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香川県で飼育されているイルカ3頭が、海のごみ拾いをして、SNSで話題沸騰中!

こんにちは、翼祈(たすき)です。

私はイルカに関する話題は所属する会社のサイトに、イルカセラピーというリラックス効果をもたらすもの、noteにはアマゾンカワイルカが地球沸騰化で大量死しているといった、暮らし・健康がテーマのものと、社会問題がテーマのものを書いてきました。

イルカは子どもの頃から、地元福岡県に昔からある水族館でも、ショーなどのパフォーマンスで人気者で、デフォルメも可愛くて好きな海の動物です。

そんなイルカたちによる、ある社会福祉の記事を先日知りました。

イルカと触れ合える香川県さぬき市にある日本ドルフィンセンターで、飼育するバンドウイルカのメイやサンゴなど3頭のイルカが、漂流してきた海中のごみを拾ってくるとSNSで話題を集めています。

日本ドルフィンセンターは海沿いに位置し、来場者が一緒に泳いだり、イルカの生態を学んだりすることも可能です。

今回はイルカが行う社会福祉について発信します。

イルカが海の環境を守る?その社会福祉とは?

飼育されているいけす(縦およそ20m、横およそ40m、深さおよそ7m)内に網の隙間や上から流れ込むごみを口にくわえて、スタッフのもとにごみを届ける海のごみは、ペットボトルやポリ袋、パッケージが目立つといいます。

スタッフは毎朝、いけす内を掃除していますが、過去にはプラスチックのごみを飲み込み体調を崩したイルカもいました。飼育員らは7、8年前から誤飲を防ぐためごみを運んできたイルカに、ごみとエサを交換する訓練を行いました。訓練を受けたイルカは、1.5cm四方の小さなプラスチックのごみまで発見できる様になったといいます。

参考:イルカ3頭が海のゴミ拾い、SNSで注目…飼育担当「きれいな海で遊べるようになってほしい」 読売新聞(2024年)

可愛らしいイルカの姿の動画はSNSで注目されています。イルカの飼育を担当する女性は、「イルカを介して海のごみの問題に関心を抱いて頂ければ。ごみのない海でイルカと遊べる様になって欲しいと感じます」と願いを託しました。

海の生き物は、

地球沸騰化で、住む場所が変わって来ました。それを証する記事を3点紹介したいと思います。

2023年冬の時期、福岡県ではサワラの数が激減した反面、沖縄などの暖かい海に生息するシイラアカハタがよく漁れる様になったと漁師さんは説明しました。

中でも、福岡の海の変化を代表するのがフグだといいます。本来は、冬の季節は旬を迎えるはずの天然のトラフグですが、近年は「市場へのトラフグの出荷が全くない」状況でした。

しかし、福岡県に代わる形で、フグの漁獲量トップに躍り出たのが北海道でした。こちらのフグは、トラフグではなくマフグになりますが、オホーツク海で5年ほど前から大量に漁れる様になりました。

北海道のフグの漁獲量は10年間で7.7倍に急増し、全国の3割余りを独占し、3年連続で日本一の漁獲量となりました。

また、イセエビは主に温かい海に生息し、日本国内の北限は以前は茨城県沖とされていました。

ですが、岩手県宮古市の県立水産科学館によりますと、岩手県の山田湾や宮古湾で、2021年に初めて2匹確認され、2023年は12月下旬までに18匹確認されました。2023年は水温が平年より2~4度高かったとします。

イセエビは千葉県や福島県でも激増しています。

宮城県石巻市の市場でも2024年に入り、ハマフエフキロウニンアジなど、これまでに見られなかった南方系の魚が市場に並んでいます。

さらにブリは北海道で激増し、石川、新潟、富山では激減。サワラは長崎で激減し、福井や新潟では激増。

その上で、タチウオは宮城、福島、岩手で激増し、大分、愛媛、和歌山では激減。

その一方で、全く漁れなくなりつつあるのがサケで、北海道で減少し、東北地方全域で激減し、漁れなくなりつつあります。

これを調査するためには、環境DNAは、海などの「環境」に溶け出した生物由来の「DNA」で、泳いでいる魚からはふんや細胞片が海中に出されます。

海水を採取し、科学的な手法で環境DNAを解析することで、その海域に生息する魚種などが一定程度、把握できると推定されています。

富山県ではホタルイカで豊漁で、通常の価格より安く取引されるといった、地球沸騰化がもたらした海への影響は、もう引き返せないところまで来ています。

海のごみがあることは地球沸騰化には直接環境ないかもしれませんが、ごみがあることで、海の環境を壊し、ごみに魚が引っかかりへい死したり、魚が海洋プラスチックを食べて、それが人のところに運ばれてきた時、人の血液や臓器、母乳から海洋プラスチックが検出。

本当によくない循環が続いています。

この記事で取り上げたイルカは、元々賢いのを上手く利用して、ごみ集めができていることに感心しました。

本来なら人が海をキレイに、これ以上の地球沸騰化も止めなくてならないのに、海の生き物自身がこうやって助けてくれる。頭が上がらないことです。

これからもイルカなど海の生き物に助けられることも多いかと思いますが、共生社会として、この苦難を乗り越えたいです。


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