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あなたが辿り着いた場所には川が流れている

こんにちは、あまたつです!
講演家で作家だった小林正観さんは年に300回以上講演していた僕の憧れの方です。本も沢山読んでいました。

印象に残っている教えの中に人生は生まれる前にプログラムされているという内容がありました。

僕は統合失調症の認知を広げる講演家として講演活動をしていますが、学生時代に講演家になるとは思っていませんでした。

しかし僕の人生を振り返ると川が曲がりくねりながらも天職に辿り着くことができました。ジョブズ的に言うと「点と点をつなげる」でしょうか。

川と聞くと穏やかな小川をイメージするかもしれませんが、波が激しいのも川です。

僕の実例を元に解説します。

僕は大学は愛知大学現代中国学部という特殊な経歴を持っています。

中国語の発音が下手だった僕はサークルの先輩の勧めで中国語スピーチコンテストに参加することになります。この経験は講演家になるための基盤になりました。

50人の前で5分間中国語を暗唱せねばならず不安と緊張で頭がいっぱいになりました。無事終えた後は開放感に包まれました。最初は賞は取れませんでしたが、留学中の中国語スピーチコンテストでは優勝し、200人の前で話すなど人前で話す快感を体験できました。

また大学3年の春学期に中国の蘇州にフィールドワークのためにパワーポイントの資料を作っていていました。周りからは褒めてもらうことが多く、「パワーポイント作る仕事がしたいな笑」とか言ってました。

人前で話す力とパワーポイントで伝えたいことが表現できる。すでに講演家の素質を兼ね揃えていましたが特に普通の大学生だったため就活は一般就労を目指していました。

中国語を活かしたいと思い、中国に工場があるメーカーにアプローチして、海外駐在員候補として内定をもらえました。

しかし躁うつ病やアスペルガー症候群、ADHDという発達障害が発覚し就活うつ。内定も断りフリーターになります。

一度就職するも合わずうつに。
入院中に統合失調症を発症してしまいます。

20代はとにかく闘病生活でした。自分がどう生きていけばいいのが分からず無能地獄にハマっていました。

病気が治まっても普通に生きられないコンプレックスの塊でした。

川が流れてないと思う時期はあります。しかし生きている限り川は流れ続けますので安心を。

人生は何が起こるかわからないから楽しい。
コロナで毎週通っていたデイケアが休止になり病院の近くにある地域活動支援センターに通うようになります。

何年か利用していたら職員さんから「ピアサポーターの養成講座を受けない?」と言われ何者かになりたかった僕は受け精神障害ピアサポーターになりました。

いつか外来に来ている患者さんに病院のリハビリプログラムを紹介したいと思いパワーポイントで発表用の資料を作成しました。
地域活動支援センターの職員に見せたら好評で「ぜひやりましょう!」と言われました

コロナでしばらくはできませんでしたが、実習に来た看護実習生に披露するところから始まりました

講演家としての川が流れたどり着きました。
まさか苦しかった闘病生活が講演家のラストピースになるとは思っていませんでした。

今では作業療法士の学校に行ったり、医療従事者に話したり、保健所で家族会の講師兼相談員をやっています。闘病生活や回復までの体験談を話していきます。

長くなってしまいました。
神様から「お前は統合失調症の認知を広めるため話す仕事をしろ!」と言われているように感じ、使命感を持ちながら働いています。

講演家になるという川が知らず知らず流れていて辿りつくことができました。

あなたは今川を感じて生きてますか?
落ち着いたときもあれば激しい川もあります
どんなときでも川の流れには意味があります。

川に逆行して進むと頑張っても報われないことのほうが多いです。しかし流れに逆らうのも人生のプログラムのうち。

抗うのはやめよう。少し違う生き方をしてみようと考えてみてはどうか。

流れに乗る生き方を。

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