記事一覧
横国都社破の学科長と対談を行いました。内容は〈焼き畑〉コースの前身・アナーキズム研究会のドタバタ奮闘記となっています。次々に不毛なことを繰り返していくその姿には〈焼き畑〉精神の萌芽が見られます。読んでください。
https://note.com/lovely_roses584/n/n1459903344fb
悪意と逆接の現代思想――栗原康・白石嘉治招聘トークイベントの反省会、あるいは次回のレジュメ
10月27日、檜田相一と私=東北大学〈焼き畑〉コース・コース長を中心に画策し、学祭に栗原康氏・白石嘉治氏をお招きして、現代思想研究会名義で「学生に賃金を」をテーマにトークイベントを開催した。
会場にはそれなりに多くの人が訪れ、参加者からの発言・質問も予想より多く、イベントは盛り上がったと言っていいだろう。学祭運営事務局でもイベントの存在は話題になっていたらしい。直前のビラ撒きなどを怠ったこと
「負い目」の清算としての「党派」
〈焼き畑〉コースは「革命闘争」を退ける。〈焼き畑〉コースは、それぞれ個別の問題に対して「当事者」として闘われる闘争を支持しつつ、それに取り組むような「当事者」としてのアイデンティティを持てない者に可能な「運動」を提示することを目指す。その際、マルクス主義あるいはマルクス=レーニン主義(以下、単に「マルクス主義」)のような「革命闘争」モデルに依拠しない。以下では、〈焼き畑〉コースが「革命闘争」を退
もっとみる〝「共生」としてのアナキズム〟批判
アナキズムと文化人類学の接近
アナキズムは近年ブームになっており、かつその勢いをそれなりに維持し続けている。(執筆から公開まで間が空いてしまった。さすがにもうブームは下火だろうか。)2017年出版の森元斎『アナキズム入門』、2018年出版の栗原康『アナキズム 一丸となってバラバラに生きろ』、2021年出版の松村圭一郎『くらしのアナキズム』が有名だろうか。2022年4月号の『文學界』では「アナキ
〈焼き畑〉コース総括!/〈焼き畑〉運動論改
もう今年度も終わろうとしている。この文章では、東北大学〈焼き畑〉コースの今年度の〝活躍〟を振り返ってみたい。そして、発足が宣言されてからの半年間に行なった活動を踏まえつつ新たに叩き直された〝運動論〟を披露することとしたい。「テメーの身の上話なんてどうでもいいから、その〝運動論〟とやらだけ教えろ」という熱い諸君は最後のほうだけ読めばよろしい。また、近いうちにもう少し〝理論〟っぽくまとめた文章も用意
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