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【2021No.94】ここ最近で一番面白かった。

ここ最近で一番おもしろかった本に出会いました。

谷川佑基さんの「賢さを作る 頭はよくなる。よくなりたければ。」

という本です。


本を読むだけでは、賢くなれない。

ということはよく言われていますが

今回のこの本は読んだだけで、少し自分が賢くなれたような気になれます。

それくらいに詳しく、なおかつ簡単に「賢さ」について記述されています。


それでは、ここからは簡単に要約をしていきまーす。


頭の良さの構成要素は3つ

①「具体」と「抽象」の距離が長い
②「具体化」と「抽象化」のスピードが速い
③「具体化」と「抽象化」の回数が多い

簡単に言うと上記の3つです。

簡単に言うと、、、とか言うてますけどコレじゃわかりませんよね。

上記の3つの説明がそもそも「抽象化」されたものになっています。

これを具体的なレベルまで噛み砕いていくと


例えば、「明日必要なこの資料作っといて!」と上司に言われたとしましょう

その時にまず「なぜ?」を自分自身で考えることでより抽象的に考えてみます。

すると、

「明日は大事なクライアントとの会議があって、ここが正念場になるからか。」

と、まず最初に物事を抽象的に捉えることで

上司からの依頼の大局、求められているものの本質を知ることができます。


このように「なぜ?」を用いて物事を抽象化していくことで「本質」を見出すことができます。

すると必然的に、

最低限必要な数値やデータ・準備すべき席や資料の数、相手のニーズ理解など

具体的に実行すべきアクションが見えてきます。

これが具体化のフェーズです。


①の「具体と抽象の距離」で言えば、

どこまでその会議の大局、本質を見抜くことができるのか。


②の「スピード」で言えば

いかに瞬時に具体と抽象の思考の往復を完了し、アクションに移すことができるのか。


③の「回数」で言えば

会議の大局は本当にそれで当ているのか?
会議の目的は本当に間違っていないのか?
プレゼン資料よりももっと良い説得方法があるのではないか?

文字はこのフォント・サイズで良いのか?
資料は紙ではなくデータで共有したほうが良いのか?

といったように試行錯誤していくことができるのかどうかが重要になってきます。

筆者の言葉を借りると、
「頭のよさ」とは考え方や施工方法の差に過ぎないため、いつでも好きな時に自分で変えることができる。

そのため、上記の3つの要素を意識して日常的に思考を行うだけで

誰でも物事の本質を見抜くことができるし、

誰でも物事の具体的な部分を見つけることができます。


上手く説明できたかな~??

ともかく、大切なことは

具体と抽象を恒久的に往復し続けることです。


ここ最近、もしかしたら今年の本の中で一番おもしろかったし、

一番腑に落ちた本でもありました。

そのため、みなさんも是非、気になった方がいれば手にとって読んでみてください!


ということで本日はここまで!

最後まで読んでくださりありがとうございました!

では、また明日!!

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