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大人になれない僕へ

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気が気じゃない僕の日記。
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#眠れない夜に

サイコパス診断を全て暗記してみせた。〜おまけ〜最近モヤモヤする事が多い

サイコパス診断を全て暗記してみせた。〜おまけ〜最近モヤモヤする事が多い

1.サイコパス診断を全て暗記した経緯
サイコパス診断というものを知っているだろうか。

アンケート形式で、いくつかの質問に答えていくと自分がサイコパスかサイコパスではないかが診断される診断ゲームである。(僕が小学校高学年だった8年ほど前に流行ったような気がする。)

小学生の中では、サイコパスであると診断されると、クラスメイトからアブノーマルな人と認定され、クラスの中で異質的で目立つ存在になれるの

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ひとり暮らしで同棲

ひとり暮らしで同棲

僕は生物が大好きである。人をはじめ、虫、植物に至るまで、生きとし生けるもの全てを愛おしく思う。

そして、小さい頃から八百万の神の教育をされてきたせいか、物にも親しみや愛情を向けやすい性格である。

そんな、僕が一人暮らしを始めた。一人暮らしを始める時に、ペットを飼うという夢が叶うかもしれないと、期待していた。

しかし、大学生の一人暮らしであることを理由に、動物を飼うことを諦めざるを得なかった。

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木曜の昼下がり閑静な住宅街の公園で、少年にクロックスをあげた話

木曜の昼下がり閑静な住宅街の公園で、少年にクロックスをあげた話

僕はパンが好きだ。特にパン屋のカレーパンが大好きである。

コンビニの150円のカレーパンでも十分に美味しい。心から

「うまい!」

と思う。しかし、パン屋の200円のカレーパンはレベルが違いすぎる。

「おぉ、ゔまい!」

と思う。たった、50円贅沢をするだけで、感情の高ぶりの助走である「おぉ」に加えて、喉に響く濁点が追加されるのである。

僕は味がわかる人間ではないので、パン屋同士の味の違い

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そーだ、猫のおやつを持ち歩こう

そーだ、猫のおやつを持ち歩こう

僕は一人暮らしを始めて学校以外で友達はできましたか?と聞かれたら

「はい!1匹できました」

と、答えるだろう。

僕の学科は理系の中では、少し美術寄りで、数ヶ月に一度作品の提出がある学科である。

目的を持ち、自分の思いを込めた作品をつくり出して、点数をつけられる課題は、精神が未熟な僕には、なかなかきつい課題である。

作品の制作には何日間もかかり、愛着が湧く、そして、自分の作品が1番いいんじ

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残夏の命の授業

残夏の命の授業

今まで生きてきた中で、不思議と覚えている取り留めのないシーンはあるだろうか。

夏祭りや修学旅行、卒業式などのような印象的で心が揺さぶられたであろう明確なイベントではなく、なんとなく、ふとした時に思い出される断片的なシーンのことである。

今日もきっかけもなく、今の僕の生活にはまるで関係のないシーンを思い出したので話がしたい。

僕は幼い頃、虫が大好きだった。中でもクワガタが大好きで、夏になると弟

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介抱のお礼は言葉だけでいい

介抱のお礼は言葉だけでいい

自分の性格を端的に説明することはできるだろうか。

僕は他人からの評価を気にせずに自分の性格を答えるならば、「温まりやすく冷めやすい性格」である。

僕は幼い頃から頑固なところがあり、やると決めたことは頑として譲らないが、自分の予測が及ばないようなハプニングによって一度でも目標が達成できなかったときに、一瞬にして情熱やらやる気やらがどこかに消し飛んでしまうのである。

今回はそんな僕の人生の敵であ

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夜中におじさんと逆上がりをする日課

夜中におじさんと逆上がりをする日課

僕は大学入学を機に、東北の田舎から千葉県の田舎へ住まいを移した。

当時、大学1年生だった僕は、大学が決まってから大学に通うまでに、他人に話せないような妄想をパンパンに膨張させていたため、コロナ禍で大学に通えないという現状に嫌気がさしていた。

コロナ禍のオンライン授業は課題ばかり多く、僕みたいな神経質で心配性という生まれながらの持病を持つ人間はどうしても無駄に時間を浪費してしまう。何度提出した課

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