。③の感想は何を書いても良いのですが、主題が分からないと的外れなものになりかねないので、こちらもまた難しい。

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( 映画の解釈方法について )

私は映画の解釈をするとき、ふと「映画とはシンフォニー」ではないかと思ったことがあります。たぶん「どちらも小さなパーツが集まって展開し、相似形の全体が完成している」からです。だから、どこか「小さなパーツひとつを解釈することで、映画の全体が理解できるのでは」と、仮説を立てたのです。つまり「パーツAの解釈が、パーツBやC、Dなどにも当てはまるか、そして映画全体にも当てはまるか」を考えていくのです。そうすると、だんだん、その映画が解ってくると。

ところで、昨日、新聞を読んでいたら、理論物理学者の方の、面白いコラムを見つけました。

「 …私は、科学者、特に物理学者であることがどういうことか明確な感覚を持っています。観測や実験から得た情報に基づき、初期の理論を組み立てる。うまく行ったら、より多くの現象、より小さなスケール、より大きなスケールに当てはまる数式にまとめていく。常に実験や観測に照らしつつ、さらに異なる現象を統合し、より統一された理論を目指す。それが科学です。… 」( 2016.6.8 朝日新聞朝刊インタビュー「オピニオン&フォーラム『科学者とは』・アリストテレス 科学の源流でない 実は退屈な詩人 」理論物理学者、米テキサス大学教授 スティーブン・ワインバーグさん より抜粋 )

きっと皆さまは「つまり君の解釈は科学的なのか?」と、お尋ねになりたいと思います。それには「1パーセントぐらいのレビューは近いかもしれません」と、お答えしておきます。「では、あとのレビューは?」とは聞かないでください。「あとは退屈なポエムですらありません」から。(追記)以前は解釈の結論だけ書きましたが、最近は考えた過程を書いて行くように変化してきました。歳を取るとその方が楽ですから。それに、解釈できなかった作品も記録するようにしました。ご容赦下さい。

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( 映画、TV、原作本について )

映画の解釈に迷ったとき、原作本を読んで答えを知ろうとする人もいますが、あなたはどうしてますか。

正しい解釈に早く辿り着きたいのなら、読まないほうが良い、と申し上げておきます。なぜなら、映画と原作本は、近似の、しかし別々の物語(パラレル・ワールド)だからです。この二つの情報を同時に頭に入れることは混乱を招きやすく、解釈の情報処理に得策ではありません。

数ある映画の中には、細部に仕掛けをして、一見原作と同じに見えながら、実は逆の結末を用意したものも在るようです。どこかワンシーンの描写、ひと言のセリフで解釈がひっくり返る仕掛けを映画に仕込むのです。現実でもフロッピー・ディスクの改ざん事件がありましたが、あの現実の示すとおり、ほんの少しのことで結末はひっくり返るのです。

原作本に心酔し染まってしまうと、それは映画を冷静に観ることにはマイナスに作用すると思います。監督は観客が騙されるのを遠くから「してやったり!」と、ほくそえんで見ているのかもしれません。映画の解釈は原作本から離れて静かにすべきです。映画の補足説明ですら原作本に求めるべきではないと考えます。映画の事は画面の中だけで完結してください。(TV版ドラマも同様です。)そして、めでたく解釈が完了してから原作を楽しみましょう。別物として。

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( 映画の記号について )

津波と水素爆発で破壊された原発の映像がニュースに流れていましたが、その映像に私は違和感を感じました。バックの空がとてもきれいな青だからです。破壊された原発の残骸から受ける悲惨なイメージに打ち勝つほどに強く美しい青でした。それはワイキキの浜辺に似合うほどです。もし、これが映画なら、空は少なくとも曇天でなければなりません。嵐の時のような真黒な雲ならお似合いです。逆に言うならば、映画で不穏な雲がでてきたら、その後には悲劇が起こるという記号でもあります。

私のレビューには記号の解釈がいくつか出てきます。もちろん真面目に書いていますが、どれも私の独断と偏見で解釈したもですので話半分で読んでください。ご質問を頂いても多分お答えできません。

かつて私は「映画の記号辞典」を手に入れたいと思い、本屋さんで探した事がありましたが、売っていませんでした。その時に立ち読みした本(タイトルは忘れました。)によると、「記号というのは、ある程度の普遍性があるにしても、映画によって、また時代背景によっても変化するので、完全なる記号辞典は出来ない」というような事が書いてありました。

結局、映画の記号を解釈するには、多少の知識は必要だとしても、最終的にはその映画文脈の前後から動的な判断をするしかないのでしょう。専門書や原作に拘りすぎる静的な判断は間違いのもとです。一本の映画と言うものは、それだけで唯一無二の完結した世界、であることを忘れてはいけないのです。

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( その他 )

@ 「共感覚」についてお話しします。レビューやブログの中にときどき余談として出てきますので。

自慢話をしていると思われると困るのですが、私は50代になって初めて「自分には音→形が見える」(正確には、音を聴覚・視覚・触覚で味わえる)ことに気づきました。音が見えて触れられるのですが、たぶん生まれつきなので、当たり前すぎて自覚すらしなかったのです。誰でも同じだと疑っていなかったのです。

ところが中年になり酒席で、なにげなくオーディオマニアの友人に話したところ、友人が「オカルト話は嫌いだ」と機嫌を損じたので、もしかしたら違うのかもと、気がついたわけです。

その特殊な感覚はオカルトではなく、まっとうな科学であり、一般に「共感覚」と呼ばれています。しかし当時(10年近く前)ネットで調べても「文字に色がついて見える人」が一般的で、「音→色が見える人」ぐらいはあっても、「音→形が見える人」についての記事は皆無と言ってよい状態でした。だから「私のは本当に共感覚なの?」と疑問がふくらんだのです。

そんなある日、図書館で「ねこは青、子ネコは黄緑・共感覚者が自ら語る不思議な世界」(パトリシア・リン・ダフィー/石田理恵〔訳〕)という本を見つけて、救われました。

その中の「6章 作曲家マイケル・トーキーと音楽の色」で、音楽から視覚と触覚が刺激されるとして、「フレンチ・ホルンの音は丸」、「トランペットの音は先が尖った感じ」、「フルートは綿のような音」、「クラリネットは滑らかな音。まるでヒョウの毛皮のような感じ」と、そしてこれは「比喩」ではなく「知覚」だと書いてあったからです。オーバーに言えば、私は「不安と孤独」の世界で、やっと「仲間に巡り合えた安心」を感じました。

