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*頭の中にあるもの*

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考えていたものや想い
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#双極性感情障害

空虚

空虚

あぁ、また感情がうごかない

楽しいのかもわからないのに

なぜ笑ってるんだろう

その状態を悲しいとも思えてないのに

なぜ泣いてるんだろう

嬉しい気持ちも感じてないのに

なぜ喜んでいるんだろう

切なくなったときの心の変動を覚えているのに

切なくなるときの感情のうごきがわからない

なんで、わからないんだろう

楽しくない

悲しくない

嬉しくない

辛くない

なんの変動もないならい

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私に罰を

私に罰を

眠れない

眠りたくない

いつからかなんてわかってる

でも、どうしてかがわからなかった

わからないまま年月が過ぎて

今もずっと眠れない日々を送りながら

なんとなくわかってきた

あの時から私は
自分に罰を与え続けているのかもしれない
眠らないことが、私に与えられた罰
そうすることで保たれるバランス

眠らない自分に安心をする

今日も私は罰を受けた、と

身体に刃物をあてることはなくなっ

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見失う

見失う

今まさに

ふたりの私がいる

私はどっちだろう

心ここにあらず

私の心がどこに存在しているのかわからない

私がわからない

わからないという不安が
夜な夜な私に襲いかかる

飲まれまいと必死に抗うけれど

気がつけばいつもまとわりつかれている

払っても払っても
襲ってくるそれは
諦めてくれる気配もなく
飲み込む機会をうかがっている

もう

頭がおかしくなりそうだ

進むべきか

立ち止

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ふたつの世界

ふたつの世界

自分が属せる世界がもしふたつあったら

ひとつの世界でなにをする?
もうひとつの世界ではどんな自分で生きていく?

小さい頃から想像してた

私にあるはずのもうひとつの世界

そこでの私はいつも笑ってて
光の明るさまでも輝いてた

成長してきても
私の中にはいつも想像するもうひとつの世界があった

その時々で変わる世界

仕事をしてる「私」
家庭で母をしている「私」
それらの関係で付き合う人たちと

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病んでる私

病んでる私

本当にやっかいな病気だと

つくづく思う

疾走しているときは
なんでもできちゃうし、なんでもやる気になる

失速してはじめて
自分が疾走してたことに気づく

いわゆる健康と言われてる人は
こんなことはないのだろうと思う

この疾走と失速を繰り返す私には
そうでない感覚がわからないのだけれど

ときどき思う

平坦な感情で生きていたらどんなだっただろうって

喜びや悲しみはどのくらいの大きさなんだ

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