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一過性の幻です。高校生の頃のiPhoneのメモにあったおはなしを中心に載せています
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記事一覧

徒然なるママに

徒然なるママに

ママへ

今まで育ててくれてありがとう。私が小さい頃からずっと私たちの為に働いて頑張ってくれてありがとう。私も自分で働く歳になってママのすごさが身に染みてわかる様になってきたよ。あなた化け物だね。

二人とも奨学金を借りたとはいえ女手一つで私と妹をなんの不自由もなく私立の大学まで入れて、毎日3食きちんと作ってくれてお弁当も持たせてくれて、おかげで私たちにとってインスタント食品やコンビニご飯は憧れだ

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夢売り

私は夢を売っている

夢は不思議で自由だ。
なんせ寝ているのだから、
そんな寝て得る方の夢を作って売るのが私の仕事、

私は夢を作るために一度寝て、夢の中で夢を考えては練る。
夢の中では時間などないから自分の納得のいくように夢を作ることが出来る。
たとえば出てくるお家の内装から服の肌触りまで全部思い通りだ。

私が起きてる間に嫌なことがあったら腹いせに怖い夢を作り、嬉しいことがあったら、ふわふわし

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悪夢

ぶおん、ぶおん、と低く暗い音がする。
それはクラモが口から闇を吐き出す声。
吐き出された闇は丸くふわふわと空間を漂い生き物の身体に着地する。
闇に着地された生き物は闇と触れたところからズブズブと腐ってゆき、どろけてなくなる。

忠孝がそれに触れたのは高3の冬のことであった。
しんしんとセンター試験への緊張が形になってきた塾帰り、夜11時を回っていた。
まだ塾の明るいLEDと友達の また明日な~、と

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魔法使いの話

書きたいとこだけ

「すごい…私、魔法が溶けるの初めて見た…魔法って形なんかないのかと思ってた」
「本当は無いんだけどね、」
「?」
「あったらこんな感じだろーなーっていうのを見えるようにしただけなんだ」
「なーんだ、嘘なのか」
「そうとも限らない、本当かもしれない。僕の頭の中ならこうだよってだけだから君の頭の中では違うかもしれない。」
「その二つには確かな違いこそあれどどこかには共通した欠片があ

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塩母

僕の母は父を殺そうとしている。
腎臓病で。
僕は知っている、なぜ母が父の弁当箱に直接ご飯を詰めないでおにぎりにしてから詰めるのかを、
答えは塩むすびという名目で塩を投与することができるからだ。
ちなみにそのおにぎりにする為の米も塩を入れて炊いてある。我が母の抜かりない殺意に恐怖すら通り越しむしろ尊敬の念すら覚える
そこまでして殺したいくらいならいっそのこと離婚でもしてしまえばいいと思うのだ。
僕も

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嘘の話

イライラすることがあって泣きながら自転車を漕いでいた。
いい歳した人間が白昼堂々泣きながら自転車漕ぐとか恥ずかしいのでなるべく明るい信号は避けたかった
心の中ではずっと「死ねハゲ」と叫び散らしていた。心の外で声に出して叫びたかった
そんな時信号待ちで声をかけられた
「〇〇ちゃん」
「死ねハゲ!!!!」
親戚だった

神話

神との約束を人が破った。
種の存続にまで追い込まれた人はまだ許しを乞う
悪魔「なにか1つお前達から奪うのと引き換えに神の怒りを鎮めよう」
人「じゃあ脇毛で」
悪魔「どうでもいいものと引き換えにしていくスタイルやめぃ」

心理テスト

子猫
鹿
子犬
モモンガ
ハリネズミ
リス
小鳥

「問題です、貴方がこの中で1番可愛いと思う動物はどれでしょう?」
「えー迷っちゃうなぁ〜えーっとぉ〜…」
「はい時間切れ〜」
「でも正解です、あなたはこの中のどの動物にも魅力を感じていません、あなたはあなた自身が一番可愛いです」

蔓延悪魔

アクマが整形みたいなノリで広まってる世界の話。

脂肪を取る代わりに筋肉をつけるために燃える脂肪も無くなるから
楽して細くなりたい馬鹿な女の筋肉無くなる。

けど整形と一緒で全員が全員やるかっていとそういう訳では無い
自制心働く人間はそいつが悪魔だと知っている。

アタシ、メカダメなのよぉ〜

機械の便利さと人間のスペックは反比例
足して2で割っていち

賢い人間が生み出した賢い人間の手を離れた賢い人間より賢い機械が人間の持つ可能性のうちに入ってると考えるのがもうおこがましいのでは???
自生してる機械の賢さと人間の賢さ、足して10になっててそれを割って人間の分、機会の分って言うのがおこがましいって言ってるの、棒グラフなの、円グラフじゃないの

機械が賢くなればなるほど人間は考えなく動か

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相撲文字パンティー撃退法

別れたクソ夫の借金取りに追われる妻、玄関に立てかけてあった箒でスカートめくられ「もう帰ってください!!」
と言うも相撲文字で「室津」って書いてあるあったかパンツ履いてる。
ヤクザはドン引き「……やべえもん飼ってんじゃねぇか」と言って帰る。

口は災いのもと

B太郎「あーだめだめ、あいつはガサツだから」
C吉「えっあのおしとやかそうなA子ちゃんが??!」
「あいつの見た目はあてにしちゃいかんよ、あれはゴジラだよゴジラ、メスゴリラとかじゃなくてメスゴジラ、ゴリラのが世界に対して無害に生きていける分マシだよ」
A子「うふふ♡がお〜♡(B太郎を消し炭にする)」

フロンさん

桜舞う四月僕は出会ったフロンさん、何人かはわからないカラッとした性格で焦げ付いたりしないサラッとした性格、よろしく、どんな熱さにも耐える強い人、
他の人を知らない僕はこの人と永く一緒にいるんだと思った
でも僕の怠惰からフロンさんを傷つけることになってしまった
君の上で具材切ってごめん
その時付いた傷から色んな言葉がくっついてカサブタみたいになってる
使う度出会った当初のスルッとサラッとした性格は失

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米:倫理観のない話です。ご注意ください。

近未来、繭と呼ばれる量産型少女がいた。
それはスーパーリアルラブドールとして発売され瞬く間に富豪の間で大ヒット商品となった。
それは蚕のように白く美しい、人間の為だけに家畜化されており1人では生きていくことが出来ない、また目、口、鼻などの人間と同じパーツはついているものの装飾で、それは食べる、嗅ぐことが出来ない。食べることが出来ないから、もちろん排泄もし

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