今日、あらためてネットで「音 形 見える」で検索すると、わりと多くの情報がヒットするようになりました。日本にも多数の仲間がいそうです。これもある意味カミングアウトなのですが、自己紹介であると同時に、「誰かを救える」としたら必要なことだと思いました。

@ 「気功」、「オーラ」についてお話しします。レビューにも時々出てきますので。

おじさんになってからの事です。雑談中に友人から「あなたはオーラが見えますか?」と質問され、後に試してみたところ、自分にも「少しだけ見える」ことに気づきました。50代になって初めて自分が分かったのです。もちろん友人にも「オーラ」が見え、同類の人はなんとなく判るのだそうです。

「オーラ」を一口で言えば、「仏像の背にある光背(こうはい)と呼ばれる放射状の後光」です。生身の人間にもそれはあります。光背みたいに放射状に鮮明に見えるのは希で、たいていは「体を包むぼんやりとした光」として見えます。私には。

見えることが何か役に立つのかと言えば、「うつ状態」の人からは「黒いオーラ」が出ている場合があり、それが見えることがあるのです。「黒い光なんて矛盾する」と思われるかもしれませんが、「昔の家庭用の、黒いゴミ袋を膨らませたような、『テラテラ黒光りする膜』みたい」と言えば分かってもらえるでしょうか。そんな光に包まれているのです。オーラが見える友人も同じものを見たことがあると言っていましたし、ネットにも書いてあります。

私は自分のオーラを見ている時に偶然「気」も見えることが分かったのです。「気」を一口で言えば、「全身から立ち上る白っぽい煙・湯気のようなもの」です。「煙・湯気」との違いは、「煙・湯気」は光を当てるとより鮮明に見えるのに対し、「気」は明るいと大変見にくくなるし、反対に暗闇でも見にくいのです。「気」を見るには「ちょうど良い加減の薄暗い場所」で、「暗色を背景」に手のひらを見ることです。私には手からモウモウと立ち上る「気」が見えます。

こんな「自分に起こっている現実」を無視するわけにはいきません。私はその「オーラ」と「気」をもっと知りたくて関係本を探しました。そして「気功」と出会ったのです。「気功」を学ぶことで「気」を健康に役立てることができました。今の私は「気」が見えるだけでなく、手のひらで弾力的な「気」に触れることも、多少操ることも出来ます。今の私にとって「気」は神秘であると同時に、「空気や水」と同じような「日常生活の一部」なのです。

他の人にも尋ねてみると、「臨死体験」みたいな事があった人、生まれつき日常的に「オーブ」が見える人などがいました。見えるのに昔の私と同じように気づいていないだけか、あるいは気づいていても、今の私のように人目を気にして「秘密」にしている人は意外に多そうです。彼(彼女)らは、理解してくれそうな同類の人にしか本当の自分を見せないのです。

(2022.2.7)

@ 映画「ローマの休日」を更新しました。2022.2.7 追記Ⅸ 
https://note.com/aozora7kumo7kaze/n/n05b5f402c697

(2022.2.6)

@ 「 5+3が7になるのはなぜ?共感覚という個性 」
https://www.nhk.or.jp/seikatsu-blog/800/420188.html
映画「ローレライ」のヒロインには共感覚があるのかと思ったら、「水を媒体として相手の心が読める能力」だそうで、どうも共感覚とは違うようです。

そんな関係でこの算数サイトを見つけました。「5+3が7になる」のも納得です。このバイアスは共感覚ですが、それを持っていなくても、心というバイアスが誰にでもあるので、黒字のような冷徹な判断が下せる人はごく一部なのかもしれませんね。そして、「全体の奉仕者」と「一部の奉仕者」の違いも同様なのかもしれません。そのバイアスも違う答えを導き出すのです。ちなみに、敵味方の区別なく兵士を助けたナイチンゲールに代表されるように、目の前の患者を救うために全力を傾ける医師という存在は、「一部の奉仕者」なのかもしれません。

(追記) 私にも共感覚があるようです。数字に色がついて見えるのではなく、音を聴覚だけでなく、視覚と触覚で感じられます。音が「躍動する抽象画」のように見えるのです。見えれば手触りを感じることも出来ます。共感覚を持っている人の割合は諸説ありますが、最大では23人に一人という説もあるようですから、LGBTが11人に一人とも言われていることに比べても、珍しいことではないのかもしれません。しかし、私がそうでしたが、生まれつきの個性というものは人と比べないと違いが自覚できませんから、本人も気づいていないことがありますし、人に話して理解されない経験をすると、霊感などと同様に(私の知人)、リアルでは黙っている人が多いと思います。

ところで、映画「ローレライ」のヒロインは「水を媒体として相手の心が読める能力」があると書きましたが、その脳波か何かを分析して、敵の潜水艦の位置を3次元映像化したのが、ローレライシステムのようです。ふと、ヒロイン・パウラ(香椎由宇さん)が、読心術ではなく、私と同じ種類の共感覚を持っていたらどうだろうかと考えました。潜水艦は見えるのだろうかと。

私はアーチェリーをしていた時こんな経験がありました。隣で射っていた人の弓から異音がしてきたのです。持ち主も気づいたらしく弓を点検していましたが、ネジのゆるみなどはなく、首をかしげながら射っていました。しかし、私は音から、ねじっていない多数の弦が、お互いにぶつかり合っている様子が見えたのです。アーチェリーの弦は遠目には一本ですが、ロープのようにたくさんの細い紐を、自分でよりあわせて使います。そのより加減で飛びを調整することもあるのです。しかし、隣人はうっかりよりあわせずに使ったので、射つたびに細い紐が開いたり閉じたりし、その度、「バン!」ではなく、「バシッ!」と散漫な音を立てていたのです。私には見なくてもその映像がイメージできました。もしやと思いましたが、冗談半分に「弦をよりあわせた?」と聞くと、やはり、うっかり、よっていなかったことが判明しました。

ですから、音から(抽象的な映像ではなく具体的な何か)を見ることも出来そうですが、潜水艦の位置を3次元的にイメージすることは、そうとうに困難だと思いました。やはり電子機器に任せた方が良さそうです。

