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パック型洗剤での誤飲は、2015年から8年間で26件!国民生活センターなど報告。

こんにちは、翼祈(たすき)です。
認知症の高齢者やお子さんの誤飲が、後を絶ちません。

私は所属する会社のサイトで、誤飲について幾つも書いてきました。それが餅やリチウムイオン電池、りんごであったり、中には節分の豆などでも、誤飲する恐れがあるそうです。

その時にいつも参考にする文献には、「手に届く場所には置かない様に」と、注意喚起している文言が必ず書かれています。

この記事でも「え?これでも?」と思って驚いた、とある製品の誤飲のケースとなります。

洗濯用の液体入りパック型洗剤を、認知症の高齢者やお子さんが口に入れて誤飲してしまう事故が絶えず、命の危険に直結する様なケースも多発しています。

国民生活センターは2015年に注意喚起をしましたが誤飲はなくならず、家では「不用意に何でも触ってしまう人の手の届く場所に置かない様に」と発信し、事業者に対しても「啓発を含めたより一層の安全対策を図る様に」と通達しています。

今回はパック型洗剤で、どれほど誤飲が起きているのかを、紹介したいと思います。

パック型洗剤の誤飲の発生件数

消費者庁と国民生活センターが共同で運営する医療機関ネットワークによりますと、2015年の注意喚起から2023年末までの間、パック型洗剤が事故の原因だと想定される、誤飲などの事故報告は26件発生しました。

特に3歳以下のお子さんが多かったとし、大人では全員70歳以上の高齢者でした。

参考:パック型洗剤、誤飲事故は減らず 子どもや高齢者、命の危険も 沖縄タイムス(2024年)

誤飲の事故は本当に多い

私の家では、前はパック型洗剤は家にはないものでした。

2023年、まず母が1回目の入院をした時に、病院で洗濯するのに、「洗剤がこぼれたら嫌だな」と思っていて、その時に、パック型洗剤のことを知って、それを持って行っていました。

病院の売店にはそういうものまで揃っているわけではありません。そのことで、母は私に「パック型洗剤が無くなりそうだから、幾つか買って来てくれない?」と、LINEで送って来ることもしばしばありました。

私はそれまでパック型洗剤を買ったことがなかったのですが、結構種類があるのを知って、そこで何個か違うものを買って、病院に持って行きました。

その中で母のお気に入りの香りを見つけ、今は退院して何ヵ月か経ちますが、今でも「この洗濯にはこのパック型洗剤が効果的」だという、洗濯物に使っています。

このパック型洗剤も、以前から言われていた、トイレの芳香剤と同じ様な、「見た目が色が付いて、キラキラしていて、お菓子だと思って、食べた」というケースと近いのではないか?と、考えました。

誤飲する時は、「何でそんなものを口にしたの?」と思う時もありますし、「今まで誤飲のケースは無かった」というものなど、何でいつ誤飲が起きるなんて、誰にも分かりません。

それ位、意識していないもので誤飲が起こり、亡くなるケースもある。本当に誤飲は助かっても後遺症が残ったりと怖い事故でもあると、毎回記事を書いていて、そう思っています。


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