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失われた30年とこれから。気づいてほしい組織・人の可能性、働き方、生き方、データ。このままでいいの?

失われた30年。(日本においてバブル経済崩壊後の1990年代初頭からの「失われた20年」を経て、高度経済成長期(好景気時の経済成長率が約10%以上)や安定成長期(好景気時の経済成長率が約5%以上)の頃のような経済成長率・景気拡大が起こらない場合、「失われた30年」になっている。)

人口ボーナス期が終了し、少子高齢化が進行、人口減少社会が始まっている。税・社会保険料負担率が上昇し、物価はほとんど上がらず、日本の先進国としてGDPも下がり続けているこの環境下。円安進行。日本はこのままで大丈夫なのかと不安が爆発寸前のところで。
ちょっと振り返ってほしい。

大事なことは、そんな30年の間にも、活躍した人が多くいたにも関わらず、そこにフォーカスされていることは異常に少ない。そして、そこの反省から新しい動きに変えていこうという試みも少ない。テクノロジーにはこれだけ敏感なのに。

どうしてこんなに
日本は自分達、日本"人"に厳しいのか。
それとも、
”今がよければ、それでいい”の精神なのか。

『自国フォーカス』と叫んでいる国々も多い中で、
なぜ、そこに疑問を持たない日本人がいるのか。

一生懸命、GDPを上げていた日本人はいる。
そこにフォーカスして、新しい社会を創っていきたい。

こんにちは。パーソナルスタイリストのAkkiです。

最近、巷ではサスティナブルという言葉から、
Web3という言葉に踊らされ、倫理的価値観の上で、
また新しい概念の上で転がされている、
そんな状況かと思います。

人として、あなたの可能性、

あなたにとって
本当にやりたいことは何なのか?

そんなことを考えながら、

私も隙間をぬって生きていたいと思っています。(笑)

と、初めましての方は
少し情報量が多くなってしまいましたが、
とりあえずサラッとお読みいただき

何か1つでも、
きっかけになれることがあれば幸い
です。

というところで、
最近お会いした素晴らしい方のお話を聞いて、
また文字を打っています。

某日本デパートの海外進出、不採算店舗を復活させられた
20~30歳上の大先輩Iさんのお話。<社歴30年以上の大ベテラン。>

(わたくし30代です)

前提をお伝えすると、
今月、私はマレーシアの視察に行きます。笑
(そして、行ってきました。シェアは後ほど。笑)

aboveu(アバーヴ)という
日本のファッションのプラットフォームを
アジアで展開するため。

日本人のおもてなしと、ものづくりを伝える
プラットフォーム
(詳細はまたnoteに書かせていただきます)。

『日本での成功から、先に考えるべきだ』という方は、
私の考え方とは違いますので、ご了承ください。

もちろん失敗することも前提に、
”やるべきことをやり切るために”
視察に行く予定です。

ということがあり、いつもお世話になり、
信頼している研究所の先輩からご紹介いただいた
海外事業、大、大、大先輩のIさんとのお話し。

サラッと話す経験値が恐れ多いほど
すごい人でしたが、
とってもフラットで、
愛情たっぷりの優しい方でした。

ヨーロッパや、アジア圏のデパートにて
人や文化、教養を機転に
100億以上の売り上げまで復活させ、
私には想像もつかない世界を創り上げられた方。

実際、私自身、ファッションブランドの
マネージャーをしていた時に
10億の数字を持っていたことはありますが、
それ以上はまだ紙に書いた数字
(事業計画書)しか見たことがない。笑

ここで余談ですが、
能力給でのしあがったアパレル会社員での給料、
社会人の最高年収もまだ超えれていない。
会社員から独立して4年目のリアルです。笑

そんな私は昨年、
個人事業主から株式会社にすることを決意した。
それが昨年亡くなった、父の誕生日7/5。

あれから1年、
私にとって、改めて今の環境を振り返る機会になっている。

そろそろ
”組織を創りたい”

現在は副業やバイトで手伝ってくれている
素敵な仲間がいて、私は今の環境にも
十分感謝をしている。

何より、本当に仕事をしたい人とだけ繋がっていて、
1つ1つの仕事が楽しくて、仕方がない。

ただ、これからのaboveuの成長を考えたときに
"どこを目指すのか?”
また
"どんな組織にしたいのか?”
そんなことをよく考え始めていた。

きっかけは色々あるが、
最近もJB Pressさん主催の
プロノイア・グループのPyotrさん
メルカリの木下さんのセッションを聞いて、

”Culture Fit” と ”Culture Add ”の違いについて学び、
私の求めているものが言語化された。

カルチャーフィットだけなら正直、
合わせていける、誰でもできる。
ただ、そこから

どのような結果、未来を生み出していくのか。

そこが重要。

まさしく組織にするなら、
Culture Addで、透明性は不可欠だった。
(気になる方は、カルチャーデザインフォーラムで
調べてみてくださーい)