@ 戸籍はすべての役所の文書の大元になるものと言っても良いでしょう(民間の文書にも大きな影響を与えます)。例えば生年月日が本人の申し立てと違った場合でも、通常、役所は戸籍を優先するはずです。それが不服な場合、本人は証拠書類を添付して戸籍係に戸籍訂正の申し出をし、認められれば、訂正後の戸籍謄本等をとって必要な部署に提出し、やっと変更が認められるのです。そのような重要かつ根幹的な戸籍事務に対して、役所と十分な協議をせず、「独断専行で現状変更をしようとする」者がいたとしたら、役所側からはどう見えるだろうかと考えるとき、不覚にも、無政府状態、あるいは香港や台湾に対する中国の視点を連想してしまいます。

@ ブラインドタッチでボタンのストロークが深くて自分には違和感がある場合の話です。その違和感をもう少し詳しく言えば、「高い棚の上にある物を、背伸びして取るような気持」になるのです。ブラインドタッチでは、手のひらの位置は、ほとんど動きません。指だけ動かしてボタンを押すのです。手のひらまでふらつき過ぎては、現在位置がわからなくなり、ブラインドタッチが困難になりますから。すると、手のひらを固定したまま、指先だけせいいっぱい伸ばしてボタンを押すことになるので、「背伸びして物を取っているような気持になる」のです。そんな事が繰り返されれば、精神的に疲労してきます。タイピングをしたくなくなるのです。

(2022.2.5)

@ 生活保護の扶養照会の話です。役所が行うおお元の根拠は民法の扶養義務だと思います。福祉事務所が民法との整合性を考え、さらに「生活保護に俺の税金を使うなら、その前に扶養照会しろよ」という世論にも配慮するなら、一次的に扶養照会を考えるのは定石だと思います。民法のその条項を廃止すれば良いのかもしれませんが、はたして公助良俗に叶う事なのでしょうか。そう考えると廃止は困難だと思います。

しかし、一方では生活保護申請者からの「やめて欲しい」という声も現実としてあるわけです。TVドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」の中にもこんな話がありました。申請者の老婆にケースワーカーが「扶養照会しましょう」と言うと、「息子に迷惑を掛けたくないので、やめときます」と答え、困らせていたのです。これは「息子には迷惑を掛けたくないので、他人のあなたに(納税者に)お金を出してもらいます」と言ったようにも聞こえるのですが、おそらく老婆には自覚が希薄なのでしょう。お金が天から降ってくるとでも思っているかの如く。こんな時、全体の奉仕者である公務員は、納税者に対しての正当な言い訳を、一人心の中で探しているのかもしれません。「いい加減な仕事をするな」と叱られることに怯えながら。

もし民法との整合性のため、扶養照会の完全撤廃ができないのなら、扶養照会ができる妥協点はどこなのか。現時点で私の考えるものは「税金の被扶養者である場合のみ、扶養者へ扶養照会をする」というものです。これをもって「便宜的に扶養照会したとみなす」のです。税金の申告書で「私が扶養しています」と自主的に申告しているわけですから、被扶養者が路頭に迷っている場合に「たすけてあげて」と役所が連絡するのは、(原則として)妥当な行為だと思います。それで、もし扶養者から「たすけられない」との返事が有れば生活保護を適用し、かつ「扶養親族名に疑義在り」として税務当局に通報すれば良いのです。税務当局は調査し、必要なら職権で扶養を取り消し、住民税・所得税を追徴することになるはずです。この場合、会社の扶養手当にも影響する可能性があります。

それ以上の扶養照会は、私は現状では厳格でなくて良いと思っています。不正受給は後から取り返せますが、厳格にしすぎて餓死者が出ては取り返しがつかないからです。

(追記)生活保護申請者が扶養者からDVを受けて逃げてきた場合など、扶養照会が適当ではない場合もあります。その場合は「特例」扱いが必要になることもあると思います。

又、扶養者に「貧しい」などの事情があって、(別居している)被扶養者の全面支援が困難な場合もあるでしょう。その場合は一部支援をすれば、税法上、扶養につけても問題はなかったはずです(東京の大学へ通っている子どもがバイト生活していても、地方に住む親が一部仕送りをしていれば扶養につけられるのと似ています)。不足分は生活保護で支給すれば良いと思います。つまり扶養控除と生活保護が両立するのです。

(2022.2.4)

@ まだ観ていないので分かりませんが、映画「大怪獣のあとしまつ」も、映画「護られなかった者たちへ」や映画「ラブ&ピース 」と同様に、「怪獣映画のカラをやぶった怪獣映画」なのかもしれませんね。
https://www.daikaijyu-atoshimatsu.jp/

(参考)『 もちろん映画「ゴジラ」第一作には、敬意を表します。あの映画自体が、ある意味、革命でしたから。しかし、それ以後の、私の知る限りの怪獣映画は、おおむね「怪獣映画はこうあるべし」といった、無意識に近い固定観念に縛られていたように思います。最新作の米国産・映画「GODZILLA ゴジラ」でさえそうでした。だから、見せ場である特撮場面をどうするとか、着ぐるみか、CGとか、いつも、そのあたりに皆の関心があったのではないでしょうか。ドラマ部分はオマケみたいに感じられた作品もありました。なにか進歩が感じられなくて、マンネリで、いつのまにか衰退してしまいました。作品に精気が少ない。

でも、この映画「ラブ&ピース 」は、まず斬新な感覚のドラマがあって、しかもロックであり、喜劇なのです。それだけで十分に完結した世界なのに、そこに怪獣がチラリと、しかも重要な役どころで登場するのです。さらに怪獣は、呆れるぐらい、着ぐるみ、してます。その姿が、またロックで、忌野清志郎さんで、喜劇してる。あ~怪獣映画も、とうとうカラをやぶったな…私はそう思いました。 』

( 映画「ラブ&ピース」2015/7/2 by さくらんぼ より抜粋 )

ならば、この映画「護られなかった者たちへ」も、怪獣の出てこない怪獣映画として、さらに脱皮した新形態なのかもしれません。 』

〈 映画「護られなかった者たちへ」追記Ⅸ ( 怪獣の出てこない怪獣映画 ) ネタバレ2021/10/6 11:27 by さくらんぼ 〉

(2022.2.3)

@ そう言えば、ふと「みなし法人課税」を思い出しました。現在は廃止された制度ですが、同じく廃止された「資産合算制度」と共に、若い頃に学んだ記憶があります。今年も申告時期が近づきましたね。 

