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中小零細企業の経営者が凄い有能なわけ
中小零細企業の経営者は、その規模の大小に因らず事業を継続するために、意識しているいないに関わらず、主に以下の7つの事すべてを、総合的に判断し経営しています。様々な状況の判断、行動の選択のために情報収集し、熟慮し、行動していることになります。
1.経営戦略 2.財務管理 3.労務管理 4.マーケティング 5.テクノロジー 6.リスク管理 7.国内外の経済情勢です。
ここで、大事なポイントは、『意
中小零細企業に希望はあります
能登半島・北陸地方の被災された方々、心よりお悔やみと応援をさせて頂きます。ご家族、ご親族、友人、知人、家族同様のペットを無くされた方の心痛は他者に同情出来るものでもありません。報道の中で、奥様と3人の子供を同時に亡くされたお父さんが、葬儀で喪主として挨拶をされている映像がありました。私は心の中で『もういいから、もう語らなくていいから、もう、これ以上悲しまないで、つらい思いをしないでいいから』と涙が
もっとみるお金の使える世の中を作ろう
人の行動に制限がなくなり自由に活動できるようになったものの、景気が良くなって来たという感じはありません。日本の中小企業・零細企業は皆さんもご承知の通り全事業者の約99.7%を占め、そこに従事する人は全労働人口の約70%と言われています。業種によって比率は変わりますが、日本の大半が概ね中小・零細企業の売上と利益から人件費として分配された所得で、各世帯が生活している事で間違いないです。
ここ数年10
希望を持てる未来にして行きましょう
2019年のコロナ感染症の影響が始まる前、決して景気が良かった訳ではありません。ただ、ほとんどの業種で低迷はしていたけれど、景気の回復を待てる状況にあったように思います。コロナ禍においては、不安の中にあっても、給付型の補助金や助成金があり、資金繰りで何とか乗り越えられたところは多かったと思います。
そして、2022年末から徐々に給付型の補助金・助成金は無くなり、2023年3月にコロナ関連支援策は
この状況に負けない・逃げない
使える!資金繰り表の活用で活路を見いだしましょう。久しぶりに、統計資料とメディアが伝えるギャップに目を向けてみます。なぜ、今月なのか?というと、セミナーでもお伝えしているように令和5年7月がゼロゼロ融資(利息ゼロ・元金返済ゼロの猶予期間のある融資)が、猶予期間が終わり返済開始のピークを迎える事となる。と言われていたので、様々な観点から検証して、今と今後に私たちはどう向かうべきかを考えようと思っての
もっとみるうまい話には気をつけて、ネガティブな話には怯えないで
日経平均株価を見れば、3万円を超え続伸して好調。都市部の不動産は価格高騰が続き高値を維持しています。上場会社の決算報告と来期予測では、軒並み最高益の会社が多い印象があります。また、人材不足も後押しして、賃上げに積極的な会社が増えていて、物価上昇に対して個人消費として、使えるお金が増える好循環を示しています。さらに、円安も追い風となり、インバウンドの回復で観光業も復活。
この情報を、報道から多くの人
情報を自立に活かそう
昨年の夏くらいからでしょうか、皆さんと共に事業に活かすための情報収集をしていると、相反する情報や意見が、かつてないくらいにテレビを始めとするメディアの報道だけでなく、ネットを通じて多種多様な立場の人の意見でも見られます。私たちは、情報にアクセス出来るリーチの多様性に恵まれながら、溢れすぎた情報の中から正しい情報を取捨選択して取り入れる。という事だけでなく、真逆の情報と感じるものであれば、仮に少数意
もっとみるインフレを抑える利上げと例外への対処
インフレの抑制に利上げが効果的である理由を簡単に理解しておいた方が、これからしばらくの間、ニュースに自分なりの考え方で対処する事が出来ると思いますので、簡単に解説しておきます。
インフレと利上げの関係は、次のように説明できます。インフレとは、物価が上昇することを指します。物価が上昇すると、お金の価値が下がります。お金の価値が下がると、人々はお金を使ってモノを買うようになります。すると、モノの需要