嘘の話

イライラすることがあって泣きながら自転車を漕いでいた。
いい歳した人間が白昼堂々泣きながら自転車漕ぐとか恥ずかしいのでなるべく明るい信号は避けたかった
心の中ではずっと「死ねハゲ」と叫び散らしていた。心の外で声に出して叫びたかった
そんな時信号待ちで声をかけられた
「〇〇ちゃん」
「死ねハゲ!!!!」
親戚だった

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