(追記)もう正確には覚えていませんので、間違っているかもしれませんが、「みなし法人課税」とは、一定の要件の下、個人事業主の営業所得を給与所得と配当所得とみなし、給与所得控除と配当控除を余分に取れる制度だったと思います。つまり節税になるのです。しかし、どんぶり勘定では認めてもらえませんので、記帳を奨励する意味もあったのかもしれません。

「資産合算制度」とは、株の配当所得などは小学生の子供名義の場合もありますが、実態は親のものであり、子供名義にして課税逃れをしようとしている可能性も考えられるわけです。同じ金額でも子供名義にすれば、基礎控除が余分に取れるからです。ですから、一旦、全部親の所得とみなして税額計算し、その税額を子どもに案分する計算方法です。当局は、これで公平が保たれると考えていたのかもしれませんね。

(追記2)実は資産合算制度は、時に役所にとっても厄介なものだったのです。配当所得は確定申告にも書いてありますが、別途、法定支払調書も出て来ます。確定申告で計算後に、遅れて法定支払調書が出てきた場合など、手計算で税額修正になることがありますが、正規の計算明細書を一件作るのに2~3時間かかってしまうのです。半日作業になりかねません。

小学生の子供にごく少額の法定支払調書が追加で出てきた場合など、徴収(賦課)の合理性と申しますか、増額される税金は職員の事務コストに比べてどうなのか、かえって損をするのではないのか、という問題もあるのです。それが、資産合算制度廃止の理由の一つだったかは知りませんが。

@ 映画「ローレライ」を更新しました。2022.2.3追記Ⅳ~追記Ⅴ

https://note.com/aozora7kumo7kaze/n/n269d0c6fecdb

(2022.2.2)

@  ほっとしました。あまり無せず、ご自愛ください。

@   元気そうなお顔を拝見できて安心しました。

@ 映画「ローレライ」を更新しました。2022.2.2追記~追記Ⅲ

https://note.com/aozora7kumo7kaze/n/n269d0c6fecdb

@ 遅れて申し訳りませんでしたが、お礼申し上げます。ありがとうございました。

(2022.2.1)

@ 上部に注意喚起のメッセージが出たので、「?」と思ったら、2022.1.25の記事せいの様でした。皆さまご自愛ください。(追記)3回目のご案内が来たので早速予約しました。今回は交差にしました。

@ ここ4年近くアーチェリーをしていません。それまでは毎週2~3回のペースで10年近くしていたのに。休眠するきっかけは体の故障です。スポーツに故障はつきもの。アーチェリーはヤワなスポーツに見えるかもしれませんが、強力なエキスパンダーのような弓を引き続けるので、そんなに甘いものではありません。

私の場合は右腕の故障と打撲で3か月の練習中止、それに五十肩が重なり、さらには風邪もひいたりして…その追い打ちをかけたのが引っ越しと新型コロナでした。今思えば61歳にあるとされる男の厄年が、陰で絡んでいたのだと思っています。でも、まだ10年ぐらいはアーチェリーを楽しめる歳だと思うので、このまま終わるつもりはありません。練習ペースは落としても、もういちど青空の下、射場の爽快感を味わいたいものです。

(追記)練習の楽しみにはコーヒーブレイクもあります。射場の休憩コーナーでの。当時、ちょうど私のブレイクタイムに、散歩の途中に寄られる方の時間が重なっていました。私と年齢が近い二人連れの紳士です。一人の方が話し好きで、もう一人の方は聞き役に回ることがほとんどでした。いつも、その話が聞こえてくるものですから、失礼ながら、聞くともなしに、外野で私も楽しませてもらうようになりました。内容は政治・経済・三面記事など、新聞からのものが多かったと思います。リタイア族は仕事の話から解放されますので、自然とそうなります。私も同じです。

それで思い出したのですが、昔どこかで「最近は話をする人はいても、物語を語る人は少なくなった」という話を読んだことがあります。今にして思えば、ここで言う話とは「反応」のことであり、物語とは小説のことではなく「意見」、「外野の人が聞いても楽しめるような話法」だったと思います。そんな方はブログを書けば、きっとお上手なのでしょう。

@ 今日から2月。2月は「光の春」とか申しますが、日々公園を散歩していると、1月中旬から日差しが明るくなってきたのが分かりました。ところで、映画「ドライブ・マイ・カー」の評判が良いらしいです。本来なら観に行くはずの作品ですが、上映時間が179分では…。在職中は仕事をずる休みして、ときどき映画館に行きました。あの頃の私にとって映画館は「暗やみのサナトリウム」でした。子宮に還ったように癒されていたのです。しかしリタイアした今は、2時間の映画でも一日働いたような疲労を感じます。過ぎた疲労は病気に繋がりかねません。そんな私には90分ぐらいがウエルカムなのです。ですから、残念ですがあの作品はTV放送されるまで待とうと思います。

(2022.1.31)

@ 私が商品を紹介するときの姿勢についてお話します。それは「ベストバイ」ではなく、「たまたま買ったものを紹介しているだけ」なのです。たまたま買っただけですから、良いもイマイチもあり、淡々とそれを書いているだけです。「私が書いたものはベストバイだ」と思う方はいらっしゃらないと思いますが、そうではありませんので誤解の無いよう申し添えます。ある意味、映画のレビューと同じですね。もちろん、映画のレビュー同様に、ステマではありません。

@ 始めてから気がついたのですが、「note」様はクリエイターの館、創作の街のようです。最初はそれに驚いた私ですが、今は「なんとなくうれしい」のです。

なぜうれしいのかと考えたら、子どもの頃の私は図画工作が好きだったからです。小学生の頃はプラモデルが親友でした。中学生になるとラジオ少年になって、簡単な電子工作を楽しむようになりました。大人になると、なぜか根気が無くなってしまい、真空管アンプのキットを買っても、玄関に1年間放置してから組み立てるようになり、やがて、近年では組み立てもしたくなくなりました。組み立て専用に折り畳み式の机まで買っても、結局アンプは作れないのです。

そんな私の創作のエネルギーは消えたのかと言えば、エネルギー不変の法則ではありませんが、こうやって文章を書くことになっているように思います。幼き日に、絵を書くことから始まった私の創作は、老いて文章をタイピングすることに変化したのです。