『どんな人と一緒に働きたいのか。』

Iさんに、私の今までの経験と自己紹介をし、
今後の活動についての話をした。

『僕はファッションが得意じゃないから、
そのパッションは素敵だなぁと思う』

Iさんの意外な言葉に
私は少し衝撃を受けたところから
会話が始まった。

有名デパートというとファッションのイメージだが、
デパートでは、商品との間に人が介在し、
そこに教養とおもてなしというものが生まれる。

日本人は基本、自己肯定感も著しく低い。
ただ真面目で一生懸命、目の前のことに取り組む。

ウィーンに住む日本人は、本場、芸術の国で
自分の居場所を探していた。

そこがIさんのウィーンでの成功事例だった。

そして、マレーシアは?

マレーシアでは、みんなマイペースに仕事をしていて、
『なんで?』と思うくらい時間のズレを感じるし、
真面目に考えるほど、うまくいかないよ〜。(笑)

私は、一瞬で気が抜けた。
そして、こう続けた。

『道を聞かれても、みんな親切にしたいから
すぐに答えてくれるけど、
内容は適当だったりするんだよ〜。(笑)』

なんとなく、南国のゆるい空気感が伝わってくる。(笑)

マレーシアはもちろん年中、暑い。
日本のように、季節や四季がない。

もちろん暑いが基本だが、
7、8月は中東からの避暑地として、
遊びに来るイスラムの富裕層が多くいるという。

クアラルンプールには今、
たくさんのモールができているが、
まだオープンしていない中途半端なモールもある。
土地が余っているゆえだろう。

そして、マレーシアは親日国家であるという。

2016年、ある方の企画で立ち上がった
マレーシア在中の日本人に
話題になった場所がある。
ご存じの方もいるかもしれないが
『The Japan Store』

全てを日本の高級ラインで揃えたもので、
企画は素晴らしいと思うのだが、

結局は、地元民からは不評で、
今は跡形もないくらいに商品が入れ替わっている。(笑)

実際に、現場にいたご本人も
『あれは失敗だった』と仰っていた。

日本ではない土地での商売の秘訣。

郷にいれば、郷に従え、と
気になることが多すぎて
あれよあれよと私の質問は続き、
Iさんは、1つ1つ丁寧に答えを導いてくださった。

きっと私がやろうとしていることを、
まぁまぁ無謀なのかもしれない・・と
心のどこかで感じながら、
正解の道筋を探していた。

私の選択肢はやるかやらないかの2つであり、

ただ、ここでしないなら、どこでする?
他に何がしたい??
と自分自身で問いかけながら、

Iさんと話しを深めていくと、少しずつ
希望の光✨も見え始めていた。

もしかしたら、
新しいモールのかたちが出来上がるのかもしれない・・!!✨

そして、改めて
『私は、なぜこの事業をやりたいんだろう・・?』
ということも考え始めた。

その理由は、シンプルに伝えると
今やっている仕事が、
楽しくてしょうがない。

そして、そう思いながらできる仕事を、

そうやって生きることができる人を
一人でも多く増やしたい。

ファッションという仕事は
元々楽しいもので、
ただ、どこか最近、元気がない。

UNIQLOというアパレル以外は(笑)。

もちろん多くの人をその領域に導くまでには、
まだまだ力が必要で、
ただソコまでの道筋は、少し見えてきた気がしている。

仲間と一緒にこの新しいファッションの事業を
盛り上げていきたい。

Iさんとのデパートやファッションの可能性について
熱い話は夜中近くまで続いた。

その帰り道、ふわふわとした野望と、
お酒の抜け始めたわたしは、
Iさんに、ふとした質問をしたところで、
一気に目が覚めた。

『Iさんは、どうして30年も、
今の仕事を続けることができたのですか?』

何となく自分にはできないことを
大先輩に聞いてみた。
10年何とか続けたアパレル業界、
それでも先を考えると
私は恐くてしょうがなくて
会社員を辞めた。

『そうなんだよね〜・・。』

どこか落ち着いた、また少し
憂いな表情でこう続けた。

『なんでだろうね〜
ほんとあっという間だったんだよ。

ただ、最近になってから
気づいたんだよね。

人が好きだったんだなぁ〜って(笑)。』

そんな言葉を聞いて、私は一瞬の安堵感と
どこか懐かしい、そして悔しい思いに苛まれた。

大学を卒業し、入社した1社目の会社。
すぐに辞めることが悪かのように
ただ目の前のことに一生懸命に取り組み、
時間を使い、身を粉にし、必死に頑張って
結果を出してきた。
会社員として、もちろんそれに疑いを持つこともなく。

