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人間は、ひとつ嘘をつくとまた嘘をつく。
またひとつ嘘が見つかると、他にもたくさんの嘘が必ず、ある。

嘘のある文章を、私は読み取ることができる。20年書いてきたから、小さな文章の揺らぎ、下心を読むのは簡単だ。具体的にどの部分が嘘かというのも、指さして言うこともできる。

20年前、高校生の頃からファンクラブのあった文章を書き続けてきた私を、適当な文章で書かれたちんけな嘘がまかり通るなど思わないで欲しい。

美しくない文章であっても構わない。ありのままであればいいのだから。

そこに美しさなんて、どこにもない。

私には、見つけることはできなかった。

だけど美しい世界はこの世にたくさんある。上を向けば色々な光のような人たちが手を差し伸べ、手招きする。私はその手を取り、どんどんと上にあがっていける。

上にいる人が悪霊を見ることができないように、私にも見ることはできない。観れる人は下にいる人、憑いている人間だけ。

悪霊は騙してコントロールするから、どんどんと下にひきずりこむ。

そんな世界とは私は無縁で、悪霊など見たことがない。精神が不安定になると邪気をまとうことはあるが、目でみたことのある幽霊というものは優しいただ存在しているものだけだ。

今日自分の体に邪気があると、感じ取ることができたので朝から神棚を綺麗にしお祓いをした。お祓いをしたあとはなんだかすっきりしていて、その後憂鬱そうにしていた友人にも連鎖してあげられた。

家に帰ったら久しぶりに感情の世界を共感覚アートにした。

空は高く白く、波のように希望はあがっていく。

天高く舞い上がる波のように
吹き荒れる噴水の泡立ちの如く

高く高く手を伸ばせ。
その夢に届くまで。

穢れたものなど必要ない。いずれ神のいかづちを食らうだろう。
私の世界は、美しいものばかりになるのだ。

未来は、明るい。

山口葵

                                                                   

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