私の書いていることがアートだとか、私がクリエイターだとか言うつもりはありません。それどころか、お恥ずかしい駄文です。しかし、「note」様の末席に加えて頂いたことを嬉しく思うのです。そして、その気持ちを掘り下げて行ったら、幼き日の「お絵かき」にたどり着いたのです。図画工作が好きだった私は、平凡に食っていくためにその道へは挑戦せず、無難な事務職で半生を終えました。しかし、やはり、無意識にそこへ戻ってきたのかもしれません。

@ 在宅医療をした医師が亡くなったという痛ましい事件がありました。銃を使った事件は希なのでしょうが、先日のNHKニュースでは、私の記憶違いでなければ、医師の半数が暴力を受けた経験があるとの事です。驚くべき数字だと思います。

地下鉄の駅に行くと「客の駅員への暴行を諫める」ポスターが目立ちます。お客様に対してそんなポスターを貼らなければいけないほど、暴行が頻発しているのだと理解しました。ならば、往診の医師に対しても、密室での暴行があってもおかしくはないのでしょう。私は医師ではありませんが、外回りの仕事もしていましたので、他人事とは思えません。そんな事は絶対にあってはいけないと思っています。

「人を見て法を説け」とか申しますが、トラブルが起きそうな状況が濃厚な場合には複数人で対応するとか、相手の家(陣地)に行くのではなく、こちらの事務所に呼び出すなどが防御の手法ですが、往診、それもコロナのとならば、それも出来なさそうなのが辛いところです。相手がお客様、患者様だと甘やかせず、暴力を受けた時には毅然として対処するようにし、地下鉄のポスターのように、その啓もう活動も必要かもしれません。

@  2022.1.29に、キーボード①「Perixx(ペリックス)PERIBOARD-106W JP」の話をしましたが、実は、1年前に②「エレコムTK-FCM104XBK」という製品も買い、未開封のまま予備に持っていました。コロナなご時世、(残念ながら)お店で触りながらキーボードを選択することには抵抗感がありますので、ピンときた製品で、手が届くものは、とりあえず確保しておいたのです。

今回はそれも取り出して比較し、ベストな方を使おうと思いました。両者は現時点での実売価格には4倍ぐらいの差があるようです。しかし、さわってみると、ほぼ、ほぼ同等に感じました。わずかに②の方が値段なりなところもありますが、特に問題にはなりません。

数回タイピングを比較してみると、②の方が私には少しだけ楽でした。①の方がわずかにストロークが深く感じます。ローマ字入力は一文字に2回押すことがほとんどなので、ストロークの浅い方が、高速タイピングに適しているようです。「みゃみゅみょ、しゃしゅしょ」のような入力の場合には特に。このあたり、良い感じなのか、まどろっこしいと感じるのかは、ユーザーとキーボードとのマッチングの問題で、キーボードの絶対評価ではありませんので念のため申し添えます(何事も程度もので、浅すぎると、押すつもりがないのに押してしまったり、底打ちする指への反動が不快だったり、デメリットになることもあります)。たまたま私には①の方がストレスが少なかったという事です。そんなわけで、この文章は②で書いています。ボギーみたいに明日の事は分かりませんが。

(追記)①②ともブラインドタッチの練習に適した良いキーボードです。特に①は(同じだとは言いませんが)私が仕事で使っていたプロ用キーボードに近いものです。

そして、日ごろ私がこだわっている点を、もう少し詳しくお話します。ブラインドタッチ、おぼえたての初心者は、頭の中でボタンの位置を検索して指を動かしています。目で探していないだけで、頭の中で一所懸命に検索しているのです。

しかし、さらに練習をすると「指と頭の切り離し」が行われます(そうする必要があります)。つまり、頭で検索しなくとも、条件反射的に指が動くようになるのです。素人時代には考えても出来なかったことが、これからは考えなくても出来るようになります。その境地になると、指とボタンとのフィット感が大きな問題になってきます。せっかく修行をして勝手に指が動く境地になったのに、ボタンの感触が自分とマッチングせず、障害になってはいけないからです。理想のボタンは、まるでオーダーメイドの靴のように、限りなくユーザー個人にフィットし、ユーザーの心が揺れるままに、ボタンなど無いがごとく、文字に変換してくれるものだと思います。ここに違和感があり、意識して押さなければならないようではいけません。

自分にフィットしたキーボードはどれかは、その境地になれば誰にでも分かるものだと思います。でも、これから覚えようとする人は、とりあえず、どれか標準機で練習すれば良いと思います。自動車学校のクルマのように。

(2022.1.30)

@ ブログの引っ越しに伴い、旧居の梱包作業をしていたら、すでに梱包済みのファイルが一部出て来ました。そんな事をした記憶がないので、しばし唖然。このような単純作業は、順調な時は楽ですが、ひとたびデータの混乱が起きると、途端に大きなストレスが生まれます。私が一番苦手とする場面展開。

しかし、やがて理由が分かりました。2020年という作成日を見て記憶がよみがえってきたのです。当時、作成したきっかけは、ある尊敬申し上げているインフルエンサーの方の、「ブログなどはコピーを取っておかないと、万一、データが飛んだときに困るよ!」というアドバイスでした。それで、毎日〇件づつと決めてコピーし始めたのですが、三日坊主の私ですから、やがて止めてしまい、いつのまにか、作業していた事すら忘れてしまったのでした。そして、そのインフルエンサー様の予言通り、2年後の今、わが身に降りかかったというわけです。誤解の無いように申し添えますが、そのインフルエンサー様の先見性には脱帽ですし、今でも尊敬申し上げています。

(追記)40代の時にも、月末に仕事が集中するからと、前半の、比較的暇な期間に仕事をしておくと(書類を作っておくと)、月末になるとすっかり忘れて、もう一度同じ書類を作ってしまうことが何回もありました。そして近年は、出先で、これからランチに行こうと思い、お財布に割引券があることを確認して出かけるのですが、お店では割引券の記憶が飛んでいて、券売機で高いチケットを買ってしまうのです。いつも、座席についてから気がつく私でした。

(追記2) 昔、化粧品か何かのCMで「25歳はお肌の曲がりかど」というものがありました。お肌だけでなく「老化の発見」はそのぐらいの年齢だと思います。私がジョギングを始めたのは26歳の頃です。毎晩走ったのですが、翌日も疲労が抜けきらず、ようやく夕方になって少し楽になり、またジョギングをするという、体力の自転車操業があたりまえに出来ました。でも、やがて疲労困憊すると、それが引き金になって風邪を引いてしまうようになったのです。今なら「疲労→免疫の低下→風邪を引く」という理屈が分かりますが、当時の私は、ミステリーだと思っていました。

