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千葉県の「町ドローンパーク」は、障害者がドローンで就労支援など様々な可能性に繋げていきたい。

こんにちは、翼祈(たすき)です。

ドローンは、私は近くで観たことはありませんが、様々な所で活用されていますよね!

以前ドローンと障害者の農福連携をかけ合わせた、福祉事務所があるという話も聞いたことがあります。

この記事で紹介したいのは、千葉県にある「町ドローンパーク」です。

ドローンの機体修理や技能教習などを推奨する千葉県東庄町にある地域拠点「町ドローンパーク」を、和歌山県の岸本周平知事が視察しました。障害を抱えている人たちの災害対応や就労支援を始め、ドローンの活用の可能性を模索したいとします。

今回はドローン✕障害者の就労支援という観点に迫りたいと思います。

「町ドローンパーク」って何?活用した障害者の就労支援とは?

2023年3月、「町ドローンパーク」は、東庄町の旧東城小学校跡地に開校しました。2022年12月にドローンの国家資格が取り入れられたことを踏まえ、ドローンの免許取得や熟練操縦士の育成など、ドローン専門のスクールとしての役割が「町ドローンパーク」の中核です。

「町ドローンパーク」の経営ベースである東京都江東区にある国際ドローン協会の代表理事の榎本幸太郎さんによりますと、ドローンは作業現場から遠く離れた距離から遠隔操作が可能で、技能を習得できれば、遠出ができない肢体不自由な障害を抱えている人たちの就労機会の拡充にも繋がります。

国際ドローン協会の代表理事の榎本さん達は実際、障害を抱えている人たちの技能教習にも力を注ぎ、生まれつき右腕がなく、左腕も生まれつき肩の先までしかない16歳の女の子をドローンの操作指導をしました。コントローラーを足で操作し、ドローンを自在に飛ばす女の子は2023年7月、ドローン操縦の一級の国家資格を取得できました。

参考:障害者の就労支援にドローン活用法探る 和歌山県知事が千葉・東庄町視察 東京新聞(2023年)

岸本知事は、この女の子を紹介されたことを契機に「町ドローンパーク」へ関心を抱き、現地を2023年8月31日に視察しました。

「ドローンを障害を抱えている人たちの就労支援に結び付けたいです。自宅から操縦可能なのは、大変大きなメリットです」と語りました。

千葉県東庄町の岩田利雄町長、国際ドローン協会の代表理事の榎本さんとの懇談では「和歌山は山地が多くて、災害復旧や防災への応用を事業化してきました。名産のみかんの生産者の高齢化が進み、農作業への実用化も模索したいです」と期待を込めました。

この記事を書いて嬉しかったこと

私は会社が運営するサイトで、こんな記事を書きました。↓

両腕が欠損している女の子が、ドローンの国家資格を目指すというものでした。

数ヵ月前に再び記事が読まれることがあって、「国家資格、多分もう終わったよね?」と思いつつも、その後の情報が見つからず、知ることができませんでした。

今回この記事を書くに当たり、よく読んでいると 「あれ?もしかして?」と、私が記事を書いた女の子によく似た女の子が出て来ました。

元々参考にした新聞が違うので、最初気付かなかったのですが、新聞の垣根を超えて、「あの子、国家資格に無事合格したんだ。良かった!」と、とても晴れやかな気持ちになりました。

私が会社のサイトとこの記事を書かなければ、出逢わなかったことでした。記事を書いた者として、その後のことも毎回気になるので、ようやく合格ということが知れて、ホッとしました。


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