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【感想】ドラマ「いちばん好きな花」について、つれづれなるままに。

【感想】ドラマ「いちばん好きな花」について、つれづれなるままに。

なぜ自分が生きづらいのかが分かるドラマ。

私も誰かの価値観によって決められた枠に
収まりたくなくて、生きづらさを感じてきた1人だ。

私は小さい頃、もしかしたら”性同一性障害”な部分
があったと思う。

男の子に混ざって外をかけずり回ってる、
いわゆる活発な女の子だった。
スカートを履くなんて考えられなかったし、
着るならキュロットかズボン。

そうそう!それが如実に表れてるエピソード
があって

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【ライブレポ】ELLEGARDEN /Get it Get it Go! SUMMER PARTY 2023 @ZOZOマリンスタジアム 2023/08/17

【ライブレポ】ELLEGARDEN /Get it Get it Go! SUMMER PARTY 2023 @ZOZOマリンスタジアム 2023/08/17

なんて美しい夜なんだろう。

千葉マリンスタジアムの夜空に響き渡った「僕らの唄」
まさにベスト的選曲といって過言ではないセットリストの一曲一曲、全ての曲が心に突き刺さる名曲しかないことに驚かされました。

儚くも楽しい夏の思い出として、The end of yesterdayツアーの集大成となるSUMMER PARTYは、日本全国から集まった35,000人の”バカども”全員にとってのPerfect

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Z世代が聴く名盤 #5 Mr.Children「Atomic Heart」

Z世代が聴く名盤 #5 Mr.Children「Atomic Heart」

ここ数年で「Z世代」という単語をよく聞くようになった。「団塊世代」「氷河期世代」「ゆとり世代」等に続く新たな世代の区分である。
なんでも世間様はこの世代を「自分達とは全く違う感性を持った若者」と見ているようで、そんな歳の若者が起こした迷惑行為やトラブルを見つけては叩く報道や、そんな歳の若者を集めては「昔はこうだった」と昭和や平成の映像やらを持ち出して色々説明して反応を見てみる企画が最近増えてきてお

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マキシマム ザ ホルモンというバンドについて

マキシマム ザ ホルモンというバンドについて

マキシマム ザ ホルモンというバンドをご存じだろうか?
彼らは日本のロックバンドである。
音楽性は一言でいうと難しいが、ざっくり申し上げるとラウドな音楽であり、もっとざっくり申し上げるとヘヴィメタといえば伝わるだろうか。(この略し方は非常に嫌われるし、彼らはヘヴィーメタルでもないのだが、もはや伝わるなら何でもよい)とにかくうるさい音楽である。しかし、ただのラウドにとどまらない彼らの音楽はまさに”唯

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ドラマ『だが、情熱はある』社会学的考察〜だが、愛情はある〜

ドラマ『だが、情熱はある』社会学的考察〜だが、愛情はある〜

こんにちは。
鶴賀太郎です。

日テレのドラマ
『だが、情熱はある』
終わりましたね。

一部で熱狂的なファンがついた
もしかしたら
今後カルト的な人気を
誇り続けることになるかも
知れないドラマでした。

もちろん僕も
毎週日曜日の夜を
楽しみにして最後まで観ていました。

終わっちゃったのは
正直ちょいロスです。

+++

ですがこのドラマ、
一部に熱狂的なファンがいる他方
ドラマとしての評

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星野源のエッセイは天才的。SF 小説に負けない切り貼りの上手さ。「そして生活はつづく」

星野源のエッセイは天才的。SF 小説に負けない切り貼りの上手さ。「そして生活はつづく」

「す、すごい…」
思わず心の声が漏れてしまいました。小さくて白くて薄い文庫本、それを開き持ったまま、お客さんが来ない古本屋で店主は天上を見つめます。

10秒ほどボー然とし、我に返ると、天井についている蛍光灯の片割れが赤く変色しているのに気がつきました。もうそろそろ変え時かもしれません。

今日読んだ本もエッセイでした。その本の著者の名は星野源。その人がシンガーソングライターで、ドラマに出演し、更

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