そして、この「疲労から病気になる」というのは、高齢者になるとさらに敏感です。日々運動しないと老化を早めますが、運動でも、仕事でも、趣味でも、疲れない程度にすることが大切です。無理がきかなくなるので、言葉の綾ではなく、リアルなエネルギーの配分が必要になってきます。「酒は、ほろ酔い」程度がちょうど良いなら、「疲労も、心地よい」程度がちょうど良いのだと思います。母が健在だったころ、老いた母の憧れの地であるハワイに連れて行くと言ったら、断られました。今なら母の気持ちが分かります。

(追記3) ちなみに、若者との間に「空気感での老い」を感じたのは35歳の頃です。当時働いていた職場は、当時の私同様、若者が多く、公私にわたって楽しい青春時代が過ごせました。この半生で最も輝いていた季節だったと思います。

ある日、5~6人で近所の中華料理店にランチを食べに行った時の事。料理を待つ間にメンバーを見渡すと、35歳の私と20代のメンバーたちという構図であることに気がついたのです。つまり、私一人が浮いている。もちろん、メンバーは私を疎外してはいません。仲間として本当に仲良くしてくれましたが、私は「そろそろ、若者グループから卒業かな…」と少し寂しく決意したのです。それからは、積極的に皆を誘わなくしました。皆からは数回お誘いがあったかもしれませんが、(理由は説明しなかったけれど)丁寧にお断りすると、やがて、誘ってくれなくなりました。それで良かったと思います。

(2022.1.29)

@   旧居での梱包作業がほぼ終了しましたので、今後はこちら側での生活に専念できそうです。

@ 昔、「ラジオ少年」と呼ばれた人たちがいました。私もその一人で、「オーディオとアマチュア無線」が主な話題の雑誌を読んでいました。私の興味はオーディオでしたが、アマチュア無線の知識も断片的に頭に入ってきます。しかし、免許が無ければどうしようもないので、その機会に免許を取ることにしたわけです。合格した直後には少し交信もしましたが、「やっぱり私はオーディオに向いている」と分かりました。ですから、残念ですがアマチュア無線は休眠中です。

でも、「自衛隊の潜水艦の無線アンテナが壊れて日本と交信不能となった」とか、「トンガ噴火で通信網が壊れ被害状況が不明だ」などという話を聞くたびに、「アマチュア無線は最後の命綱だ」との思いを深くしているのです。ですから、今でも関心だけは失っていません。近い将来、有人月面基地が出来て、そこにアマチュア無線局も開局する事は、まんざら夢ではないと思っています。それは彼らの命綱にもなるからです。

@ 今日から、年初にご紹介した「Perixx(ペリックス)PERIBOARD-106W JP」というキーボードにしてみました。ちなみに、この1年間使っていたのは1,000円台の物です。コスパは良い製品でしたが、ボタンの文字がレーザー印刷ではないので、すでに消え始めた文字も出て来ました。今回のものはレーザー印刷ですから、消える心配はなさそうです(色によってはレーザー印刷ではない製品もあるようですからご注意ください)。

「Perixx(ペリックス)PERIBOARD-106W JP」のボタンのバネ圧は、以前の物より強めです。ストロークも深めでした。ガタツキも少なく、良いボタンですが、指の力が弱い、指が短い人には、常用するには少々辛いかも、しれません。色は白に近いクリーム色でした。「(私の肉眼には)ボタンの印刷文字は黒ではなくグレー」っぽく見えます。私はブラインドタッチで打っていますから良いですが、見て打つ人で、高齢者など、目のかすみがちな人には、文字がぼんやり気味で、ストレスになる可能性もありそうです。逆に、コントラストが弱いので疲れないという意見もありそうですね。設計上は疲れない事を狙ったような気がします。

ここまでの文章は新キーボードで打ちましたが、不慣れなせいか、メンタルと指が「今日は肉体労働した!」と声を上げているような後味です。やはり、私にはもう少しバネ圧が弱いものの方が良いかもしれません。これはユーザーとのマッチングの問題ですので、製品の絶対評価ではありません。念のため申し添えます。

@ 「応援」のお声をいただいております。大変恐縮しています。有難うございました。実は、私は子どもの頃からの人見知りで、これは還暦を過ぎた今も変わっていません。いや、還暦を過ぎたからこそ、ますます子ども還りしているのかもしれません。ですから、こちらからお声をかけることには消極的で、これから色々と失礼になる場面もあるかもしれませんが、どうぞお許しください。

(2022.1.28)

@ 『 60代女性記者、映画館のネット券売に苦言「中高年の挫折は考えなかったのか」 』
https://news.yahoo.co.jp/articles/95e1f84df429b2174dd13d4f356d515e92e18616?page=1

@ 映画「紅の豚」を更新しました。追記Ⅴ 2022.1.28( 真空管の謎 )
https://note.com/aozora7kumo7kaze/n/n9c1fb4ad3346

@ 「 (be report)「FIRE」のリスク 経済的自立と早期退職、無理せずに 」https://www.asahi.com/articles/DA3S15178271.html

この記事を読んで、こんな事を思い出しました。

就職初日に退職したくなり、それでも何とか頑張って、気がついたら40歳。「こうなったら転職ではなく早期退職を目指した方が良いかも」と思って、当時、色々考えたことがあります。

一番最初に考えたのは当然に生活費のこと。会社をずる休みし、電卓とメモ用紙を持ってモーニングサービスの喫茶店に籠り、一生食っていけるにはどれだけのお金が必要なのかを計算しました。一回だけでは計算間違いがあっては大変なので、日時を変えて、何回も。( あの当時を思い出すと、懐かしく、あまずっぱい思い出になっています。早期退職の計画を立てることは、片想いの彼女に告白する計画を立てる事にも、似ているのかもしれません。)

すると、節約しても預金だけでは苦しいことが分かります。特に家賃が痛すぎる。さらに、暇は出来てもお小遣いが足りない。だから資産運用をしたくなります。でも、私は株はバクチだと思っています。会社の業績だけではなく、地球の裏側から発信された国際情勢によっても大きく株価が変動するからです。リーマンショックが良い見本です。「預言者でなくては常勝は困難だ」というのが私の稚拙な認識です。