そして、いつのまにか表彰され、
立派な役職が就き、300人の正社員の期待に
応えれるように、時に上層部と掛け合い、
死ぬもの狂いで仕事をこなしていた。
気づいたら、睡眠時間は1日3hを割り、
体力は完全に落ちていて、
メンタルは崩壊寸前だった。

『自分は何のために、働いているんだろう?』

と半分、自暴自棄になって、
自分のこと、これからのことについて
改めて考え始める。

それが、私が30歳になってすぐに
気づいたこと。

その時に違和感に気づいて
動いて良かったとは思っているが、

失われた30年は、大手に就職し、
馬車馬のように働くことが当たり前で、
自分自身と見つめ合う時間さえなかった
先輩たちは多くいて、

本当に自分の好きなことさえ気づけず、
ただ懸命に、会社の為にと課せられたことを
精一杯やってきたことは

いつの間にか過去の栄光となり、
今では評価は薄く、何の保証もない。
気づいたら会社も縮小されていて、

あるのは、
これからも働き続けないといけない環境。

まだ走れるのか!?と言わんばかりの
部署移動。

会社に期待してはいけない。

ただ、もう少し
ヒトが人として尊重することができる
会社はないのか・・??

会社の目標だけではなくて、
その人がいるからこその、
その人がつくる会社の目標という別枠。

もっと、その人の可能性ややりがいを
振り返るための時間をつくることが
できなかったのか。

そして、活躍した先輩が
何かしら次世代につなげるための
優遇された雇用をつくることができなかったのか。

そんな悔しい思いをしている人は、
現状、溢れているのかもしれないと
思い始めた。

”会社の為”は誰のため??

2022年現在、

アナログとデジタルの狭間にいて
体力を消耗し、知見と感覚を磨いて生きた人は、
数値化されたデータ以上の価値を持っている

と、私は思っている。

むしろその経験値をデータ化したい。

優秀な人材を抱え込んだ大手の会社は、
人材の可能性を導き、どう人材を活用し、
これからの時代を生き抜いていくのか。

『大丈夫?』

と世の中の大手企業に対して、
嫌味と危機感を覚えながら、

新しい事業、企業の創り方を
本気で模索する
今日この頃。

自己認識・自己理解・自己表現・自己実現

自分らしく生きる実感を持って
仕事ができる人を増やし、
そんな人たちが集まる事業を創りたい。

そう、あぁすれば良かったと
後悔しない会社であり、
社会を創りたい。

もっとFlatで関わる人達がアツい、そんな事業を。

まぢ難しいけど、
これが持続可能な社会ってやつで、
私がこだわりたいところだったりする。

GDP(ジーディーピー)・・「Gross Domestic Product」の略で、「国内総生産」のことを指します。 1年間など、一定期間内に国内で産出された付加価値の総額で、国の経済活動状況を示します。 付加価値とは、サービスや商品などを販売したときの価値から、原材料や流通費用などを差し引いた価値のことです。

(参照:三菱UFJモルガン・スタンレー)

Web3(ウェブスリー)・・[1]、またはweb3とは、パブリック型のブロックチェーンを基盤としたインターネットの概念である。この言葉は2014年に暗号通貨イーサリアムの共同創設者であるギャビン・ウッドによって作られたもので、このアイデアは2020年と2021年に暗号通貨に熱狂する者や大型IT企業、ベンチャーキャピタルから関心を集めた。

(参照:ウィキペディア)

Web3どれもまだ分かりにくいな・・

web1がブログなど1:Nの発信に対して、
web2がSNSなどN:N、
web3がweb2までが自分の投稿・発信で、
自身で保有できなかった(Twitterで発信しても結局、
Twitter社のものみたいな)ことに対して、
ブロックチェーン技術をつかって
保有の概念があるもの。
誰か補足を・・笑

今日も明日もあなたらしく、

自己対話の時間も必要ですよ。

1日をHAPPYに。あなたの人生を応援しています^ ^

パーソナルスタイリストのAkkiでした。

aboveu.jp /日本のクリエイティブを世界に

aboveu.tokyo /毎日服を着ることで自信が持てる個人専属スタイリスト

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