KADOKAWA文芸単行本編集部おすすめ3選
こんばんはTAGABOOK編集部の令です。
本日は『KADOKAWA文芸単行本編集部おススメ3選』を皆様にお届けできればと思います。どうか最後まで温かい目で見守っていただけると、幸いです。
1. あわのまにまに
作者:吉川トリコ(1977年10月19日 -)
◾️受賞歴
2021年:第28回島清恋愛文学賞
二〇二九年のごみ屋敷
ー彼氏のいる兄の家出、いなくなるおばあちゃん、摩訶不思議なゴミ屋敷ー
ソーダ水のあわのように、何もわからないことが、同じペースで湧き出てきては、膨らんだり、弾けてく
知りたいような、知りたくない子供には処理し難い、人と人が生み出す泡の源流。
世に蔓延る常識が音を立てて弾けては、どこかに流されてく淡作也
オススメの読書方法
仕事終わりや隙間時間に、1ページ目から、時間を決めて章ごとに読み進める📚
オススメの読書場所
時間を遡るように章ごとに区切れているので、
約2時間の滞在に向いてるブックカフェや、家のリビング📚
2.喜べ、幸いなる魂よ
作者: 佐藤 亜紀 (1962年9月16日)
第29回吉川英治文学新人賞(2007年)
読売文学賞(2022年)
ファン・デール家の娘ヤネケは好奇心により、一緒に暮らすヤンとの子を産むが…
一緒に暮らすことはなく、女性のみで共同生活を営む組織ベギン会に引き篭もる。
ー研究に没頭するヤケネと、辛い目を見ることになるヤンー
フランス共和国軍の影を背後に、特色異なる価値観が束になる時、魂はいかに。
新たな情に出会える純作
オススメの読書方法
集中できる休日に、コーヒー片手に半日かけて読み進める📚
オススメの読書場所
長編で集中して読むほど深みが増す作品なので、
長時間没頭できる、図書館や旅館📚
3.東大に名探偵はいない
著者:市川憂人、伊予原新、新川帆立、辻堂ゆめ、結城真一郎、浅野皓生
辻堂ゆめ/片面の恋
1Kの部屋で、五月祭の準備
料理好きの八文字君は百合絵ちゃんに熱視線を送っていたが…(突然冷めてしまう)
ー"何か"を犠牲にして、進学した東大生が織りなす"心変わりの謎"は難解でー
『片面は……さすがに』
言葉の解が導かれる時、東大生のリアルと恋の本質に迫れる、面作也
オススメの読書方法
好きな章から、さくさく読み進めてく。
また、各章ごとに今を先取る有名作家勢揃いなので、読書会の課題本設定にもオススメ📚
オススメの読書場所
電車の中や、読書後に語り合うのに最適なブックカフェ。読了後の読書会には文壇barもオススメ📚
いかがでしたでしょうか。
本日は『KADOKAWA文芸単行本編集部おススメ3選』について綴らせていただきましたが、少しでも楽しんでいただけたのであれば幸いです。
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選書: KADOKAWA文芸単行本編集部
企画:taga.book
◾️メンバー
令和寛(青山学院大学卒)
YM(芝浦工業大学卒)
モデル:松田(IT企業勤務)
N(IT企業勤務)
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