それはともかく…株には「値上がり益」と「配当など」の収入があります。
①投資信託には配当を出さずに再投資し、ひたすら値上がり益を目指すという商品があります。どうもそれが王道らしいです。買った人はそれを少しづつ売って生活費に充てるわけです。しかし、少しづつでも売って行けば最後はゼロになります。ゼロになりそうだと思えば、又バクチのような売買をして増やさなければいけないかもしれません。老いてからでも。

②一方、配当をくれる投資信託や株・J-REITを買い、売るのではなく配当収入だけで生活できるように設計すれば、単純計算で一生ゼロにならないわけです(ただし「タコ足配当」はダメです)。

この「一生ゼロにならない」というのは高齢者にとって安心感が大きいと思うのですが、それでも①が良いという人がいるのはなぜでしょう。私は金融の素人ですから専門的な事は知りません。ここに書いたこと自体が間違っているかもしれません。ただ、これが、40歳の当時から続いている素朴な疑問の一つなのです。

(追記)リタイアしてから必要なのは、お金、健康、趣味、社会参加でしょうか。お金については述べましたので、健康と趣味について話します。年に一度健診を受け、毎日ジョギングなりウオーキングをすれば、おそらく健康は保てます。リモートワークな現在は、若い方でも「通勤という名の運動」が無くなったので、その分、リタイア族のように自分で積極的に運動しないと、健康を損ねる心配があります。その一環としても、スタンディングデスクは良いかもしれません。

趣味は一人でも出来る事を探しておくことです。老いてから新しい趣味をさがしても長続きは困難です。若い頃に興味があったことは大切に続けておきましょう。私はフォークギターを止めてしまった事を後悔しています。書くことが好きな人はブラインドタッチをマスターしておくことも良いと思います。

最後の社会参加ですが、在職中はうんざりするような人間関係があった人も、リタイアすると途端に人がいなくなります。小説「坊っちゃん」みたいに。お茶や食事に誘えるような友人を、在職中に何人か見つけておくことは大切です。しかし、前述したように在職中の人は人間関係にうんざりしていますから、リタイアしていく貴方にまで誘われるのをウザイと思っているかもしれませんので、形勢は不利ですが。しかし、彼等もやがて、私たちの気持ちを悟ることになります。会社以外では…図書館・文化講座へ行けば人はいますが、お喋り厳禁ですから友だち作りは困難です。私の経験では、スポーツセンターや趣味のサークルなどは、第二の会社組織のように、にぎやかな人間関係が作りやすいと思います。

(2022.1.26)

@ やっと気づいたのですが、「note」様は「クリエイターの館」のようですね。しかし、私の20余年のネット活動は逆方向だったのかもしれません。例えば、子供は目覚まし時計などの分解をしたがるものです。分かりもしないのに分解して内部を調べ、残るのは残骸だけです。私の映画レビューはそれに似ているかもしれません。ただし、残骸になるまで分解する能力が不足しているのが残念ですが。

でも、クリエイターは部品を集めてオリジナルな時計を作りたがるのではないでしょうか。そういう意味で逆方向に感じたのです。

それでは私にクリエイター的な活動は無かったのかと言えば、子どもの頃は理科や図画工作はいつも5でしたから、そちらの方面は好きでした。そして、大人になってネット活動を始めたばかりの頃は、ポエムっぽい、超短編のストーリーも書いていました。140字程度ですから、ちょうどTwitter並みですね。味わいはダークでほろ苦いものでした。

当時、掲示板に書いたら、楽しんでくれる方もいらしたようでしたが、板を引っ越したのをきっかに止めました。なぜ、書けたのか分かりませんが、苦しみを吐露していたら出てきたのです。時々思い出してはいますが、苦しかった当時とは(仕事をリタイアしたので)メンタルの状態が違ってきたのか、今では、あの世界観は少し苦痛にも感じます。またいつか、新しい味わいに挑戦してみたいとは思っています。

(2022.1.25)

@ オミクロン株が流行っています。皆さまお気をつけください。そして、不覚にもかかってしまった方には、お見舞い申し上げます。お大事にしてください。

@ ブログを書くのは、おもに午前中の90分間ぐらい。でも、ブログの引っ越しを始めてからは、内45分間を引っ越し作業に充てています。さらに、残りの45分間の足を引っ張るのは「新居という心のバイアス」。さらに、どうも新居の活動の方が目立ちそうなので、裏庭の花壇を世話する様にひっそりと生きていきたい私には、「あまりおバカなことは書かない方が良いかな…」などと考えることもしばしば。そうすると筆が止まります。と言いつつも、人間、いつまでも良い子ぶってはいられないので、気がつくと、こんな文章を…。今日も午前中は所用で出かけていました。

(2022.1.24)

@ 2022.1.21にお城の話をしましたが、国会議事堂も、とんがった中央塔はお城をモチーフとしていそうですね。そして、お城の周囲に四角いビルをくっつけている。

@ 「 金曜ドラマ『妻、小学生になる。』|TBSテレビ 」
https://www.tbs.co.jp/tsuma_sho_tbs/

今日は午前中に雑用があり、こちら関係は全くできませんでした。ところで、この『妻、小学生になる。』は面白いです。どこかで観たようなストーリーなので、少し観て、食傷気味になったら止めようかと思いましたが、真面目な作りだったので、第一話を最後まで楽しめました。次回が待ち遠しい。

(2022.1.23)

@ ( 「 時には昔の話を 加藤登紀子 紅の豚 」 歌詞検索サービス「歌ネット」 ) エンドロールに流れる歌ですね。
https://www.uta-net.com/movie/14441/

(2022.1.22)

@ 毎朝の体操でストレッチもしています。その時、太ももがつりかけてしまいました。あわてて手のひらを当て、「気」を入れましたら、焚火に水をかけて消火するがごとく、一瞬で痛みが消えていきました。我ながら驚くほど。2~3日後にも何かの時につりかけたので、同様にしたら、これも一瞬で消えました。足がつることはたまにありますが、いつもは自然に痛みが治まるまで七転八倒の苦しみです。もっと早く効果を知るべきでした。

個人差はあるでしょうが、人は誰でも手のひらから「気」が出ています。私は肉眼で見えます。呼吸法をするときのように「口をすぼめて、ゆっくりと息を吐けば」「気」の放出量は増えます。これを患部に注入するのです。もし足がつったとき、他に良い方法あればよいですが、我慢するしか無い時のために、知っておいて損は無いと思います。(追記)上記は二回とも、山登りで言えば1~2合目での消化です。ピークになってからの消火は大変かもしれません

