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死ぬことは好奇心

お客様とカウンセラー様をつなぐマッチングアプリ Bloste (ブロステ)
代表の橋本なずなです。

先日出演したYouTubeチャンネル 街録ch さんの動画に、このようなコメントが寄せられていました。

“ まだ病んでいる ” “ 先に自分の心を癒した方が良い ”
“ こんな病んでる人にカウンセリングしてもらうなんてどうなんだろう ”

——— 昨夜、私は日課のジムでトレーニングを終えて、自転車を走らせ自宅に向かっていました。
一日のタスクをすべて終わらせて、自由に満ちた心と新しい恋の予感に胸を躍らせながら。

私は過去に3つの精神疾患に苦しみ、自殺未遂を起こしました。

その当時は寝ることも起きることも、食べることも、話すことも、何もかもがつらくて、生きている意味なんてないと思っていました。
実際に自ら命を断ったのは正確には「この私」ではなく、解離性障害という精神疾患がゆえに人格分離した状態で起こった出来事です。
私としては解離した「その私」が起こしたことで、いまだに自ら命を絶った実感はありません。

そんな日々も、母や当時のパートナーの支えのお陰で、今では “普通に” 元気に過ごしています。

普通に元気な私だけれど、昨夜 “死にたい” と思いました。
とっても久しぶりな感覚に、なんだか懐かしささえ感じました。

そう思ったのは、自転車に乗って横断歩道が青になるのを待っていた時。

高速道路が近く交通量の多いその道路には、大型トラック、軽トラ、乗用車など、たくさんの車が颯爽と行き交っていました。

その車の流れを見て私は “飛び込みたい” と感じたのです。

飛び込んだら、どうなるだろう?
轢かれたら、私の身体はどんな様になるのだろう?
跳ねられたら、私の身体はどこまで飛んでいくのだろう?

その時に私はハッとしました。
これは 死にたい んじゃない、知りたい んだと。

死んだらどうなるか、それは私たち人間の永遠の疑問であり、
数字でも哲学でもスピリチュアルでも、私はまだ “納得のいく死の答え” には出会えていないのです。

だから知りたいのです、死んだ先のことを。

私にとって死ぬことは絶望なんかではなくて、ただの “好奇心” なのです。

死ぬことを考えるとワクワクします。
自殺未遂を起こしたあの日も、「その私」はこんな気持ちだったのかもしれません。
死んだ先のことは未知数で、このまま淡々と生きているよりも可能性があるように感じたのかもしれません。

自由に満ちて、新しい恋にも胸を躍らせているような人間の言葉には、到底思えませんか?
だから私は まだ心を病んでいる と言われるのでしょうか?

しかし、これってなんだか変な話だなと感じます。

死に好奇心を抱くことが異常なのだとすれば、何が普通なのでしょうか。

私からすれば、カバンを机に置く人も、すみません を すいません と言う人も、電車内で大きな声で喋る人も、みんな普通ではありません。
レズビアンもゲイもバイセクシャルも、みんな私の普通ではありません。

だけどそれは異常じゃない。よくいる人の、よくある話です。

それが私の場合は “死に対する価値観” というだけで、異常だの、心が病んでいるだの、そんな話には繋がらないと思うのです。

毎日同じことの繰り返し、淡々と、平凡に生きることが健康で、それ以外を不健康とするのなら、私はそれを許容できません。

この世には、毎日お酒を浴びるように飲むお婆ちゃんも、ヘビースモーカーのお爺ちゃんも存在します。

何が健康かなんて、心においては一概に決められるものではないのです。

もちろんすべてを終わらせてしまいたくて 死にたい と感じることもある。
だけど今 “普通に” 元気な私でも、死に対しては好奇心を抱いてしまう。

これが私の普通なのです、正常で健康体がこれなのです。

活力と生命力に満ち溢れたカウンセラーをお望みならば、そんな人を探せば良い。
だけど死に好奇心がある私だからこそ見える世界が、抱ける感情が、できるカウンセリングが、別にあるのです。

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