【文豪】泉鏡花「草迷宮」の舞台を歩く
こんばんtagaです。
本日は「泉鏡花「草迷宮』」の作品舞台となった逗子周辺を散策しましたので、綴らせていただきます。
草迷宮前提知識
泉鏡花の草迷宮は、東京を離れ、鏡花が神奈川県逗子に逗留中の、明治41年1月に出版されました。
(療養中の原因として、最愛の祖母の死による体調不良が上げられています)
泉鏡花の作品は、草迷宮の他にも、高野聖や歌行燈などがあげられますが、その中でも最も泉鏡花の個性や技術が反映されてる作品のように感じられます。
作品のあらすじについては、下記youtubeに紹介させていただいております。
泉鏡花『草迷宮』はこんな方におすすめです。
①幻想的な怪異にのめり込みたい
②天地交わる、恋愛を体験してみたい
③泉鏡花の文体を味わってみたい
○立石公園
場所はJR逗子駅からバスで30分ほどにある立石というバス停が最寄りとなります。
乗車時間は長いですが、比較的バスは空いており15分間隔で走っているので、バスを待つ時間もそれほど心配ありません。
1 文学碑
草 迷 宮
大崩壊(おおくずれ)の巌(いわお)の膚(はだ)は、
春は紫に、夏は緑、
秋紅(くれない)に、冬は黄に、
藤を編み、蔦(つた)を絡(まと)い、
鼓子花(ひるがお)も咲き、
竜胆(りんどう)も咲き、
尾花(おばな)が靡(なび)けば月も射す。
・ ベンチスペース
海、ベンチときたら読書ですよね笑
ということで、つい癖でイヤホンをつけて本読んでしまいました笑
○子産石
作中に出てきた、印象的な子産石。
『小さいのは細螺、碁石ぐらい、頃あいの御供餅ほどのから』
雰囲気出てますね。
○ 若命家の長屋門
作中でくる(庄屋・鶴谷家の屋号でもある)黒門のモデルとされる場所です。
葉越明や、青年が滞在した邸ですね。
いかがでしたでしょうか。
次回は、大崩や秋谷明神も訪れてみたいと思います。泉鏡花「草迷宮」の沼に溺れた人には秘境間違いなしのスポットです。
駅から離れていますが、時間の許す限り休日に足を運んでみてはいかがでしょうか?
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