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夏休み真っ盛り  その3

《8月5日(月)》ダブルトラペゾイドが、14人目の合格者

 西島君が、ダブルトラペゾイドで14番目の50問合格者になった。おめでとう。

 今日は、4年生の休みが多い。4年生ともなると、地域のとのつながりを求める。その方が正しい。やはり、学童は3年生までに子どもが自立するように育てるのが本筋だ。

 仕方がないので、好きなもの遊びは、みんなで「王さん取り」をやった。これは、じゃんけんゲームで作戦が少ないのでリーダーなしでもできる。でも、すぐ飽きる。「隠し王さん取り」にしたら、俄然面白くなった。

 秋田さんが、飄々と隠し王さんをこなしていた。全然、王さんに見えない。王さんとバレたときの逃げ足も早く、いい王さんだ。

 小笹君が隠し王さんのときに、西島君がいきなり小笹君を狙て突進してきたので、リーダーの上杉さんが「なんで、ばれたん」と言いながら対処しているのが面白かった。実は、西島君は毎回1番に小笹君を狙っている。それだけだ。

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『4年生』
 以前にも書きましたが、《あそぼクラブ》は3年生までで自立して

    ・家で留守番ができる
    ・家で宿題をする
    ・家で地域の子と遊べる
    ・家で簡単な自炊ができる

この3つができるようになるのを目指しています。そして、合格していたら3年生で《あそぼクラブ》をやめることを推奨しています。
 でも、下の子どもたちを教えたり世話したりするのが好きな子には、残ってもいいよと言っています。中には、こちらからリーダーとして残ってくれないかと頼む4年生もいます。

『隠し王さん取り』(王様取り、王様陣取り、とも言う)
 「王さん取り」は、「王さん、だーれだ」から始まります。つまり、王さんを相手に知らせて初めます。だから、簡単で作戦がいりません。王さんを守る人と相手の王さんを攻める人に分かれるだけです。

 『隠し王さんん』のルールを書きます。

 1.2チームに分かれ、それぞれ陣地を決めます。
 2.相手チームに分からないように王様を決めます。
 3.「開戦ドン」の合図で、相手の陣地を目指して攻め入ります。
 4.相手チームの子にタッチされたらジャンケンをします。
 5.ジャンケンに負けた子はその場にしゃがみ、勝った子は次の相手を目
   指して攻撃を続行します。
 6.王様は、相手チームに悟られないように、しゃがんでいる味方にタ
   ッチして助けます。王様にタッチされた子は復活します。
 7.相手の王様にタッチしてジャンケンし、勝ったらそのチームの勝ちで
   す。
  プラス、つぎのルールを採用することもあります。
 8.王様が相手チームの陣地を踏んだときも勝ちです。 

 敵の攻撃をかいくぐり、敵に発見されないように味方を助けながら、敵の陣地に踏み込んでいく王様は、かなりの技を必要とします。
 勝つためには、チーム内で次のような役割分担をすることが重要です。開戦前に作戦会議をしましょう。

  ・王様を守りながら敵に先制攻撃を加えていくグループ
  ・ともかく攻めまくって敵の王様を目指すグループ
  ・敵の王様を発見するための見張り役

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《8月6日(火)》将棋の『戦争』が少し流行った

 比較的、過ごしやすい1日だった。紹介した将棋の「戦争」が少し流行っている。

 飼育当番をずっとやっているが、赤ちゃんだったウサギが、今は野菜のクズを食べるまでになっている。成長が早い。

 ダンボールハウスを、未だに作っている子たちがいる。たくさんダンボールを集めておいてよかった。《あそぼクラブ》の廊下は、10メートル以上ダンボールハウスが続き、もう、トンネル状態だ。
 楽しんでいるのは、木下、伏見、五月丘、清、川中のグループ。ダンボールを切っては増築している。

 今日も、昨日のように『開戦ドン』紹介してみた。守るのが難しい遊びで、復帰した6年のリーダー上杉さんが上手に守った「はちまき」チームが勝った。

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『工作』
 工作というのは「1回作って」おしまい」というものが多いです。しかし、学童保育の工作はは、ダンボールハウスのように、何度も何日も続けるよう計画するのがいいと、考えていました。そうすることのよって、手指のスキルが上がり、想像力も伸びるからです。

 この考えが、陶芸や草木染を《あそぼクラブ》で取り上げることにつながって行きました。

『開戦ドン』
 2チーム以上の対抗戦です。「探偵ごっこ」を対抗戦でやっているような感じになります。

1.チームに分かれて陣地を決めます。ドッチボールくらいの大きさがいいでしょう。陣地は、四角く線を引きましょう。『人間運び』と同じコートでできます。
2.「3・2・1・開戦ドン!」でゲーム開始です。両チームとも相手に向かって進みます。
3.相手チームの人と出会ったら両手を合わせて「ドン!」。ジャンケンをします。
4.勝った方は、負けた方を追いかけます。負けた方は自陣に向かって逃げます。
5.負けた方が逃げ切ったらセーフ。勝った人はいったん自陣に戻ってゲーム再開です。
6.勝った方が負けた方を捕まえたら、負けた方は捕虜になり敵陣に連れて行かれます。捕虜は助けを呼びます。捕虜が複数になったら、みんなで手をつないで鎖になります。
7.生き残っている人は捕虜をタッチして助けます。
8.助けるためには、捕虜の先頭にタッチします。
9.勝敗は、時間を決めて捕虜の数で決めるか、どちらかが全滅するまでやります。

※ ジャンケンをしている最中の人や、追いかけっこをしている最中の人には
 ジャンケンを挑むことはできません。

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