@ 20年前は頑張ったことがありましたが、PCはなかなか言う事を聞いてくれず、だんだんと苦手になり、昨今はPCの初期設定も、スマホの初期設定も、皆業者さんまかせの私なので、今回の初期設定も難儀でした(普通の方には易しいと思います)。そんなわけで、不完全な部分が多々あろうかと思いますがお許しください。これから慣れて行きしだい、できる範囲で改善を試みていきます。(追記)一番の問題だった写真の掲載が出来て嬉しいです。顔アイコンは「スマイルマーク」が気に入ってしまいましたので、当面、このままにしたいと思います。 

(2022.1.21)

@ 本日お誕生日の皆さま、お祝い申し上げます。

@ 1/19の記事の「健康で文化的な最低限度の生活」(ケンカツ)を録画して、最初の方を観てみました。やはりノーカット版のようですね。そして、ノーカットであることにより、より上質感が出ています。比較しなければ分かりにくいですが、カットするとダイジェスト版みたいな感じが少し出て来るのですね。

@ 『 (フカボリ)悪質クレーム「カスハラ」、苦しむ公務員 暴言・説教・居座り・脅迫 』

https://www.asahi.com/articles/DA3S15164468.html

被害は何割と書いてあります。しかし、直接住民と接する市町村役場のような場所では、被害100%だと言っても過言ではないと思います。では、なぜ調査では低く出たのか。多くの公務員は、記事にも書いてある通り、「行政窓口には正当なクレームは必要。市民にはその権利もある」ということを承知しています。その為、民間では「カスハラ」認定されるような事例は当然として、それ以上の迷惑行為であっても、「ご意見・ご要望」として謙虚に受け止めるのが、あるべき仕事、矜持だと思っているのです。だから比較的大きなトラブルだけをカウントしている可能性があります。

民間企業では質問しただけでも「カスハラ」扱いされかねない昨今ですが、(私の知る限り)役所内部では「カスハラ」という言葉を職員が使うことは暴言に近く、「クレーム」という言葉さえも無神経に感じられるほど、公務員はストイックなのです。TVドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」に「警察官はサンドバッグ」という言葉もあったように。ですから、民間並みの基準で再評価すれば100%の被害だと言っても良いと思います。

もちろん、この傾向は、近年「しかし、業務に支障が出るような度を越したクレームは問題ではないのか」という考えも出てきて、再考する方向にはあります。新聞によると、改善策の一つとしては、「自治体職員の対応をできる限り共通化して、ばらつきをなくすこと」だと書かれています。そして「役務」と「サービス」の区別を明確にする事、「対応ルールの統一」だと。しかし、公務員の仕事には「公平と適正」が求められます。コンピューター受付のように対応を明確化していくことは、逆に、人間味ある接遇とは、相反する道に入って行く可能性があるのではと心配しています。このあたり難しい問題です。

(追記)多くの住民は「私の問題を解決して欲しい」と役所に訪れます。無意識に「一部の奉仕者」であることを要求してくるわけです。しかし、公務員は「全体の奉仕者」ですから、全体の視点から考えます。そうすると、同じ問題でも結論が違ってくることがあるわけです。ここにトラブルにつながる「宿命的」な問題があるように思います。

@ 映画「生きる」のレビューでお借りしたお城の写真は、たしか大阪城だったと記憶しています。美しいお城です。たすかりました(これからは、色々な方から写真をお借りすることになるかと思いますが、よろしくお願いいたします)。ところで、地元の方ならご存じでも、遠方の方はそうではないかもしれませんので、名古屋市にあるお城も三つご紹介したいと思います。地下鉄・名城線「市役所」駅で地上に出ると、三つとも見ることが出来ます。外国人観光客の中には、県庁や市役所を「名古屋城」と勘違いされる方もいらっしゃるとか聞いたことがあります。ここは広々として美しい(歴史的な)官庁街です。

「 名古屋城公式ウェブサイト 」
https://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/
「 愛知県公式Webサイト 」
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/zaisan/0000022202.html
「 名古屋市公式ウェブサイト 」
https://www.city.nagoya.jp/somu/page/0000062076.html

(2022.1.19)

@ 17:51 日本映画専門チャンネル(BS255)で「健康で文化的な最低限度の生活」が放送されます。
1/20(木) ~ 1/21(金)
ご承知のとおり、吉岡里帆さん主演の、区役所のケースワーカーのお話です。私の知る限り、公務員の仕事をとてもリアルに描いた稀有な作品だと思います。公務員の仕事は世間で言うようには楽ではありません。就職希望の方には、特にお勧めします。

(追記) 他のチャンネルで再放送されたときはCMの為か少々カットされていましたが、今回は多分ノーカットだと思います。そして、黒沢映画へのオマージュかはともかく、TVドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(ケンカツ)は、現代版の映画「生きる」であるとも言えると思います。

@ 16:45 昨日、何気なく「note」様のホームページ(表紙)を見たら、先日までは花壇のようにカラフルで楽しそうだったのに・・・「白い」のです。「あれ?」っと思って凝視すると、なんと私の投稿が載っているではありませんか。私は画像を貼っていないので、そのスペースが白くなってしまったようです。映画「たそがれ清兵衛」ではありませんが、私など「末席を汚す」存在で丁度良いと思って生きてきました。しかし、それが、意外にも「note」様や皆様にご迷惑をおかけしてしまったかもしれません。

私の駄文が表紙に出るようなことは何かの間違いだと思いますが、今日は朝から3時間ほどフリー画像の勉強をして、なんとか貼り付けることが出来ました。新しいことを勉強すると、とても疲れるものですね。でも、達成感もありました。

(2022.1.18)

@ 10:54 こちらで初めての映画レビューを投稿しました。旧サイトからの抜粋再掲ですので、本文に関係のないデータも出て来ますが、思い出深い日付もありますし、とりあえず、そのまま投稿させていただきました。これにかぎらず、私の映画レビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。

@ 引っ越し前のサイトに書いていた記事は、サイトのご厚意でダウンロードサービスをしていただけたので大変感謝しています。しかし、別のH.N.で書いた記事など、種々の理由で漏れる場合もありますので、抜粋して一件づつコピーをしてます。その為、しばらくはこちらに専念できないのが残念です。


*** note様でのスタート ***

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